【スカッとする話】イタリアでの社員旅行中に上司「お前の荷物、捨ててやったぞw」俺「え、全社員のパスポート入ってますが…」直後、DQN上司が地獄に落ちることに…

[音楽] 俺の名前は小野坂陸27歳の会社員男性だ 俺は今まで全然モテたことが ないそれは俺の頭の悪さのせいだと 思う一般常識がひどく欠落しているわけで はない が俺は学業成績が良くなかっ ただから底辺と中堅の間くらいの高校に 行ってそこから指定校推薦で大学に入っ ただがその大学もいわゆる底辺大学で ある俺の大学の偏差値は40くらいだった から他大学に進学した中学の同級生からも バカにされ たまた合コンに呼ばれたけれどどう考えて も数合わせ 同級生は俺のことをネタにしこいつ定学歴 で受けるわなんて言ってアホみたいに笑っ てい た女の子たちもゲラゲラ笑っ てやばそれはないわとかA大学なんて行く 価値ないよ ねなんて言っていたのである俺は悲しく なってその場から逃げるように去った あの時のことは今でも鮮明に思い出すこと が できるそしてなんとか内定をもらった会社 に入ったがそこは工学歴ばかりだった大学 名を伏せて先行をするので俺は今の会社で あるスタンダードソリューションに入る ことができたしかし実際蓋を分けてみたら 学歴ばっかりだと知って俺はちょっと 居心地が悪くなってしまっ たみんな出身大学の話をしているが俺の ような底辺大学の人間はいないでもかさん という同期だけは俺の話を聞いてくれ たかさんは有名なダブル大学を出ていて 中学も高校も私立のお嬢様学校である そんなかさんがどうして俺なんかに興味を 持っているのか分からなかった がかさんと一緒に話しているとなんだか 落ち着く気がするの だだからランチの時も一緒に社員食堂に 行って日替わりプレートを頼んだりしてい たわあ今日のプレートランチはイタリアン ですっておいしそうですね そうですねサラダもおしゃれだし魚も 美味しそうです ね私今日もいつもの日替わりにしようっと ここのプレートランチを食べると午後も 頑張ろうって思えるん ですだって美味しくて活力が湧いてきます からねそうですねたくさん食べて元気つけ ないといけませんしねカスさんはよく 食べるけれど全然太ってい ない代謝がいいのかなと思ってい

た俺は食べた分だけ太るのでちょっと 羨ましく感じて しまう小さな頃から少しぽっちゃりしてい たので周りからデブと言われてい たでも俺は食べることが好きなので食事 制限でダイエットなんて無理 だ一度俺は食事制限をしたことがあったの だがフラフラになってしまって倒れるかと 思っ た話題の糖質制限ダイエットは俺に向いて なかったのかもしれ ないかさんの体質が羨ましい限りで あるそんなかさんのことを気に入っていて ベタベタしようとしてくるのが上司の沢田 さん ださんは40歳男性で既婚 者子供が2人いるのだが若い女子に声を かけまくってい た中でもかさんが大のお気に入り らしくかさんと俺が一緒にランチを 食べようとしていたら毎回こういうのだ ねえねえそんな豚足と食べないで俺と一緒 に食べないなんでそんな人間とランチを するの ご飯がまずくなる でしょうかさんも物好きだなあ俺の方が よっぽどイケメンなのに えっとそれは小野坂さんとお話ししたい からなんです けど小野坂さんと話をしていると落ち着き ますしほっとするからなん ですあかさんはそう思ってくれていたんだ と思った俺はなんだか嬉しくなったが次に 沢田さんが放った言葉で気分が悪くなっ たこんな定学歴のぽっちゃり豚足と話 なんかしても楽しくない でしょう俺の過の武勇伝聞いた方が絶対 楽しい よ俺さ実は昔暴走族に入っていたんだよ [音楽] ねこれでも長やってたんだ俺みんなから 慕われててかなり喧嘩も強かったから 高そう相手も俺にビビり散らかしてたよ すごいだろ あ はあそうだったんです ねやっぱ男って強くないとダメだよなあ俺 強いしイケメンだし昔からモテモテだった よあでもかさんごめんね俺結婚してるから かさんとは結婚できないや [音楽] ごめんかさんは苦笑いしていたそりゃそう だろう過去の栄光なんて語る痛々しいおっ さんを目の前にしたら苦するしかないって もん

だ沢田さんは自分に酔いしれていいるのか うっとりした顔をしてい たおっさんのくせに20代の女性に声を かけてデレデレするなんてありえない俺は いつか自分が40代になってもこんな 気持ち悪い男にはなりたくないなと思っ たいい反面教師で あるおいいつもお前はかさんを独り占めし やがってお前みたいなブスでデブで定学歴 は寂しくぼっちでランチでもしてろよ えそんなこと言われてもいつも2人で食べ てるので困ります はあお前は俺の言うことが聞けないって いうの か全く可愛気のねえやつだ ぜこれだから底辺の無能は嫌に なる俺は確かに暴族だったけ あれから会心して勉強して経営大学に行っ たからお前と頭の出来が違うんだ よお前は真面目に生きてるんだろうけど 底辺大学にしか行けなかったんだからまあ 暴走族やってた俺より下だ な確かに私は低学歴 ですでもそれで沢田さんに迷惑をかけまし たか 分かってねえ なあお前の存在自体が鬱陶しいんだ よさっさと消えてくれ目障り だかさんあっちに行きましょうはいそう です ね俺とかさんは遠くの席に行くことにした 沢田さんは俺を睨んでいたけれど俺は 知らん振りしてやった 確かに俺はデブでブスで低学歴だがそれで 誰かに迷惑をかけたわけじゃ ない毎日風呂に入っているし生還剤だって 使っているから汗臭くて油ぎしな臭い男と いうわけでも ないブスと言われてもそれは生まれつきの 顔だから 仕方ないこればかりは整形しないと治ら ないのでそこをいじってくるのは人間とし てどうなんだと思った低学歴なのは勉強が できなかったから俺のせいかもしれないだ けど仕事はきちんとやっているしミスし ないように務めて いるミスした時はきちんと謝って改善して いるし他の人間と変わらないと思っ たた目やでこんなにひどい扱いを受ける なんてあんまりで あるこの世界は残酷だなと思っ た今まで俺は散々いじられてきたけれど 上司の沢田さんが一番俺のことをいじって くるというか嫌がらせに近い気がし た俺はかさんといると安心するし彼女の

ことをただのと思えなくなってい たでもどうしてかさんが俺なんかと話をし てくれるのかわからずなんとなく理由を 聞けなかっ たただの遊びだと知ってしまったら ショックのあまり寝込む自信があったから で ある昼を終えてオフィスに戻るとみんなが ワイワイ騒いでいたそういやもうすぐ社員 旅行の時期ががやって くる今年の旅行先はイタリアなので おいしいレストランに行きたいとか ブランドもを買いたいという人が多かっ たうちの会社は毎年社員旅行があるのだ が毎年海外という豪華さだったそこは自慢 のポイントで ある去年はハワイでその前はフランスだっ た俺は旅行先でどんなことをしようかなと 思いながら仕事に励ん だそして旅行の日がやってき たみんな空港に集まってワイワイしてこれ からの長旅に胸を踊らせて いるイタリアではローマミラノナポリに 行くことになって いる俺はブランドもよりおいしい ものそして 海が見たいなと思っ たナポリの海岸はとても綺麗らしいので 絶対にそこに行き たいかさんと2人で歩けたらどんなに 素晴らしいだろうかと思っ たそれからローマまでの直行便に乗り込ん だするとあの沢田さんが俺の横で最悪の 気分だっ たが隣なのか よなんでお前みたいなのが俺の隣なんだよ 俺はカさんと一緒に座りたかったの にお前どこか行けよ便所にでもこもってろ あのなんで便所なんかに行かないとダメな んですかフライト中は席に座ってないと ダメなこと沢田さんはご存知ないの でしょうかああ 俺を馬鹿にしてんのかお前みたいな人間は 便所がお似合いだっていう意味だ よ全く臭いデブなんかの横だなんて最悪だ わああ本当についてねえお前本当に目障り だ わそうですかだったら飛行機から降りられ てはどうです今ならまだ間に合いますし おいこら生生言ってんじゃねえぞ後で 閉めるぞはいはいご自由に どうぞちょっと言い返してやったら沢田 さんは顔を真っ赤にしてギャーギャー言っ てい た他のお客さんの迷惑になるから本気で

降りてほしいと思ったくらいだこんなに 子供みたいな人間が会社員として働けて いるなんて世も末である奥さんも何が良く てこんな人と結婚したんだろうかと思っ た奥さんの勝手だからいいけれど家でも いり散らしていたらいつか離婚されそうで あるそれから飛行機が動いて俺たちは ローマに向かっ た機内食を食べた後俺は急激に水馬に襲わ れて眠ってしまった 次の機内食の時に起きてそれからまた眠っ たりしてい た倉庫しているうちにもうイタリアの上空 までやってき たいよいよ旅が始まるんだと思うと ワクワクし たそしてローマに到着した日本より 涼しかったので早速上着を取り出して 羽織っ たかさんも薄のジャケットを着ているのだ が沢田さんは自慢のために買ったであろう ブランドものシャツを見せつけたいがため に上着を着ないで我慢しているようだっ ただから少し唇が青くなって いる痩せ我慢してないで上着を切ればいい のにと思ったが彼はニコニコしているから まあいいかと思っ たそれから俺たは高級ホテルに荷物を置き に行っ たそして町を散策しに行っ たどこも綺麗な建造物だらけで見ている だけでうっとりで あるローマの休日を思わせるスペイン広場 もロマンチックだっ たかさんと一緒に写真を取っていたら沢田 さんが割り込んできて嫌な思いをした え一緒にピースしようよガミさんえ ええほらほらもっとちこうよれちこう よれ あのちょっと困り ます沢田さんはどこの悪感みたいである それに鼻の下を伸ばしているしありえない ほど気持ち悪かった俺ははかさんが かわいそうになって手を取って一緒に逃げ た沢田さんは怒っていたがこのままにして いたらかさんがもっと嫌なことをされるに 決まって いるそしてミラノに移動したミラノでも 美味しいものを食べて俺たちは本当に 楽しむことができた大きなミラの大聖堂も 綺麗だったしビットーリオエマヌエーレ2 世のガレリアでは高級ブランド店を見る こともでき たこんなところで待ち合わせなんかしたら とてもロマンチック

だろう俺たちは最後にナポリに向かっ たあまり海に行ったことのない俺は海が見 たくてナポリを一番楽しみにしてい たナポリに着くと俺は海岸の美しさに目を 奪われ たなんて素敵な絶景なん だろう俺はもし自分がこの世からいなく なったらここで散骨してもらいたいレベル だと思ってしまうくらいだっ たそれくらいナポリは綺麗だったので あるナポリの高級ホテルではなんと沢田 さんと相部屋だった2人1組で部屋に 泊まるのだがでもミラのでも違う人と一緒 の部屋だっ ただから今回も沢田さんとは一緒になら ないと思っていたの に最後の最後に沢田さんと一緒でショック だっ た向こうも相当嫌な様子で あるこっちだって最悪の気分だと言って やりたかっ たなんでお前みたいなのと一緒の部屋なん だよくしで最悪だよ ああこれじゃあ臭くて眠れないな脱臭剤で も置かないとなはあそうですかそれなら 沢田さんのベッドの上にダシ剤を敷き詰め たらいいんじゃないですかだからてめえの せいなんだよデブで臭いからこう言ってる んだ分かってねえのかはあ 俺はマジで嫌になったが最後だしなんとか 楽しもうと思ってなるべく高級ホテルから 出て町をうろついてい たでも夜は外国人と分かると何されるか わからないし戻らないわけにはいかない それで寝る頃になって戻っていたの だ最後の日みんなはナポリの海岸で楽し そうにしてい た俺はかさんと一緒に歩き写真を取り合っ てい たその時沢田さんがニヤニヤしながらやっ てきて俺にこんなことを言ったの だおい聞いて 驚けお前の荷物捨ててやったぞ感謝し とけよいらんものしか持ってきていない だろ ゴミだろうから海に流してやっ た一瞬俺は固まっ た何を言い出すんだと思って沢田さんを まじまじと見てしまった不敵な笑を浮かべ 本当に意地悪そのものである あのそれってスーツケースですかああお前 の黒いスーツケースだよあのねスーツ ケースゴミだと思って捨てといた [笑い] わお前日本に帰れない

なあ あの全社員のパスポートがそこに入ってる んですけどへああやっちゃいました ねパスポート俺が預かってたんですええ そんなこれは大問題ですねすぐに大使館か 領時館に行かない とまマジかよそんな俺は違う人に預けたん だぞ最終的に預かってたのは私なんです 本当にどうしてくれるんです か外国では常にパスポートを所持してい ないといけないが最終日だった みんなはパスポートのコピーだけ持って 原本であるパスポートを宿に置いておこう ということになったそれで社員が集めて くれたのだが最終的に俺が預かることに なっていたのだ俺もこんなことになるなら フロントに預けておくんだと思っ ただが他人のスーツケースを海に流す人間 がいるなんて思うだろうか そこまでする人間がいるなんて普通思わ ない だろう俺の落ち度もあるが沢田さんが一番 悪いそもそも他人の私物を勝手に海に 捨てるなんてありえないと思っ た沢田さんはガクガク震えて顔面蒼白に なっ たかさんからも最低ですと言われて泣き そうで ある軽蔑のまなざしを浴びせてやっ たそれから俺はすぐさま課長に掛け合っ た一緒に来ていた課長はカカに怒って沢田 さんを叱っていたそれを見た瞬間情けない 人間だなと思ってさらに白い目で彼を見て しまったの ださ君君は一体どうしてこんなことをした んだ他人のを海に流すなんて犯罪だぞでで もここは外国ですから日本の法律はそう いう問題じゃないだろう君は頭がおかしい のかやっていいことと悪いことの区別が つかないなんて小学生以下じゃないかなん なら幼稚園児の方がもっと賢い ぞどうしてこんなことをしたんだ [音楽] あの小野坂が日本に帰れなくなったら 面白いと思ってついやってしまいました どこが面白いんだ全くもって不愉快だ君は 謹慎処分ならまだいいが解雇になったら どうするのかね え そんな嫌です謹慎処分も嫌ですけどなんて もっとと嫌ですお願いですどうにか社長に 知られないようにして くださいだめだよこのことは社長にも伝え ておくから ね沢田君日本に帰ったらしるべき罰を受け

てもらうから ねごめん [音楽] なさい沢田さんはみともなく泣き出して しまっ わんわん泣いて地面にへたり込んでいた けれどそんなに泣くくらいなら最初から やらなければいいだけの話だと思って しまうもう荷物はどこかに流されてしまっ て探しても見つからなかったし諦めること にし たとにかく最寄りの両時間によって日本に 帰るために一時的な旅でも発行して もらおうみんな怒っていて沢田さんのこと を徹底的に無視してい た領事館へ向かうバスでは誰も一言も発し なかっ たなんとか一時的な旅を申請して日本に 帰ることができそうだ楽しい旅の思い出を 作るはずだったのに最後の最後に沢田さん のせいで大変な目に合ってしまった だから帰りの飛行機でもみんなシーンとし ていて無駄なおしりなんてしていなかっ た沢田さんはいつもいっていてふんぞり 返っているがこの時だけは小さく縮こまっ てい た普段からこれくらい大しけばいいのにと 思ったくらい だそして日本に帰国してまたいつも通りの 日常がやってきた沢田さんは社長に 呼び出されめちゃくちゃに叱られた らしい謹慎処分で住むのかなと思ったが そうではなかったなんと出勤停止になった の だそれでしばらく彼の顔を見なくて進ん だまああんなことをやらかしたのだから それくらいされて当然で ある始末書を書いて終わりだったら俺が 納得しないさらに沢田さんはその後左さ れることになっ た沢田君は熱いところは好きかね はい社長が君に真気を命じているよよかっ たね海外だよまた飛行機に乗れる ね待って ください私には小学生の子供がいるんです マニラなんていけませんお願いですいや 決めたのは私じゃないから社長がそう決め たからもう従うしかない よ そんな終わっ た沢田さんはマニラにある子会社に車戦が 決まったので泣いていた奥さんはどうやら 愛をつかしたらしく離婚したいと言ってき たそう だ沢田さんは結局奥さんと離婚してマニラ

に1人旅立っていっ たこれから慣れないマニラで暮らしながら 養育費も日本に送金するのかと思うと ちょっとかわいそうで あるだが沢田さんがあんな真似をしなけれ ばここまでのことは起きなかった だろう後から知ったことだが奥さんが離婚 をしたいと言った原因は沢田さんが会社で 問題を起こしたことだけが理由ではなかっ たよう だどうやら沢田さんは若い女の子とできて おり浮気していた らしい若い女にうつつを抜かしているから そうなるのである俺はいつか結婚しても 浮気なんて絶対にしないと誓っ たからは毎日平穏だっ た沢田さんがいないので俺は嫌がらせさ れることもなくなりストレスも大幅に減っ た彼からの心ない言葉でいつも傷ついてい たが俺は快適に仕事ができるようになった ので あるそしてかさんとは相変わらずランチを 一緒に食べてい た俺とかさんは書が普通の趣味なのだが逆 に言えばそれくらいしか話題がないでもか さんはいつも本の話をしている時楽しそう なのだだから俺によくしてくれているのか なと思っ たある日かさんが遅くまで残業していたの で俺は声をかけた俺も残業があったので よかったら近くの居酒屋に行ってみないか と誘ったのだカさんと一緒に居酒屋に行っ てハイボールを頼んだかさんは赤玉ポート ワインを頼んでい た私ずっと小野坂さんのこと兄のように 思ってたんです えお兄さんがいるんですか初耳 です正確にはいたっていうのが正しいのか な私にはミラ性ソーセージの兄がいたん ですよ へえ男女の双子ですか珍しいです ねでもいたってこと は亡くなってるんです病気で え私が大学に入る前のことでし た兄は重い心臓の病にされて 医者からももう長くは生きられないと言わ れてしまったん です そんな補助人口心臓をつつける手術をし ましたがだんだん衰弱していって見ている のも辛かった です兄は最後に笑いながら私に頑張れって 言ってくれまし た自分だって大学に行きたかったはずなの に受験も諦めて病生活になって悲しかった

と思い ますでも双子の妹である私の受験を応援し てくれたん ですだからなんとか頑張りまし たそうです か大変でした ねそれでも合格して有名大学に入れのは すごいです私が受験を終えて合格を伝えた 直後兄は亡くなってしまいまし たきっと見守っていてくれたんでしょう ね眠るように亡くなりまし たあの時のことは一生忘れませ ん優しくて頼りがいのある兄でし たそして読書が好きで私に読書の素晴らし さを教えてくれたのも兄だったん ですそっかだから私 にそう ですどことなく雰囲気が似ていて趣味も 同じ小野坂さんのことを兄のように思って いたん ですなんだかごめん なさい亡くなった人と重ねられるなんて嫌 ですよ ねそんなことないですよとてもいい お兄さんだったのは伝わってきますし私も そんなお兄さんみたいだって言われて 嬉しい ですお兄さんは本当に妹思いの優しい人 だったんでしょうね ええいつも守ってくれましたとても大好き な兄 ですでも今はもう1人好きな人がいるん です え霞さんを居酒屋に誘ったことを後悔し た彼女の口から他の男性が好きだなんて 聞きたくなくて俺はちょっと俯いてしまっ ただがかさんの口から飛び出してきたのは 予想外のものだった実は私は小坂さんの ことが好きなんです 今まで兄に重ねていたんだと思ってました けどそれだけじゃないって最近分かったん です小坂さんのことを思うと毎日胸が 苦しくなります え私のこと をはい小野坂さんが好き です兄に重ねて好きだったのは事実ですが 今は1人の人間として小坂さんに惹かれて いるん です私小坂さんとイタリアで楽しい思い出 を作れてよかった ですそれから沢田さんが荷物を海に流した 時私はショックで固まってしまいました が小坂さんは私を落ち着かせようと優しい 言葉をかけてくださいまし たからあの時から惚れてしまったんです

ほほ惚れ たはい小野坂さんに惚れてしまって毎日 寝る前に小野坂さんのこと考えてますよだ からどうか付き合って くださいお願いです小野坂 さんなんと俺はかさんから告白されて しまった 確かに俺もかさんのことが好きだったし 付き合えたらいいなとは思ってい ただけど女の子から好きだなんて言われた ことなんてないので真っ赤になってしまい すぐにはいとは言えなかった あの嫌でした かやっぱり私の兄の話なんてしない方が 良かったですよ ね分をされてしまいましたら本当にすみ ませんえいやあの私は嫌とかではないです ただ女性にこんなことを言われたのは人生 で初めてです からいい年して恥ずかしいですけど女性と 付き合ったこともないんですそうだったん ですねでも私はにし よだって私は最初に付き合える女性って ことになるんです からそれってとても嬉しいことじゃない ですかえそうそうですよ ね確かにかさんの言う通りであるかさんが 初めての彼女になるなんて最高じゃないか 断る理由なんてどこにもなかったので俺は 付き合うことにし たそうして俺たちはカップルになりお互い をかちゃんリク君と呼び合って会社外では ためを使うようになっ た本当に初めてできた彼女がこんなに頭が 良くて努力化で優しい人で良かったと思っ た俺たちは付き合ってから半年で同棲を 始めた 俺はそれまで食べたら食べた分だけ太ると 思っていたがかみちゃんが作ってくれる ご飯を食べていたら前より太らなくなった いやむしろ少しずつ体重が減っているので あるかちゃんのご飯は栄養が計算されて おり見た目もとても鮮やかだだけど カロリー控えめだしタンパ質がであだから 俺は満足して食べても太らなくなっ た今まで身長 170cm体重80kmだったのだが同棲 して3ヶ月でなんと10kg減ったこれに は俺も驚きで ある今まで食べた分だけ太ると思っていた がそんなに食べていないつもりでも 脂っこいものを食べていたん だろう社会人になって1人暮らしを始めて から惣菜を買って帰ることもあっ たその大半は出来合いの揚げ物だっ

たかちゃんは脂っこい料理を作ることも あったけれど工夫してくれているので太り にくい低カロリーメニューでもひもじい 感じはしなかったしむしろ箸が進んだ さらにカスミちゃんのスタイルがいい理由 が分かったのだ彼女は買い物などに行く時 も徒歩で 行く俺はちょっとした買い物でもバイク などを使ってしまうので歩くのが嫌いだっ た食べても太らない体質だと思っていたが かちゃんも太りやすいので気をつけて 歩こうと心がけていると言ってい たイかなどで食べても太ら の人もいるのだろうけどかちゃんは やっぱり努力家だったの だそれから1年経過したなんと俺はさらに 痩せて170cmの60kmになっ たスリムになって期待服も堂々と切られる ようになっ た買い物に行く時だって俺も歩いてついて 行った しは一緒に散歩もし ただんだんシュッとしてきて俺は親に モデルさんみたいと言われて嬉しくなっ た今まで親は俺を可愛がってお菓子をあげ すぎていたことを後悔した近くに住んでい た祖父母も俺が来るたびに毎回大福や チョコレートなどを与えていたから ぽっちゃりになったのだろう 俺は甘いものを食べる時は絶対にその後に 動こうと決めたそして俺はずるずる同棲し ていても良くないと思ったのでプロポーズ したかちゃんに似合う婚約指輪を探してき てそれを渡したフルエタニティのもので ダイヤがぐるっとついているリングだか ちゃんは泣いて喜んでい たかちゃん これを受け取って欲しいんだこれ俺からの 気持ちだ よ俺は将来ずっとかちゃんと痛たいんだだ から結婚してください えこ れって まさかそのまさかだ よこんなに素敵な指輪をもらえるなんて私 は幸せ者 ねありがとうり 君かちゃんが喜んでくれるなら何よりだよ お姫様がつけてるものみたい ねとっても嬉しい わ俺にとってはお姫様だからね一生大事に する よ結婚式の日かちゃんは純白のドレスを着 てい たは本に絵本に出てくるお姫様みたいで俺

は泣きそうになっ た痩せてシュッとした俺も細みの タキシードを切られるようになっ た別人のように痩せたので周りから 幸せ太りならぬ幸せ痩せだと言われ たどんなメニューを食べたらそんなに 痩せるのかと結婚式に来ていた女子社員た が言って はっきり言ってかちゃんの料理は本を 出せるくらいのレベルだ見た目も味もいい しヘルシーなのに満足感がある彼女ができ たら手料理がうますぎてさらに太るのかな と思っていたが逆に痩せられたので びっくり だそれから俺たちはみんなに祝福されて いい式をあげられ たかちゃんとの新しい生活は同棲もしてい たのでそこまでがらりと変わらなかった けれどやっぱり結婚したからには責任感が 伴う俺は夫としてかちゃんを守れる存在に なりたいなと思っ たかちゃんのように見た目のいいものは 作れないが俺も台所に立つことが増え たかちゃんは俺が作った料理を いつも残さず完食して くれる俺はそれが嬉しくて張り切って作っ てい たお盆がやってきたので俺はかちゃんと お兄さんのお墓に行くことにしたお兄さん はまだ若くでこの世を去ってしまったが きっとかちゃんをいつも見守っていると 思うそのお礼もしたいなと思っていたし いい機会 だ結婚前にもお墓に行ったけれど俺は義兄 に当たるお兄さんにまた手を合わせたくて 綺麗な花を買っていっ た物価ともう1つは色とりどりの花が ミックスされているもの だそのお花を備えてお先行に火をつけて手 を合わせ たきっとあの世で私たちののことを見守っ てくれているわよ ねうんそうだねお兄さんに叱られないよう 俺はかちゃんをしっかり守れる夫になら ないと なうちの兄はそこまで怖くないから大丈夫 よそっかまあ優しいお兄さんだもん ねその後かちゃんは妊娠して赤ちゃんを 産んだ 双子の男女だっ たなんだか不思議だなと思っていたのだが ガスちゃんは男の子の方を見てびっくりし てい た亡くなったお兄さんと同じ位置にほが あったから

だかちゃんは自分が男女の双子を妊娠した ことそれから同じ位置にホがあるのも何か 理由があるんだと言ってい た生まれ変わりかどうかは分からない けれど大事にし たい娘も息子もミルクを飲んで元気に 大きくなっていって子供ってすぐに大きく なるんだなと思っ た俺には守るべき存在が増えたからもっと もっと強くならないといけ ないそして仕事も頑張ってたくさん稼いで 家族を養って いこう俺は愛すべき家族のためにこれから も努力し続けたいと 思う

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