【2ch馴れ初め】星付きレストランを解雇された近所に住むシングルマザー→実家のボロボロのパン屋で雇った結果…

【2ch馴れ初め】星付きレストランを解雇された近所に住むシングルマザー→実家のボロボロのパン屋で雇った結果…

今日も俺は自分の店のパン屋でパンを作っ て売っているクリームパン今日の分は完売 です店の看板メニューは今売り切れたこの クリームパンだ今日もたくさん売れたね 嬉しい俺の隣で嫁子は嬉しそうに笑って いるそう俺たちはこのクリームパンが きっかけでお互いにとって大事な存在と なったそんな俺と嫁ことの馴れ染めを聞い てほしいいち追加でこのパンお願いできる かいオッケーわかった母親に言われて俺は 品切れになったクリームパンを作り始めた 俺は一致母親のパン屋を継いで今は2人で パン屋をやっているこの店は母親の若い時 のパン屋を開きたいという夢を実現して 開いたもうだいぶ古くからの店だ昔はこの 辺のパン屋ではそこそこ人気で常連さんも 含めてお客さんがたくさん来てくれていた しかし最近は昔馴染みのお客さんは来て くれるが初めて来るお客さんはこんな古い パン屋になかなか入る気もしないのだろう すっかりお客さんは減り今までの1/3も 来ないくらいになってしまった店もだいぶ 古くなってきたからなんとか回送したいが 今の店の売上だけでは残念ながら 建て替える余裕なんてなかった相変わらず あそこのお店流行ってるわねそう言った この年配の女性は母親の台からの俺のパン 屋の常連さんでいつも朝早くからてくれて いるまああれだけ目新しかったらねそうね でも私どうも好きではないわあそこあそこ というのはここから少し歩いたところに ある去年新しくできたパン屋だこの間俺の 店のお客さんが行ってたんだが毎日のよう に朝から行列ができていてあっという間に 売り切れてしまうらしい何でも東京の有名 なパン屋の姉妹店らしくパン自体も見た目 が綺麗でしかも美味しいらしいなんでも SNSでいわゆるバってるらしい俺の店見 たく見た目が古くてボロボロなパン屋では なく外観もかなりおしゃれでもちろん内装 も綺麗らしいそりゃ流行るはずだよな俺の パン屋があまりにも古いということもある がそこのパン屋が回転してから余計にお客 さんが減ったのは間違いないそんなに混ん でるんですねあらいち君でも私はこの クリームパンが一番おいしいわ本当にいつ も買ってくれてありがとうねいち1個 もらうわね母親はそう言って今俺が作った クリームパンを常連さんに渡した当たり前 よお母さんの台から私はパンはここで買 うって決めてるんだからそれにしても お父さんが亡くなった後いち君がここを 継いでくれてよかったわねえ本当におかげ でここをなくさず住みました俺の父親は 10年前に亡くなったがそれまで母親と

一緒にこのパン屋を経営していた父親が 亡くなったタイミングで定食についてい なかった俺は母親のすめもあってこのパン 屋を継ぐことになったいち君もう何歳に なるんだっけえっと35歳になりますえ もうそんなになるのあんなに小さかっ たいち君がねそれは私も年を取るもんだわ それくらいの年になる とそろそろ結婚とかはしないのかいいえ そんな相手もいないです そうかい意外といると思うけどねそういう 人がいてくれたら私も安心ですけれどね もちろんいつかは結婚したいとは思うけど 今は店もあるしそういう人もいないしな 常連さんのマシンガントクに若干圧倒され ながら俺は残りのクリームパンを転倒に 並べた本当にいちあんたいつもありがとう ねなんだよ突然常連さんを見送った俺の 母親に突然をから驚いたあんたがいなかっ たらこの店ここまで続けてこられなかった わでもそろそろ厳しいと思うのよお客さん もほらこの通りだしお店もだいぶ古いから ね母親は寂しそうな顔で話を続け たいち今まで店のためにありがとうねこれ からは自由に過ごしなさい何言ってるんだ よまだこうして常連さんも来てくれてるし もうし続けられるだろ俺は母親が大切にし てきたこの店をできる限り潰したくは なかったそう入ってもねあのここに フランスパン置いてますか店のドアを開い たと思ったら1人の女性が入り口に立って いたえありますよよかったいつも行って いるお店にもうフランスパンがなくてうち の店でどうしても今日必要だったのでよく 見ると嫁子は細い体にいわゆるシェフと 呼ばれる白い服を身にまとっていたどこか のレストランのお店の方ですかあはいここ から少し行ったところのフランス料理の店 で働いていますえもしかしてあの有名な星 を取ったお店ですかえまあそうですいつか 息子と行ってみたいって言ってたのよねえ いちまあなかなかそんな余裕ないけどな どうやら嫁子はグルメ会で星を取ったとの ことでこの辺の街ではかなり有名な フランス料理の店で働いているようだった そんなところのコックさんってすごいわね いえいえ全くですあのこのクリームパンも いただけますか嫁子は目の前にたくさん 陳列しているクリームパンに気づき追加で 注文したあはいどうぞそう言って俺はパン を袋に詰めて嫁子に渡した渡た嫁子の手を 見ると色白で指が長細くとど包丁で切れた 後や水荒れの後があったありがとうござい ますまた来ますねそう笑顔で嫁子言ったが なんだかとても疲れているようなそんな

雰囲気の顔にも見えた素敵な方だったわね いちあそこのお店今度行ってみましょうね そうだな素敵な人だったという母親の言葉 には俺も同感だった見ための雰囲気とは どこか違う悲しそうなそんな表情が俺は気 になってしまったことであったその日から 数ヶ月経っても俺はなんとなくお客さんが 来る度に嫁子を探していたママいっぱい パンがあるよそんなある日俺の店には 珍しい小さい女の子が店に入ってきたそう ねよかった俺は驚いたその子の後ろには あの嫁子が立っていたあいらっしゃいませ お久しぶりですこの間買ったパンがとても 美味しくて娘もすっかり好きになって しまっって思わず今日も買いに来ちゃい ましたあありがとうございますこんな 小さな娘さんがいたんだな いらっしゃいあらあなたは店の裏から出て きた母親が嫁子を見ていったあの時の コックさんねあれ依頼来ないわねって一致 と言ってたんですよありがとうございます そう笑った嫁子は前にあった時よりさらに 痩せているように見え少し疲れてる様子だ たママクリームパン欲しいそちらは娘さん ですかえもうすぐ7歳になりますあら 可愛いわねもう時間も遅いしどうせもう 売れないだろうから一致クリームパン おまけしてあげたらえそんな申し訳ない ですいいんですよもう多分売れ残るだけ ですからそう言って俺はクリームパンが 入っている袋に追加でもう1つ入れた ありがとうございます娘も喜びます ありがとうお兄ちゃんそう言って嫁子たち は店を後にしたなんだか大丈夫かしらね あのコックさんこの間見た時よりやれて いる気がするわやはり俺の母親もそう思っ ていたかごめんちょっとこのパンのあり もらっていいかなどうも嫁子の様子が気に なった俺は気づけばての売のりのパンを 持って店の外に嫁子たちを探しに行った 少し走って坂を下ってとに嫁子たちで あろう後ろ姿が見えたあ あのあはい嫁子は追いかけてきた俺の姿を 見て驚いている様子だったああのもし よかったらこのパンももらってくださいえ そんな申し訳ないですいえいいんです どうせ余っても食べきれなくて捨てて しまうのでわいパンいっぱいだ嫁子の娘 さんはその場で飛び跳ねて喜んでいたすみ ません本当にではいただきますはいで もその代わりしっかり食べてくださいね 暗がりの中での嫁子の顔はよく見ると方が こけているようにも見えてそんな嫁子俺は 心配になったその俺が言うことではないか もしれないですがちゃんと食事取れてい

ますか少し気になってしまって えすみません実はあまり食べられてい なかったですやはり俺の予想通り嫁子は 食事を取っていないようだ実は勤めていた レストランを2ヶ月前に急に首になって しまって夫が若くしてなくしてから私は あのレストランで働くことでなんとか整形 を立てていたんですが職がなくなった今 生活が苦しくなってしまってアパートの 家賃が遅れているせかさんからも出ていく ように言われてしまってそそれは大変です ねそれなのにうちのパン屋にわざわざ来て くれてありがとうございます娘があの クリームパンを食べたいっていうもので いつもまともなものを食べさせていない からせめてパンだけでもとそれなら なおさらこれを娘さんとしっかり食べて くださいクリームパンも入ってます ありがとうございますまたお見せ行きます ねそう言って嫁子は力なく笑った嫁子と 別れ俺は自分のパン屋に戻ってきて母親に さっきの嫁子の状況を話したまあ大変 ね小さいお子さんもいるっていうのになん とか助けてあげたい けどでもうちもこんなんだからねそうだよ なそうだわうちの家に来たらいいじゃない のえ何言ってるんだよ母さん母親の突然の 提案に俺は驚いたいくらなんでもこんなに あって日が浅い俺たちと一緒に住むのも嫌 だろうしあの人のこともまだよく知らない だろそうねでも私わかるのよあの子は悪い 子ではないわそれに夫をなくした母親の 気持ちがなんとなく分かるのよね子供も 小さいのに大変だわ確かに俺の母親は父親 をなくしてから俺とこのパン屋を守ってき てくれたその代わりお店にも少し出て もらいましょうそうすれば私も楽だから 母さんがそれでいい なら俺はそれでもいいけど母親の提案を しぶしぶだが賛成しまずは嫁子たちが次に 店に来た時にこの話をしようそう俺は思っ ていただがそこから幾度止まっても嫁子 たちは来なかったどうしたん だろう他人だとは言えさすがに無事か心配 になるなそう思っているとあのパンをあげ た日から3ヶ月経った頃ようやく嫁たちが 店に来てくれたあいらっしゃいませすみ ませんなかなか来られなくてやった クリームパンダ俺に向けて少し笑った嫁子 の顔を見て驚いたくだろう か目の下がかなり青くそして頬が以前より さらにこけていたあら あなた大丈夫なの俺の母親も久々に見た 嫁子の顔があまりにも以前とすぎて驚い てるようだった息子から話を聞いていてね

あなたさえよければうちの家に少しの間来 ないえそんなその代わりお店を手伝って いただくという形はどうですかお給料は そこまで多く出せないですが嫁子は戸惑い ながら考えている様子だった今どこかで 働いてるのあはいアパートを追い出されて しまって今は旅館の住み込みで少しお仕事 をまあ娘さんもいるの にあなた寝られてないんじゃないのはい 正直昼間は娘のことでつきっきりなので そうしたらここのお店手伝ってくれている 時とか私が娘さんの面倒を見るわよ本当 ですか正直いつ潰れるかわからないパン屋 です がこんなところでいかったらぜひ来て くださいちなみに俺は一ちって言います こっちは俺の母さんで本当にこんな水知ら ずの私 に親切にしていただいてありがとうござい ます私は嫁子と言いますこの子は娘の さつきです少しの間お言葉に甘えさせて いただきますこうして嫁子はこの日から俺 と母さんの家に住む代わりにパン屋を 手伝ってくれることになったすみません なんかこんな古いパン屋で俺は嫁子に店の パンのレシピを教えながら一緒に作ってい たあいえそんなことないですこの間頂いた パンで色々種類があって全部娘と食べたん ですが本当にどれも美味しかったです ありがとうございますそれを聞いたら母親 も喜びますここのパンは母親の昔からの レシピなんですここのパンの味には俺は 自信があるんですがなんだかすっかりこの 通りお客さんがいなくてそうなんですね こんなにおいしいのに嫁子はどことなく 寂しそうな顔をしていた嫁子さんが前に 働いていたレストランみたいに忙しくない かもしれません星月のレストランには叶わ ないだろうそれになんと言ってもさすが 有名なレストランのシェフだったと思わ せるぐらい嫁このパンとりの手先はかなり 上手だったあそこの店の料理人さんだった んですよね本当にすごいですねそれなのに こんなところ にすみませんいえ確かにそれなりに有名な 店でしたけれど も私はこちらのお店の方がずっと素敵だと 思います嫁このの表情がとても険しくなっ た何かあったんですか実はお恥ずかしい ことに私が首になったのはレストランの オーナーと喧嘩したのが原因でえそうなん ですかあそこのお店昔は私に自由に料理を していっててくれてそれがすごく楽しくて だから料理を続けてこられたんですけれど でもここ最近特にお店に星がついてから

オーナーの考え方が変わってしまったん ですどうやら店の方針が星を取るためだけ のコンセプトに変わってしまい嫁子はそれ についていけなくオーナーとぶつかった そうだなるほど 人気のお店にはそういう苦労があるんです ねうちは見ての通り常連さんしか来ない からパン作りも常連さんの好みに合わせて と かまあかなり自由なものですいえそれ とっても素敵だと思いますもう私オーナー の言う通りの料理ばかり作っているうちに 息が苦しくなってしまってそう嫁子は言っ たどこか吹っ切れているような笑顔だった ある日パン屋を閉店した後俺の家で嫁子が 料理を振る舞ってくれたそれがあまりにも 美味しくて俺と母親は思わず顔を見合わせ て言葉も出なかった嫁子さんこれ めちゃくちゃおいしいですいや本当だわ 嫁子ちゃんさすが有名なお店のコックさん ね喜んでいただけて嬉しいですこちらこそ さきを見てくださったりありがとうござい ますいいのよ孫ができたみたいで嬉しいわ ねさつきちゃんおばさんと公園に行ってき たんだよそうよかったわね嫁きちゃんがて くれたことで家の中が随分と賑やかになっ た気がした何より母さんがさつきちゃんと いることが嬉しそうで良かったと思うね 嫁子さんこんなにお料理上手ならぜひうち のパンを改良してくれないえ確かにそれが いいもう昔のレシピのままで何年も売って いるから常連さんにもさすがに飽きられ てる気がしていたねえぜひやってくださら ないでも私みたいのにお母さんのレシピを 変えてていいんですかいいのよ私はそれ より常連さんやお客さんが美味しいって 喜んでくれたら何でもいいのよじゃあ ちょっとやってみますそう言って嫁子は数 日後早速レシピを1つ考えてくれたこれは メロンパンですかえそうですこちらの メロンパン前に頂いた時に食べたんです けれど本当に美味しかったのでそれで結構 お子様向けに作られていましたので大人も 楽しめるメロンパンを作ってみたいなと 思いましてそう言って嫁子は早速その改良 したレシピでメロンパンを作ってくれた 一口食べて俺は驚いたメロンパンなんて どれも同じかと思っていたがこれはいつも のメロンパンとは全くの別物だったこれ めちゃくちゃ美味しいです甘さを少し 押さえてシナモンを加えてみました紅茶や コーヒーのお供にとても合いますよ確か にこれで売りましょう早速俺の母親にも メロンパンを試食させるととても感動した ようで母親の2つ返事でメロンパンを売る

ことにしたもう何年かぶりの新作だから俺 は張り切って大人のメロンパンと書いた ポスターを作り店の外に目立つように張っ たその宣伝の効果もあり嫁子のそのメロン パンはかなり好評だった常連さんだけでは なくその友達も来てくれるようになり店に 新しいお客さんが増えてきた嫁子ちゃん 本当にありがとうお客さんみんなすごく 喜んでくれてるわいえそんなことないです お母さんさつきもパンを並べたいあらあら 可愛い女の子もいて随分ここも賑やかに なったわねそうなんですおかげ様ででもね 本当にこのメロンパンすごいわ今までの ここのお店のメロンパンにもどことなく似 てるようででも食べてると違うのよね みんなが生に賛するほどこのメロンパンは 格別だった嫁子さんもしよかったら今度 この町で毎年恒例のパンフェスタがあるん だけどうちの店の代表として参加してくれ ないかしら母親の提案に俺は一瞬驚いたが 確かにいつもは俺がそれとなく参加してい たが嫁子の子のクオリティのパンならもし かしたらいいところに行けるかもしれない 母さんそれ俺もいいと思う嫁子さん俺も 手伝うのでですかえいいんでしょうか嫁子 はすごく迷っている様子だったが周りの 猛烈なすめに負けておたちの店に参加して くれることになったそれから俺と嫁子は パン屋が閉店した後にパンフェスタに出品 するパンを制作していたやっぱり嫁子の アイデアはすごいもので俺じゃ到底 思いつかないことを提案してくれた嫁子 さんこのクワさんもとても好評です本当 ですかありがとうございますパンフェスタ のパンを考える合で嫁子は改良パン第2作 目も作ってくれたそしてそのパンも店の超 人気パンとなった明らかにお客さんも増え て店の売上も少し良くなってきた本当に 嫁子ちゃんが来てくれてここのお店は救わ れたわいえいえそんなことないですそう 嫁子と俺が話していると店の中に大柄の男 がやってきた嫁子はその男を見てかなり 驚いている様子だったここで働いていまし たか嫁子さんこの人は私の元女子で レストランのオーナーですこの人が嫁子の 生活を考えずに急に首にした人 か俺は目の前の男がなんだか許せない気分 になった何の用事ですかあいや僕のお店を 辞めてからどんなところで働いているん だろうと思って風の噂でここのパン屋で 最近有名な店にい始めシェフの作ったパン がすごく好評だと聞いてねまさかと思った のさどんなところかと思えばこんなボロ屋 のパン屋だったとはね元オーナーの男は 苦笑しながら言った言っておきますけれど

あそこのお店よりずっとお客さんのことを 考えているお店だと思います嫁子は まっすぐに睨むように言ったまあなんとで も言ったらいいよ君ここの店のオーナーか いはいそうですが悪いこと言わないからさ この子雇わない方がいいよ新メニュー だっって言って他の星付きのお店の メニューを索したんだ よ違いますそれはあなた があなたの希望通りに作ったらいや僕は何 も言ってないよ君が自分で作ったんだよ 盗作メニューを違い ます本当に違うんです嫁は両手で顔って今 にも泣きそうだったあのすみません俺の店 でこれ以上はやめてくれませんかまあいい けどお兄さんくれぐれも気をつけなよあ そうそうパンフェスタ僕の店も出品しよう と思ってね嫁子さんも出品するみたいだね まあ迷惑かけないようにせいぜい盗作だけ は勘弁しなよそう言ってもオーナーは店 から出ていった嫁子はずっと顔を両手で 覆っておりなも話さない嫁子 さん俺さっきの話なんか信じてませんから 嫁子の方をそっと叩きながら言ったいち さんそう言って顔をあげた嫁子は少し涙目 になっていた嫁子の話を聞くと店の星の 査定と思われる特別なお客さん用の メニューを嫁コ元オーナーから作るよう 言われたらしい嫁子はこれまで店になかっ たメニューを考え元オーナーに相談したが そのメニューは店のコンセプトに合わない と却下されたらしいそこで仕方なく元 オーナーの希望のレシピを参考に読めこ新 メニューを考えたしかしそのお客さんに そのメニューを提供したら他の店のものと 酷似していると店に盗作疑惑がかけられた らしい店の査定に響くと困った元オーナー は自分の指示に従わず嫁子が勝手に考えた ものだと全責任を嫁子に追わせてそして首 にしたらしいなんてひどい話 だろう俺は本当にその元オーナーが 腹立たしかった嫁子さんなんとかパン フェスタで優勝してあのオーナーを見返し ませんかいちさん俺はなぜか嫁子より闘争 心に燃えていたそうして俺はこの頃から この嫁子とさつきちゃんを自分が守りたい という気持ちが芽ばえていたそうして1 ヶ月後いよいよパンフェスタが開かれた嫁 このの出品したパンは俺の店の定番のあの クリームパンを改良したものだった もちろん会場にはあの新しく回転したパン 屋やそして元オーナーの店のパンも出品さ れていた他の出品車のパンがとてもパンだ とは思えない美しい仕上がりに俺は正直目 を奪われていた審査員の人もパンを眺める

なり ほうこれは見た目も美しいしおいしいと 話しているぐらいだそうしていよいよ俺 たちのパンの審査の順番が来たさてこちら のパン はあれ嫁このパンはこれまでの飾られた パンと比較しても明らかに地味な一件普通 の茶色い丸い形のクリームパンだった ああえっとまあ随分見た目はしそな感じで 正直見た目の要素も審査に入っていたよう に見えた俺たちのパンは丸で賛がないよう に思えた一口食べての審査員の目の色が 変わった ちょっとなんだこれはその審査員の言葉に 次々と他の審査員も嫁このパンを食べて 同じように驚いた反応をしたクリームが なんと滑らか でそしてこの甘み普通の甘みではない癖も なく何個でも食べられそうだ何よりこの クリームに負けない滑らかな生地はどう やって作っているんだそれは この子から説明させてくださいそう言って 嫁子はさつきちゃんを前に出したこのパン は私の隠し味が入っています実はこのパン の制作にはさつきちゃんも協力してくれて いて大好きなクリームパンをより美味しく なるようにサツキちゃんのアイデアを ヒントに考えたものだっ たなんとそれでこんな味に仕上がるのか しかもこんな小さい子が正直言って審査の 嫁子のパンへの反応は誰が見ても他のパン と比べ物にならないくらいの好評価だった 嫁子 さんこれ俺たち行けますよえ審査員の目の 色が全然他と違ったわそうですか ね是非うまくいって欲しいですでは今回の パンフェスタの優勝作品を発表しましょう いよいよその時が来た優勝はこちらのお店 のクリームパンですやったやったね お母さんいちさんさつきみんなのおかげ です本当に素晴らしいクリームパンでした そしてこちらのクリームパンには皆さんの 家族の温かいアイデアで作られていると 感じました俺は嫁子のパンが認められた ことが本当に心から嬉しかったちょっとお 待ちください元オーナーが突然割って入っ てきたこれ実は僕が考えたパンでして店で 一時期メニューとして出していたんですよ 彼女元々僕の店で働いていたものでこう いったパンはちょっと出品されても困るん ですよねななんて出たらめなことをこの パンは小心照明俺たちが考えたパンだった 絶対に盗作なんてありえないこの話は本当 ですかいえ誓ってそのようなことは絶対に ないです彼女以前も僕の店で盗作の

メニューを出していましてもりないですよ ねこの元オーナーのせいでせっかくの優勝 の嬉しい雰囲気が台無しになりそうだ ちょっと私にも食べさせてもらえない見物 客だった近所の常連さんが俺たちの前に やってきたそしてそのクリームパンを一口 食べた残念だねどうやってもこの嫁子 ちゃんを蹴落としたいんだろうけどこの クリームパンは小心照明この店の味だよ私 は昔からここのパンを食べてるんだから私 が保証するよ僕もです私もですとたくさん の店の常連さんが審査員たちに行ってくれ た皆 さん本当にその光景に俺と俺の母親は涙が 出ていた申し訳ないですがこれだけ味の 証人がおられるようでしたらこのクリーム パンは本物というしかないですねそう元 オーナーに審査員は言った元オーナーは何 も言えずただ呆然とその場に立ちすくんで いた本当に皆さんありがとうございます 本当におめでとうやっぱりここのパンが 1番だよ俺と嫁子は常連さんの祝福に囲ま れながら母親とさつきちゃんとこの喜びを いつまでも噛みしめたこうしてパン フェスタは無事に終わり店でこのクリーム パンを売り出すとまた琢磨に飛ぶように 売れたおかげで俺の店がとうと行列が できるようになるほど超人気点になった店 の経営もかなり良くなり店を続けられる ことになった嫁子さん本当にありがとう ございますおかげで店を立ち直ることが できましたし感謝してもしきれないです そんなお礼 なんていいんです私の方こそありがとう ございますそう言って深深と嫁子は頭を 下げたそんな嫁子に俺は勇気を振り絞って いったあの嫁子さんもしよかったらこの まま一緒に店を続けてもらえないですか俺 嫁子さんが好きですさつきちゃんも一緒に みんなでこれからもこのパン屋を守って いきたいですもちろん嫁子さんとさつき ちゃんも俺がお守りしますいちさん嫁子は 両手で顔って泣いているようだったごめん なさい俺何か変なこと言いました違うん ですこんな私でいいんですかもちろんです 俺の方こそお願いしますはい私もいちさん の優しさにとても勇気づけられていました 私もいちさんと一緒にいたいですそう目に なを浮かべながら言う嫁子の手を俺は そっと握ったこうして嫁子と俺は俺のパン 屋をきっかけにお互いにとって大事な存在 を見つけることができた俺たちのパン屋で こうして家族でパンを作っているその光景 を見ていると本当に嫁子に出会って良かっ たと思っている俺はこの先一生かけてこの

大事な家族と大事な場所のこのパン屋を 守っていくよ俺たちの馴れ染めを聞いて くれてありがとう

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