怪談と晩酌 #7

シこん こんばんはいらっしゃい ませ ええこれなんかライト明るすぎる なそういえ ばこれ もう これもうちょっとなんとかならんのか なこれ明るすぎるよ なこれ明るすぎるよないいのかいや違うな これ はこれは単純にレンズがちょっと待って ね うん やっぱりレンズが汚れ て ああ違う気がまいい か眩しい 眩しい確かに若干眩しいな これ まあいい かよななんか良くないななんかなんか良く ない なちょっと待てよこれ前 前 さちょっと待って吉田さん頑張ってちょ もうもうちょちょっと頑張る吉田さん ちょっと吉田ちょっとかああ吉田 さんちょ吉田さんが吉田さんが吉田さん が あ この傘がさ あんまり良くないっちゃ良く ない別にそんなにいいもんではない から結構安安物のレンズだレンズじゃねえ ややつだからそんなもうちょっとあライト ればいいんだねでもねだこれを吉田さんが に光ってもらえればああや だあまこれかなでも なやるならこれか なちょっと怖い けどちょっと怖いけど まあまあいいかいやなんかね超 自動 自動コントラストが自動だから なしゃあないっちゃしゃあないんだけど ねへい こんばんは ああちょっと晩酌がてら ちょっとこれコメント を見れるようにちょっと色々と今思考錯誤 をやってる最中なんです けど とりあえず今日 はなだらっと配信やりますどうです月曜

もう今日 ね今日かだ今週の色々と配信もそうだし3 月の 動画をちょっと今 ずっと作ってやっとこさショートが3月 から上がりますんで え多分昔の動画とかなんか最近あと1人 語りの動画だ ね明日明日ちょっと試しに1本か2 本え ちょっとどっかで取りに行くのであお米が 炊け たなぜか今お米がたけたちょっとあの今週 はちょろちょろっと配信はやりますんで ですね明日スポート でしょ で24時間 か日退去撮影とか行くのでちょっと今週だ 3月になって からなんかぼちぼち色々とまたもう1 個ちょっとやることを増やせたらなとは 思うんですけどねえ本当ちょろっと ちょろっとだけ配信ですけど月曜日の夜 よろしくお願いしますちょろちょろっ とちなみにDMとか何でもいいのであでも そうねああこの動画あげて欲しいみたいな ようなものとかがあったら教えて ください あんまりなんか自分自分でこの傑作戦の ショートとかそういう短めの動画を作 るっていうのはまだ全然慣れてない から何作りゃいいのかなってまだちょっと 色々 とないんでねそのん弾が 全然玉があ初見さんいらっしゃいませ こんばんはなんでちょっとあの動画のね そういうなんか色々昔撮ってたやつとか山 ほど動画はあるの でこれも動画するのもありだねみたいな やつをこうぶわーとちょっとあげつつ オリジナルの動画をあげようかと思うん ですけど明日12本 ちょっとえテストで撮ろうと思います テストテストじゃないか本ちゃん かtiktokにもあげる わいや切り取りじゃなくてこの動画どうっ ていうこの動画どうをえ送っていただけ たらこの動画どっていうか凸待ちだったら そのお 話どの回のどれとか検索戦たら傑作戦で いいけど えショートに上げるか他 の動画 にどかのバイターにあげるかちょっと 考えるので正直な弾ないのよ

ねそう切り取って欲しい やつ 実際ありすぎてマジでどうしたらいいどれ をどれをどうすりゃいいんだっていうのが 結構あったからやっとこ何本かよしこ れっていので凸待ちとか探索系ポチポチ ポチっとこう色々とえ今編集中です けどうん慣れるまで相当時間かかる でしょうねショートとかも違う普通の動画 作るよりって言ったらおかしい けどはちゃめちゃめんどくさい ね までもなんか今最近自動テキストとかある からAIでさAIAIなんかな多分 読み取りの機能がめちゃくちゃ上がってる んでしょうね動画とか動画編集してる時 その動画を取り込んだらそこで喋ってる 言葉とかが自動的にテキストでワーって出 てくんすごい ねプレミアや持ってるけどそんな機能を 使ったことがなかったからびっくりした そんなのあるんだてま確かにこれ使えば だいぶ楽だなっていちいちいちいち手入力 してた俺は何だったんだろうって 思っ こんばんはいらっしゃい [音楽] ませ明日 は場所は言わないですけど近場 です明日は近場ですですね とりあえず今日行こうと思ってはいました が えー明日夜多分10時から1時ぐらいまで かね配信 多分もうちょっといるかもしんない明日ね だか深夜から廃墟撮影行くので深夜ちうか 朝か廃墟撮影しに行くのでええっと3時 過ぎぐらいには家を出ないといけないん ですけどそれ までとりあえずそんな別 にやることないことはないですけどその前 に配信やっといたらちょうどいいかな とそんな遠くにはいかないですけどね廃墟 撮影 もまなので明日はそういう感じでやろうか なと思っててで 今日今日何しようかなと思ったんですけど こないださあれよあれあれシャレコアの さ話シャレコアのやつ でシャレコアのさまとめのやつでなんか あったじゃん何だったっけ何を思うつって たんだっけあの 傑作傑作線みたいなやつあるじゃないあの 中で さ

けまだ読んでないやばいやつあったような 気がするんだよ ね こないだこ日々増えてくんだ なこれで傑作 戦源泉 源泉知ら ないあれなんか厳選厳選とか書いてるけど 全然わかん ないこれでもなんかこんなことやって たらえ1番怖いのなか誰かのさ怖い話を シャレコとしてまとめられてるようなもの とかがなんかありそうだから怖いんだよね あなたこれ読んでましたけどあれって パクりですよねってもう本当ここここ最近 もパクりが怖くて 非常に非常に怖くてパクり が前にアクロバティックサラサラ読んだ ような気がすんだよ なアクサ何だったっけ [音楽] ね んあ意味コアとかもあんの か最近これをずこういう の久しぶりにちゃんと読ん読んで るっていうかまとめ見てたらびっくりする ぐらい本当何も知らないんだね俺超有名 っていうようなのも 全然知らないから さ あ あこれあでも んこれってまとめられてねえのか なこれってまとめられてねえのか なあった あ 違うあっ たん ん えちょっと待っ て ん あ あうわ 長 長 お札の家って知っ てるお札の 家虫の虫の音でござい ます ちょっとどうなるか分からないですが悪い 方でバタバタしてもしかしたら来れるか どうか分からないので今のうちにカさんの 色々見ておきます ね

んどうしたんなんかあん の こんばんはお札の家 ってシャレコはもあったの かどどうなん だちょっとちょっとこれ読もうかなもでも お札の家もないんだよ ねなまだ久々に東京福岡間バイク往復旅ま あかくなったら行く予定ですけど岡山にね 途中あったんですけどね小札の家2年 ぐらい 前かな去年かね去年の初め頃か 昨年終わり頃なのか解体されましてねなの でちょっと服して喋ろうな非常にもったい ないんですけどもう行けないの でまいつまでもあると思うな親と廃墟です よマジで行く時行っとかない と結局のけなくなっちゃうから な家の事情なん うんいいのよ別 に凄まじいぐらい意味しな言い方する から 今度撮影する場所いやえっと明日は廃墟 じゃないですね廃墟はえっともう山奥の 廃墟になるんじゃないかなとりあえずいや 実際 さいや生配信できる廃墟なんて多分ねもう ねまあ数えるぐらいしかない気がするま やろうと思えばできなくもないんだろう けど電波がねまずない あとちょっと色々と問題ありだから動画 撮って のじゃないか な廃墟でやる廃墟のやつはマジで普通に 配信はちょっと厳しいかもしんないから ねま動画はあげる けど検証とかはどういう風にするかが ちょっと微妙ま普通のね心霊スポット トンネルみたいなようなとこだったら公園 とかはあんまり行かないかもしんないけど そこら辺普通に配信でも全然できるん だろうけどまちょっとイか線ねえちょっと むずずいところがあるんでま前から言って ましたけどどういう風にするかま メンバーシップ限定でもいい しそちら辺の方で検証しようかなとは考え てますけども動画はね あげれるところもあるのでそこで撮ってで 動画をあげてでまショートを作るんだっ たらショートでもいいし えー そっちの方か な下手すりゃさ普通に横画面で検証の方も いいけどスマートフォンで取ってそれを 検証するのもそれはそれでおもろいかなっ

て思カメラ2台体制だ ねそれでするならまあできないことは ないま色々ちょっと面白そうなこと試して みるしかないからね とりあえずまなんかいろんなことやって たらなんか1個面白いの見つかるでしょま でも縦画今ちょっとね1人語り外の1人 語りちょっとおもろいからずっとやってる けどまちょっといろんなねこう状況がある からまそれを鑑みつつやるしかないです ねまとりあえずこ次の24時間の凸待ちが 大全体どうなるかだねそれちょっと楽しみ です けどちょっとお札の 家読みましょう かこれなんだあのお岡山 のお札の家なのかな岡山広島お広島って 書いてん な広島あれ広島だっけ 岡山 いつの記事なんだろうなそもそも これ2006年か5年とか6年かあもう 20年前なるのか名作結構シャレコの名作 でも20年ぐらいまで集中してるよ ねえ2年え2年ほど前の話ですがつい最近 完結したがあるので書いていこうと思い ます長くなりそうで申し訳ないのですが 霊感ゼロの自分が唯一味わった霊体験 です広島県F市某某町某町地元の人間なら 誰もが知る有名なスポットが ある札の家と呼ばれたその場所には名前 通り無数のお札が貼られた家がある 他の噂ばかりのスポットとは違いそこを 訪れた大学の友人はほぼ全員が不思議な 体験をしたと いう普段霊感のない人にも見える らしい友人の 話家の周りだけ不自然に濃い霧が覆っとっ たんよで冗談半分で霧に塩を投げたら いきなりぶわっと霧が避けたんじゃさすが にやばすぎるを思って逃げたっ たどうやら異様な数の霊が集まってくる 場所で見える人によればお札に阻まれ家に 入れない霊がうようよいるとの こと上の友人のコメントは印象強くて今で も忘れられ ない霊感がなくても見え た霊感のない自分にとってはいつか行き たい魅力的なスポットだっ た ふとした日ファミレスでの食事中にお札の 家の話を切り出し た言わせた仲のいい先輩とその彼女友人S はやけに 乗り気今すぐ行こうとなっ

た元々地元の先輩と彼女は高校時代に行っ たことがあるらしかったが怖くて車を 降りれなかった らしいから来ていたSは特にのりきだっ た話を出した後で少し怖くなり後悔したが 遅かっ た 自分いやほんまにやばいらしいでそこ行っ て1週間寝込んだやつとか帰り事故った やつとか普通におるらしい でS今更何ビビっとん俺霊感あるし子供の 頃から普通に霊とかしその気になら霊にも キンと言わしちゃるけ ね自分は内心こいつバカだなと思っていた が本当に危ない霊がいたらすぐに 教えるお前を先に逃すと言われ普段から 怖いもの知らずで気が強いSが同伴すると いうこともありお札の家に行くことを承諾 してしまっ た時間は大体23を回った くらい心霊スポットに来るには早い時間 だったがお札の家に続く林道は重々しく暗 いてだけで雰囲気があっ た車から 降りうわやっぱやめといた方が縁と 違うなどとはしゃいでいたが先輩カップル が車から降りてこ ない自分どうしたんすか 先輩 Rかっこ彼女が気分悪いから無理やって俺 も残るわSえせっかく来たんすから見る だけでも見に行きましょうよ先輩いやいや ほんまにええわお前ら2人で行ってきS何 ビビってんすか霊なら俺に任しといて ください よ 先輩うるせえわお前Rが気分悪い言う とろうが調子のん な半分喧嘩になりかけていたので慌てて止 に入りしぶしぶ2人切りで行くことになっ たSああもうなんなん絶対あの2人車の中 でエロいことするきやで 自分こんなところでそれはないやろという かお前先輩に態度でか すぎS 戻ったら思いっきり窓ガラス叩いて脅し ちゃろう で自分てんてんてん 呆れて言葉もなかったが急に視界に 飛び込んできたバリケードに驚き 立ち止まってしまっ た Sこっからが本番ちゅうことかここから先 まるまる市保有地区により立入り 禁止有鉄線まで使われた厳重なバリケード

だっ た乗り越えることができなかったので一度 林に逃れて有鉄線が途切れたところで 乗り越えまた道に戻り先に進んでいっ た今考えるとあのバリケードを超えた瞬間 急に寒くなった気がするしそんなことは なかったような気もするとにかく空気が 変わったってことは自分にも分かった 緊張してしまい無言で歩く自分裏腹にSは やたらキョロキョロしあそこにおるなお あっちにもおる で相変わらずのはしゃぎ用だっ たところでお札の家にはダミーがあると いうことを前々から聞いてい た学校の 友人 あんな林道を進むとまず一軒の白い家に ぶつかるんじゃでもその家は放置された ほんまに普通の民家じゃけその家の横に 登り坂になった獣メがあるそこを登らんと 札の家にはたどりつけん よたまに普通の民家のお札の家と勘違いし てそのまま帰ってくるやつとかおるけ のそしてそのダミーの家は本当にあっ たSにダミーの家の話はしてあったので 2人とも落ち着いて家の横の獣道を目指し たそこでS がちょっと待ってタバコに火つつけるけと 立ち止まっ たなかなか火がつか ないぼおっと白い家を眺めていた自分は ここもなかなか雰囲気あるなあと白い家に 近づい たなぜかその普通の民家も周りをチェーン で仕切られてい た特に何も感じずチェーンをくぐろうと する と Mあこれえ投稿者の名前です ねSに呼び止められた驚いて振り向くとS がタバコを加えたまま目を見開いてこっち を見て いる何事かわけが分からず動けないでいた 自分だがSの視線が自分ではなく自分の 背後に向けられて いると気づいた 時全身に鳥肌が立っ た背筋が凍るように詰めたくなったのは 生まれて初めてのことだっ たすぐにSに向かって走り出したがどうに も足が動か ない完全にパニックになっていた それを察してかは知らないが突然Sが うわあと馬鹿でかいおびをあげ元来た道へ 走り出し

たその大声に助けられ自分も我に帰って 全力で駆け出し た林道がやけに長く感じ絶望的な恐怖感が あったが後ろを振り返ってはいけないと まさに今ののこういう状況のことを言うの だろうという考えが頭をよぎったのを覚え て いるようやく林道を抜け一般道に飛び出し すごい勢いで車に乗り込ん だ車に乗り込むとただならぬ様子を察知し て先輩が聞いてき た 先輩どうしたんだお前ら何があった 自分はガタガタ震えが止まらずまともに 答えることができ ないとにかく早く車出してくださいお願い しますすんませんお願いし ますその場所から離れた一心でそれしか 言えなかっ た怯え方が尋常ではなかったので先輩も からかったりせず車を急発信させ たしばらく無言のドライブが続き先輩の 彼女のすすりなく声が聞こえるだけだっ た不に背中を強くバンバンと叩かれ た驚いて横を見ると満面の笑を浮かべたS の顔があっ た S楽しんでもらえ たその一言で全てを理解し た正直Sを殴り倒したかったが怒り以上に アンド感解放感が溢れてきて一気に体中の 力が抜け た先輩も状況を飲み込んだらしくエお前 なとミラー越しにエを睨みつけてい たこいつは最悪だこいつとだけは2度と 心霊スポットには近づかないああでも よかっ た輩もじ気持ちだったの だろう普段怒りっぽい性格だがエスを 攻めることはあまりせず彼女を慰めてい た落ち着きを取り戻した車内は一気に 明るくなりSがあの時の状況を再現する などして町に戻る頃には元のテンションで はしゃいでい たちょうどコンビニに差し掛かり先輩が 飲み物買うかと言ったその時だっ た ドン車の屋根から大きな音がして車内が 揺れ た先輩はとっさに急ブレーキを踏んで しまい後続の車からクラクションが 鳴り響い た先輩え 何今のなん なん先輩の彼女とりあえずコンビニ入ろ

後ろの車に迷惑だし 自分にも何がなんだかさっぱりだった鳥か なんかかなでもあり得るかいやそんなこと 考えているうちに車はコンビニに入っ た急いで車から降り屋根を確認するが へこんでいる様子は ない携帯のライトで照らしても傷がついた ような後は見当たらなかっ た 先輩おしいなあ絶対何か落ちてきたよな なあ何が起きたのか全く検討がつかず車の 周りや近くの道路をうろうろしていたら エスが降りてきていないことに気がつい た車に戻りSにどうしたと聞くが返事が ない俯いて少し震えている気がし た変な胸騒ぎががして強めに肩をゆすって おいどうしたんだお前と叫ん だSはしゃがれた声 でついてき とると呟い たSの一言に自分は正気を失っ たついてきとるってなんなんお前あれ嘘 やった違うん かエは青ざめて震えている 先輩の彼女も泣き出してしまっ たとりあえず落ち着こうということで コンビニで温かい飲み物を買って与え少し ずつ話してもらっ た S花からやばかったんじゃあの場所は バリケードあったじゃろあれわざわざ林の 奥まで逃れたのは有鉄線があったからじゃ なくてのすぐ向こうに人がと立っとった からなん よお前には見えてなかったみたいだ から何も言えかったけどあそこで行くの やめようって言ったらくそかっこ悪いや んバリケード超えても霊はうじゃうじゃ おったよ林の中やリドに立って たでも俺らには何の興味もなさそうに見え たからなんとか平気なふりができたん よ ダミーの家に着いた時そこにはほんまに霊 はおらんかったやっと安心してタコ吸おう と思ったんじゃ で火つけおる間にお前がどっか行くから お前の見た 方お前の方を見たらおったん じゃ髪の長い女 がチェーンくぐろうとしてるお前を見下し とっ たとっさにお前呼んで合うとしたけど 遅かっ たお前が振り向いた時にはその女がお前の 背中に抱きついとっ

たそっからはあんまり覚えてない無が夢中 で車に逃げ帰って下向いてガタガタ震え とったすぐにお前も乗り込んできたけど 怖くてお前の方向けんかっ たでも下向いている俺の近にもお前の足元 まで垂れている長い髪の毛が飛び込んでき たんもう我慢できんかったどうにでもなれ と思ってお前の背中を思いきり叩いたん よ聞くとは思わんかった けど女はおらんかっ た後は分かる だろう俺嬉しくて さそう話すSの声は相変わらずしゃがれて おり全員が絶し た力を振り絞って聞いてみ た 自分それ でさっきの車の音はその女でまだ俺につい てるって の S多分見えるやつに乗り換えたかお前の 背中叩いたのがあかんかった が今 俺鏡とが絶対見たく ないSは震えているのに妙な汗をべっとり と書いてい た先輩は心配したがSは自宅に帰ると言っ て聞か ない1人暮らししてたってこともあって 心配になった俺はSの家に泊まることにし ためちゃくちゃ怖かったのだ がSのアパートに戻った自分たちは飲む 予定で買っておいた酒も飲まずすぐさま寝 てしまっ たビクビクして寝るどこじゃないと感じて いたが不思議とすぐに意識が飛んだ気が する次に意識が戻った時洗面所の洗面 洗面所からげゲと何かを吐く声が聞こえた 急いで洗面所に向かうとSが便器に うずくまって吐いてい た大丈夫かSしっかりしろ S叫びながら夢中で背中を何度もさすっ たでも便器の中を覗いて凍りつい たSは血を吐いてい た飛びそうになる意識を必死で保ち狂った ようにSの背中を叩きまくっ たこの野郎ふざけんなこの 野郎泣きながらひたすらSの背中を叩き 続け た寝るために薄暗い豆電球にした部屋の 伝灯が風もないのにゆらゆら揺れていたの を鮮明に覚えて いるどのくらい時間がだったのかわから ないが呼んでおいた救急車が到着し運ば れるエスと共に救急車に乗り込み病院に

向かっ たすでにSはSに意識はなかったが俺の服 を掴んで話さなかっ たSが救急病院にて治療を受けた後医者 から説明を受け たSは生体を損傷しているとのことだった ただめちゃくちゃに叫んだ程度ではそう ならないというわけで事情を聞かれたが俺 は答えることができなかっ た翌日から別の病院に入院し俺は毎日の ように見舞に行ったが生態治療のためSは 話せなかっ た紙に文字を書いて会話となったが 虚しくそして悲しくてあまり多くの会話は できなかっ たもちろんあの夜のことなど聞け ないしばらくそんな感じで過ぎていきもじ 隊員というある日見舞に行くとSがい なかった聞けば昨日退院したということ らしかっ た連絡ぐらいよせよと思いつつSに隊員お めでとうのメールを送っ たポストマスターからメールが返ってき たSは目を変えてい た嫌な予感がして慌てて電話するが番号 自体変えてい たとにかく大学に来るのを待つしかないと 思ったがSは来 ない嫌な予感は的中した Sは大学を辞めてい た総務家で実家の番号を調べて欲しいと 頼んだが辞めた生徒の電話番号を勝手に 教えることはできないとのこと完全に連絡 を取る手段がとえ たその後約2年間俺が大学在学中にSに 会うことはなかっ た この話にはご実談がありそれがつい最近 分かった真相なんです が明日も仕事があるので今日はここで落ち ますこれスレッドあレスでしょうねこれね でそっからの投稿なのか な後日 談最近Sと再開したきっかけは同じ サークル内の後輩がSと同じ地元だとて からだっ た後輩に無理言って先々週の土日を使って Sの地元に案内してもらっ た中学までよくSと遊んでいたというその 後輩はSの自宅も知っており少々強引かと 思ったが前々からSが気になってしょうが ない俺はSの自宅を訪れ た朗らかな感じで背の低い活発そうなSの 母親が出てきてくれ た事情を説明すると驚いていたがすぐにS

を呼んでくれ た玄関にSが出てき た髪を坊主にしてい た突然の訪問に目をまくしていた が ようと苦笑いしながらバの悪そうな声を 出し た本当に久しぶりのSの元気そうな姿を見 て俺は泣きそうになっ た部屋にあげてもらい色々と話を聞くこと にした妙に緊張してよそよそしい会話だっ たがSは次のように答えてくれ た以下長い話なのでポイント前に要約して 書いていきます1あの夜何が起こった か爆睡する自分の横で ひたすら眠れなかったS眠れなかったと いうかSはあえて眠らなかっ た朝まで絶対に気を緩めまいと固く心に 誓った らしいそして深夜寒くなったSは布団を 取りに押入れを開け たそこにあの女がい たSがリアクションを取る間もなくその女 はSに重なっ たそこからの意識はとびとびだったと いう気がつくと便器に向けてゲゲ吐いて 本能的に異物を吐き出そうとしたんかなと 語ってい たしかし出てくるのは血ばかり自分はここ で死ぬかもしれないと覚悟した らしいもう箱という意識とは関係なく口 から血が溢れて くる俺が背中を叩いたり名前を呼び続けた のも覚えていないそう だ2なぜ突然退院したのか連絡手段をえ させたの か病院の意思曰く畑違いとのことらしかっ た生体はほぼ完全に治っておりなおも声が 出ないのはSの意識問題精神での傷つまり うちの管轄外ですよと宣告されたそうだS の母親はクリニックに通いつつ学業復帰を 進めたがSは隊員後大学を辞めて実家に 帰ると訴えたなんと言われようが絶対に 折れなかった らしいその後両親に迎えに来てもらいSは 実家に帰った 半分狂いかけとったなでもどうしても病院 やクリニックでなんとかなるとは思われ んかっ た女は毎日夢に出てき た以前にはなかった無病の癖もついていた そう だ状況がひどくなる前に神社か寺で払って もらい田舎で静かに暮らそうと考えていた らしい連絡手段をえさせたのにははただ

心配させたくなかったとだけ答えたが俺は Sが全てを忘れたんじゃないかと考えて いる全てを忘れたかったんじゃないかと 考えて いるあの女はどうなったの か 3実家に戻る前に両親に全てを打ち明けて いたSは両親同伴のも地元にある大きな寺 を訪れ た驚くことに寺につくなりSは住職にえ 住職により本道に案内されここで全てを 打ち明けなさいと言われ た声の出せないエスは髪とペンで全てを 打ち上げようとしたしかし突然途中でペン が止まっ たあれだけ意識がはっきりしている時に しかも呼吸ができないほどの金縛りにあっ たのは初めてだったと いう突然Sが苦しみ出したので住職たちは 大急ぎでお祓いを始めた らしいしかし目の前が真っ暗になり数人の バタバタという足音お経や金属音を しばらく聞いてぷっつりと意識を失った らしい 次に目を覚ますと寺の客間の布団の上で 住職と両親がそばにい た住職は話してくれ た特に強い怨念を残した霊でつき方が普通 ではなかっ た内側から侵食しておりSはもう少し 遅ければ本当に危なかったとの こと住職はなかなか出ていくがないので こんなものを使いまし たと木彫りの仏様を見せてき た身代わりの効果があるらしく簡素な作り の人形だったがSにはとても高々しく見え たと いうSが声を失ったのにも意味がある らしかった声には力があるらしく霊が媒体 を支配するにその力を奪うというのはよく あること らしい子玉と霊は密接に関係しているそう だお祓いが済んでもまだ声を出せないので え声を出せない様子のSを見て両親は心配 したが住職曰くもう大丈夫 栄養をとって数日落ち着けば声も出る でしょうとのこと 実際1週間ほどで徐々に声は回復し依然 通りの生活を過ごせるようになったと いうその後しばらくしてSは派遣業者に 務め無事に今まで過ごしてきたとの こと長々と書いてきましたがこれが自分の 体験談全てですSはお払いの後あの女は 愚か1度も霊を見ることがなく霊感を なくしてしまったと語っていました

身代わりの仏様にそういう力ごと封印され たのでしょうかとにかく本当に危ない心霊 スポットには遊び半分じゃなくても近づく もんじゃないってことです ね我々にそういう異界のものをどうにか できる力なんてありゃしないんだと 思い知らされましたという え札の家 これ広島でも 岡山広島ここれわざと変えてんのかなあで もどっちあれあれ岡山だよなこれ拍手し とこうこれこれ拍手するって あるというお札の家これあそこの家だっ たら20年前はもあったもんね札の家もう だって10何年前からもう普通にお札有名 だったしこれが広島なのか岡山なのか どっちかは定じゃないですけどま有名なの は岡山の方だと思うけどこれが場所を変え られてるのか広島にそういうところがある のかでも札の家って日本全国ちょこちょこ あんのよね言われてんのが えま有名なところも有名なとこ有名じゃ ないところもちょこちょこあるし えー正直そこはどこなのかっていうところ が うんどこなのかな期っていうところが ちょっとわかんないけど ね実している場所ではありますね多分ねあ でももうないけど ね はあ はあうんそうね話としては確かにこのなん だろうねお札の家と いうその場所 が関係しているのかこの場所にさただこれ 行っただけだもんねそもそもがしかも がっつり中にもそれさほど入ってないしね その行ってる道ダミーの家があって云々 カヌていうのでその家のまそもそももう そのバリケード手前の辺りからい るっていうようなもんだからこのそもそも 本丸にがりわけではないもんね言う てそのダミーが本当 は中核なのかまとか色々考えるけど まあちょっとね定かじゃないしまだけど お札の家っていうようなものが本丸だって こっちは勝手に思ってるだけでもうその 周り自体がまやばいところなのかかとか もう思う けど実際ま面白半分ね肝試しとかでそう いうとこにま誰しも言ってますけどまこれ が本当の話なのか嘘なのかみま作り話なの かみたいなようなこと考えず にまシャレコだからねって1個ポンって あるけどまでもこういうお話はまあまあ

ねそういう体験談まここまでひどいのは 聞かないけど ねまだけど結構 うーんこう体の異変入院するとかそこまで の体の異変みたいなのはないけどま大なり しなり体調の異変を訴えて病院えてたとか する人もま別にいないわけでもないしね それがま精神的なものなのかかどうなのか はあるけどまでも実際ねこの話にこの話は 生体ぶっ壊してたっていうことだからね なんかその辺りもなんかね気持ち悪いよ なまでもそのそう いう向この存在からこち世の人間というか まその生きてる人間が攻撃をされてその 攻撃をされ たうんま明確にそのどのVを部分を攻撃し たかどうかわかんないけど攻撃されたこと によって外傷もしくは 中に大きなダメージを追ったっていう人の 話 はえ1つや2つじゃないからね話聞いてる のもだからそういうような ものなのかねだからこれこのお札の家の今 のこの話とかって行きたくないっていう 人間とそのお行こうぜ行こうぜで めちゃくちゃテンション高いっていうよう なお話こないださ若葉さんの話であった じゃないこの静岡のあの心霊スポットと 言われるまえトンネルと 神社行ってたんだ けど4人で言ってたけど2人女の子が行き たくないでももう1人の男まその若さんの 友達の 君行こうかって話なったんだけどでも自分 もやっぱり若さんそんな行きたくなくて いややめとこうぜって言うんだけど普段 そんな人間じゃないまいつもは基本クール なな人間がいやいや行こうぜ行こうぜて なぜかちょっとテンション高めで心霊 スポート行こう行こう行こうっていう普段 そんなんじゃないのになんでこいつこんな テンション高いんかなって思って行ってみ たらなんかいろんなことまちょっと 巻き起こったって話がありますけどま ちょっとそこにねなんかこう似ている部分 というかもうその行く手前前からなんかま そもそもこのな話の中に出てきたS君て いうのはちょいちょいテンションが高い子 なんでしょう けど それその普段のテンションの高さを 差し引いたとしてもちょっと普段とは違う ような感じもあったんじゃないかなって気 もするしねで車に乗ってからはすごい 強がっていたって

[音楽] いうそういうようなのもなんかこうその 場所が誰かに影響を及ぼすていうのはま あるしねお話他のお話でもそういうのは あるしなんかしんないけど今日こいつ テンション高えなみたいなのはある し ういやでもこのこがその札の家なんだっ たらちょっともったいないなと思うけどね までも岡山いろんなまだところあるんで 岡山広島かあるのでねちょっと撮ってない ところも写真は撮ってるんですけどね ちょこちょこ写真は撮ってる場所はあるん です けど [音楽] うー前 に結構夕方ぐらいに行たからそこまで ちゃんと写真を撮れなか撮れてないんです けどあれそうだったよな廃能骨道は岡山 だったよ な ちょっとなかなかにすごい場所だったから ね多分だけどあれおコ散乱してたと思うん だねコツツとかそういうのもバンバン散乱 してたからもしかしたらおことかも 散らばってたかもしんない けど岡山はまだずっと手つけられてない 場所とかもあるしねなんだったらちょっと う昔のピンクっぽいおみお店ちゅうか ピンクなお店ちゅうかストリみたいな ところがねまだあるのでね奥の方にまそう いうところにちょっと行ってみるのもいい かなと思うけどねま1回言ってるけどねま そういうところで映像撮ってないから ちょっとそういうのこで撮るの面白いかな と思う けどああ読んでたことはあったんだみんな ね詳しいわねちょっとねじゃちょっと トイレ行ってもう1話なんか読もうかな ちょもうちょもう1回読みたい話があって さなくそなげえけどもう1回読みたい話が あるんでちょっと ねちょっとトイレ行ってきます ね OG ウイッシュちょっとタバコ1本 吸みんなこれもう寝に聞いてるんだろうね ごめんなさいねごめんなさいごめんなさい じゃない か 明日明日でも10時つってるけどもう ちょっと早めに配信するか な9時ぐらいから配信してもいいかも ねまこれがあの睡眠導入になれば

いいんです けどえなんか 最近ちょっと時間が遅くなって配信する ためになんかごめんなさいねと 思動いたそんなことないやろえ 本当 えさっき逆立ちしてたなけ なる大事やわもうそんなんなっ たら 違う吉田さんライトすげえな これもうちょもうちょっとちゃんとした ライト買えばよかったな釣行できるライト が 欲しいこれだとちょっと吉田さんが光り すぎ てる 湯舟に使って聞いてんのじゃあちょっとね ゆめしてしまうかもしんないぐらい長い話 するからちょっと聞いててねこれ前に話し てるけどもう1回読みたいの よこれだから2回読2回読まないとって 思っててで1回読んでるのを踏まえてもう 1回読んでみ たらどうなるのかなって いうのをねちょっとね試してみたくて ねやっぱあれだねそん時にそれを読んで からちょっとこのシャレコアというものの 存在をさちょっと警視できないというか ちゃんと全部読まないとなってなったのよ ね そうバンゲリングベイ感すごいね バンゲリングベイ誰が知ってん だもう4でしょバンゲリングベイ はそもそもバンゲリングベちゃんとクリア したことない わ お札の家冒頭から聞いてるので特にふやす でもうちょっとふやかす ねこれもまなかなかいいお話ですよねこう ね いやこれ何時間かかる これこれどうしようかどれが1番いいかな これか な いやあじゃあ ちょっと話しますかねこれま知ってるは 知ってるでしょうしめちゃくちゃ有名な話 だしねで前の俺これどこで読んだっっけ ななんかどっかで読んだんだよ ね心霊スポット訪問訪問料調査の時に読ん でたからどこか忘れた けど初めてまこれを存在は知ってたけど なんとなく読んだ気が読んだてか見たよう な覚えがあってで全然ちゃんとした記憶も なくてでま読んでみたら俺な冒頭ぐらいは

知ってたけどなんかさ何み全然知らなくて で読んでたらまあまあ引き込まれるお話 そしてねわっていうねキャーってなっ ちゃうやつどえらい長いからね多分これ 全部喋り終わるの2時ぐらいなると思う けど [音楽] ええ ではちょじゃえ読みましょう かちょっとこ耳かっぽじっ て聞いてくださいちょっと俺も久々え リアルです ねみんな大好き リアル何に取り憑かれたえ取り憑かれたり え何かに取り憑かれたり狙われたり つきまとわれたりしたらマジでシャレに ならんことを最初に言って おくもう1つ俺の経験から言わせてもらう と1度や2度のお祓いをすればなんとかな るってことはまず ない長い時間かけてゆっくり蝕まれるから ね払えないってことの方が多いみたいだ な俺の場合は大体2年半 くらい一応断っておくと5体満足だし人 なみに生活できてるただ残念ながら終わっ たかどうかって点は定かじゃ ないまずは始まりから書くことに する当時俺は23歳社会人1年目ってこと で新しい生活を過ごすのに精一杯な頃だな 会社が小さかったから当然同期も少ない 必然的に仲が良く なるその同期に東北地方出身のまるまる ってやつがいてこいつがまたいろんなこと を知ってたりやけに知り合いが多かったり した わけでよくこれをしたら何々になるとか 何々が来るとかって話あるじゃない あれ系の話はほとんどガセだと思うんだ けどいくつかは本当にそうなっても おかしくないのがあるらしいの よそいつが言うには何か条件がいくつか あっ て うんえこれはなんかうんぐぐんごめんそう 度々読めない感じが出てくんだよ な あたまたまねたまたまえたまたま揃っ ちゃうとけるんじゃない かって俺の時はまあ悪ふざけが原因だろう な当地は車を買ってすぐだったし 1人暮らし始めて間もないし何よりバイト とはクラブにならない給料が入るんで週末 は遊びほけてた 8月の頭にナパで仲良くなった子たちと まるまるそして俺の計4人でいわゆる心霊

スポットなる場所に肝試しに行った わけその場は確かに怖かったし寒気もした し何かいるような気がしたりとまああった けど特に何も起こらずスリルを満喫して 帰ったわけ だ 3日後だっ た当時の会社は上司が帰るまで新人は帰れ ないって暗黙のルールがあって毎日遅く なって た疲れて家に帰ってきて本当今思い出して も理解できないんだが部屋の入口にある 姿見の前でしてはいけないことをやったん だ試そうとか考えたわけではなくふと思い だけだったと 思う少し細かな説明をする当時の俺の部屋 は駅から徒歩15分8条ワンルーム玄関 から入ると細い廊下がありその先の8条分 の部屋が ある姿見は部屋の入り口つまり廊下と部屋 の境い目に置いてい た俺がまるまるから聞いていたのは鏡の前 で何を何え三角をしたまま右を見ると四角 が来るとかいう話だっ た体性的にちょっとお辞儀をしているよう な格好に なる来るわけねえよ ななんてつぶやきながら辞儀のまま右を 向いた時だっ た部屋の真ん中あたりに何かい た見た目は明らかに異常 多分160cmぐらいだったと 思う髪はバッサバサで腰まであってのれん みたいに顔にかかって たつうか顔にはお札みたいなものが何枚も 張ってあって見えなかっ たなんて呼ぶのかわからないけど亡くなっ た人に着せる白い和服をきて小さい振り幅 で左右に揺れて た 俺はと言う と固まっ た声も出なかったし一切体は動かなかった けど頭の中ではものすごい回転数で起きて いることを理解しようとしていたと 思う想像して ほしい狭いワンルームに音もない部屋の 真ん中ありに何かいるって状態 を頭の中では原因はは分かりきっているの に起きている事象を理解できないって混乱 が渦を巻いて いるとにかく異常だ ぞ明りをつけてたけど逆にそれが怖いんだ いきなり出てきたそいつが見える からそいつの周りだけ青みがかって見え

た時間が止まったと錯覚するぐらい静か だったなとりあえず俺が出した結論は部屋 から出るだった足元にある鞄をなぜか ゆっくりと慎重に手に取っ たそいつからは目が離せなかった目を離し たらやばいと思っ た後ずさりしながら廊下の半分を過ぎた 辺りでそいつが体を左右に振る動きが少し ずつ大きくなり始めたと同時に何か うめき声みたいなものを出し始め たそこから先は実はあんまり覚えてい ない気がつくと駅前のコンビニに入ってい た都にもかにも人のいるコンビニについて 安心したただ頭の中は相変わらず混乱して てなんだよあれっていかににも似た気持ち と鍵閉め忘れたって変なとこだけ冷静な 自分がい た結局その日は部屋に戻る勇気はなくて 一晩中ファミレスで朝を待っ た空がしらみ始めた 頃恐る恐る部屋のドアを開け たよかった消えて た部屋に入る前にもう1回外に出て缶 コーヒーを飲みながら一服し た実は何もいなかったんじゃないかって 思い始めた 本当にあんなんありえないし ね明るくなったってのともういないてので 少し余裕できたんだろうねさっきよりは やや大胆に部屋に入った よしいないなんて思いながらカーテンが 閉まっているせいで薄ぐらい部屋の電気を つけ た昨晩の出来事を裏付ける光景が目に入っ てき た昨日あいつがいた辺りの床にものすごく 臭いものすごく匂いを放つ泥がそれも足跡 ってレベルを超えた量で残って た起きたことを事実と再認識するまで時間 はかからなかっ たはっと気づいてますますパニックには なったんだ けど俺電気消してねえよ スイッチ押した左手見たらこっちにも泥が ついてんのしばらくはドインよりした 気持ちから抜けれなかったが出ちまった もんは仕方ねえなと思えてき たまあここら辺が俺がAB型である典型的 なとこなんだけどそんな状態にありながら ドロを掃除してシャワー浴びて出社し た匂いが消えなくてむかついたし こっちはこっちで大問題だが会社を休む ことも一大事だったから ね会社に着くといつもと変わらない日曜が 待っていた俺はなんとかまるまると話す

時間を探っ たこの発端に関係するまるまるからなんと か情報を得ようとしたの だ昼休みやっと捕まえることに成功した 以下俺とまるまるの会話の 抜粋 俺前にさ話してたま三角すると四角が来る とかって話あったじゃん昨日あれやったら 来たんだけどまるまるは何それ 俺だからマジ何か出たんだってまるまる ああはいはいカウパー出たのね俺まふざけ んなよやべえのが出たんだってよまるまる 何言ってんのかわかんねえよ俺俺だって わかんねえ よだめだ拉致が開かないまるまるを信用さ せないと何も進まなかったため俺は淡々と 昨日の出来事を説明した最初はネタだと 思っていたまるまるもやっと半身半疑の 状態になっ た仕事終わり俺の部屋に来て確かめること になった 夜10時幸いにも早めに会社を出られた まるまると俺は部屋につい た扉を開けた瞬間に今朝かいだ悪臭が鼻を つい た締め切って部屋から熱気とともに まさしく匂いが襲ってき た帰りの道でもしつこいくらいの説明を俺 から受けていたまるまる はマジ と一言呟い た信じたよう だ問題はまるまるが何かしら解決案を出し てくれるかどうかだったが望むべきでは なかっ たとりあえずお祓いに行った方がいいこと と知り合いに聞いてみるって言葉を残し奴 は逃げるように帰っていっ た予想通りとしか言いよがなかったが奴の 顔の広さだけに期待し た匂うところに痛くない気持ちからその日 はカプセルホテルに泊まっ た今夜も出たら終わりかもしれないと思っ たのが 本音翌日とりあえず近所の寺に行くさすが に会社どころじゃなかっ たお坊さんに訳を説明すると専門じゃない からわからないですねしばらくゆっっくり してはいかがでしょうきっと気のせいです よなんて呑気な答えが返ってきた世の中 こんなもん だその日は都内では有名な寺や神社を何件 か回ったがどこも大して変わらなかっ た疲れ果てた俺は埼玉の実家を頼っ た正確には母方の祖母が世話になっている

S先生なるアソに相談したかっ たというかその人以外でまともに取り合っ てくれそうな人が思い浮かばなかっ たここでS先生なる人を紹介 する母は長崎県出身で当然祖母も長崎に いる祖母は戦争経験から熱心な仏教とだS 先生はその祖母が1週週1通っている自宅 兼寺の住職さんだ俺も何度か会ったことが ある俺は詳しくはないが宗派の名前は教科 書に乗っているくらいだから ひんせエもの霊能者などとは比較になら ないほどしっかりとぶ仏様に使えてきた方 なの だ人柄は温厚落ち着いた優しい話し方を する俺が中学に頃親父が土地を買い家を 建てることになっ た自祭とでも言うんだっけとにかくその 土地をお祓いしたその1週間後に長崎の 祖母から土地が良くないからS先生がお 祓いに行くという内容の電話があった当然 母親的にももう終わってるのになんでって ことでそれを言ったらしいそしたら祖母 からでもS先生がまだが残ってるって言う 言うたったい っってつまり俺が知る限り唯一頼れる人物 である可能性が高いのがS先生だっ た紐暮れてきて埼玉の実家があるバス停に 着いた頃には夜9時を回る少し前だっ た都内と違い工場ばかりの町なので夜9時 でも人気は少ない バス停から実家までの約20分後足早に 歩い た人気のない暗い道に街灯が規則的に並ん で いる 内心昨日のことがフラッシュバックしてき てかなり怯えていたが幸いにも奴は現れ なかっ たが夜になり涼しくなったからか俺は自分 の体の異変に気がついた どうも首の付け根あたりが 熱い伝わりにくいと思うが例えるなら首に 紐を巻きつけられて左右にずらされている ような感じ だ首に手をやって寒気がした熱い首だけが 熱いしかもヒリヒリし始め たどうも発心のようなものがあるようだっ た歩いていられなくなり実家まで全力で 走っ た息を切らせながら実家の玄関を開けると 母が電話を切るところだっ たそして俺の顔を見るなりこう言ったんだ あああんた長崎のおばあちゃんから電話来 て心配だってS先生があんたがことになっ てるからこっちおいでって言われたて

あんたなんかしたのあらやだあんた首の 周りどうした の答える前に玄関の鏡を見た奴が来るかも とか考えなかったえやが来るかもとか考え なかったななぜ か首の周りけの部分は縄でも巻かれている かのように見事に赤い線がができていた 近づいてみると細かな発心がびっしり 浮き上がってい たさすがに小刻みに体が震えてきた何も 考えずに母にも一言も返事をせずに階段を 駆け上がり母の部屋の小さな仏像の前で ナア仏を繰り返し たそうする他何もできなかっ た心配して父親がどうしたと怒鳴りながら 走ってき た母は異常を察知して祖母に電話している 母の声が聞こえ た泣き声 だ逃げ場はないと恐ろしいことになって しまっているとのことえ恐ろしくなって しまっているとこの時やっと理解し た実家に帰り自分が置かれている状況を 理解して日が過ぎ た精神的に参ったからかそれが何かしら あいつが起こしたものなのかは分から なかったが2日間高熱に悩まされ た首から異常なほど汗をかき2日目の昼に は血が滲み始め た3日目の朝には首からの血は止まってい たま元々滲む程度だったしね 熱も微熱くらいまで下がり少しは落ち着い たただ首の周りに異常な痒さが感じられた チクチクと痛くて 痒い枕や布団タオルなどが触れていると 鋭い小さな痛みが 走る血が出ていたからか傘蓋ができて痒い のかと思い意識して触らないようにし た布団に潜り夕方まで気にしないように 心がけたが便所に行った時にどうしても気 になって鏡を見た鏡なんて見たくもないの にどうして自分に起きていることをこの目 で確認しなとどうしても自分に起きている ことをこの目で確認しないと気が済ま なかっ た鏡は見たこともない状況を映してい た首の赤みは完全に聞いていたその代わり 発心が大きくなってい た今でも思い出すたびに鳥肌が立つほど 気持ち悪いがあえて細かな描写をさせて ほしい気を悪くしないで くれ元々首の周りの線は太さが1cm くらいだったそこが真っ赤になり元々 かなり色白な俺の肌との退避で正しく赤い 紐が巻かれているように見えていたこれが

3日前のこと目の前の鏡に移るその部分に は海が溜まっていたいや正確じゃないな 正確には赤い線を作っていた発心には海が 溜まっていてまるで特大のニキビが ひしめき合っているようだっ たそのほとんどが海を滲ませていてあまり におぞましくて気持ちが悪くなりその場で 吐い た真水で首を洗い軟膏を母から借り塗り 泣きながら布団に戻っ た何も考えられなかっ た唯一なんで俺なんだって行りだけだっ た泣き疲れた頃携帯が鳴っ たまるまるからだっ たこういう時ほんのわずかでも希望って ものすごいエネルギーになるぞ 正直こんなに嬉しい着信はなかっ た 俺もしもしまるまるおお大丈夫 俺 いや大丈夫なわけねえだろまるまる ああやっぱやばい俺やべえなんてもんじゃ ねえ よつかなんかないんかよまるまる うん地元の友達に聞いてみたんだけどさ ちょっと分かるやいなくて申し訳ない ああ で正直まるまるなりに色々してくれたとは 思うがこの時の俺に相手を思いやる余裕 なんてなかったからかなり自己中な話し方 に聞こえた だろう まるまるいやその代わり友達の知りにそう いうのが人がいてさ紹介してもいいんだ けど金かか るって俺金とんのまるまるうんみたいどう する俺どんぐらい まるまる知り合いの知り合いの話だと とりあえず50万くらいらしい俺 50万当時の俺からすると働いているとは いえ50万なんて払えるわけが払えるわけ ない額だった金が惜しかったが恐怖と 苦しみから解放されるなら選択肢はなかっ た 俺分かったいつ紹介してくれる まるまるその人今群馬にいるらしいんだわ 知り合いに聞いてみるからちょっと待って て話は前後するが俺が仏像の前でナア物を 繰り返していた時母は祖母に電話をかけて い た祖母からすぐにS先生に相談が 行き最終的にはS先生がいらしてくれる ことになっていたただしS先生もごたぼだ し何より高齢だこっちに来れるのは3週間 先に決まったつまり3週間は不安と恐怖と

何が起きてもおかし何か起きてもおかしく ない状況にいなければならなかっ たそんな状況だから少しでもできるだけの ことをしていないと気持ちが落ち着か なかっ たまるまるが電話を折り返してきたのは夜 11時を過ぎた頃だっ た まるまる待たせて悪いね知り合いに電話 知合に相談したら連絡入れてくれて明日 行けるって俺明日まるまるほら明日日曜 じゃ んそうかいつの間にか奴を見てからい日も 経つの か不思議と会社のことを忘れてた な 俺分かった ありがとううちまで来てくれるの まるまる家まで行くって車で行くらしい から住所メールしといて 俺お前はどうすんの来て欲しいんだけど まるまる行く 行く 俺金後でも大丈夫かな まるまる多分大丈夫じゃね俺分かった近く まで来たら電話し てなんとも段取りの悪い話だが若だ俺には 仕方のないことだっ たその 晩夢を見 た寝てる俺の脇に白い和服を着た若い女性 が正座してい た俺が気づくと三をつきふぶかと頭を下げ た後部屋から出ていっ た部屋から出る前にもう一度深深と頭を 下げてい たこの夢があいつと関係しているのかは 分からなかった が翌日昼過ぎにまるまるから連絡が来 た電話で誘導し出迎え た来たのはまるまるとその友達そして30 代後半くらいだろう男が来 た普通の人だと思えなかったなチンピラ みたいな感じだったし何の仕事をしてるの か想像もつかなかっ た俺がちゃんと説明していなかったから 両親がいぶかしいん だまず間違いなく偽名だと思うが男は林と 名乗っ た はしT君の話は彼から聞いてましてねまあ 厄介なことになってるんですえTは えっとこのの俺っていう人です ねで父それで林さんはどういった関係で いらしていただいたんです

か林いやねこれもう素さんじゃどうしよう もないんですよお父さんいいですか信じ られないかもしれませんがこのままだとT 君危ないですよで彼が友達のT君が危ない から助けて欲しいって言うんでねここまで 来たってわけなんです よ母Tは危ないんでしょうか林いやね私も 結構こういうのは経験してますけどこんな にひどいのは初めてですねこの部屋 いっぱいに悪い気が充満してい ます父失礼ですが林さんのご職業をお聞き してもいいですか林ああ気になりますか まそりゃ急に来てこんな話したら怪しい ですもんねでもねちゃんと女霊して辺りを 清めないとT君本当に連れてかれます よ 母あの林さんにお願いできるんでしょうか 林それはもう任せていただければこういう のは私みたいな専門のものじゃないとだめ ですからねただねお母さんこっちとしても 危険があるんでね少しばかりが包んで いただかないとね分かる でしょ 父いくらあればいいん ですそうですねま200はいただかないと 父偉い高いな林これでも彼が友達助けて 欲しいって言うからわざわざ時間かけて来 てるんですよ嫌だって言うならこっちは別 に無関係ですからねでもたった200万で T君助かるんなら安いもんだと思います けどねそれにT君もお寺に行って相談に 相手にされなかったんでしょ分かる人 なんて1人ぎなんですわまた1から探すん です か俺は黙って聞いていたさすがに200万 って聞いた時はまるまるを見たがまるまる もバの悪そうな顔をしてい た結局父も母も分からないことにそれ以上 の意見を唱えるはずもなく しぶしぶ任せることになっ た林は早速今夜に女霊をすると言い出し た準備をすると言い1度出かけ た出かけに両親に準備にかかる金をもらっ ていっ た夕方に戻ってくるとロソを立てお札の ような髪を部屋住に張り膝元に水晶玉をを 置き術を持ち日本酒だと思うがそれを差 好きに注い だなんとなくそれぽくなってき た 林ティ君これからお祓いするからこれで もう大丈夫だ からお父さんお母さんすいませんが一旦家 から出て行ってもらえますかねもしかし たら霊がそっちに行くこともないわけじゃ

ないです から両親は不いながら外の車で待機する ことになった紐暮れて辺りが暗くなった頃 お祓いは始まっ た林はお経のようなものを唱えながら一定 のタイミングで酒好きに指をつけ俺にその しずくを飛ばし た俺は半身半疑のまま布団に横たわり目を 閉じてい た林からするに言われたから だお祓いが始まってからだいぶ立っ たお経を唱える声が途切れ途切れになり 始めた目を閉じていたから嫌な雰囲気と 少しずつおかしくなっていくお経だけが俺 に分かることだっ た最初こそ気づかなかったが首がやけに 痛いかさを通り越してに痛みを感じてい た目を開けまいと痛みに太陽と歯を食い しっているとお経が止まっ たしかし おかしいよくわからないが区切りが悪い 終わり方だったし終わったにしては何も声 をかけてこない何より首の痛みは一向に 引かずむしろ増しているんだ寒気も感じる し何かが布団の上にまいるような気がする 目を開けたらいけないそれだけは絶対にし てはいけない分かってはいた が開けてしまっ た目を開ける と恐ろしい光景が飛び込んでき た林は布団で寝ている俺の右手側に座りお 晴れをしてい た目を開けるとと向き合うに俺を挟んで あいつが座してい た膝の上に手を置き上半身だけを伸ばして 林の顔を覗き込んで いる林の顔とあいつの顔の間には拳1つ分 ぐらいの隙間しかなかっ た不思議そうに顔を斜めにしてふのように 小刻みに顔を動かしながら 聞き取れないがぼそぼそとつぶやきながら 林の顔を覗き込んでい た今思うと林に何かを囁いていたのかも しれ ない林は少しうき気味に目線を下に落とし たまま瞬きもせず口はだらしなく開いた ままよだれを垂らしてい た 少し顔が笑っていたようにも見え た時々小さく頷いてい た俺は瞬きも忘れ凝視してい た不にあいつの首が動きを止めた次の瞬間 顔を俺に向け た俺は慌てて目をぎゅっと閉じ布団を かぶりひたすら生ダブと唱えていた

俺の顔の間近であいつがふのように顔を 動かしている光景がまぶに浮かんできた 恐ろしかったガタガタと音が聞こえ階段を 駆け降りる音が聞こえ た林が逃げ出したよう だ俺は怖くて怖くて布団に潜り続けてい た両親が来て電気をつけて布団を吐いた時 丸まって体が固まっ俺がいたそう だ林は両親に見向きもせず車にみ乗り込み 待っていたまるまるまるまるの友達と共に どこかへ消えていっ た後からまるまるに聞いた話では車を出せ 以外は言わなかったらしい解決するどころ かますます悪いことになってしまった俺に は3週間先のエ先生を待ってる余裕など 残っていなかっ た あいつを再び目にしてからさらに4日が 経っ た当たり前かもしれないが首は随分良く なりまだ跡が残るとはいえ明らかに体力は 回復してい た熱も下がり体はもう問題がなかっ たただそれは身体的な話でしかなく朝 だろうが夜だろうが関係な覚えていたいつ どこであいつが姿を表すかと思うと怖くて 仕方がなかっ た眠れない夜が続き食事もほとんど 受けつけられずに常にあたりの気配を気に してい たたった遠かたらずで俺の顔は随分変わっ たと思う精神的に追い詰められていた俺に は時間がなかっ た当然まともな社会生活なんて遅れるわけ もなく親から連絡を入れてもらい会社を 辞め たこれも後から聞いた話しかないのがえ後 から聞いた話でしかないのだが連絡を入ら れた時は随分嫌みを言われた らしいとにかく何もかもが怖くて洗濯物や 家の窓から見える柿の木が揺れただけでも もしかしたらあいつじゃないかと1人怯え てい たS先生が来るまでにはまだ2週間余りが 残ってい た俺には長すぎ た見かねた両親は強引に怯える俺を車に 押し込みどこかへ向かっ た父が何度も心配するな大丈夫だと声を かけ た車の後部座で母は俺の肩をだ 頭を撫でていた母に頭を撫でられるなんて 何年ぶりだっ たろう時間の感覚もなく車で移動しながら 夜を迎え

た二十歳も過ぎて恥ずかしい話だが母に 寄り添われ安心したのかひぶりに深い眠り に落ち た目が覚めると すでに日は登っていて久しぶりに眠れて すっきりし た実際には丸1日半眠っていた らしい多分あんなに長く眠るなんてもう ないだろう な外を見ると車は見慣れない風景の中を 進んでい た少しずつ見覚えのある景色が目に入り 始めた 道路の中央に電車が走って いる車は長崎についてい たこれには俺もさすがに驚いた怯え続ける 俺を気遣い飛行機や新幹線は避け車での 移動にしてくれた らしい途中で休憩は何度も入れたらしいが それでもろに眠らず車を走らせ続けた父と 俺が怖がらないをずっと寄り添ってくれた 母への恩は一生かけても返しきれそうも ない祖父母の住むところは長崎の柳川と いう柳川に着くと坂道の下に車を止め両親 が祖父母を呼びに行っ たその間俺は車の中に1人きりの状態に なっ た両親が2人で出ていったのは足腰の悪い 祖母やS先生の家に持っていく荷物を運ぶ のを手伝うためだったのだが自分で大丈夫 行ってきてなんて言ったのは本当になめて た証拠だと 思う久しぶりに寝れたことや今いる場所が 東京埼玉と随分離れた長崎だったことが気 を緩めたのかもしれ ない車の後部佐に足を丸めて座り外をぼと 眺めている と急に首に痛みが走っ た今までの痛みと比較にならないほど言い すぎかもしれないが激痛が走っ た首に手をやると滑りがあっ た血が出て た指先についた血が王なしに俺を現実に 引き戻したこの時怖いとかあいつが近くに いるかもって考える前にまたかよって 投げやりな気持ちが先に来 たもう何か嫌になって泣けてき た分かってもらえれば嬉しいけど嫌なこと が少しの間を置いて続けて起きるのって もうどうしようもないくらい落ち込むんだ よね気持ちの整理がつき始めると嫌なこと が起きるってのは辛いよ ねこの時は少し気が緩んでいたから なおさらでどうしろっつんだよとかいい 加減にしてくれよとか独り言をブツブツ

言いながら泣いて た車に両親が祖父母を連れて戻ってきたん だけどすぐにパニックになった何しろ問題 の俺が首から血を流しながら後部座席で 神戸を垂れて泣いているんだから ね何もないわけがないよなどうしたとか なんとか言えとかもうやだTちゃん しっかりせんかとか言したととかあんた どうしようと かこの時は思わずてめえらうるせえんだよ って怒鳴ってしまっ たこんな時に説明なんかできるわけねえ だろうっててめえらじゃ何もできねくせに 黙ってるよとか思ってたな勝手に悪いこと になって仕事はやめるわ騙されそうになる わこんな俺みたいなダメな奴のために 走り回ってくれてる人たちなの に今考えると本当に 恥ずかしいで人生で1度切りなんだけどさ 親父がいきなり俺の左頬に平手打ちをして きたものすごい痛かった ね親父めちゃくちゃ厳しくて何度も口喧嘩 はしたけど多分生まれてから1回もぶたれ たことなかったから なで一言 だけお父さんとお母さんに謝れって静かだ けど厳しい口調で行ったんだおじいちゃん とおばあちゃんですねそれでなぜか 落ち着いたてかびっくりしてびっくりし すぎてそれまでの絶望感がどっかに行って しまった よ冷静さを取り戻してみんなに謝ったら急 に腹が座ってきた気がし た走り始めた車の中で励ましてくれる 祖父母の声に勘極ってまた泣いた自分で 思ってるよか全然こ心が弱かったんだな俺 はS先生の家に着くとふっ軽くなった気が した 何か起きたっていうよりは俺が勝手に安心 したって方が正しいだろう な門をくぐり石畳が敷かれた細い道を 抜けると初老の男性が迎えてくれたそう いえば絵先生の家にはいつもお客さんがい たような気が するきっと祖母のように通っている人が 多いん だろう奥に通され裏手の玄関から進んで いくと場くらいの仏が あるS先生は俺の記憶の通り仏像の前に 敷かれた座布団の上に正座していて ゆっくりと振り向いたん だ祖母TちゃんもうよけんねS先生が見て くれなさる けんS先生久しぶりね随分立派になって 早いわね

祖母え先生Tちゃんは大丈夫でしょうかね 祖父大丈夫ってそげ言うたかてまだ来た ばかりやけん先生かてようわからんさ 祖母あんたさんは黙っときなさんなてもう 私心配で心配でしな仕方なかって さなんでだろうただS先生の前に来ただけ なのにそれまで慌てていた祖父母が 落ち着いていた それは両親にも俺にも伝わってきて深く息 を吐いたら体から悪いものが出ていった気 がし た両親はもう体力的にも精神的にも限界に 近かった らしく疲れちゃったやろあとはS先生が よくしてくれるけん隣場行って休んでき たらよかと人なつっこい祖父の言葉に甘え て隣の部屋 へえ先生じゃあちゃんこっちに いらっしゃいS先生に呼ばれ向かい合わせ で正座し たS 先生 えーそれじゃああさんたちも隣の部屋で くろいでいらしてくださいちーちゃんと話 をしますからね後は任せてこっちの部屋に はいいと言うまで戻ってきてはだめです よ祖父先生テちゃんよろしくお願いします 祖母Tちゃん心配なかけんねS先生が うまいことしてくれるけんあんたさんは よう言うこと聞いといたらよかけんね ねしきりにS先生にお願いをして俺に声を かけてくれる祖父母の姿にまた涙が出てき た泣きっぱなしだな 俺S先生にはあエ先生はもっと近づくよう に言い膝と膝をつけ合わせ よに座っ た俺の手を取りしばらくは何も言わず 優しい顔で俺を見てい た俺はなぜか悪さをして怒られるんじゃ ないかと親の顔色を伺っていた子供の頃の ような気持ちになってい た目の前のあえて核が自分よりも小さくて 明らかに力の弱いおばあちゃんの威圧的で もなんでもない雰囲気に飲まれていた あんな人本当にいるんだなえ 先生どうしようかしら ね俺 てんてんS 先生Tちゃん 怖い 俺 はいS先生そうよねこのままってわけには いかないわよ ねえ俺 えっとS先生あいいのこっちの話だ

から何がいいんだちっともよかねえだろ なんて気持ちが溢れてきて耐え切れずに ついにぶちまけ た本当に人として未熟だな俺 は 俺あの俺どうなるんすかもう早いとこなん とかして欲しいんです大体何なんですか なんであいつ俺につきまとうんですかもう 勘弁してくれって感じですよえ先生なんと かならないんですかえ先生Tちゃん俺大体 俺別に悪いこと何もしてないっすよ確かに 心霊スポットには行ったけど俺だけじゃ ないしなんで俺だけこんな目に会わなきゃ いけないんですかか鏡の前であれしちゃ だめてのも関係あるんですか本当わけ わかんねえああ イラつく どどして じじし て何がなんだかわからなかったどうし てごめんちょっとまた読めない感じ がなんじゃこれ これ前にもあった なインコとかなんか鳥のなんかみたいな寒 だかくて欲よのない声が聞こえてき たそれがどうしてと繰り返していると理解 するまで少し時間がかかっ た俺はS先生の目を見ていたしS先生は俺 の目を見ていたただ優し優しかったS先生 の顔は無表情になっているように見え た左側の視界には何かいるってのは分かっ てたチラチラと見えちゃうから ね寄せばいいのに左を向いてしまっ た首から生暖かい血が流れるのを感じ ながら あいつが立ってい た体をくの字に曲げて俺の顔を覗き込んで い たくどいけど訳が分からなかった起きて いることを認められなかっ たここは寺なのに目の前にはS先生がいる のになんでなん で1週間前に見たまんまだっ たあいつの顔が目の前にあった不労のよう に小刻みに顔を動かしながら俺を不思議 そうに覗き込んでいたどうしってどうして どうしてどうし てオのような声でずっと質問され続け たきっと林も同じようにこの声を聞いてい たんだろう俺と同じ言葉を囁かれていたの は分からない が俺は息することを忘れてしまって目と口 を大きく開いたままだっ たいや息がうまくできなかったって方が 正しいなたまにこひて感じで息を吸い込む

ことに失敗してた気がする し倉庫しているうちにあいつが手を動かし て顔に張り顔に貼り付けてあるお札みたい なものをゆっくりめくり始めたん だ見ちゃだめだ絶対ダメだって分かってる し逃げたかったんだ けど動けないんだよもう顎の辺りが見えて しまいそうなくらいまで来ている心の中で はやめろそれ以上めくんなって叫んでるの に口からはかみたいななけ情けない息しか 出ないんだもうやばいやばいやばいって ところで パン て例えとか胡蝶でもなく飛び上がった心臓 が破裂するかと思っ た パンその音で俺は飛び上がった正座してた からか体が倒れそうになりながら後ろに 振り向いてすぐ走り出した何か考えてた わけじゃなく体が勝手に動いたんだよ ねでも慣れない星座のせいで足がしれて まともに走れないのよしびれて足がし もつれたこととあんまりにも前を見てい ないせいで頭から壁に突っ込んだがちっと も痛くなかった額から血がダラダラ出てた のにそれだけテンパって周りが見えて なかったってことだ な血が目に入って何も見えない手を ぶん回して手口を探したけど的外れの方 ばっかり探してた みたいまだ行けませ んいきなりエが大きい声を出した少子の 向こうにいる両親や祖父母に行ったのか俺 に行ったのかは分からなかった分から なかったがその声は俺の動きを止めるには 十分だったビクてなってその場で 硬直またもや頭の中ではものすごい回転で 事態を把握しようとしていたつうか把握 なんてできるはずもなくS先生の言うこと に従っただけなんだけど ね 俺の動きが止まり仏間に入ろうとする両親 と祖父母の動きが止まったことを確認する かのように少しの間を置いてからS先生が 話し始め たS 先生Tちゃんごめんなさいね怖かったわね もう大丈夫だからこっち戻ってらっしゃい あいさん大丈夫ですからもう少し待ってて ください ねあいさんは多分あれ親なのかな多分 正子の向こうから仕切りに何か行っていた のは聞こえたけど覚えていない血を拭い ながらS先生の前に戻ると手拭いを貸して くれたおこなのかしんないけどいい匂いが

した なここに来てやっとあの音はS先生が手を 叩いた音だって気づい たS 先生Tちゃん 見えたわね聞こえた 俺見えましたどうしてって繰り返してまし たこの時にはもうS先生の顔はいつもの 優しい顔になってたんだ俺も今度は ゆっくりとできるだけ落ち着いて答える ことだけに集中したまあ考えるのを諦めた んだけど ねS先生そうねどうしてって聞いたわね何 だと思っ たさっぱりわからなかった考えようなんて 思わなかったしね俺 いや うん分かりませんS 先生Tちゃんはさっきの怖い 俺怖い ですS先生 何が怖いの俺 いやだって普通じゃないし幽霊だ しここら辺で俺の脳は思考能力の限界を 超えてた なエ先生が何が言いたいのかさっぱりだっ たエ 先生でも何もされてないわよね 俺いや首から血が出たしそれに何かお札 みたいなのをめくろうとしてたし明らかに 普通じゃない しエ 先生そうよねでもそれ以外はないわよ ね 俺 てんてんS 先生難しいわ ね 俺 あのよくわからなくて すいませんエ先生いいの よエ先生は俺にも分かるように話してくれ たサすって言った方がいいかもしれ ないまずあいつは幽霊とかお化けって呼ば れるもので間違いないじゃあいわゆる悪霊 ってやつかって言うとそう言いきっていい か先生には難しいらしかった明らかに立が 悪いに入るけどS先生には悪意は感じられ なかったって言っていた俺に起きたことは 何なのかに対してはこう答え た悪気はなくても強すぎるとこうなっ ちゃうのよあの人ずっと寂しかったのね 話したい触れたい見てほしい気づいて 気づいてってずっと思ってたのねTちゃん はね分からないかもしれないけど

あったかいのよいろんな人によく思われて てそれがきっといいな優しそうだなって 思ったのねだから自分に気づいてくれた ことが嬉しくて仕方なかったんじゃない かしらでもねTちゃんはあの人と比べると 全然弱いのねだから近くにいるだけでも 怖くなっちゃって体が反応しちゃうの ねS先生はまるで子供に話すようにゆっと 難しい言葉を使わないように話してくれた 俺はどうすればいいのか分からなくなっ たあいつは絶対に悪霊とか立ちの悪い奴だ と決めつけていた からS先生にお祓いしてもらえればそれで 終わると思っていた からそれなのにS先生があいつを庇うよう に話してた からS 先生さてそれじゃあ今度はなんとかしない といけないわ ねテちゃん時間はかかりますけどなんとか してあげますから ねこの一言に本当に救われたああもういい んだ終わるんだって思っ たやっと安心したん だエ先生に教えられたことを書きます俺に とって一生忘れられ一生忘れたくないこと です見た目が怖くても自分が知らないもの でも自分と同じように苦しんでると思い なさい救いの手を差し伸べてくれるのを 待っていると思い なさいS先生はお経をあげ始め たお祓いのためじゃなくあいつが成仏 できるよう にその晩額は避けてたしよくよく見れば首 の痣が大きく破けて痛かったけど本当に ぐっすり眠れ た 翌日朝早く起きたつもりがS先生はすでに 朝のお祈りを終わらしてい たS 先生おはようTちゃんさあ顔顔洗って 朝ご飯食べてらっしゃい食べ終わったら 本山に向かいますから ね関係者でも何でもないんでまり書くのは どうかと思うが少し だけS先生が所属している宗派は前にも 書いた通り教科書にも乗るくらい歴史が あって信者の方も修行されてる方も日本 全国に いらっしゃる教えは一緒なんだけど地理的 な問題から東と西それぞれに本山があるん だっ て俺が連れて行ってもらったのが西の 本山本山にしばらくお世話になって自分が 元々持っている得を高めることとあいつが

少しでも早く成仏できるように本山で食養 してあげられるためってS先生は言ってい たその話を聞いて1番喜んだのが祖母まだ 信じられなそうだったのが 父親最後は俺がもう大丈夫行ってくるって 言ったから反対しなかった けど本山に着くと迎えの若い方が待ってい てS先生に丁寧に挨拶して た本道の横奥にある小屋で本山の方々にご 挨拶ここでもS先生にはかなりの停姿性 だった なS先生実はすごい人らしく望めばかなり のち えにいてもう不思議じゃないんだって後 から聞い た俺は本山にしばらく厄介になりま客人 扱いではあったけど皆さんと同じような 生活をした多分S先生の言添えがあった からだろう なその中で自分が本当に幸運なんだなって 実感した よもう40年間ずと蛇の音量に苦しめられ ている女性や家族親族まで祟りで没落して しまって身がなくなってしまったけど家計 をたどれば立派な種族の松江の人とか俺 なんかよりよっぽど辛い思いをしている人 がこんなにいるなんて知らなかった から厳しい生活の中にいたからなのか自分 がそうだからなのかあるいはS先生の話が あったからなのか恐怖はだいぶ薄れ たとはいうもののふと瞬間にあいつがそば に来てる気がしてかなり怯えてた けど本山に預けてもらって1ヶ月経った頃 S先生がいらっしゃっ たS先生あらあら随分良くなったみたいね 俺ええS先生のおかげですねS先生あれ から見えたりした 俺いや1回も多分成仏したかどっかに行っ たんじゃないですかここ本山だしエ 先生そんなことないわ よ顔が引きつった S先生あらごめんなさいまた怖くなっ ちゃいわよねでもねTちゃんここには たくさんの苦しんでる人がいるのその人 たちを少しでも多く助けてあげるのが 私たちの仕事なの よ多分だけどS先生の言葉にはあいつも 含まれてたんだと 思うテちゃんもう少しここにいて勉強し なさいせっかくなんだ から 俺はS先生の言葉に従ったあの時のことが まだまだ王引いていてまだここに痛いて 思ったから ねそれに1日はあっという間なんだけど

なんて言うか時間がゆっくり流れてるよう な感じが好きだった なそんなこなが続いて結局3ヶ月も偽って しまっ たその間S先生はこっちには顔を出さ なかっ たやっぱりS先生の言葉がないと不安だ から ねでも悲しいかなさすがに3かずもそれ まで自分がいた想像しい世界から隔離さ れると物足りない気持ちが強くなってい た実に2ヶ月ぶりにS先生がやってきて やっと本山での生活は終わりを迎えようと してい た身を整え とにかくお世話になった皆さんに1人ずつ お礼を言いエ先生と帰ろうとしたん だでも気づくと横にいたはずのS先生がい ないあれと思って振り向いたら少し後ろに いたん だ歩くの早すぎたかなと思って戻ったら 優しい顔 でテ ちゃん帰るのやめてここにたらって言われ た実はS先生に認められた気がして少し 嬉しかったいや僕にはここの人たちみたい にはできないですよ本当に皆さんすごいと 思います真似できそうもないですよ照れ ながらそう答え たそうじゃなくて帰っちゃだめみたいなの よ えだってまだ残ってる からまた顔が引きつっ た 結局本山を降りることができたのはそれ から2ヶ月後だった実に5ヶ月もいって しまった多分こんなに長く家族でもない誰 かに生活の面倒を見てもらうことはこの先 ない だろうS先生から多分もう大丈夫だと思う けどの間は月に1度おいでなさいと言われ たあいつが消えたのかそれとも隠れて隠れ てんのか本当のところは分からないそう だ長かった本山の生活も終わってやっと 日常に戻ってき た借りてたアパートは母が退去手続きを 済ましていてくれて実家には俺の荷物が 運び込まれてい たアパートの部屋を開けた時 何かをいしたような匂いと部屋の真ん中 ありの床に小さな虫が集まっていた らしい怖すぎたらしくその日は何何もし ないで帰ってきたんだって さ翌日仕方がないんで胃を消してまた部屋 を開けたら匂いは残っていたけど虫は消え

ていた らしい母には申し訳ないが俺が見なくて よかった 実家に戻り実に半年ぶりぐらいに携帯を 見るとものすごい件数の着信とメールが あっ た中でも1番多かったのが 丸丸メールからやはやなりに自分のせいで こんなことになったって自責の念があった らしく謝罪とかこうすればいいとかこんな 人が見つかったとか豆に連絡が入っていた 母からまるまるが家までも来て来たことも 聞い た戻って2日目の 夜ままに電話を入れた電話口が 騒がしいまるまるはロレが回らず何を言っ ているか分からなかっ たコンパしてやがっ たとりあえず電話を切り殺すぞとメールを 送っておい た所詮世の中他人は他人 だ翌日まるまるから謝りたいから時間くれ ないかとメールが来た電話じゃなかったの は気まずかったから だろう夜になると家までまるまるが来た わざわざ遠いところまで来るくらいだ相当 後悔と反省をしていたのだろう 夜に出歩くのを俺が嫌ったからってのが 1番の理由であることは言うまでも ない玄関を開けまるまるを見るなり2発 ぶん殴ってやっ た一発は奴の自責の念を和らげるため一発 はコンパなんぞに言ってて俺をイラつかせ たことへの食材の ため言葉で許されるよりも殴らがすきする こともあるしねまあ2発目は俺の個人的な 怒りだ がまるまるに敬意を細かく話しその晩は 2人して興奮したり怖がったり今思うと 当たり前の日常だ なまるまるからはあの晩のそれからを聞い たあの晩逃げ出した時には林は明らかに おかしくなっていたのの中で友達と待って いたまるまるにはまず間違いなくやばい ことになっているってことがすぐに分かっ たそうだでも後部座席に飛び乗ってきた林 の漁り方は尋常じゃなかったらしく車を 出さざるを得なかった らしい反抗ししたりもたついたりしたら何 されっかわかんなかったんだ よまるまるの言葉が状況を物語ってい たまるまるは車が俺の家から離れ高速の 入口近くの信号に捕まった時に逃げられ 逃げ出した らしいまるまるだってあいつ途中から笑い

出したり震えたり俺は違うとかそんなこと しませんとか言い出して怖いんだもん よあいつが何か囁いている姿が蘇ってきて 頭の中の映像を消すのに苦労し た俺の家に戻こなかったのは単純に怖すぎ たからだっ て根性なしですみませんでしたって謝って たから許した俺がまるまるでも勘弁だし ねその後林がどうなったか誰も知らない さすがに今回の件でまるまるも頭に来た らしく林を紹介した友達を問い詰めた らしい結局林は詐欺島街にもなりきれない どうしようもない奴だった らしく えっとんあもう漢字読めない な えっとあそのそそのかされてねそそのかさ れて軽い気持ちで紹介したんだとえ まるまる曰ちゃんとボコボコにしといた から勘弁してくれとの ことでもこんな状況をまいたのが自分の 情報だってのはだから今度はモテる人脈を 総動員したがこんなことに首を突っ込ん だり聞いたことがある奴が周りにいるはず もなく多分とかだろうとかってレベルの 情報しかなかったんだだから何か条件が いくつかあって す えっとたまたま揃っちゃうと起きるんじゃ ないかとしか言えなかっ たその後俺はS先生の言いつけを守って月 に1度S先生を尋ね た最初の1年は毎月次の1年は3ヶ月に 1度まるまるも俺への謝罪からか何もなく ても家まで来ることが増えたしS先生の ところに行く前と帰ってきた時には必ず 連絡が来 たあいつを見てから2年が経った頃S先生 から もう心配いらないねテちゃんこれからは たまに顔出せばいいわよでも変なことし ちゃだめよって言ってもらえ た本当に終わったのか俺には分から ないS先生はその3ヶ月後多されてしまっ た敬愛すべきS先生もっと多くのことを 教えて欲しかっ たただ今はは終わったと思い たいS先生のお葬式から2ヶ月が経っ た寂しさと大切な人をなくした喪失感も 薄れ始め俺は日常に戻ってい た慌しい毎日の隙間にふとあの頃を 思い出す時が あるあまりにも日常からかけ離れすぎてい て本当に起きたことだったのか分から なく分からなくなることも

あるこんな話を誰かにするわけもなくまた する必要もなくただ毎日を懸命に生きて いくだけ だ祖母から一通の手紙が来たのはそんな ごくごく当たり前の日常の中だっ た風を切ると祖母からの手紙ともう1つ 手紙が出てき た祖母の手紙には俺への言葉と共にこう 書いてあっ たS先生から渡されていた手紙です49日 も終わりましたのでS先生との約束通りT ちゃんにお渡しし ますS先生の手紙今となってはそこに書か れている言葉の審議が確かめられないし そのまま書くことは俺にはばかられるので 崩して 書く Tちゃん へゴブ沙汰していますSですあれから随分 経ったわねもう大丈夫 怖い思いをしてなければいいのだ けど行けませんね年を取ると周りくどく なっちゃって今日はねTちゃんに謝りたく てお手紙を書いた のでも悪いことをしたわけじゃないのよ あの時はしょうがなかったのでもごめん なさい ねあの日Tちゃんがうちに来た 時先生本当はすごく怖かったのだってT ちゃんが連れていたのはとてもじゃない けど先生の手に負えなかった からだけどTちゃん怯えてたでしょだから 先生が怖かっちゃいけないってそう思った の本当のことを言うとねいくら手を 差し伸べても見向きもされないってこも ある のあの時は運が良かったの ねTちゃん本山での生活はどうだった少し でも気が紛れたかしらテちゃんと会うため に先生まだダメよって言ったでしょ覚え てるこのまま帰ったらひどいことにな るって思ったのだからテーちゃんみたいな わい子には退屈だと思っただと分かってい たんだけど帰らせられなかったのね 先生毎日お祈りしたんだけどなかなかどこ かへ行ってくれなくてでももう大丈夫な はずよ近くにいなくなったみたいだ からでもねティーちゃんもしもまた辛い 思いをしたらすぐ本山に行きなさいあそこ なら多分テちゃんの方が強くなれるから なかなか手を出せないはず よ最後にねちゃんと教えておかないといけ ないことがある のあまりにも辛かったら仏様に身を委ね なさいもう辛いことしかなくなってしまっ

た時には心を決め なさい決してTちゃんを死なせたいわけ じゃないのよでもねもしまた終わってい ないとしたらテーちゃんにとって辛いと 時間が終わらないってことなのテちゃんも 本山で何にもお会いした でしょう本当に悪いものはねゆっくりと 時間をかけて苦しめるの決して終わらせ ないの苦しんでる姿を見てにんまりとほそ 笑みたいの ね悔しいけど先生たちの力が及ばなくて目 の前で苦しんでいても何もしてあげらない してあげられないこともある のあの人たちも助けてあげたいけどどうに もできないことが多くて 先生なんとかTちゃんだけが助けたくて手 を尽くしたんだ けど正直自信が持てない の気配は感じないしいなくなったとも思う けどまだ安心しちゃだめ安心して気を 決めるのを待っているかもしれない からいいテちゃん決して安心しきっては だめ よいつも気をつけて怪しい場所にはかか 余計なことはしないでおき なさい先生を信じて ね嘘ばかりついてごめんなさい信じてって いう方が虫が良すぎるのは分かっています それでも最後まで仏様にお願いしていた ことは信じて ねTちゃんが健やかに毎日を過ごせるよう いつも祈っています S読みながら手紙を持つ手が震えているの が わかる気持ちの悪い汗も書いている鼓動が 早まる一方 だ一体どうすれば いいまだ終わっていないの か急にあいつがどこからか見ているような 気がしたもう逃れられないんじゃないか もしかしたら隠た隠れてただけでその気に なればいずでも俺の目の前に現れることが できるんじゃない か1度疑い始めたらもうどうしようもない 全てが疑わしく思えて くるS先生はひょっとしたらあいつに 苦しめられたんじゃないかだからこんな 手紙を残してくれたんじゃない か結局何も変わっていないんじゃない かはひょっとしたらあいつにつきまとわれ てしまったんじゃないか一体あいつに何を 囁かれたんだ俺とは違うもっと直接的な ことを言われておかしくなったんじゃない かS先生は俺を心配させないよう嘘をつい てくれたのだけど嘘をつかなければなら

ないほどのことだったの か 結局それが分かってるからS先生は最後 まで心配してたんじゃないの か疑えばうほど混乱して くるどうしたらいいのかまるでわから ないここまでしか俺が知っていることは ない2年半にわり今でも終わったかどうか 定かではない話の全て だ結局理由も分からないし都合よく解決 できたあり何かを知っている人がすぐそば にいるなんてことはなかった どこから得たか定かではない知識が招いた ものなのかあるいはそれが何かしらの因果 関係にあったのか俺には全く理解できない したまたまとしか言えないでもたまたまに してはあまりにも辛すぎる果たしてここ まで苦しむような罪を犯したのだろうか 犯してない だろうだとしたらなんでなんだ不公平 すぎるだろう それが正直な気持ち だ俺に言えることがあるとしたらこれだけ だ何かに取り憑かれたり狙われたり つきまとわれたりしたらマジでシレになら んことを改めて言って おく最後まで誰かが終わったって言ったと しても気を抜いちゃだめ だそして最後の最後で申しないが俺には 謝らなければならないことがあるん だこの話の中には小さな嘘がいくつもある それは多少なりとも分かりやすくするため だったり俺には分からないこともあっての ことなので目をつぶって ほしいおかげで意味がよくわからない箇所 も多かったと 思う合わせてお詫びとさせて ほしいただ謝りたいのはそこじゃ ないもっとこの話の成り立ちに関わる根本 的な部分で俺は嘘をついて いる気づかなかったと思うし気づかれない ように気をつけたそうしなければ伝わら ないと思った から矛盾を感じることもあるだろう がっかりされてしまうかもしれないでも この話を誰かに知ってほしかっ た俺は まるまるなんだ よ今更悔やんでも悔みきれ ないというえ 長いちょああ えーリアルと いうえお 話でした [音楽]

ねいや いやあ いや いや いやあ [音楽] やあひい長かったちょっとトイレ行って くる わ ひやあこれ映画化しないのか な ふう ふうああそうだね読めない感じが多いの よ これ途中でPCとかじゃない からパッと調べられなく てこういうフガ欲しいな 全部これリアルですえリアルっていう えっとお 話最後 のもう最後の2行だよね これえ て これなんかいこれね脱字とかも本編ある からちゃんなんかこうまとめたいねこれね なんかねその心情的なようなものとかは あれだけどちゃんとまとめてルビ振って 喋りたい なだめかなこれでもこれ普通にこたてこれ 1時間半ぐらいかかるからねこれ何時から 喋ったっけ これ1時多分0時半ちょい前ぐらいじゃ なかったっけこれて平気で1時間かかるよ ねでもこれ以上長いのがえっとリゾート バイトでしょリゾートバイトとカンカン だらかカンカンだらリゾート バイトは多分これ以上かないや これなんか あのこの辺り でさっきの話もそのお札の家もそうだ けど えーこれリアルもそうだ しリゾートバイト もでもリゾートバイトはちょっと首 突っ込みすぎ かリゾバはカカだらも首突っ込みすぎだよ ね首うーんだったっけななんか覚えてね 洞窟に入ってんのなんか 結結界があって洞窟でそこに名の少女が みたいなのを覚えてる けどこれとか特に理不尽も理不尽だよね 結局このだからA君というのが主人公最初 の話者としてストーリーテラーとしている 子がAででこの話に関わってるのがB君 まるまるがB君としたらこaとbがどこで

こうね感情を入れ替わってるかっていうか ま最初からB君なんだけど本当 ははかられる からそのこのS先生からの手紙を崩して 書いてるっていうこの内容はどうだどう いうことだったんだろうねだからそこには 多分このS先生 の食材というかなんというかそこで一通り みたいなようなものが結構書き連ねてあっ たみたいようなことを考えるとそこには なんか悔しい思いというかなんという かで途中にもあったけどでもそれであえて 書くかどうかわかんない けどS先生 が連れてったみたいなようなことであるん だったらでもそれで結局成功したかどうか 分からないでもTちゃんどうしても助け たかったから私と命と引き換えにみたいな ようなことが書いてあるんだったとしたら その後の描写ちょっと違うかなって思う けど けどでもなんかそれに近しいようなことが 書かれてあったのかとかも考えちゃうよ [笑い] ねあ危険な好奇心かそれも前なんか言われ た なあ 危険な好奇ちょっと いい危険な工人って シャレコ人コ話 か3万5000文字 うえうわ 3万5000 3万41万文字で大体40から4540分 50分なのよね1万文字 で40分前後か1万文字で40分前後だ から単純計算でも2 時間半3時間ぐらいかかる かこれやったらもう1日終わるぜあでも そういやいいのか3 [笑い] いやあ 読む次 来週えっと来週の 月曜日来週の月曜日はどうしましょう ね うどう しよう3 日人話って書いてたけどどうなんだろうね 実際も読んでみないとわかんないから ね うーすげえな3万5000持ち ってはカブロ ねカブログロ系だもん ね一体Tさんはどうなったのかいやいや

違うTTちゃんは もういないの よ最後の2行だよ俺はまるまるだよっ て悔やんでも悔みきれないっていうのは そういうことですよね多分ねおそらくね 単純に考えるとそうですよ ね危険な好奇 心読みます か読んでみますか じゃあちょっと次 の次の えっと3月 の4日になるのかえ もうもう そんな3月じゃ4日は1人語りはもう危険 な好奇1本になんのかな 階段階じゃなかったらごめん けどちょっとそれやる かちょ色々とねあのこ晩酌と階段とやって やってるけどこシャレコアをねちょっと 結構色々前前から外に出て読んでました けどあの自分のこの階段というかこの今 話せる階段もそこが尽きてくるので ねあのだってこの枠を維持するかって考え たらもこういうのも取り入れていかないと できないの でまあねあのそういうのもいいのかもしん ないね支障シリーズとかって朗読しちゃし たら怒られるんかなどうなんだろういっ ちゃいいのかなどうなん だろうな世の中でそういうようなお話 いろんなものありますけどもま読めるもの はまあ読んでみようかなという顔出しし ながら朗読するの恥ずかしい けどま慣れ ましょうねえそうねまイベントも近づいて ますしねえ3月16時ねもイベントまあの え全1部2部共にもう売り切れてしまって いるんですけども えー来ていただける方え是非よろしくお 願いしますあとキャンセル待ちがね一応今 んとこキャンセル待ちの連絡ないぽいけど えもしちょっとねワン チャン行けたらみたいなようなものを ちょっとね考えてらっしゃる方はえ キャンセル待ちご連絡をお願いいたします はいまそう他のあの師匠シリーズ朗読やっ てるのなん山ほどあるからま別にいいのか なと思うけどまでもなんか一応なんか できるのできるのかできないのかちょっと 確認してからそういうのはねやろうかなと まここらのシャレコのありはやぱ特に何か 言われることもないと結構結心配なんです よそこら辺が配信するとかなってくると 結構色々と後から怖いことがあるんでね今

あのうんなんでまああんまりあまりそこ まででね目くじら立てられることもないの かなと思うけどえこういうご時世ですので ねえ難しい色々といろんなとこにこう 大丈夫かな大丈夫かなってやんないといけ ないから正直正結構あの何かする時は気い 使わないと ねさじゃあちょっとえ余韻ちゃ余韻という か えあいいやよいんじゃねえやよいしょはい じゃあちょっと えー今日はこの辺りで終わろうかなと思い ますありがとうございましたえーま晩酌と 階段ええと今日7回目ですねまこんな感 ダラダラとちょっとやっておりますのでえ 興味がありましたらチャンネル登録とかね 初見の方もしいらっしゃるんだったら よろしくお願いいたしますまた来週ねえ またお家だと思いますけど次はえ危険な心 ですかで明日明けて明日は えーとあるえ心霊スポットから生 配信はいまた縦画面でのえこないだやっ た感じのね え配信でえあるところからちょ怪談喋っ たりみたいなようなまた ちょっと朗読的なようなものも途中で入っ てくるかもしんないですけどうんなんか ダラダラとまそこもねあのまちょっとま 何か起こったらいいな的なような側面とえ なそんな場所で階段を喋ってた云々カヌが ねまちょっと合わさってねなんか面白い絵 になればなと思いますんでまた明日明けて 今日ですねおそらく9時10時ぐらいから 始められると思いますけどもまた TwitterX等で え告知しますんでよろしくお願いしますで は遅くまでありがとうございました ちょっとスタート遅くなってすいません また明日お疲れ様でしたおやすみ なさい

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1 Comment

  1. せっかく4.9万まで戻ったのになんで数日で4.6万まで減ったんだろう?縦画面にしたくらいでそんなマイナスポイントだったとは思えないんですが・・。不思議です。また5万目指しましょう。応援してます。

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