【牧之原市相良に伝わる昔話】ぼた餅坂 西山寺に伝わる狐狸妖怪にまつわる物語
[音楽] SBSマイホームセンターストン静岡 昔話すっとん静昔話の時間がやってまいり ました案内役のヤ洋ですさて今日は牧の原 はえ佐に伝わるボタ持ち高というお話です それでは [音楽] どうぞ佐のささ寺の近くにボタ坂と呼ば れるところがあり ます川名の坂ですね今日はその坂の名前に 関わるお話 です ご石の音がしますささ時の所員からです ねまたお相手は菅ヶ谷の星ざ門様 でしょうそこがあったかうんお尚どうです やくしですうんモンドの腕をあげましたな そそうです か初めて尚からそんな言葉をいただきまし た3日開けずに通ってきた会があり ます聖ダモンドの坂に近頃妖怪が出ると 聞きますが聞いておられますか なはい聞いておりますなんでもボタ餅食べ たいとか言って坂をゴロゴロ転げ回るよう ですおおボタ食いたと坂をげる一体正体は 何ですか なああなるほど そこへ来ましたかえでその妖怪ゴロゴロ 転がって何かしでかすのですかな菅ヶ谷の 一兵の話では目の前まで転がってきて突然 消えてしまうとかで気がつくと手にしてい たものがなくなって という具合ですか石の盗賊でしょうか ほお驚かしておいて手荷物をドロンですか はい魚を時に狙うようです魚をでは獣かな キツかたぬきの類いか と今日も乾杯でしたそれではこれで聖 ダモンの坂を行かれますかはい気をつけ ていかれよはいでは ごめん星ざ門は最3時から西江坂を超えた 菅ヶ谷に住む武士でした1年前から以後を 始め最3寺の将に手解きを受けているの です 今日は夕方から始めたために帰りが夜ふけ になってしまいまし た今日は5番とも負け た悔しいがきっと今度は1番は勝ってやる か な あれ月が出 たこれならちちの日はいらない かまだ寒さはどかないな綿入れを来てくれ ばよかった なさてと坂 だ ええこんな夜ふけに坂を登ってくる
よ おや明りがチラチラするが誰か な ふすがやの だ明りが動か ぬ誰か迎えにでも来たのか な おや見なれのばあさん だシモさんお帰りかな私の名を知っている ああ今ささ時からの帰りだ がどこのばあさんだったかなどうだね 寄ってかないかね汁を差し上げたに汁ほれ こんにゃくに大根里芋もよく煮えてるに 確かに大根に里芋ああこんにゃく もそれにしても大きな鍋だなあささ走るを ひわああまだまだ寒いにすすっておなさい あ片づけないではいただこうかあついで ふふしてなあさ どうぞ ん手のくが ないこやつたぬきだなえいえいきなり 切りつけた怖い怖いせもは怖い怖い怖い 怖い怖い [音楽] 怖い 翌日星ざ門はささじへ出かけて行き尚に 夕べのことを話しまし た おおたぬきがばあさんに化けて大鍋から汁 を差し出したのですかはい大鍋から汁をワ に持って差し出すのですところがそのワを 差し出す手には苦節がないのですこれは たぬきだと ワンを左手で受け取りながら右手で脇差し を抜き切りつけたのですが逃げられまし た脇差しにやる手を見た途端3弱飛びのき ましたうんセザモドのその汁を食べなくて よかっ た食べたらどうなっていた でしょうガキ道に落ちていたでしょうな 何しろたぬきの作る汁は人の骨を出しに すると言いますでな ああそうなんですか人が人を食べること などよほどのことそれをたぬきは人に 仕掛けるのですおそらくこじなどは人の肉 だったかもしれませんな10日ほど前に 延べ送りがあったばかりたぬきのやつ墓を 荒らしたかもしれません調べてみないと うん今度はきっと仕留めて見せ ます あその石はまた切られてしまったではここ へその日の帰り道でした月の出るのを待っ て星ざもは最3じ辞しました月明かりを 頼りに山沿いの道を歩きやがて坂にかかり ました生門は手に弓を握ってい
ます出るかな生ぜもだよしボタムチ食いて ボタ食いてボトム食いたいボタもち食い たい出たなこの弓矢でいいてやるボタもち 食いたいボタもち食いたいボタ食いたい ボタボタ食いたいボタ食ボタ食いたいボタ 食いたいうん弓矢がダメなら刀でえいあい た逃げるか待てい たた切られ た妖怪はゴロゴロ音を立てながらさじの方 へ転がって行きますあいつさじに入って [音楽] いくのくぐるとゴロゴロが止んでピタッと 止まってしまいまし たう う 正門は 怖い おお こやつ大田だったか聖大門とのどうされ ましたほやこれはこやつ坂妖怪ですこれは 鍋をかぶった 大田そうです弓矢も弾かれ何度言っても カーンという音ばかりでゴロゴロ迫ってき ました あれこの鍋は寺の背きの時に使う大鍋です よお寺の大鍋を盗み出していたのか正在 モドのやはりボム食いたいと言って転げて きたのですかなはい ゴロゴロを転がりながらぼた餅食いたいと おおなぜまたぼた餅が食いたいなど とそうです なあそういえばもうすぐ春の悲願でしたな あそんなことと関係があるかもしれません なこのことがあってからボタ食いたいと 言いながら大田がた坂をボタ坂と呼ぶよう になったんだそう ですすっ飛んお [音楽] しまい今日のボタ持ち高いかがだった でしょうえ今日のお話またぬきのお話だっ たわけですけどもこのたぬきのお話という のはどうもですね金属ですね鍋とか ブンブク茶もそうですけどもこうえ金属質 のものと関わるお話が多いんですねでこれ はなぜかなというのはま研究者の間で昔 から言われてるんですけどその1つの説は え鉱山でたぬき彫りというのがあるんです これは金とか銀をこう掘って求めてくわけ ですけどもその掘り方がたぬきの穴の掘り 方のようにこうくねくねくねくね掘ってく というそういうのをまたぬき堀と言うんだ そうですけどもまそんなところからま たぬきと金属のお話がなるんではないかと いうまそういう説があるんですけども皆 さんいかがでしょうそれでは皆さんまた
来週 [音楽] さよならただ今の出演は大田岩崎泰子最3 治の将加納人星ざ門吉田たしナレーション 松永まほ以上SBSラジオ放送 劇団そして音楽杉本連太郎サ脚色ヤ陽光 でし [音楽] た
【お詫び】音源にデジタルノイズが入りますがマスターからのノイズ
【再生リスト】https://youtube.com/playlist?list=PLNDavtIzW2SF9Q7up5pWccIspvjuRy6v9&si=5C-vDsuO9twS0wsK
#おじさん雑談 #昔話 #ラジオドラマ