【スカッとする話】 年下エリート部下から嫌がらせを受け医者を引退した55歳の俺。機内でドクターコールがかかり孫娘「じいじ、出番だよ!」「うし!」

俺の名前は山本高尾55歳になる男性だ俺 は医者を引退して違う仕事をやっている その仕事とは製薬会社の営業だ俺は薬学部 卒ではないし薬材師だったわけではないの で薬学の知識は薬学部卒に比べると劣るが 医者だったのでそこそこあるそれに勉強 だってやっているのだだから俺が中途用の 面接に来た時は結構歓迎された俺が面接を 受けたのは50歳の時だからつまり5年前 だ俺みたいな中高年のおっさんでも面接し てくれるなんてありがたい話だと思って 喜んだ仕事は大変だけれど医療の知識も 生かせるので働いていて楽しいみんな熱心 だし車内の雰囲気もいいから俺はこの会社 で丁年まで働くぞと決めていた俺のことを 応援してくれる家族のためにももっと 頑張って成果をあげたい期待してくれて いる上層部のためにも俺は営業で腕を磨く ことにした元々医者は人と話す仕事だから 営業は向いていた俺はMRとして病院へ 行って先生方に新薬を進めまくっていた中 にはむっとして俺のことを足毛にするよう な発言をする医者もいたそういや俺が前に 勤めていた職場にもこんな態度のでかい 医者がいたなと思った医者になるのは確か に大変である猛勉強して医学部に入りそこ からまた必死に勉強して課題などをこなし 医師国家試験を受けるその後研修位となっ て働くが時期使われまくって患者より先に こっちがぽっくり行きそうなくらいだそれ でもみんな夢に見た医者になるために 頑張って働くそのうちみんなから先生先生 と呼ばれるので自分は偉いんだと勘違い するようになってしまうのだだが医者 なんて別に偉くもなんともない他の仕事と 同じで自分がやれることを全力でやって いるだけだ俺の今の仕事だってそうだだ から俺は常日頃からふんぞり帰らないよう に気をつけていた ある日家に帰ると息子がワクワクしながら 旅のガイド本を読んでいた俺が28歳の頃 に息子が生まれたので息子は27歳である その娘つまり俺にとっての孫娘は4歳だ 父さん今度イタリアに行かない花が イタリアにどうしても行きたいんだって ほら見てよこのレストラン最高に美味し そうじゃないいいなイタリアに行ってみ たいな花というのは嫁のことで あるはあイタリアねまあいいんじゃないか もうすぐ夏休みだし行ってきたらどうだえ 父さんは来ないの母さんも行くって言っ てるよでもはさんは俺なんかが一緒に行っ たら嫌だろ岐阜がついてきたら楽しめない だろうだからお前たちだけで行ってき なさい

えでも花は父さんも来てくれたら嬉しいっ て言ってたよ はあねえじーじー一緒に行こうよイタリ アってピザがおいしいんでしょねえねえ じーじーも一緒に旅行行こうお願いだから 行こうってばゆみパパとママとだけ行き なさいやだじじとバーバもいないとやだ はあ ないいだろう分かったようちは嫁とも仲が いいので行くことにした気を使って本道は 行かないことにしたかったのだが孫娘の弓 にダダをこねられると参ってしまうそれに 嫁の花さんも是非来てほしいと言ってくれ たなんていい嫁なんだと思ってしまった それで俺たちはお盆にイタリアに行くこと になったも休みだしのんびりイタリアで バカンスを 決め込む日本は欧米みたいに長期間の バカンスがないけれどそれでも俺は楽しい バカンスをする予定であった成田空港は人 が多くて弓とはぐれないよう俺は手を握っ てやっていたじーじー飛行機楽しみだね そうだね前に乗ったのは沖縄だったかな うん沖縄覚えてるえっと海が綺麗なところ だねそうだね楽しみだね今度は外国なんだ よゆは外国ってわかるかいわかるよ子供 扱いしないでゆみは国旗たくさん覚えてる よイタリアのも覚えた よそっか弓は賢いんだねママにイタリア語 の挨拶を教えてもらったえっとチオとポン じるのそうだねあチェックインが混んでる な参ったな人が いっぱいチェックインカウンターが混み まくっていて俺はもうその時点で疲れて しまっただいぶ早くに来たのにこんなに 並んでいるなんて登場ゲートに着くまで どれくらい時間がかかるのだろうかなんと かチェックインを終えた頃俺はもう ヘトヘトだった仕事であちこち動き回って いるがそれよりも疲れるそうして手荷物 検査なども受けてパスポートを見せて俺 たちは登場ゲートに向かったここまでで3 時間もかかってぐったりだ早く俺はシート に座って爆睡したいなと思うようになった それからなんとか機内に入って俺は通路側 に座った窓側に座っている弓は外を眺めて いるそれから待がゴゴゴゴと音を立てて 動き始めたのでゆは楽しそうにしていた わあ飛行機動いたね今から飛ぶんでしょ そうだよゆは怖くないか怖くないよゆは 飛行機に3回乗ったもんえっと前は沖縄で その前は北海道でその前は大阪だから怖く ないもんそうだったねまママの方のおばあ ちゃんのとこには新幹線でも行けるんだよ 知ってたそうだね大阪は新幹線でも行ける

もんね嫁のはさんの実家は大阪なのでゆみ は得意げにそう言っていたゆみあんまり はしゃいで大きな声出したらダメだからな うるさいな分かってるよ最近生生だな全く 誰に似たんだかおだろ花さんは大人しくて しっかり者だしはあ父さん弓の面倒お願い ねはいよそれから期待はぎゅんゴゴゴゴと 音を立てて離陸準備をし出したそして ふわっと体が中に行く感覚に襲われたので あるまるでエレベーターに乗っている時の ようだ弓は大人しくしており外の様子を見 ていただんだん小さくなる街並を見ている らしい高度が上がって俺たちの席の上に あるランプが消えたもうシートベルトを 外していいらしいその頃機内サービスのお 菓子とドリンクが配られた俺はコーヒーを もらい弓にはりんごジュースをもらって やったお菓子は俺の分も弓にあげて食べ させてやったそれからしばらくしてから 機内食のサービスが始まった機内食は そこそこおいしくてエコノミーにしては 上出だなと思った最近の機内食は進化して いて高級ホテルのシェフが監修している ものもあるらしい今回俺たちはエコノミー クラスだけれどビジネスやファースト クラスのお客さんたちはもっと美味しい ものを食べているんだろうなと思っただが 俺妻息子嫁の花さん孫娘のゆの5人で行く のでちょっと節約しないといけない 宿は花さんが向こうの高級ホテルを取って くれたようなので飛行機代を節約しようと いうことになったのだどうせ移動するだけ のものだと割り切れば別に安いものでも いいそんなわけで今回は直行便でもなけれ ばヨーロッパ乗り継ぎ便でもない中国の 航空会社の北京経由なのだそれだと通常の 3割くらい安くなるので家族で行くなら これしかないだろう俺も昔みたいに バリバリ稼いでいるわけじゃないし節約し てアジア経由を選ぶべきだと思った海の上 に入った時機内アナウンスが流れた いわゆるドクターコールというやつだ今は もうドクターコールなんてやってないと 思ったのだがある らしいお客様の中にお医者様はおられませ んか中国人のCAさんが英語でアナウンス していたゆが一体何かと聞いてきたので 日本語に訳してあげたねえなんて言ってる のゆみ英語わかんないえっとね誰かが具合 悪くなったみたいなんだそれで飛行機の お姉さんがお医者さんを探してるんだよえ そうなんだまたしてもアナウンスが流れた だが誰も手をあげないこんなに大勢が乗っ ている飛行機に医者が誰1人いないなんて びっくりである国際学会に行く医者などが

1人くらいいてもいいじゃないかと思った でもそんな医者はアジア経由など使わず 直行便を選ぶのだろう俺はどうしようかと 考え込んでしまった具合の悪いお客様が おられますこの中にお医者様はおられませ んかお願いします助けてくださいCAさん のアナウンスは悲痛な叫びになっていた 英語が分からない弓もいよいよやばいと いう雰囲気をさしたのだろうねえまだ誰も 見つからないのああそうみたいだじじ助け てあげてえジージがうんじじ出番だよ うーんうしちょっと考え込んだがこうして いる間にも患者さんの容態が悪化している かもしれないと思ったらいても立ってもい られなくなったそれで俺は手をあげて英語 でこう言ったのだ私前に医者をやってい ましたするとCAさんが俺の方に寄ってき た本当ですかでも今はお医者さんではない のですかわけあって医者を辞めましたが 日本の石免許は生涯有効ですそれに今は 製薬会社で働いているのである程度の薬学 知識もありますそうですかそれなら助かり ますでは患者さんのところまで案内 よろしくお願いしますはいこちらです どうぞついてきてくださいCAさんの後に 続いて俺は患者さんのところまで向かった 患者さんは日本人で健二さんという40歳 の男性だった冷汗を大量に書いており顔色 も青くなっていてびっくりした一体彼に何 があったのだろうかとりあえずドクターズ キットを持ってきてもらってそれを開けた だが中身を見て俺は愕然としただって病院 で使うものより相当貧相だからだだが そんな文句を言っていたって仕方ない ケンジさんの腕を取って血圧系で測ってみ たこれはやばい血圧の上が70以下なんて ありえないと思って焦ってしまった とにかくルートを取らないとと思って俺は 敵の準備をした針も貧相なものでぶっとい ものと細すぎるものがあったいいサイズの 針がなかったが太い針を刺すことにした ルート確保して天敵全開で入れようでも 課題がないしどうしたもんか課題とは天敵 を吊す棒のことである病院でよく見る ガラガラと転がせる天敵望のことだそんな もの飛行機にないので仕方なくゆをシート の上のランプ近くにテープでガチガチに 止めて吊るすことにしたゆも英語で書かれ たセリンという生理食塩水を使った天敵を してから一体この健二さんに何が起きて いるのか探ることにした健二さんは エコノミークラスに座っていたから エコノミークラス症候群になったのだろう かいやそれはあまり考えられない長時間の フライトならまだしも日本からまだそんな

に時間は経ってないだからそれはないと 判断したではアレルギーだろうか謝って 食べられない食品を口にしてしまい アナフィラキシーが起きたのかと思ったで もそれほど重徳なアレルギーを持ってい たら事前にアレルギー対応色を頼むはずだ CAさんに確認したところケンジさんは アレルギー対応の機内食を頼んでいないと 分かったそれに二さんの手足にも顔にも など出ていないアレルギーで血圧が下がる までになってしまったら皮膚症状だって 出るだろうと思ったのでアレルギーでも なさそうだと判断しただったら緊張性卑怯 だろうかそれなら肺から漏れてた空気を 逃すために胸に穴を開けないとだめだ胸の 音を聞いたが綺麗な音だったので秘境でも ないと判断したじゃあ低血糖か瞑想神経 反射か低血糖ならすぐ甘いものなどを口に したら症状が良くなるだろうしかし健二さ の席にはお菓子の袋が散乱していた彼は チョコとクッキーを食べていたようだなら 低血糖は違うかCAさんは俺にこう言った どうしましょうか日本に戻りますかうーん でも今はもう海の上だしこのまま北京に 向かうか あでもどうしたらいいんでしょう今更日本 に戻ってもそこからまた病院に搬送するの も時間がかかると思われただが中国の医療 レベルも全然わからない海の上で俺は悩み に悩んだこのまま中国に着陸してそこの 病院に行ってもらった方がいいのかそれと も引き返した方がいいのかみんな他のお客 さんは中国に戻ったり他の国に行くために 準備をしている 頭の中で計算したら戻るよりも北京に 向かった方が早いと判断したこのまま北京 まで行ってください本当に大丈夫なんです ねはい大丈夫だと思いますあ血圧が ちょっと上がってきましたえ本当ですか よかったですおおだいぶ回復してきたよう ですじゃあ北京までお願いします長に伝え てくださいははいでは伝えてまいります そうしてCAさんは小でコックピットまで 向かっていった俺は健二さんの血圧が安定 してきたのを確認して安心した健二さんは シートに持たれてぐったりしていたが目を 開けて俺に話しかけてくれたのだああなた が私を助けてくださったお医者さんですか はい山本高尾と申します大丈夫でよかった ですあはあまさかこんなことになるなんて 今のご気分はどうですかあもう大丈夫です ご迷惑をおかけしてしまってすみません いえいえそんなことないですよどうやら 瞑想真剣反射のようですが何か心当たり ありますかちょっと怪我したとか見た

ところ傷はなさそうでしたがあの大変 恥ずかしい話なのですが聞いてももらって もいいですかえはあ私昨晩は野球を夜遅く まで見ていてハッスルしていたんですだ からあまり眠れていませんでしたそれから 旅行のためにこの飛行機に乗っていたん ですがお菓子を食べすぎていて腹が痛く なってしまいさらにワインも大量に飲んで いたのでもっと腹が痛くなってトイレで 大きい方をしたら気分が悪くなってしまっ たのですああそれならやっぱり瞑想神経 反射ですねたまにトイレで大きい方をし たら気分が悪くなる方がおられるんですよ ああそういうものなんですねこんな風に なったのは初めてですからもしかして俺は このままあの世になんて思ってしまって 焦りました大丈夫です命に関わるものでは ありませんので北京までこのままいますが そこの病院へ行きますか念のため行って おいた方がいいと思いますけどあまり行き たくないですが海外旅行保険もあるので 一応行ってみますご心配おかけして大変 申し訳ありませんいえいえ健二さんは 恥ずかしがっていたがやはりトイレで 大きい方をしたからなんて言いたくなかっ たのだろう疲労が溜まっている時また便秘 だったりした時に生むと気分が悪くなる ことがあるこれを瞑想神経反射という ストレスが原因のこともあるが賢治さんの 場合はあまり寝ておらず疲労が溜まった 状態で腹痛がしトイレに行ったことが原因 だ怖い病気でも何でもないし家でじっとし ていれば収まるので実際は病院に行かなく てもいいものであるだが健二さんは旅行の ため中国に行くと言っていたのでまた具合 がならないよう念のために見てもらうべき だと判断した不用院にそのまま観光したり 宿で休んでいてくださいなんて言って しまったら責任が取れないからであるそれ にしても怖い病気でなくて良かったと思っ たもしあの時心臓が止まるような病気に かかっていたらその場でアドレナリンを 売ったりしなくてはならなかっただろう雲 の上では石免許を持っている人間はひだな とか感じたけさんがすっと立って俺にお礼 を言うと周りからは拍手活殺が起きた 大したことなんてやってないのにみんなが 俺を褒めてくれて嬉しいこんな拍手は過去 に学会で研究結果を発表した時以来だ俺は とある大学病院に務めており様々な研究を やっていたみんな優秀な医者だったので上 に行くためにあの手この手を使っていた当 俺は準教授でバリバリと仕事をこなしてい た診察もやるし学生への講義だってやるし 研究のために論文を書いたりしていた俺が

目をかけていた部下の1人に若本という 男性がいた若本はとても優秀でめきめき格 を表していた俺が45歳の頃若本はまだ 35歳だった若本は俺をしってくれる 可愛い部だっ 山本先生私の論文を見てくださって ありがとうございますいや君の論文を読む のをいつも楽しみにしているよ出来が良く て本当に素晴らしいね頑張って研究して いるんだねそう言っていただけて嬉しい ですもっともっと頑張りますああ次の論文 も楽しみにしているよじゃあコ詰めない 程度にやっていってね医者も体が本だから ねはい山本先生とても可愛い部下だった けれどオペで力をつけてからだんだんと彼 は変わってしまった俺たちは下界だったの でオペがうまい人間が上になれるだから気 の若手とモテはやされた若本は王兵な態度 を取るようになり異曲のもっと若い人間を ターゲットに陰湿な意地悪をやってのけて いたのだ俺はそれをを感できず注意する ことにした若本君君はこの間高難度の食堂 切除再建術をしたそうだねそれが成功した のはいいことだけれどだからって最近 ちょっと傲慢になっていないかはい第一 女子をやっていた杉田君にきつい言い方を したそうじゃないかそういうのは良くない よちょっと注意しただけですよ彼はいつも のまなので私のペを邪魔されると困ると 思って言っただけですそれがそんなにいけ ないことですか確かにおぼつかな人間も いるけれど杉田君はまだ研修意を上がった ばかりじゃないかきつく言いすぎないよう にしてくれはあそうやって杉田君の肩を 持つんですね私の方が主義が上だから 見せつけてやったのに若本は全く反省して おらず誰かわずきつい物言いをするように なったそれで曲の雰囲気は悪くなって しまったのだ杉田君も精神的に参って しまって見ていられなかったそれから ターゲットは俺に移った教授になりそこね たおっさんは早くやめろとかおいぼれ なんていらないと言って俺に嫌がらせして きたのだ持ち物を隠されたこともあったし 俺はもうここに居場所はないと感じたのだ になるのは目前だったが次の教授戦前に 大学病院を去ろうと決意したみんな俺を 引き止めてくれたが精神がすり減った俺は 医者なんて2度とやるもんかと思っていた のであるそんな過去を持つ俺だが機内で 健二さんを助けたことでみんなから拍手さ れたまるで悪しでの発表以来だ俺は嬉しく なって泣いてしまったけさんはどうして 泣いているのか聞いて来たそれで俺は過去 のことを健二さんに全部話したのだそう

でしたかそれは大変でしたねそんなことが あったなんてとても残念ですはいあの時は もう2度と医者なんてやりたくないと思っ てましたでもやっぱり根っこは医者なん です困っている人がいたら見過ごせない ですし助けてあげたいと思ったんですでも 実は最初は手をあげるか迷ってました何か トラブルがあったら責任が取れませんから ああよくありますね医者が悪くなくても 医療裁判を起こされたりとかはいそれが あって怖くなってしまったんですでも健二 さんを助けられて良かったです健二さんが ぐったりしている時はどうしたらいいのか パニックになってしまっておりましたでも 回復して何より です私のせで困らせてしまってすみません これからは体に気をつけますええ是非そう してください山本先生もお体を大事にして くださいねもう2度と先生なんて呼ばれる ことはないと思っていた別に誰かに先生と 呼んで欲しいわけじゃないけれど俺は やっぱり心の底から医者をやってよかった と思った誰かから感謝されるってこんなに 嬉しいことなのかそして何より患者さんが 回復してくれることが医者にとって嬉しい ことである俺はもう医者を辞めた サラリーマンだけれど精神的には何も 変わってないんだなと思ったそして北京に 着いたので健二さんは車椅子に乗せられて いたもう歩けると思うけれど念のため 航空会社が手配してくれたのだ トランジットで北京に降りたのだが俺は 航空会社からから謝礼の品をもらったそう いうのはもうないと思っていたけれどまだ あるんだなと思ったじじあのおじさんを 助けてあげたんでしょやっぱりじじは すごい人なん だでもじじはもうお医者さんをやめたから 本当はどうしようかなって思って心配だっ たんだよでもねパパがじじは昔すごいお 医者さんだったって言ってたからゆも知っ てるんだじじっていろんな手術してたん でしょすごいなゆの自慢のじじだよあパパ がそんなこと言ってたのか うんだって父さんは俺にとって スーパースターだからね父さんは毎日仕事 で家のことほったらかしだと思ってた みたいだけど俺は医者やってる父さんの こと尊敬してたよ俺はあまり頭良くないし 医学部にはは行けなかったけど父さんは 勉強も頑張って医者になったんだよね過去 に大変なことがあって大学病院を辞めたの は辛かったと思うけど俺は父さんの心身の 健康が1番だと思ってるからそっかお前も ありがとうなそこまで思ってくれてた

なんて嬉しいよだからいつもゆみにはじじ はすごい医者だったって言って教えてたん だ本当にすごいよ飛行機の中で人を助け られる なんてもっと大変な病気だったら無理だっ たかもしれないが怖い病気とかじゃなくて よかったよそれでも父さんはスターだよ それからイタリアのローマ行きの飛行機に 乗り継いだ機内では疲れが押し寄せてきて 俺はグースか寝てしまった先ほどの一見で 俺はかなり精神的に疲れたんだと思うして イタリアに着いた気温は日本より少し低め だが暑いのには変わらないでも地面として ないし過ごしやすそうだなと思ったまず 美味しいレストランでご飯を食べてそれ から嫁の花さんが予約してくれた5つ星 ホテルに向かった部屋の中は広くて清潔で 俺はすぐにでも寝てしまいそうだったでも 今寝たらじボケが治らないと思って耐えて いたのである観光のために町に繰り出すと 綺麗な街並みに目を奪われたまるで絵画の ようだスペイン広場に着くと妻がローマの 休日だわと言ってはしゃいでいたちなみに 今ではここでジェラートを食べたらいけ ないらしいローマの休日が大好きな妻の ために俺はいくつも写真を撮ってあげたゆ は階段に座ってニコニコしていたそれから トレビの泉に行ってコインを投げたここに コインを入れたらまたいつかローマに 戻れると言われている早速ローマが気に 入った俺はでっかいコインを投げたのだ弓 も破しでコインを投げて楽しそうにしてい たゆみはなさん妻は3人でレストランに 夜ご飯を食べに行った酒が好きな俺と息子 はイタリアのバールに向かったイタリアの バールはと書いてバールと読み午前中は コーヒーショップだが夜はいわゆる ショットバーみたいになるそこで酒を飲む ことができるのだちなみにイタリアには 大手コーヒーチェーンが一度寝室に失敗し ているバールは値段が大体決まっていて 日本円換算で130円から150円で イタリアのコーヒーが飲めるのだだが大手 コーヒーチェーンだと50000円とか 600円する反対に会ったというより地元 のバールの強さに叶わなかったのだろう イタリアの旅は本当に楽しいものだった息 の飛行機でどうなることかと思ったけれど なんとか健二さんが回復して何よりだ俺は 帰国してからもっと人のために働こうと 決意したそれで今までよりも仕事に 打ち込んだところ55歳の中途採用ながら 昇進することができたのだ俺は大変嬉しく なってみんなに感謝して部長として仕事を することになっただがある時俺の元に新た

な話が舞い込んできたそれは会社の産業位 として働かないかとの話だった社員の健康 のために産業位がいるのだがうちの産業医 は女性で結婚のために辞めてしまうらしい 他にいい医者はいないかと考えた時に医 免許を持っている俺にの矢が立ったのだ俺 は今更産業員なんてと思ったけれど家族に 相談したらやってみなよと言われたそれで 会社の産業員になったのだうちの会社の 社員だけを見るわけでなくよその会社の 産業医としても働くことになった俺はX コーポレーションという会社の産業医とし ても働き出したそこでなんと健二さんと 出会ったのだけさんはのX コーポレーションの技術者だそうだえ山本 先生じゃないですかお医者さんをやめ たって言っておられましたけど復帰したん ですかええま色々あって産業位として働く ことになったんですこれも運命ですかね そうでしたかいや山本先生が産業員なら 心強いですうちみんな大変な仕事をしてる ので心身のバランスを崩す人ががいないか 見てもらいたいですそうですねX コーポレーションはみんなお忙しいよう ですし体を壊さないようにしていただか ないといけませんね健二さんあれから きちんと睡眠は取っていますかはいもう あんなことはこりごりなので私は深夜まで 起きて野球を見るのをやめました深夜に 映画を見るのも我慢して録画して翌日の 夕飯時に見るようにしてます私独り者です から何かあっても誰も助けてくれませんし ねそうですかまあそうした方がいいですね まさか健二さんと再開できるなんて思って なかったので俺は大変嬉しくなった やっぱりこれも運命だったのだろう医者 なんて2度とやらないと思っていたけれど こうして出会えたのも医者として復帰でき たからだそりゃ大学病院の医者のように 花形ではないかもしれないしかし労働者の 健康のために寄与する産業位だって やりがいのある仕事だと思ったある日また 巡回のためにXコーポレーション訪れた 産業位が定期的に巡回しないといけない ことが法律で決まっているからだそうし たら健二さんが駆け寄ってきて俺に 笑いかけてくれたのだちょっと聞いて ください山本先生はい何でしょうか ニコニコしておられますがごひきの球団が 勝ったとかですか違いますよ私結婚が 決まったんですえそれは本当ですかわあお めでとうございます良かったですねはい実 は半年前から交際している女性がいてその 女性に告白したらオッケをもらったんです こんな嬉しいことってないです本当にお

めでとうございます あの結婚式には命の恩人である山本先生も 呼びたいのですが来てもらえません でしょうかえ私がですかはい婚約者にも実 はあの時の体験を話したら感動されて しまって会いたいと言っていますなら行か せていただきますね楽しみにしてますよ 健二さんはずっと彼女がいなかったようだ が前の再開の後に彼女さんができたらしい そして勇気を持って告白したそうだ俺は 結婚式に行って彼の素敵な姿を見てまた 泣いてしまった健二さんとても素敵な式 でしたよ私も感動して泣いてしまいました あそれは嬉しいです本当に来てもらって すみませんこちらが妻のエリですこれから 夫婦で協力していい家庭を気づいていき ますええ是非そうしてくださいね健二さん も仕事のしすぎには注意してください体が 資本ですからねはい先生もお体をお大事に 俺は健二さんの資金に出られて本当に 嬉しかったこんなに素晴らしい式は息子 夫婦以来だそれからあの王兵な若本のこと を元同僚から聞いた彼は最近医療ミスを 起こしてしまい裁判をと言われている らしいきっと傲慢になりすぎて自分を過信 していたんだろうだから言わんこっちゃ ないと思った俺はこれからも医者だからっ て偉いと思わずみんなと同じ目線に立って 仕事をこなしたいと思っ た

#スカッとする話
#スカッと
#修羅場
スカッとする話を朗読形式でお届けします。
本動画は創作によるものですので、
ご参考程度に留めていただければ幸いです。

※登場する人物は仮名です。実在する人物とは一切関係ありません。
■チャンネル登録をお願いします!
https://www.youtube.com/@user-wl6tv3lu5b

Leave A Reply