【ゆっくり怖い話】怖い話総集編PART50【オカルト】

まず前置きがあって私の母方の先祖はなん か知らんけど偉い坊さだったらしいで何か 7つお猫またとかいうど偉い化け猫を退治 した時7台先まで祟るっていう呪いをかけ られたらしいちなみに私で6代目そんなん で祟りから逃れるためにお守りを子供に 持たせるんだが私の母方のじいちゃんが昔 鍛冶屋やってたんだが初の女孫で痛く 張り切って刀を作ってくれたらしいつって も人形に持たせるような小さいやつじい ちゃんは私をすごく大事にしてくれたんだ が方向がちょっとあれだったひ人形の時期 に勝負様の人形を送ってくれたり私女なの に守り刀なっていうよりナイフに近い実際 ペーパーナイフとして活躍中のそのナイフ だが先祖が活線に行って生きて帰ってきた 時の刀を使ったらしいでなんかすごいの ついてる元々見間違いレベルでそういうタ のやつはしょっちゅうんだけど守り刀持っ てるとなぜか出てこない京都に修学旅行に 行った時神社見学してたらグジさんにブホ すごいのに守られてますねとなんだかよく わからない受け方されたまあこれが前置き で何年か前に友達のnta子そして私の4 人で飲んでいたんだがNが本当にあった 呪いのビデオでも見ねえと言い出しただが 時間が時間田舎のつやじでしまっていた 時刻は午前0時半ぐらいなのでビデオを仮 にも行けずにいたらTEOが突然ここに 心霊スポットあったよなそこに行こうぜと 言い始めた昔からそこそこ見たりしてた私 は行くなら行くけど状態しかしa子は非常 に怖がりであまり力ではなかったTEとN は高校時代に格闘技をやっていて片方は 国体出場経験があったためそっち系じゃ ないいわゆるドキンが出てもまあ大丈夫 だろうと思っていたし守り刀を鞄に入れて いたのもあって大丈夫だろうと思っていた 男2人が異様に乗りきったため雰囲気的に 行く感じのようだし英子を説得して4人で レッツゴーしたで地元では有名なその心霊 スポットは元々ホテルで特段曰がついてい たわけでもないが火事になり焼け落ちた ため使用されなくなってしまい廃墟になっ たところなぜか心霊スポットとして異様に 有名になっていたよくわからないところ だったで4人で廃墟探索してたんだが期待 していたような心霊現象は特に何もなく a子が涙目になっただけで探索終了いい 肝試しだっただけだった元々曰つきなわけ ではないし最初から出ないだろうとは思っ ていたが表紙抜けしてしまった男2人は わりかしビビっていた様子だがその後無事 に部屋まで帰ったしかしその後にことが 起きた部屋につきみんなで寝始めた

がという音で目が覚めたどうやら窓に何か が当たっているらしいカーテンしまってる し虫だろうと思って寝直すと思ったら突然 Tをがし切りに来るな来るなと言い始めた TEを見ると寝ている様子さては予想外に ビビりだったのかと思っていたらa子も なんかつぶやき始めたしきりにごめん なさいごめんなさいと何かに謝っている まさかと思いNを見ると普通に寝ていたえ こととティオになんかついてきたのかと 思い始めたら窓が強く と叩かれた内心ちょここ2回とテンション 上がったが1人だけ起きているとなんか ちょっと怖くなってきたのでNを起こす ことにしたがゆすってもビタしても一向に 起きない窓が またと叩かれるなんか窓ガラス割られたら 面倒だと思い思い切ってカーテン開けると 微妙に半なきっぽいおっさんが外にいる しかもカーテン開けた時に微妙にびっくり した様子で2秒ぐらい2人でめあって しまった何を言うでもないおっさんに とりあえず窓壊れるから叩かないで くださいあと寝てるんで帰ってください って言ったら神妙な顔をして消えていった とその時エオが危ないつって私にタックル してきた何事かと聞いたら窓の外におっ さんがいてお前が窓開けておっさんを部屋 に入れようとしているように見えたとの こといやいや追い払ったの私だしでよく朝 ティをとa子が顔面蒼白にしてお払いに 行こうあそこマジやばいとこだってという ので近くの神社へお払いに行くと神主さん があの霊の髪のついたシャンシャンなる棒 で頭の当たりわさわさしてのりとていうの かかしこみだけは聞き取れたけどわけ わからんこと言ってお祓い終了で帰る間際 に神主さんが言うには別に何も取り付いて いるわけじゃなかったとのこと私の守り刀 のことを話してみたらちょっとした神様 クラスの力があって悪業は近寄れなかった んだろうってことと夜のおっさんは廃墟に 住みついたやつで悪業ではないけれど強 すぎる力に場を乱されたので来ないで くださいって言いに来たんだと思うよあと あなたは呪いを受けているけどここでは 解除できないことなどを言われた呪いって 何が起きるんですと聞いては見たものの 神主さん曰わからないでもそのお守りが あったら新しく取り着こうなんてやからは いないし安心していいよだそうでこの先 安泰らしいちなみにTをとa子は夜のさん になんで来たなんで来たと追いかけ回さ れる夢を見たらしいなんか大して怖くない な落ちなくてごめん

ね今から11年前仕事で東京に1年近く 暮らしてた時の話桂まま駅から徒歩5分 ほどの場所でうえ田が56階建ての アパートだった1階にはクリーニング屋 通りを挟んで斜め前に不動産屋がありその 不動産屋がアパートの管理者だった地10 年以上は経ってるだろうか1フロア4個で 周りは雑居ビルで囲まれて狭間苦しく暗い というのが第1印象だった不動産屋の担当 者に通されたのは3階の一室1LDKで ユニットバス付き玄関から6畳ほどの ダイニングキッチンを突っ切ってすり ガラスの表示で仕切られた6畳ほどの リビングが俺の部屋となった家賃が月20 10万地方の田舎者の俺には信じられない 額だまあ会社が払うんだから関係ないんだ が と思いながらもそこで会社の上司との共同 生活を送ることになった指示だがこの上司 ってやが腸がつくほど嫌なやつで部下を 何人も辞めさせたことで有名だった慣れ ない都会生活プラス上司のいびりが ストレスに感じてきた4ヶ月ぐらい経った ある夜のこといつものように丸めた布団を 壁際に押しやって背中を預け漫画を 読みふけっていたふ耳を済ますと表の車の 往来の音に混じってカカが赤ん坊の鳴き声 が聞こえる布団を押しやった壁が コンクリートの壁にクロスを貼ってたんだ がどうやらこの壁から聞こえる耳を壁に 当てるとよりはっきりと聞こえたああ隣の 住人か赤ん坊の夜泣きだなぐらいにしか 思わなかった猫の盛りの声かとも思ったが 正直どうでも良かった隣の住人がどんな人 かも知らないしそもそも住んでいるかどう かも興味はなかったその日を境に度々 赤ん坊の鳴き声を聞くこととなるある休み の日のこと買い物からアパートに帰ったら 隣の部屋の玄関扉が空いていた興味本位で 廊下から中を覗いてみたら玄関には黒い 革靴が一速それ以外わがらんとしてたふと 中から不動産屋の担当者が顔を見せた こんにちはまあ一応お世話になってるのと 覗いていた後ろめたさもあって挨拶をした あこんにちは靴を吐きながら担当者も挨拶 を返してきたお隣さん引っ越しされたん ですね玄関先とはいえガランとしてたから そう思った俺は6時にはアパートを出て 帰宅は夜の10時過ぎという生活をしてい たので俺が仕事に行ってる間に引っ越しし ててもわかんねえわなと思っていたが担当 者はえ来週の土日に引っ越しされます なんて言ってるどうも話が噛み合わない よくよく話を聞いてみたら今まで秋夜だっ たが入居者が決まったので来週引っ越して

くるとのことじゃあ赤ん坊の声は コンクリートの壁を伝わってしへの住人が なんて思ってたが担当者がじゃあこれでと 言いながらその場を離れようとしたので 呼び止めてこのアパートに赤ん坊のいる 住人さんいますかって尋ねた担当者は少し 考えた後さあ私は分かりませんね他の担当 者なら知ってるかもしれませんがと食前と しないままお互い挨拶を交わしその場を 離れた東京に来て10ヶ月経った頃には 調子のいびりで精神的にもピークが来てた 仕事も大詰を迎えてて帰宅が午前3時と いうのが続いたり徹夜なんてざらだった そんなこんなで嫌になっていた俺は3日間 無断血筋をした気分はすでに地元に帰る気 満々4日目に仕事場に行き地元の会社に 連絡会社の課長はうう行っていたが聞く耳 はない仕事場の上司にじゃあ今から帰り ますんでもう2度とここには戻りません って言ってやったすると上司はお前がここ で失敗して損失した分の責任被るのは上司 であるだそれじゃ不幸兵だろお前にも責任 をかぶってもらわんとな帰る前に10万を アパートのテーブルの上に置いていけ少し は誠意を見せてみろなんて言いやがった まあ確かにここで失敗して出した損失は 30から40万ぐらいになるそれに比べ たら10万なんて安い方だ速攻で銀行に 行き10万プラス帰りの電車賃プラス土産 台を下ろしてアパートに変る金の入った 封筒をテーブルの上に置き荷造りをした ダンボール5箱分を装して俺自身身軽に なったアパートの鍵をかけ鍵を玄関扉の 郵便ポストに放り込んだ気分よく桂丸丸駅 に向かった時間は午前11時頃今日の最終 の新幹線に乗ればいいんだからそれまで 最後の東京観光してもいいななんて思って た緑の窓口に行き切符を手配金を払う時に 気がついたやべえアパートに忘れたそれ からアパートまで全力失踪もうすぐ12時 になる上司はたまに昼休みにアパートに 帰る時があるまずいそれだけはまずいあれ だけ単価切ったんだ顔を合わせるのは まずい3階の部屋の前まで来て愕然とする 鍵を玄関ポストに放り込んだんだった やべえ手が入らねえどうしても手首より先 に入らない必死で考えた不動産屋だ不動産 屋に行けば鍵があるはずダッシュで階段を かけおり斜め前の不動産屋に飛び込む3階 のまるまるですけど鍵を忘れてしまって あの鍵貸してもらえませんかだけど不動産 屋は担当者が鍵を持って食事に出ていて1 時まで帰ってこないという昼飯はえしと 突っ込んでみても1時までは待ってられ ない何より調子が帰ってくるかもしれない

さすがに焦ったふとここからアパートを 見るクリーニングの看板そうだハンガーだ 針金のハンガーを真っすぐに伸ばして 引っかけよう考え自体は幼稚だったがその 時はそれが最善だと思ったすぐに クリーニング屋へ事情を話しハンガーを もらった時計を見ると11時45分頃時間 がないすぐさま3階に駆け上がるハンガー を真っすぐにして先のフックを玄関扉の ポストに差し込む玄関扉はスチール製で形 は昔の市営や県営住宅を想像してもらえば 分かると思うやや中心より下にポストの 差し込み口があり部屋内側は受けの箱が 甲子場になっている差し込み口から中の鍵 までは目視できない角度的ににどうしても 光子の隙間から玄関の床るしか見えなかっ たそれでもハンガーの先を手探りで鍵に 合わせようとするガチャガチャと音はする ものの手応えは感じられないくそどうなっ てんだ焦りがピークに達した時チカッと 手応えがやった取れたか慌てないように 慎重に引き抜く鍵がそろそろ見えるくらい の時確認のためポストを覗いたその時だっ た え皇子の隙間から玄関タイルが見えるが そこを何かが横切った一瞬のことだったが 赤ん坊に見えたぷっくりとした右足と右 横腹ハハをしている赤ん坊を想像した いやいやいやありえんやろ躊躇はしたが 時間もないし金も惜しい胃を消して鍵を 抜き取り鍵を開けたスチール製の扉は重 そうな音を立てながらゆっくりと開いた 恐る恐る半分逃げ腰で中を覗く大丈夫だ何 もいない内心ほっとして勢いに任せて扉を 開き中に入ったダイニングのテーブルの上 の封筒を確認する靴を脱ぐのもそこそこに 半分ど気味にテーブルに駆け寄る封筒を手 に取り中を開くあったよかったあるのは 当たり前なのだがこの時はなぜか安心した 10万を封筒に残し残りの金を財布に しまうこれで忘れ物はないなと思って何気 に自分の部屋の方を見たうわ腰が抜けそう になった俺がさっき部屋を出た時にすり ガラス表示を閉めてたんだけどそのガラス 越しに誰かが立っているいや正確には白い 人型が立っていた輪郭からして背丈は 150から160ぐらい体部分は白い服 っぽい頭部分と思われるところは輪郭が あやふやだが黒髪で長いのか短いのか 分からないそれが俺の部屋の窓からの光で ボヤーと浮かび上がってる俺は頭パニック になりかけてた矢先右足の甲を何かに踏ま れた例えるなら犬か猫が踏んだようなとし た柔らかいけど重みを感じるような感じ ほしゃ変なおたびをあげて飛び上がった

すぐにテーブルの下に目線が行く赤ん坊 だった今度ははっきりと見た裸の赤ん坊が ハハしている色白の肌生え揃ってない 髪の毛顔は下を向いていたので見れない キャッキャ行ってる完全にパニックだった 赤ん坊から目が離せなかった恐怖で体も 動かせなかったとその [音楽] 時とがした瞬間的にガラス生子に目線を 向けた俺の部屋にいた何かが商事を 開けようとしていた23cm開いた隙間 から白い指を覗かせていた全身に鳥肌が 立って本能が逃げろと叫んでいたうーわわ ああありったけの声を絞り出し玄関扉を 跳ね飛ばし階段を駆け降りた後ろを 振り返る余裕もない全力失踪だった前の 道路を信号虫で横断し不動産屋に逃げ込ん だ不動産屋の従業員の姿を見るなり まくし立てたなんなんだよあの部屋は幽霊 出るじゃねえかてめえどういうことか説明 しろこの野郎を胸ぐらを掴んで壁に 押し付けた今思えば従業員も驚いただろう 顔面蒼白だったであろう俺から胸ぐらを つまれて泣きそうな顔になっていたこの 騒ぎで奥の事務所にいた不動産屋の社長が 出てきたどうしたんですかという声に社長 に向き直って今体験した出来事を まくし立てた全てを話し少し落ち着いた俺 はあのアパートで何があったのか社長から 聞いた10年ほど前アパートが新築して1 年半経った時に若い夫婦が引っ越してきた そうだほどなくしてその夫婦に子供が 生まれただがしばらくして旦那が事故で なくなり奥さんが1人で育てていたんだが 育児の色ぜか旦那のしがショックだったの か分からないが一切にも満たない赤ん坊と 共に餓死したそうだ旦那の保険金も入って て家賃も滞納してないのに餓死するなんて あり言えないんだけどと俺は頭に来たなん でそんな曰つきの部屋を貸すんだ説明も なしにひどいだろうが2年ほど前にお祓い をしてそれ以降は現れなかったんですと 社長は言い訳にもならないことを言う呆れ て言葉にならなかっただが落ち着いて考え てみれば俺は今日地元に帰るんだし2度と 部屋には行かないあの部屋に帰るのはそう あの憎い上司だけざまみろ呪い子されて しまえその時は本気でそう思った俺は社長 にこのことは誰にも上司にも話さないで くれと念を押し部屋の鍵を渡した鍵が かかってないんでお宅たちでかけて ください鍵は俺の上司に連絡して俺から 受け取ったと報告しといてくださいと伝え て不動さん屋を出ようとした扉を開ける時 に社長が独り言のように呟いたでも

おかしいんですよね出るのは3回じゃなく て4回なんですけどねじゃあアパート全体 にお祓いをした方がいいですよ俺はそう 言って外へ出た地元に帰った次の日会社に 出勤して課長に恐怖体験は伏せてことの 顛末を話し中満は後日返してもらった ちなみにその後の上司は会社で俺の斜め前 の席で元気に仕事をして いる以前窓際で立ち王場する女の話を書い たものです今回は自分の体験ではなく友人 のAとBから聞いた話を書きたいと思い ます映画大学に進学しアパートで 1人暮らしを初めて2年目の頃の話近々雪 も降りそうな所当の深夜Aは部屋の電気を つけたままコンビニへ行った新刊雑誌を 立ち読みし飲み物を買って部屋に帰った 途端携帯電話が成りだした時計を見ると 午前2時半誰かと思い着信を見ると友人の Bだったbはaと高校で同じクラスでお 互い日本をかかりする中だったが進学先が Aの学校から遠く離れ専門学校だったこと もあり疎遠になっていたしかしなぜこんな 時間に電話をかけてきたのかA和とまった とにかく久しぶりのbとの会話ということ でAは電話に出たもしもしBかなんで こんな時間にえかお前今どこだまだ コンビニかいきなり切迫した声でBが聞い てきたえいきなりなんだよコンビニって ひょっとしてお前この辺にいるのまだ外か 部屋に戻ってないのかだったら絶対戻るな Aは唐突なBの命令に驚いたすでに部屋に 戻っているのでそれもできないいや今もう 部屋にいるけど何どうしたのもう部屋に いるのか頼む俺の言うこと信じて部屋から 出てくれAが戸惑っているとBがさらに 奇妙なことを言ってきたお前の部屋の奥に 本棚なあるだろ何か変わってないか本が2 冊落ちてないかBの言う通り目を向けると 確かに2冊の本が本棚の近くに落ちている Aはさらに混乱した進学語は合っていない Bがなぜ自分の部屋の中を知っているのか その落ちてる本ってまるまるの最新刊と グレーの想定のハードカバーじゃないかB の言う通りだった本棚の方に行かなくても 一目でわかったやっぱりそうかとにかく今 すぐそこから出てくれ君が悪くなったAは コンビニに行った時の格好のまま電気も 消さず外に出た近所にはコンビニ以外空い てる店がないこととアパートから離れたい こともありAは歩きながらBと電話を続け たなお前俺の部屋に来たことなんてないよ なお前の家の場所も知らないでもお前の 部屋に入ったわけわからんと思うけどそう 言うとbはさっき自分の身に起きたことを 話し始めたBがいつものように寝ると突然

深夜の住宅街に立っているのに気づいた 全く見たこともない街でBは驚きながらも これは夢だと自覚できたそうだすると目の 前の建物からAが出てきたのが見えたbは aを久しぶりに見たことに嬉しくなり声を かけたのだが見向きもしないそのまま近く のコンビニへ入るAを見て夢だからなとb は不思議と納得したAが見えなくなるとb は急にAは今どんな暮らしをしているのか 気になった今出てきた建物に住んでるんだ よなとbはそのアパートに入ってみた1度 も来たことのない場所なのにBにはAの 住む部屋がなんとなく分かった3階の通路 の奥から3つ目の部屋Bは鍵がかかって いるはずのドアを開けた玄関に入ると右に 洗濯機少し進んで左に風呂場その奥には 電気がついたままの部屋部屋の中心には こた左の壁際にベッドそして右の壁際には 本棚ななんとなくAらしい雰囲気の部屋だ とbは思ったというAはそれを聞きぞっと した部屋のある海野場所内装まで全く同じ だったBは本棚を見て本をかかりしていた ことが懐かしくなり本を手に取ってみた この漫が最新感出てたんだなこのグレーの 本は小説かなと本をもう1冊取った時急に bは強い気配を感じそちらを見た瞬間2本 を落としてしまった本棚の脇の白い壁から 女の顔だけがBを見ていた長い髪を真ん中 で分けた額を出した整った顔立ちだったが 無表情で肌の色が壁紙と全く同じ城だった Bには一瞬仮面に見えたというあなたここ で何をしているの女の顔がBに問いかけて きたBは突然無償に恐ろしくなった 問いかけられた瞬間これは夢じゃないここ に自分が来てはいけなかったと感じた無 感情でそっけない口ぶりだったがBは聞い ただけで死にたくなるほど後悔したあなた がここにいるのなら私はあなたの壁の顔が 何か言うのを見てBはとっさに女の口を 両手で塞いだ自分でもよくわからないが これ以上何か言わせたらやばいと直感で 行動したというただ強く抑えているのに 両手に伝わる感触が壁のものか人のものか よくわからない女の方も表情1変えずただ Bを見ているだけだったBは必死で女の口 を抑えながら何がどうなっているのか考え たこいつの口を塞いでいればそのうち夢 から覚めるのかそもそもこれは本当に夢な のかAの部屋になぜこんなものがいるのか 自分はこいつに引き寄せられたのではない かそしてもしこいつの言葉を最後まで聞い たらどうなるのか自分は死ぬかもしれない 装Bは半ば確信したほどだったこの女は さっき何を言おうとしたのか自分の何を どうする気なのかこのままここ出られ

なければ自分は布団の上で死ぬのではない かひょっとしてAももうこいつ2個されて いるのではないかと思った時口を抑えられ たままの女の表情が一瞬変化したかすかに 眉を潜めてBを軽く睨んだなぜ表情が 変わったのかBには分からないがその顔 からは不思議と恐怖を感じなかったその時 のBには侵害そうなあるいは少し困った ような顔に見えたというなんだとBが思っ た瞬間急に誰かに襟首をつまれたように体 が引き倒すれた押さえつけていた両手が女 の顔から離れ勢いよく仰向けに倒れていく 女の口が何か動いていたがBには何を言っ ているのか聞こえなかった床に頭を 思いきり打つと思ったその瞬間にbは自分 の布団の上で我に帰ったしばらくの間自分 がどうなったのかもBには分からなかった がもし今のがただの夢じゃなかったらと 思うとAが心配になり電話したのだという そして本棚の前で自分が落とした本が確か にあることをAから聞いて夢じゃないと 確信し今すぐ部屋から出るように促したの だそうだBの話を最後まで聞いたAは困惑 することしかできなかった外に出た時Bが 自分のすぐ近くにいたのだろうかそして 自分の部屋で奇妙な目に合い消えた後 入れ違いに自分が戻ったということなのか 今まで何事もなく平穏に暮らしてきたあの 部屋に本当にそんなものがいるのだろうか AはBに例を言い朝になってから部屋に 戻ると約束して電話をた外が明るくなり車 や人の通りが増えた頃にAを決して部屋に 戻った中はカーテンを閉めたままで真っ暗 だった玄関廊下の電気をつけたまま本棚の 方に注意しながら部屋の電気のスイッチを つけたところでAは気づいたBに咳立て られ慌てて部屋を出たAは電気を消さ なかったはずなのだ結局契約の関係もあり 2ヶ月後にAはそのアパートから引っ越し た2ヶ月の間Aは本棚の上に塩を置いてい たAにはその間何事も起きなかったという Bには無事を知らせるつもりで何度か電話 をかけたが相当その時の体験が答えた らしくすぐに向こうから切ってしまうよう になったため再び疎遠になってしまった 引っ越してからはBからの電話もなくAも 何事もなく新居で平穏な生活を送ったと いうこれがAとBの2人が体験した奇妙な 出来事の一部四重です私は大学を卒業した 直後のAからこの話を聞きその後Bに電話 で確認し2人2人の話した内容を1つに まとめてみました2人とも現在は何事も なくBは時間が経過したこともあり気軽に このことを人に話せるようになったことや Aはあれから何度も連絡をくれたのに

申し訳ないことをしたと言っていましたA の部屋には本当に何かがいたのかBは本当 にAの部屋に夢の中で行ったのか何かいた としたらなぜBは助かったのかなぜ疎遠 だったBが引き寄せられたのか今となって は何も分かりませんただそのアパートは生 に人気であの時の部屋もきっと何も知ら ない誰かが住んでいるはずだとAは言い ます拙い長文にお付き合いいただき ありがとうございまし た木島さんというあるチームの創立 メンバーの友人がいたこの人が引きにげに よる交通事故にあったところから全ては 始まりましたリーダーを含めたメンバーが 病院に駆けつけた時面会謝絶の札がドア から外されたところでした廊下には両親が いて母親は泣き崩れていましたが父親は 息子も喜ぶだろうからと彼らを通してくれ ました病室に入った彼らが見たものは全身 を包帯に巻かれた木島さんがベッドに 横たわる姿でした死がなくなっていました 両腕でも両足も切断されしかし天敵や酸素 吸乳などはなくただ神殿図のモニターが 規則的な音を立てていた手遅れだったの です打つ手がなかったのでした包帯から 覗いた片方の目だけがぐるりと動いて彼ら を見たそして低く包帯にくもった声が ぶつぶつ何かを呟いたリーダーが耳を 寄せると俺をこんなにした犯人を探し出し てくれ分かったとリーダーは答えた必ず 犯人を探し出して敵を打ってやる直後神殿 図の波形が平坦になった彼らは犯人探しに 奔走したしかし初戦素人なので犯人を 見つけ捉えることもできずに1年が過ぎた 木島さんの周機が来た彼らは呆然に集まっ た連絡を取り合ったのではなく約束を 果たせなかったと全員が詫びるために来た のであった彼らは母銭に手を合わせ中には 越するものまでいた誰もがすまん許して くれ成仏してくれと祈ったどこからか ぼそぼそとつぶやく声が聞こえる背後から だった彼らは見た後ろの破壊しに木島さん が座っていた腕も足もなく全身包帯に巻か れて片方の目だけ覗かせ俺おこしたはお前 やろとなるように言った台の男たちが悲鳴 をあげた口口に叫びわめいた違う俺らと 違う木島さんは現れた時と同じ唐突さで すっと消えた誰にも言うなリーダーの一言 で全員が自分たちの胸の中に閉まっておく ことにしたそして数年後ある夏のことその メンバーの1人が階段で木島さんの幽霊の ことを話してしまったその場の人は 震え上がって喜んだところがである帰宅し て数日その友人から電話があった友人は 震える声でこう言った木島さんを見た自宅

で入浴中先発してる背後でぼそぼそ声がし たので振り返ると俺おこしはお前やろ気の せいだよと彼は友人に言った電話を切った 数分後別の友人が木島さんを見たと自宅の マンションのエレベーターに1人で乗って いて誰もいないのにぼそぼそ声がする帰っ ても当然誰もいないだが視線の下の方に死 のない体をぐるぐると包帯に巻かれた片方 の目が睨んでいた俺おこしたはお前やろ 結局その夜は何本もの電話を友人たちから 受けた木島さんを見たと話はここまでです 木島さんは未だに犯人を探しているらしい 話を聞いた人は木島さんに訪問される恐る べき伝言ゲームなのだこの話を聞いた数日 のうちに木島さんを見るかもしれないもし 聞かれたら違うと答えるそしてその体験を 誰かに話すこと木島さんが犯人に たどり着けるようにと言いつつこの階段が 最強と呼ばれるのはここからです実はこの 話作り話なんだそうですそのチームの人が 友達になんだまだ信じとったんかあれな実 はとちゃうねんと言ったそうです木島さん という人は存在しないらしいのですなんだ と思いましたか本に機械で奇妙なのはこの ことではなかったのです説明しましょう 木島さんが存在する可能性はないとしても 両腕で両足が切断され全身が包帯で覆われ て片方の目だけが露出しているという情報 がありお気づきであろうか片方の目とは いったものの左右どちらとは告げられてい ない目撃が5人や錯覚の場合偶然に正解と 一致する確率は50%であるところが 作り話で右左と言ってないのならその証言 の確率は50%であり半分枠食い違ってい なければならないのだがしかし寄せられた 目撃証言は一件の例外もなく一致している のである左目に睨まれた と僕の家には家法と呼ばれるお宝が3つ あるそれが他人にとって価値あるものかは 分からない1つは家計図約400年前まで 遡る家計図は巻き物数十巻に及びもったい ぶった霧の箱に収められているもう1つは 刀かなり昔に御先祖さんが武訓を立てた 折りに殿様からもらったとかそして最後に 鏡鏡と言っても大昔の胴を磨いた骨董品 日本酒とかの教科書に乗ってるようなやつ あれの手のひらに乗るサイズこれまた 大そうな霧の箱入りこれら3つのお宝は 扱い方が決められていて家計図はその台の 本家の課長しか箱から出してはならない棚 は鑑定したわけではないが売るとかなりの 値段で売れるが売ってはならない課長が月 1で手入れすること鏡は仏壇に安置し毎日 その無事を確認すること決して本家の敷地 より外に持ち出さないこと課長といえども

箱から出してはならない大体こんな感じ これからお話しするのはこの中の同居に 関して本当なら結構怖いその同居は不思議 な形をしていた六角系の台座に丸い鏡の 部分が重なっている鏡というから覗いてみ ても錆高細かい傷だでほとんど物を移す力 は失われているようだったしかし暑さが 2cmぐらいの割に重く例言あかな感じは したものだった小学生の頃友人らと珍しい もの自慢大会があって放課後に各自お宝を 公園に持ち寄ったことがあるみんなは おもちゃっぽいものを持ってきたが僕は 九段の鏡を持っていった触るなとは言われ ていたがお構いなしだった結果は1番宝物 らしいということで僕の優勝鼻高々で家路 に着いたそして家で待っていたのはお察し の通り親父の大玉何か変わったことは なかったかしこ聞かれ散々叱られて2度と 触らないと約束させられた自分としては 壊したわけでもないのに納得いかなかった が一応謝り決着許してもらったそれ以降は 特別に興味があるでもなく触ることは なかったそして去年僕が20歳の誕生日を 迎える頃に親父から呼び出された大学に 入り親元から離れた場所で暮らしていた僕 は何事かと思いながら実家に帰った親父は 仏壇のある部屋に僕を座らせ話し始めた 内容を要約すると我が家に伝わる家法の 由来取り扱い方うちの家計は代々音名堂に 関係し主に呪物の管理に当たってきたこと 現在はほとんどの呪物を博物関東へ偽造し 残っていないことここまで話親父は一息 つくこんなつまらない話をするために呼ん だのかとうんざりしていたがようやく 終わりかほっと仕掛けたところでさてここ からが大事なんだがと再開いい加減眠気が さしてきたがいつになく真剣で聞かるを得 ない親父は仏壇に安置してある鏡の入った 箱をテーブルにおいて話し始めたそれは とても信じられないほど現実離れした内容 だったようやくするこの同居をなぜ 持ち出してはならないのか理由は過去3回 持ち出され持ち出した人間が3人とも悲惨 な最後を遂げているからなぜ箱から出して はならないのかそれはこの鏡が人の死を 移す鏡だから持ち出された理由もこれ最近 までは鏡についての近畿は名神と考えられ ていたが23年前の出来事により固く守ら ねばならなくなった23年前それは僕の おば親父の姉が亡くなった年だ自己死だっ たのは聞いていたが詳しくは教えられてい なかった何でもこの鏡はこの土地から離れ たところに持っていこうとすると持ち出し たものに市街を与えるらしい過去にこの鏡 を持ち出そうとした3人はその害を受けて

死んだと伝えられている最初は戦国時代に 石田三成の配下によって持ち出されている しかし関ヶ原の合戦後に徳川家康により 斬死された三成の死後戻ってきている2人 目は第2次世界対戦中国家騒動員法に 基づく金属回収の際憲兵が無理やり道教を 回収しようとして祖父の目の前でアメリカ の気重操車に愛死亡そして3人目が実は僕 の叔母だったこの鏡は尾の遺品でもあった 叔母が存命の頃は鏡の呪いめいた話も名神 として気にかけることもなくたまに訪問 するお客にも気軽に見せていたそうだ何も 映らない珍しい骨董品の鏡としてお盆に 大阪から遊びに来ていた叔母が帰り際に3 つの下方におじをし鏡を手に取った時自分 の顔が映ってしまったらしいその時尾は 真っ青になり洗面所の鏡と同居を何回も 見比べていたそうだそして言った下方に 移る私の顔が真っ黒なの親父は怖がるおを 気のせいだとなめたしかしよっぽど 恐ろしいものを見たらしくパニックは 収まらない京都にある自分が暖かとなって いるお寺に同居を持っていきお祓いをして もらうというまあ掟てを破ることにはなる がそれで気が済むならと親父は同居を 貸し出すことに同意したしかし親父は同意 したことを今でも公開しているというなぜ かそれはこのことにより過去最大の呪いを この同が発揮したかもしれないからだばは 1985年8月12日18時4分羽田初伊 行の飛行機で飛び立ったあの鏡と一緒 に先ほどまるまる駅で発生しました人身 事故によりただいま上下線とも運転を 見合わせていますお急ぎのところ申し訳 ございませんが週末の夜アレンばかりの人 で身動きの取れない新宿駅のホームに駅員 のアナウンスは繰り返された人身事故 すなわち飛び込み地方の人はピンと来ない かもしれないが東京では日常的に発生して そのため電車の遅延に度々遭遇するち早く 帰りたいな俺は舌打ちしたこのところ俺の 仕事は多忙を極めていた会社の決算資料 作成のため徹夜のオンパレード心身共に 疲れ切っていた明日の土曜も出勤する予定 だったので金曜の今日は早めに代謝した 早いとても夜10時を回っているなのに なんだ電車が動いていないなんて40分 程度待ちやっと折り返しの電車が到着した 待っている間にホームの人の数は恐ろしく 膨れ上がっていたが奇跡的に俺は席に座る ことができた車内は長満員この時間帯なの で乗客の多くはいっぱいやっており車内の 検討はひどかったが俺は席に座ってすぐ さう落とし始めたチャーハンロック入り ましたはいチャーハンのロック入りました

ちゃハのロックすき焼き錆抜きではい すき焼き錆抜き入りましたすき焼きの わさび抜きなんだこの注文は暗闇の中 居酒屋の店員風の若い男たちの異性のいい 声が鳴り響いたああこれは夢の中なんだ俺 は気づいただったらこの辺てこな注文 面白いんでもうちょっと聞いてみてやるか と思った瞬間俺は金縛りになったお父さん ストーブちゃんと消した今度は中年の女性 の声ださっきの居酒の兄ちゃんは遠くから の声だったが今度は俺の耳元だった金縛り は一層強くなり息苦しさの度合いは増して いった声も出ない目も開かないこりやばい 俺死ぬのかそして次の時俺の思考の中に 全身地だらけで赤黒く染まったスーツを着 た中年の男がものすごい行走で現れた俺を 睨んでいるうわあこの人はさっき飛び込ん だ人だなと直感した途端に金縛りは解け 同時に目が開いた目の前に見えたたのは 先ほどの車内の光景となんら変わらない 人人人変わらぬ謙遜車内アナウンスで俺は 最寄り駅の人駅前まで来ていたことを知っ た俺は怖い話とか心霊写真の類いは好きだ がフィクションを好きなだけでそういう ものは信じていないだから駅から家までの 帰り道にさっき起きたことについて次の ように結論付けた居酒屋の兄ちゃんやおば さんの声は夢うつの中で乗客の騒がしい声 がそう聞こえた金縛りは連日の仕事の疲れ が原因血だらけの男は人身事故アナウンス で聞いていたからその潜在意識が 引き起こしたものだけどただ1つだけ腑に 落ちないことがある左手首につけていた 初詣で高尾さんで買った水晶の術のゴム紐 が切れてワイシャツの袖のところで落ち かけていた家に帰るとリビングでテレビを 見ていた嫁さんが俺を見るなりハッとした 顔をした何びっくりしたような顔をしてと 俺が言うと嫁さんはちょっと間を開けた後 いや今日は早いなってと慌てて返してきた 帰るってメールしただろそこまで行って俺 は押し黙ったああこいつ何かを感じてるん だなそれとも何か見えるのか嫁さんは俺と は違い本人曰く霊感が強いらしいこれまで いろんな体験談を聞かされてきたそれは 本人からすればしごく本気なんだろうけど 俺はいつもはいはいいって感じで受け流し ていただけど今日はさっきの電車の件を 話してみようかいややめとこう面倒くさい それより疲れた早く眠りたい俺はシャワー を浴びビールを飲み用意された食事も そこそこにベッドに潜り込んだ嫁さんに 見つかって変に話が展開しないように切れ た術をタンスの引き出しの奥に隠すのを 忘れずに翌日からまた仕事に追われた電車

の剣は俺の頭の中からすっかり忘れ去られ ていた2週間過ぎた金曜その日を持って 仕事も落ち着き打ち上げを兼ねか同僚たち と飲みに行くことになった会社を出て居酒 屋に向かう途中に嫁さんの携帯に電話した 今日会社で飲み会になったから飯いらない あそうそれより術のことなんだけど嫁さん はあの術を見つけたんだ同時に俺は忘れて いたあの電車のことを思い出したいや紐が 切れたんで引き出しに入れておいたんだわ ゴミ箱に捨てちゃまずいだろああいうもん はどっかの寺とかで燃やしてもらった方が いいと思って保管しておいた俺は嫁さんに 霊感を発揮してもらいたくなかったその ため口をつく言葉に任せた引き出しポスト でしょ下の郵便ポスト今朝打ち出る時入れ たんでしょは俺は訳が分からなくなった そんなことより聞いてくれる嫁さんの声は 切っ詰まっている夕刊鳥にポスト開けたら 術があったんだけどあのジュの玉1つ1つ が真っ赤な血だらけの男の顔になってその 続きの言葉は目の前を走る改造したバイク の合音でかき消されたお前何言ってんの 帰ったら聞くからもう切るぞやめてくれ やめて欲しい俺は携帯の電源そのものを オフにしたまるまるさん何かあったんすか 飲み会の居酒屋で生中女気片手に1人の 後輩が俺に聞いてきた別になんでいや さっきから暗いしそんなことないよハード ワークで疲れてるだけだわ正直嫁さんの ことが心配になっていた早く家に帰ら なきゃタンスの引き出しに確かに入れた術 がポストに入ってたその術の玉勝だらけの 顔あの電車で思い浮かんだ男かそうですよ まるまるさん働きすぎですよもういい年な んですから後輩社員が返してきたうるせえ なお前らと5歳も違わんぞ5歳の違いは 大きいっすよところで山口遅いな何か連絡 あったか3日間徹夜をして今日大久を取っ ていた同じかの山口を教子の居酒屋に 呼び出していたでも大幅な遅刻飲み会が 始まって1時間経ってもまだ来ないいえ 遅れるって連絡はありませんさっき電話し たんですけど電波繋がらなくてけどさっき ネット見たら人身事故かなんかでJR線 動いてないみたいです人身一瞬俺は鳥肌が 立った気がしたえそれより追加注文して いいすかまるまるさんのおりでてか会社の 経費で落としてくださいよこんなに決算 頑張ったんですからああいいよ何でも頼め 今日は交際費で落としとくわ俺は元気なく 答えた後輩は俺の顔を見つめ一瞬似やって 顔をしたしたうおお前まさかチャーハンの ロックとか言うなよすんませんチャーハン のその時目の前がぐるぐると回り景色が

かんだあの飲み会の日のJRの人身事故 山口当人が電車に飛び込んだものだった 山口の体はバラバラになり首から上は未だ に発見されていないらしい嫁さんはその日 以降極端に口数が少なくなったたまに誰も いない隣の部屋で1人笑っているけどひひ ってもちろん の県はその後全く夫婦の会話に出ていない 数週間後俺は労働基準監督書に呼び出され た山口の字ツ過労によるうが原因ではない かって監督書から厳しく追求された俺は 労働状況についてありのまま答えたそして 最後に行ってやった監督官はすき焼きのお 肉にわさびつつける派ですか俺を責め続け た監督官は巨とした顔をしていた俺は監督 書を出てこ橋とりを新宿駅に向かって とぼとぼ歩いていたもう夕方の時間だ今に も雨が降りそうな天気だったすると人混み の中こっちに向かって白い着物の女が歩い ているそれは言うまでもなく異常な光景だ 遠くなんだけど明らかに俺を見ながら歩い てきているのが分かる近づくに連れ俺は その女の妙な動きに気づいた女は右手で 自分のお腹ていうか着物の帯のあたりを パンパンと叩いている何やってんだ女は だんだん近づいてくる俺を睨みつけながら パンパンてお腹の当たりを叩きながらおい マジかよ10mくらいに近づいてきた だんだん小走に近づいてきているもうそう なると周りの人の流れは俺の視界に入って こない相変わらず帯の当たりを右手で叩い ているパンパンって音が大きくなってきた 女の表情が確認できた長い黒髪そして この世のものでないようなすごい顔お前 まさかこの梅時期にストーブの日がどうの こうのって言うなよ俺は自分の石では 思いつかないようなことをっていた女が 1mくらいの距離に俺に迫ってきたうら俺 は無中で女に背を向け大久保方面に走って 逃げ出した後ろを振り返らずひたすら走っ たあれから現在俺は多少遠くはなるが利用 していた路線ではなくその南に走る電車で 通勤しているもう会社もやめようかないや その前に高尾さんに行って新しい術買わ なきゃでもそのためにはまたあの電車乗ら なきゃいけないのかあそれから後出しで 悪いけど上司にこの打ち上げをした居酒屋 以降の話をしたところある公明な女性 占い師を紹介されたもちろんその占い師に も俺は居酒屋以降の話しかしていない 居酒屋の前の話はしちゃだめだって誰かに 命じられているようだった俺の話を聞き 終わってその占い師にこう言われたこの話 は他の誰にも言ってはだめ聞いた人に 恐ろしい怨念が飛びするとんでもないこと

になる事実上司 は 2年前の話この話は一応口止めされている 内容のため具体的な場所などは書けません 具体的な部分はほとんど省くかぼかして いるのでそれでもいいという方だけお読み ください高校3年の夏休みのこと俺と友人 5人は受験勉強でかなり疲れが溜まってい たことや高校最後の夏休みということも あってどこかへ旅行に行こうと計画を立て たただしもう夏休みに突入していたため 観光地はどこもキャンセル待ちのような 状態で宿泊地を探すのにかなり苦労した そしてやっとのことで近畿地方の高原の ような観光地のペンションにまだ秋がある という情報をネットで見つけまあ騒いでも 苦情がないならどこでもいいかと即決で そこに決めた旅行当日早朝に出発し昼前に 現地に到着したのだがそこで少し問題が 起きてしまったどうやら旅行代理店と ペンションの管理組合との間で伝達ミスが あったらしく俺たちは今日から2泊3日で 予約していたにも関わらずペンションの方 には宿泊予定が今日から3日ごと伝わって いて今は満室で1つも空いていないと言い 出した俺たちはここまで来てそれはない だろうと文句を言うと最初は麓の町にある ホテルなどを紹介されたが俺たちはただ 観光に来たわけではなく夜中に騒いでも 苦情が来ないような場所が条件だったため かなり食い下がったするとペンションの人 がじゃあちょっと待っていてほしいと携帯 でどこかへ電話をし始めた電話の内容は よく分からなかったがなんとなくかなり 揉めていたようでそのまま15分ほど電話 していたがどうやら話がまとまったようで 近場に貸別荘があるのでそこでどうだろう か料金はこちらの不手際なのでペンション の代金のさん割引きでいいと言ってきた俺 たちはまあそれならと納得したがそこから 少し雲雪が怪しくなったどうもそのカ別荘 は長いこと使われていなかったらしく準備 や掃除に少し時間がかかるらしいその間俺 たちには交通費と水族館の割引券を渡すの でそこで時間を潰して夕方にまた来て 欲しいとのことだったその水族館は ペンションのある場所からかなり離れてい たというか県外の膨大都市にある水族館で 俺たちが見終わって戻ってくる頃には午後 6時近くになっていた俺たちはこんなに 準備に時間かかるってどれだけ放置されて いたんだよ廃墟とかじゃねえよななんか 怪しいんだけどなどと不安を口にしながら 管理事務所に向かったペンションに戻って くると先ほどとは違うおじさんが待って

おり準備ができたので案内すると歩いて 15分ほど離れた森の中にある別荘へ案内 されたそこは本当に完全に森の中で周囲に は何もなくよほど大声で騒いでもまず苦情 が来ないような場所だったそのおじさんが 言うにはしばらく使われていなかったので 手まったが電気も水道もガスもちゃんと 通っているし携帯は通じないが管理小屋へ の直通のもある何の問題もないと仕切りに 説明をし始めた俺たちは何かおじさんに 必死さが感じられてかなり不安になってき たが今更どうしようもないので別荘の中に 入った別荘は外観もそうだったが洋風の かなり古い作りで地30年か40年くらい 経っていそうな建物でインテリアもそれに 見合ってかなり古くいただし使われてい なかったという割にかなりこぎれだった今 から思うとこぎれというより人がが使った 痕跡がほとんどないと言った方がいい感じ だったが一通り別荘内の説明を聞き建物も 2階建てで広いしまんざらでもないなと 荷物を下ろし夕飯のバーベキューの準備を しようとしているとおじさんが去り際に おかしなことを言い出したここは夜中に熊 が出る可能性があるので深夜の外出は控え て欲しいという俺たちはなぜかかなり 念入りに深夜の外出をしないことを約束さ せられたペンションの密集地から15分 しか離れていないこんな場所にとみんな 疑問に思ったがまおそらくガキが夜中に 出歩いて問題を起こしたり事故に会うと 面倒なので怖がらせるようなことを言って 脅かしているのだろうと納得した1日目は そんな感じで過ぎ晩飯を食った後で夜中の 森の中を適当に散策し花火をしたりゲーム をしたりと遊んで深夜2時頃に寝たその日 は特におかしなことはなかったのだが次の 日友達の1人が変なことを言っていた そいつは夜中に便がしたくなりトイレに 行くと外から太鼓の音が聞こえてきた らしい俺たちは何かの聞き間違いだろうと 言ってそのまま流し本人も気のせいだろう と納得したがその日の夜に事件が起きた その日晩飯の焼肉を食い腹もいっぱいに なったし暇になりすることがなかった俺 たちは昼間見つけた林道へ肝試しに行く ことにした肝試し中は何事もなく俺たちは つまんねえなと別荘に戻ると入り口に20 代後半くらいの男が立っていてドアの部を 言っている時間は夜10時頃こんな時間に 管理人の人が来るとも思えずあすかと俺 たちが近づいていったのだがその男はドア ノブを握ったままこちらを振り向かともし ない足音も声も聞こえるのだから泥棒や 不審者の類いなら逃げそうなものだが

そいつは10mくらいまで近づいても微動 だにしない何か気持ち悪かったがメンバー でリーダー格の友達と俺がおっさん何して んだよと言いながら近づいていき男の目の 前まで来たたのだがそれでも動く気配が ない拉致が開かないので友達が聞こえて ないのかよとそいつの腕を引っ張ったその 瞬間俺と友達はうわあと大声をあげて後ろ へ飛びのいたなぜ飛びのいたかと言うと そいつの腕を友達が掴んで引っ張った時 その腕の手首から10cmくらいの場所が まるでゴムのようにぐにゃっと関節では ないところから曲がったためだった何事か と他の友達が近づいてきたのだがその時に なって男はちへ振り向いた見た目は普通な のだが目はどこを見ているのかよく分から ない風で焦点が定まっておらず口をだらん と開けてよだれを垂らしその時になって 気づいたのだが服装もかなりボロボロで どう見ても普通の人には見えない俺たちが 呆然と男を見ていると男は俺たちがまるで 見えていないかのようにそのままフラフラ と森の中へ去っていってしまった俺たちは あまりの出来事に動揺ししばらくその場 から動けなかったしかしそのままそこに いるわけにも行かず俺たちはふと割れに 帰り大急ぎで別荘内に入りドアの鍵を 閉めると全員で室内の全てのドアの鍵を チェックしそれが終わるとリビングに 集まったそしてみんななんだよあれ幽霊か でも触れたぞあの腕の曲がり方ありえない だろなどとパニックになって興奮気味に 話していると今度は外 からとカカに太鼓の音が聞こえてきたその 音はゆっくりとだがこちらへ近づいてきて いるようで俺たちは皆押しまり聞き耳を 立てて音のする方に集中していた音がには 当たりにまで近づいた頃不安が最好調に 達した俺は我慢できなくなりリビングの カーテンを開けて外を見たすると暗がりで よく見えないが何か大きな球場のものが 転がりながらこちらへ近づいてくるのが 見えた太鼓のような音はその球場の物体 からしているらしくドンと音がすると 転がりまたドンと音がすると止まるそれを 繰り返しながら大通りから別荘へ向かう道 をゆっくりとこちらへ向かってきている 大きさは56mくらいあったと思う他の 友達も窓を見たまま動かない俺が気になっ たらしく全員窓のそばへやってきてそれを 見ていたしばらくみんな黙ってその様子を 見ていたのだが暗がりでよくわからないの で正体がつめず誰も一言も話さずずっと それを凝視していたするとかなり近づいた 頃それは玄関近くまでやってきたために

ついている防犯用のライトが点灯したその 瞬間俺はなんだよあれシャレになんねえよ と慌ててカーテンを閉めたカーテンを 閉める前一瞬ライトに照らされたそれは何 と表現したらいいのか無数の人の塊とでも 言うような物体だった老若男女様々な人が さっきの男と同じように口を開けよだれを 垂らしどこも見ていないような焦点のあっ ていない目の状態で関節などとは関係なく 体と体が絡みつき何十人もの人が1つの 塊りとなって転がっていたのだった俺以外 も全員その人の塊りを見たためあまりの 恐怖に何も言えず俺たちはリビングの橋の 方に一塊りになりガタガタと震えながら どうなってんだよなんだよこれなどと不安 を口にしていたしばらくすると太鼓の音の ようなドンという音が聞こえなくなった それがいなくなったのかどうか分からない 俺たちはそのままリビングの橋でじっとし ていると今度は玄関の方 からと激しくドアを叩く音が聞こえてきた 俺は恐怖と不安でパニック状態で耳を塞ぎ 他のやもみんな耳を塞ぎ必死で今の事態に 耐えていたのだがしばらくすると今度は 建物中のあちこち からと窓言わず壁と言わずあちこちを大勢 の人がめちゃくちゃに叩く音が聞こえてき た耐えられなくなった友達が電話しよう 管理事務所直通の電話あっただろあれで 助けを呼ぼうと言った俺たちははっとその ことに気づき急いで玄関側にある電話に 急いだ俺が電話を取り直通と書かれた ボタンを押すと23コールの後別荘まで 案内してくれたおじさんが電話に出たおじ さんに必死で事情を話すとおじさんが 独り言のようにまさかまだ出るなんてと 呟いた後説明は後回しでリビングに神棚が あるねそこに札とセロテープが入っている からそのをドアに貼って待っていなさいと 言った俺たちは意味が分からなかったが他 に解決策もなくとにかくリビングへ戻り 神棚を探すことにした神棚は部屋の橋の方 の天井近くにあった椅子を使って中を 覗き込むと確かにお札とセロテープが入っ ている俺たちは急いでそれを出すと玄関と リビングの入り口のドアと窓にお札を張っ た窓にお札を貼る時なるべく外を見ない ようにしていたのが一瞬だけ外を見て しまったすると青城腕が数本魔ガンガン 叩くのが見えさらに腕の向こうにどう考え ても腕の位置とは不自然な形で人の顔が 見えたその顔はやはり他と同じように焦点 があっていない目でだらんと口を開けてい た俺は外でそれがどんな状態になっている のか恐ろしくて考えることもできなかった

何時間くらい経ってからだろうか外が 明るくなり始めた頃壁やドアや窓を叩く音 は聞こえなくなったそれでもまだそれが いつ来るかもしれないと思うと動けずその ままじっとしていると遠くから車がこっち へ向かってくる音がし始めた車が庭に 止まると数人の足音が聞こえてきてドアの チャイムを押す音とおい大丈夫かと声が 聞こえてきた俺たちは助かったと大急ぎで 外に出ると最初にここの手配をした人と 案内した人それと他に3人のおじさんが来 ていた手配をした人と案内をしてくれた人 が済まなそうに本当に済まないもう大丈夫 だとと思っていた事情を説明するから とにかく荷物をまとめてきてくれゴミとか はそのままでいいからといい俺たちはその 通りにして別荘を出た車に乗せられ俺たち は神社へ案内された一緒に来ていた3人の 人はその神社の関係者らしい俺たちは ほっとして緊張感が解けたのと助かったと いう気持ちもあったがそれ以上に怒りが 湧いてきてなんであんな場所へ止めたんだ よと怒ったすると神社の神主さんらしき人 がこんな話をし始めたあそこは昭和40年 代までただの森だったのだが観光地開発を するということで40年代の終わり頃に人 の手が入ったそれで順調に開発が進んでい たのだがあの別荘を立てた昭和50年代 前半頃からおかしなことが起こり始めたと か別荘が原因なのか開発そのものが原因な のかは今でも分からないらしいがとにかく あの太鼓の音や人の塊りがその頃から出没 し始め最初の別荘の持ち主とその次の 持ち主はあそこに宿泊中に失踪してしまっ たらしいそれで売りに出され今の管理組合 が所有する歌別荘となったのだがそれから も何度もあの人の塊は現れ被害者は出 なかったが目撃者から散々苦情を言われた ので官主さんが10年ほど前にお祓いをし たとかそれ以後貸し出されてはいなかった が掃除や整備に来た人たちは誰もそれを 見かけていなかったためもう大丈夫だろう ということで俺たちに貸したらしいその結 が昨晩の事件らしい俺たちは完全に 巻き込まれた被害者なので散々文句を言う と管理人の人がここまでの交通費と食費は こちらが持つこと別荘のレンタル費用も いらないし次に旅行をする時は大幅に 割引きするように代理店に口聞きもするだ から本当に申し訳ないけどこのことは黙っ ていて欲しいと頭を下げてお願いしてきた 俺たちは何か言いくるめられた気もするが 警察にこんな話をしてもどうせ信じて もらえないだろうからだとしぶしぶその話 を飲むことにした以上です上に書いたよう

にそういう事情なので詳しい地名などは 書けませんちなみに去年割引きしてくれる というので旅行代理店に電話した時に聞い たのだがあの別荘は取り壊され今はナサに なっている らしい2年ほど前のことですいつものよう にデートの後付き合っているM君に下宿 まで送ってもらっていましたM君は例が 見える人で当時私はあまり信じていなかっ たと言いますかそのことについて深く考え たこともありませんでしたしかしいつも そのことを思い出してしまうのがこの 帰り道です実は帰り道の途中には彼がどう しても通るのを嫌がる道がありそのため いつもその道を迂回して送ってもらってい ました彼曰くその道には何かありえない ようなものがついているので近づきたくも ないそうですでもその日のデートはかなり 遠出したこともあり私はものすごく疲れて いて少しでも早く家に帰りたいと思ってい ましたこの道を迂回するとものすごい 遠回りをしなければ私の家には帰れません だからこの道を通って帰ろうとM君に提案 したんですが彼は堅くに反対結果ほとんど いい争いのようになってしまいましたと いうか私が一方的に怒っていて彼が必死に 止めようとしていただけかもごめんM最終 的には私が1人でもこの道を通って帰ると 主張するとM君も1人で行かせるくらい ならとついてきてくれることになりました その道に入るとM君は目に見えて怯えてい て顔は真っ青でした時間は23時くらい でしたが街灯もあって真っ暗というわけで もなく私からすると普通の道私もやはり気 になって聞いてみても今はまだ大丈夫と いうことでした少し進むとワジになってい て私の家に帰るには左の方の道ですこの 辺りになるとM君も少し落ち着いてきてい て私も安心して何のためらいもなくワジの 左側の道に入りました左側の道に足を 踏み入れた瞬間何か急に当たりの雰囲気が 変わりました物音が一切しなくなって 心持ち明りが暗くなりましたM君が言うに は本能的に目の前のものに集中したため 視界が狭まっただけということです足が 寒いところにずっと立っていた後のように しびれて引きつりうまく歩けません力も 入らないのでその場に座り込んでいても おかしなかったのですがなぜかその 引きつった足が体を支えていて私はその場 に立ち尽くしましたいきなり前方から ゴッドトップのようなものが来ました感覚 としてはすぐ横行電車や大型車が通過した 時のあの感じですそしてその瞬間さりじ さりじという大償の声が当たりになり響き

ましたさりさりさりなんだか分かりません 近いものは私のすぐ耳元で聞こえました 突風のようなものが過ぎ去ったた後私は 呆然と立ったままでしたM君は先ほどまで とは比べ物にならないくらい血の気のない 顔をしていましたが急に私の方にやってき たかと思うとものすごく必死に私の足を何 度も何度も平手で叩きました後で赤く 腫れ上がるくらい力を入れて叩かれたの ですがこの時は足の感覚がなく全く痛みを 感じませんでしたでもすぐにやっぱり痛く なってきて同時に足に感覚が戻って私は 地面に崩れ落ちました横を見るとM君も 地面に座り込んで相変わらず顔色は悪いの ですがもう大丈夫だからと息を切らせてい ましたM君によると左の道に入った瞬間前 の方から黒いモヤモヤしたものがなれの ように流れてきて私たちの体を包み込む ように吹き抜けていったそうです私の足に はその黒いモヤモヤから出てきた無数の手 が絡みついていたそうでそれを払い落とし ていたのだとかその後M君は泣いている私 を背負って下宿まで置くてくれて朝まで 一緒にいてくれました間ねその後私は怖く てその道に近寄ることはなかったのですが 半年ほど経って恐怖が薄れてきた頃昼間 だったら大丈夫だと思って見に行ってみ ました以前に何度か通ったことのある道 だったのですが注意して見てみると愕然と しましたまずなんとその高高50mほどの ワの字になっている道に小さな祠やお地蔵 様が計7つも密集しているんですそして その道に面した家の玄関のほぼ全てに盛塩 がしてありました中にはお酒が置いてあっ たり何枚ものお札がベタベタ張ってある家 もそしてこの周辺ではありえないくらい 廃屋とかした空屋が目立ちましたそういえ ば最初の方で書いたこの道を浮すると ものすごい遠回りをしなければならないと いうのもおかしな話です区画整備された 街並でこの一角だけ周囲のシャドは大きく 迂回するかそこで行き止まりになるかして いるんです唯一このジとそこから別れた 毛細血管のような複雑な小道だけがそこの 交通手段となっています気味が悪いので 地元の人間である学校の先輩に聞いた ところこの一角には昔いわゆるブラがあっ たそうですそれだけではなく戦時中に何か いしい事件があったらしくブラク自体は 終戦前になくなったのだとかその事件の 内容はタブーとされているらしく先輩も 知りませんでしたしかし地元の人間も否し てその後もずっとその土地には手をつけず 20年経ってようやく外から来た人間が 住み始めたのだとか一体ブラで何があった

のかさというのは何なのか気になりますが 先輩やM君の忠告もあり私はそれ以上 調べることをやめました皆さんももし兵庫 県の某有名暴力団本部のある年に行かれる ことがあれば気をつけてくださいなぜか 主な車道が途切れたり迂回しているからと 言ってむやみに近道しないよう に 45年前の話になる当時俺は大阪に住んで いた長いよで短い大学生活で慣れした死ん だ町は今振り返っても鮮明に思い出すこと ができるあれは卒業も間際に控え日々 忙しく送っていた11月のことか俺には年 の離れた友人がいた20代前半の小僧の俺 とは違い死はその時すでに還暦を迎えるか 迎えないかの年頃だったと記憶している 実家から進学のためを離れ初めての 1人暮らしに不安と期待で胸がいっぱい だった入学式までのわずかな期間に出会い 随分と世話してもらった俺にとって恩人と も言える人であった当時の俺はこれから 始まる新生活に思いを取られ周囲の状況を 帰り見ることなどできず死と共に酒を飲ん では不安から原因し小僧らしいやんちゃな 行動をし朝に記憶をたどり死にたい思いに 駆られる毎日を送っていたそんな俺にしは 迷惑そうな顔1つせず常にやかなな表情と 態度を示してくれていたと記憶している 大学が始まり同級の友人も随分とでき講義 に部活に遊びにと忙しく日々を送るように なり徐々に徐々に人は疎遠になり年に1度 酒を飲む程度の付き合いになっていき不な ことに連絡があれば死のことを思い出す 程度に俺はなっていたしか突然連絡があり 酒を飲まないかと誘われたのは色々とあっ た大学生活も気がつけばゴールが見え周囲 も慌ただしくなり年のせも迫っある日の ことであったその頃の俺は人間関係でミス を犯し阻害感孤独感から半ば引きこもりの ように生活しており大学生活が終わる不安 から来るメランコリックも合わせ周囲の 人間に心配をかけ非常にギスギスした空気 を作り出していたそのためか友人が 差し伸べてくれる手にもシニカルな視線を 向け上辺の優しさなんかいらねえよ放って おいてくれなどと事故のうちにより一層 沈んでいく無限ループにはまり込んでいた そんそんな始末に負えぬ状況であったため 力誘いがあった時寂しさと人と触れ合い たいという思いからか俺はいもにもなく 飛びついた大学入学当時以上に周囲の見え ぬ俺はその時の死がいかなる苦境に立たさ れていたかなぜ今更俺になど連絡を取った かなどには想像力を発揮することができず ただ自身のうを晴らしたい誰かに話を聞い

てもらいたいと相も変わらぬ自己本意な 行動を取っていたその日俺が体験したこと は今思い返してもとても現実にあったこと とは思えず当時俺は知ることがなかったが 俺が追い詰められていたのと同様に 追い詰められていたし2人の悪化した精神 状態が見せた幻覚ではなかったのかそんな ことを今でもふと思考する死と酒を飲む時 は常からそうであったように焼肉好きの死 がお勧めする店と死のメルセデスで向かう 運びとなりその日も当然のように大学を さりおまきながら購入したノート型PCで 日課の影板ウォッチングに愛しんでいる うちに合有する時間が訪れた久しぶりに 愛しを見て俺は我が目を疑った退職館で あり克服の良かった体は不健康に痩せ顔色 は黒ずみ目の下には熊が浮いているおい おいおいおい何事だよ俺は内心の動揺を 隠すかのように愛そ笑いを浮かべお久し ぶりですなどとやかに挨拶したしわかつて そうであったかのようにやかに微笑み ながらぼん久しぶりやのと返したその様子 を見て俺はなんだいつものしか病気でもし たのかと内心で安藤浮か死と近況を話し ながらメルセデスの女子席に乗り込んだ 食道楽でありやたら顔の広かった死が 進める店は一度として同じ店がなくその 全ての店が料理酒ともに美味であった見た 目の変化はどうあれ常と変わらぬ態度の死 に安心しきった俺は現金なことに教育店で 食べる焼肉の味に期待しつつ久々に気い なくできる他人との会話を楽しんだ今なら わかがこの時の死もおそらくさして俺と 変わらぬ心境であったのだろう当時の他人 にかまける余裕も優しさも喪失気味であっ た俺には想像すらできなかったがこの時死 が抱えていた問題は俺個人の吹けば飛ぶ ような問題なを吹き飛ばすほど大きなもの であり表面上は普段通りのやかな態度を 示した死の偉大さはまさに年期が違うもの であったつくづくこの時の俺は甘ったれで あった当然のように美味であった焼肉を 思う存分しの代金払いで楽しみ鬱憤を 晴らすかのように酒を飲んだ俺は酒の力を 借が大きくなったか次第に普段通りの余裕 を取り戻しそこでようやく死の状況を判断 する視線を回復したやっぱ明らかに普段と 違う会話のレスポンスが悪い聞いている ようで上の空だ小屋絶対何かあったな記憶 の中野市はその年齢からすると信じられ ないくらい食べ飲んでいただが目の前の死 は食欲がなく申し訳程度に橋をつつける 程度であり酒だけをひたすら煽っていた そういや今日は急にどうしたんですか あんま元気ないみたいですし何かあったん

すか酒の力もありきが大きくなっていた俺 は今更のように死に切り込んだお嫌なポン そこでしジキを傾け残りの液体を喉に 流し込むと色々あってんこれがいやそう 対したことちゃうねんけどなまあ今日は しんみりしてもしゃあないぼん明日は学校 休みやろほたらのみやそう小室言った いやいや絶て大したことだろそれに明日は 学校あるし行かねえけどなだがこれ以上 切り込んで死の不興を買い久々の楽しい場 を壊す気にもなれず俺は追求を諦めせめて 楽しんで少しでも死の気が軽くなるならば それでいいかと考え飲酒運転のしがかる メルセデスに乗り込み2件目のバーに 向かうのであった程よく酔いが回り今1つ 弾まない会話をしだがそれでも多少顔色の 良くなった死を見てすでに自刻も深夜レジ を回ったことだしそろそろ追いとましよう かなと俺が思い始めた頃久しぶりに 楽しかったわボンどやこれから家行って あの酒飲まへんか突然死がそう言った死の 自宅には大学に入学してすぐの頃に1度 伺ったことがあり2階のオーディオルーム に鎮座した当時効果だったワイド型ハイ ビジョンテレビと壁際のサイドボードに ずらりと並べられた高級種の数々は俺に この人めちゃくちゃ金持ちなのねと思わ せる20十分なであったあれからもう何年 も経つしかし花から行く気はないといえど 明日は平日で講義もある俺はいかし思い つつも死に尋ねたおばさんに迷惑じゃな いっすかそれに明日も朝から仕事ある でしょうああええねんあいつ今おらへんし な実家にたけのこ取りに行っとるわそっす かたけのこが一体いつ頃採取できるもので あるか残念ながら当時の俺には判断できず しかしわずかな気なくさを感じ取りながら 俺は思考したなんだ家に呼ばれるなんざ何 年ぶりだそれにあの酒誰にも飲ませへんと か言ってなかったかしかし相手は散々世話 になったしだ今日1日で多少顔色が良く なったと言えど明らかに様子がおかしい まあ誰にでも1人になりたくない時くらい はあるか早気を取り直した俺は明日1日 潰れるくらいは今までの恩返しだなといい ですよまだ飲めますしどうせ暇です行き ましょうそう答えたやばくなっても俺の家 までしくからは急げば30分だしなほか ほな子か車のりやしは嬉しそうに答えた 久しぶりに見るしたくは完成な住宅地の中 で一は強者なりを当時のままに保っていた 玄関先でブーツを抜いでいると先風呂入れ てくるけ2階でこれ飲んで待っててや死に て渡された2本の缶ビールを持ち俺は2階 への急な階段を上がった数年ぶりに見る

部屋はさすがに当時とは変わっているよう に思えたがどこがどう変わっているのか 判断できない当時のままに配置された テレビ前のソファーに腰かけてプルタブを 引いた落ち着いて部屋の様子を検分する俺 どうも当時壁際にずらりと並んでいた ナポレオンやら類やらの数が随分と減って いる感じがするなんとなくだが部屋が誇 りっぽいおばばさんが実家に帰ったって 逃げられたんじゃねえのか明らかに手が 入っていないらしい部屋の状況からそんな 疑念が湧いてくるしかし家族感のことなど 当事者同士の問題であり俺が口を出すこと などでは決してない早気を取り直しビール を煽る俺今日はなんだかんだで随分飲ん でるなそう考えると急に尿意を感じてきた 確か部屋を出て階段とは逆方向の 突き当たりにトイレがあったなと思い出し た俺はすいませんと声を張り上げたしかし 風呂の準備をしているらしいしには聞こえ てはおらず諦めた俺はノーマナーだと思い つつもトイレを借りることにしたビールを テレビ前にテーブルに置く立ち上がる方向 転換ライトのスイッチを切る部屋を出る 商用を足しオーディオルームに戻る俺扉を 開きライトのスイッチを手探りで探る カチっとプラスティック特有の音が耳に 入るこれだけはなぜか旧式の室内塔が点滅 する俺は我が目を疑った室内刀直下 ちょうどテレビの正面あたりにライトの 点灯に合わせ小さな子供のような白い何か がいる旧式の室内塔は明りが突き切るまで に何度か点灯し完全に明るくなるには わずかに時間がかかることは経験で知って いる眼球についたか誇りのせいで見える あれだ絶対にそうだじゃなければ見間違い にすぎない俺は自らに言い聞かせるように 何度も何度も同じことを思考する大きく息 を吸う右手は未だにスイッチの上だ指先に わずかな震えを感じながら俺は大きく呼吸 を繰り返す今日はかなり飲んだそのせいに 決まっているあんなものがいるはずがない 思考を繰り返すすでに部屋は明るいテレビ の前に視界を向ける何もない胃を決した俺 は右手に力を込めスイッチを 押す部屋が暗闇に包まれる廊下にも伝統は あるのだろうが俺にはそのスイッチの場所 が分からないため暗いままだおそらく1階 で風呂に入っているであろう死がつけて いる電灯の明りだけがカカに階段を通しに 階に漏れているテレビの前を凝視する何も ない室内塔が点滅するテレビの前を凝視 する部屋が点滅する何もないゆっくりと こった右手をチから話すまだ震えているの を感じる足を前に出す1歩2歩ソファー前

に立つテレビ前には相変わらず何もない 緊張ですでに口で呼吸をしていた俺はそこ でようやく大きく息を吐いたなんだよ ビビらせんなやっぱ何もねえじゃん 回り込みつつソファーに深く腰かけすでに 半ばまで開けていたビールを一気に 煽る盛大にせて吐き出しそうになるが人の 家であることを思い出し必死に耐える何や てんだ俺ビビりすぎ情けねえむせて涙の 滲んだまぶをこすりながらそんなことを 考える急にバカバカしくなり点を仰ぐふっ と息をつき少しそのまま体を休めるそう いやしは何してんだろ風呂の準備にしちゃ 時間かかりすぎてるなまそのまま風呂に 入ってるんだろうが徐々に余裕を取り戻し つつあった俺は2本目の缶ビールのプル タブを引き音がない寂しさが気になるため テレビでもつけようかとリモコンを探す何 のことはなくテレビ台の上に置いてあった それを発見した俺は大義層に体を起こし テレビの前に移動したビール片手に リモコンを手に取りなんとなく空だったの でテレビの前にしゃがみ込んだまま リモコンのスイッチを 押すブラウン間に操作線が走るまでの一瞬 の間黒い黒いテレビ画面しゃがみ込んだ俺 右肩あたりに白い子供一瞬にして血の毛が 引く心臓が止まったかのように感じる動向 が開いていく画面ににはすでにCNN ニュースらしき映像が流れている自分の姿 も白い子供もすでに見えない左手が冷たい 右手はリモコンを握りしめているガガと音 がするほど震える膝をなんとか伸ばし とにかくテレビから離れようとする俺そこ でようやく左手が震えているため満タン 近く中身の入ったビールがこぼれ冷たいん だと理解した思考停止状態から復旧した俺 はとにかく落ち着けとにかく落ち着け とにかく落ち着けひたすら自分に言い聞か せる膝を伸ばし切っただらしない格好視線 はテレビにへばりついたままだ画面には わけの分からない外国後のニュースだけが 流れている落ち着け落ち着け落ち着け濡れ た左手が滑りビール感を落としそうになっ た時ようやくまともに頭が回り始めた他人 の家でビールを盛大に床にぶちまけるわけ にはいかない常識的な思考をしたためか 視線をテレビから外し左手に向ける リモコンを持ったままの右手を左手に 添えるなんとか滑り落ちそうなビール感を 保持し状態をそのまま前かにしとにかく ビールを 吸うそのまま両手を傾け一気に煽るよく 冷えた液体が航空から食堂へと流れる勘の 重さをほとんど感じなくなるまで一息に

飲むとようやく心臓が動いている気がして きた明らかに子供だった生ぜ56歳がいい とこの子供だったむせのどなんとか抑え つつ思考する俺見間違いよっていせい十分 あり得るだが明らかに何か見ちまった基本 的にオカルト話は大好物だが霊などはこの 世界にいるわけがないというスタンスを 取っていた俺だが明らかに今何かを見た ことを認識する荒く呼吸しながらもう1度 テレビをつつけるできるかつかマジで見た やべえ混乱状態の俺にまとまった思考など できるはずもなく色々な言葉がノりを 飛び交うだが霊などいるわけねえと言い つつも心の中ではは会いたいみたいと思っ た俺ビールに濡れた手で顔面をすりながら ももう一度確かめたい思いがふつふつと 湧くしは未だに風呂だリモコンはまだ握っ ているなんとか立ち上がりよろよろと ソファーに腰かけるすでにほとんど中身の 入っていないビール缶を律儀にも先ほど 開けた缶と並べる浅く浅くソファーに 腰かけながらリモコンをテレビに向ける ペラペラと外国人が喋っている画面を凝視 する親指で適当にスイッチを押す画面が 切り替わる国人が歌を歌っているひたすら スイッチを押す次々に画面が切り替わり そして ついにと音がした画面が消えるのは一瞬 だっった凝視する一瞬白いものが見えた気 がするだが反射される黒い画面には俺が リモコンを持っている間抜けずらしか映っ ていないそのままの体勢でしばらく画面を 凝視し続ける相変わらず自分だけが映って いるおそらく50インチを超えるであろう ワイドな画面には他におかしなところは なかった見間違いいなことあるわけねえ 大分冷静さを取り戻しつつあった俺は ソファーから立ち上がりもう一度テレビの 前に移動するなんとなくブラウン感を手で 脱ぐやはり少しだけ掃除されていない らしく少し汚れた手を見る前かの体勢の ままリモコンを向けるスイッチを つつける心臓が止まりそうになる振り返る 一瞬明らかにブラウン感に白い何かが視界 に入る恐怖で固まる俺にボン風呂えではい 先ほどの大きな音は死が扉を開いた音だっ た扉を開いた体勢のまま固まっているし 驚愕の表情を浮かべている死の視線が 明らかに俺の後方にあるテレビを向いて いると確認した俺はリモコンを放り出し ソファーを乗り越え固まったままの死を 通り越し1階へほとんど飛び降りるように 走った急な階段をかけ降りる俺だが当然 靴下を履いており膝は未だにガガと震えて いる残り3段のあたりでとうと滑り転ぶ

手すりをなんとか掴み派手に尻持ちをつく 尻から背中にかけて激痛が走るがそんな ことが気にならないほど俺は恐怖していた なんとか立ち上がり壁に手をつきつつ玄関 に到達するブーツの吐きに草にさいら覚え ながらも無理やり足を突っ込むポポン階段 の中ほどに俺同様手すりに捕まるような 体勢をししがいた暗くてよく見えないがお 互い蒼白のひどい顔をしていたことだろう かかか帰りますごちそうさでしたなんと かそだけを言った俺はガチャガチャと鍵を 外しにかかったほほか止まってったらええ のに送ってこかそんなことをしは口にして いたような気がするその時にはすでに俺は 指定を飛び出していた俺がようやくまとも に思考できるようになったのは間抜けな話 だが硬いブーツに足を突っ込んだだけで 土踏まずの辺りでブーツを踏んでいたため ひどい靴ずれを起こしその痛みを感じた からだったなんとかガードレールまで歩き 切り血が染み込んだ靴下にブルーな心境に なりながらもブーツを吐きなしそこで俺は 携帯で近くの友人に救援を申し込んだ幸い にもまだ見捨てられてはいなかったらしく 車で迎えに来てくれた友人に今日あった ことをわけのわからない口調で説明しその まま友人卓でまじりともせずよ明かした 結局その後卒業し数年経つまで死の消息を 知ることは俺にはなかったのだが縁とは 不思議なものでその後に付き合うことに なった女性がしの奥さんの知り合いである ことが判明するまで俺はとは完全に木興症 であった後期その後のことは死の プライバシーに関わることでありあまり 語れる内容ではないそのために後期などと いった形で書き印す程度に止めておくこれ は卒業し数年後に久しぶりに電話で話した し自身の話を俺なりに解釈し薄めた内容で ある死は当時死自身の息子と直接的に仕事 上で対立していたしかし息子は紐つきで ありいわゆるヤザ屋さんに色々と握られ 食いもにされていたそのた飯は多くの負債 を抱えるはめになり当時の不興も謝って俺 と飲んだ当時にはすでに会社を失っていた 家まで失ってはたまらないと考えたしは妻 に家を相続させ離婚し実家に逃していた そのため家には手が全く入っておらずまた も俺と家に行ったのが約2ヶ月ぶりの帰宅 であったすでに頼れるものもなく長年 親しんだ大阪から逃げるしかなかったしは 最後の思い出に誰からもマークされてい ないであろう俺を誘い最後の晩餐を開こう とした酒の数が少なくなっていたのは俺の 主観ではなく蓋を開いていない酒を売りに 出さなければならないほど追い詰められた

結果であったというしかし結局あの日に見 た白い子供に関しての情報を得ることは 一切できなかったそれについてしは知ら ないの一点張りでありいさか不自然なほど なかったことにしていた現在は追求も 終わり奥さんと2人その実家に住んでいる という支度がどうなったかは結局知ること ができなかった今はたまに死の奥さんが 送ってくる様々な山菜を食べ死の顕在を 祈るばかりで ある俺小さい頃母親に軽い虐待っぽいもの を受けてたのねでも当時小さくておまけに 星家庭で1人っこだった俺は他の家の家庭 環境なんてわからないし同い年の子がどう いう風に親と接してるかも分からなかった からきっとよその家族もこんなもんなん だろうなくらいにしか思わなかったから誰 かに2人もせずに普通に幼稚園とかも言っ てたので多分6歳くらいの時に母さんが 仕事を辞めたから2人で母方の実家に住む ことになったそのじいちゃん家ってのが 親戚の中で文化本家とかあうの本家の方で 家に大きな神棚みたいなのがあってそこに 神様がいたの神様って言ってもお化けとか 普通の人には見えないとかそういうのじゃ なくてなんていうか神様の本体みたいな 文化にはそれをかった偽物みたみたいなの があるらしいんだけどじいちゃん家は 黒塗りでちっちゃい観音開きの縦おきにし た棺みたいなのにその神様が入ってるのね でもその神様は女の人がお世話をしちゃ いけないみたいで毎年決まった日にその家 の男の人が中から出して世話をするのが しきたり俺には父さんがいなかったから 自動的に次に世話をする役目につくのは俺 っていうことになるわけでじいちゃんは それが嬉しかったんだかのりのりで神様の ことを小さい俺に説明してくれたりしてた 俺はその神様が女の子で言うとぬいぐるみ みたいな感じで可愛くて小さい家族みたい なイメージで大好きになって幼稚園から 帰ってきては神様に向かって話をして庭で 花を積んでは家の裏にあるお稲さんとその 神様にお備えしたりしてたある日じいさん ばあさんがいないうちに母さんが俺にプ 虐待をしてくるようなことがあった喜ば れる話じゃないから具体例は割愛するねで も俺は虐待って認識はなかったからすごく 怒られたくらいの捉え方で家の裏のお稲 さんの祠まで逃げてそこで泣いてたんだで 俺はいいことを思いついた母さんのことを 神様たちに相談することにしたの俺は泥で 作った団子と花とお金とおいさんと神様に 備えて母さんが許してくれますように俺の こともっと好きになって優しくなってくれ

ますようにってお願いしたでも当然そんな ことをしたぐらいで事態が良くなることは なくてむしろ仕事を始めたばかりで ストレスが溜まってたのか母さんの口虐待 は頻度を増してった次第にじいさんたちも 俺のあとかを怪しみ始めてて子供心にも これはやばいと思った俺は毎朝毎晩供え物 を持って何度も何度もお願いしたそしたら 2週間くらい経った頃明け方早くに目が 覚めることが多くなってきたんだ物音がし たような気がしてはっとして起きるけど音 なんて全然なってないそんなことが何日も 続いたそしてある日の朝3時か4時くらい にいつものように目が覚めてしまった俺は おしっこがしたくなって便所に行くついで に神様に挨拶をしに行くことにしたんだ それで縁側の廊下を歩いてたら庭に誰か いることに気づいた生子を開けてみると見 たことないべく6の着物を着たおじいさん が庭にある焼却炉の上から俺をじっと見て いたおじいさんは俺と目があったことに 気づくとニコっと笑って頷き俺に向かって 何かゆっくり喋ったガラスが閉まってた から声は聞こえなかったけど俺はきっと 近所の神主さんか何かなんだろうと思って 辞儀をしてそのまま便所に行って寝たんだ けどそれから何日も立たないうちに母さん が倒れた原因は職場のストレスらしかった けど胃がおかしくなったみたいで2週間か そのくらい入院していた多分精神家とかに も言ってたんだと思う2週間後退院して 帰ってきた母さんはそれこそ人が違ったか のように俺に優しくなっていたというか 母さんじゃなくなってたもう明らかに違う 見た目とか声とかは変わってないんだけど 俺に対する態度とかはまるきり別人だった まず呼び方が変わっていた以前は下の名前 でそのまま呼んでいたのに帰ってきた 母さんは俺をゆうちゃんなんて呼び始めた 本名がゆうすだからゆうちゃんおまけに いきなり料理が作れるようになったり手を つなぎたがるようになったり昔はありえ なかったのに一緒に買い物に連れて行って くれたりオムライスの字とかまで書いて くれたりするようになったでもその代わり に俺の好きなものとか好きない色とかは 忘れてる元々知ってる方ではなかった けれど綺麗さっぱり母さんがくれた押し花 を見てゆうちゃん押花が好きなのお母さん も押し花やってみたいなとか俺が知ってる 母さんの唯一の趣味が押し花なのにそして それから13年間今に至るまで母さんは そのままだ虐待のことはそもそも俺と 母さんしか知らなかったんだけどそのこと に関しても丸切り忘れたみたいな感じだっ

たもちろんそれから殴られたり蹴られた たりもしなくなったこれは俺の勝手な想像 だけど神様は別の誰かを母さんの中に入れ たんじゃないかと思ってるだとしたら最初 に母さんの中に入ってた本物の母さんは どこに行ったんだろう俺ももうそろそろ 20歳神様のお世話をする年齢が間近に 迫った今それが毎日気になって仕方が [音楽] ないこれは最近私が起こしてしまった事故 に関する話です深夜も4時を回ってむしろ 朝になりかけている頃でした車で1時間 少々のところに通勤しているのですがその 日は夜遅くなってあまりにも疲れたので 運転の途中にコンビニの駐車場で仮眠を 取ったのですそのおかげですっかり明け方 近くになってしまったのでした細い剣道を 運転していた私は左側の遠石に乗り上げる 単独事故を起こしました幸いにも明け方の ことで歩道には誰もおらず後続者もなかっ たので運転していた私自身を含めて怪我人 はおりませんでしたしかし乗っていた軽 自動車はオイルが漏れ出しており自装も不 可能なほど故障パトカーや消防者を呼ぶ ちょっとした騒ぎになってしまいました これだけなら疲れたサラリーマンが 仕事帰りに起こした軽い交通事故という ことで片付きそうなものですが実は話は それだけではありませんこの事故は地下頃 私が繰り返し見るようになっていた奇妙な 夢と関連があるように思えてならないの です少し回り道になりますがまずはその夢 のことをお話しさせてください私は夢の中 で決まって古めかしい玄関口に立ってい ますそこにあるのはすりガラスの引き戸 です鍵はかかっておらずそれどころか隙間 が少し空いていて中の様子まで覗いて見え ますその引き戸を開けようか開けまか しばらく悩んでいるうちに目が覚める見た ことのある家のような気もするのですが 思い出せません思い出せないうちに目が 覚めるわけです何回か繰り返して同じよう な夢をを見るうちに旗と気づきましたああ 悩んでいないで呼び輪を押せばいいじゃ ないかとま誰のオタかも分からないのに 確かにいきなりぶつけにガラガラと戸を 開けてごめんくださいとやるよりかは行く 分行儀がいいかもしれませんそれがなんだ かとてもいい考えだと思った私は思い切っ て呼び輪を鳴らしてみました随分と古い方 の呼び輪でボタンを押し込むと話すとと なりました押してしまってからなんだか とんでもないようなことをしてしまった ような気がして急にそわそわしてきて冷汗 が出るような気分になりました奥の方から

人の気配がしますトントンと軽い足音がし てすりガラスの向こうにゆらゆらと人影が 歩いているのが見えましたはいどちらさん ですかと欲よのない声が聞こえたかと思う と細い指が4本引き戸の橋をひっつかんで ガラガラと遠開けますそれはガリガリに 痩せた老婦人でしたパジャマというよりは 病院の入院技にも見える淡い色の寝巻きを 着ていて短く刈り込まれた髪の毛は真っ白 でした60半ばくらいでしょうか家と 同じくこの人物にもなんだか見覚えがある ような気がするのですがやはり思い出せ ません私は焦っていました夢の中なのに 奇妙な話ですが頭ではどこかこれはまた いつもの夢だと思っていていつもなら そろそろ冷めるはずなのにおかしいなと 思っているのでした老婦人は目の前で 明らかに軽減な表情をしてこちらが何と 言ってくるか待ち受けているようです私は といえば何と言っていいか分からずに曖昧 な美称を浮かべるくらいしかできません でした誰あいえその間違いました誰なの すみません本当に間違っただけですから誰 すみませんでしたこんな時間に太陽の光が 薄ぼんやりとはしていましたが当たりは ほのぐらいなぜか夕方でなく明け方なのだ と思いました明け方にセビを着込んだ40 格好の見知らぬ男が呼び輪を鳴らして 玄関口に立っており何をするでもなく ニヤニヤしているわけですから冷静に 考えればこのご夫人にとっては恐怖だった かもしれませんしかし恐怖しているのは むしろ私の方でしたこの時には老婦人の目 にもうはっきりと敵が浮かんでいました 待てと低い声で言うとむずと私の左手首を 掴みましたギリギリと爪が私の手首に 食い込んでくるのが分かります夢なのに 傷口はヒリヒリと痛み見れば血が滲んでき ています本当にすみませんでした痛いです 話してくださいその送信からは想像もつか ないようなものすごい力でしたが私はなん とか振りほどいて路地の方へと駆け出し ましたその時右の脇腹に痛みが走りました 追いすがってきた女が私の脇腹に爪を 突き立てています話してと大声を出して私 は女を地面に突き倒しました脇腹がひどく 痛みます右手で抑えながら私はどうにか家 の敷地から出ようと路地の方を目指して 進みましした逃げる途中視界の左側敷地の 隅の方に何か石で作られた土台のような ものがあってその足元に何かを壊したので あろう木材が散らばっているのが見えまし た後ろの方から地面につっしたままの女が 何か言っているのが聞こえましたが私は そのまま走って逃げましたうわっという

自分の悲鳴で目を覚ますとそこは車内でし た疲れきって自宅にたどり着くことさえ なくその日も私はまた車の中で眠り込んで しまっていたのでしたじりじりと 照りつける太陽が車内を虫風呂同然の状態 にしています嫌な汗で全身がべっとりとし ていましたああまたやっちまったなと思っ たその時に違和感を覚えたのでした左の 手首が痛い油汗ではなく冷や汗が出てき ました恐る恐る袖口をまくると左手首に丸 で人の爪のような跡が生傷になっていて ヒリヒリと痛みます寝ぼけて自分でやった のかと思い慌てて右手の爪を確認してみ ますが特日の後はは残っていませんでした おかしなこともあるものだと思って のろのろと車から生でようとしましたする と右の脇腹まで傷になっているらしく汗を 吸った肌着とすれてひどく痛みます自宅に 戻ってから洗面所で服を抜いで確認すると 左の手首と右の脇腹が爪で引っ掻いたよう な傷になっていました肌着の右脇腹部分に は破れも見つかりました夢で送信の老婦人 に引っかかれたのと同じ部分が奇妙にも傷 になっていたのですぞっと取が立ったまま 私はしばらく呆然としているしかありませ んでした私が交通事故を起こしてしまった のはそれから数日後のことでしたまだ残暑 の厳しい頃で日中はひどく暑い時期でした それでも夜になれば行く分か涼しくなって 田舎道に車を走らせていると虫の音が 聞こえてきていましたああすっかりあめえ てきたななどと思ったのを覚えています あの日も仕事で遅くなり職場の駐車場に 止めてある自分の車に乗り込んだ時には もう深夜の12時を塔に回っていました虫 の声が聞こえてきて空には星がまたいてい ます私は1つため息をついてから車の エンジンをかけました15分も車を走らせ たでしょうかひどい眠気が襲ってきたもの ですからしばらくは自分の太をつってみ たり自分の方を張ったりしておりましたが 到底眠気に勝てそうにありません目前に コンビニのしらしらとした明りが見えたの を幸いにして駐車場の片隅に車を止めさせ てもらいました買ってきた冷たい缶 コーヒー食いと飲んでからスマホの アラームが15分後になるようにセットし てハカ代わりにしているハンドタオルを 畳んで目の上に乗せて仮眠を取り始めまし たまたしてもあの家を夢に見ました今度は 古臭い玄関の引き戸がぴったりと閉じてい ました夢の中の私はどうも気になった らしく家の側面に回って霊の石の台座を見 に行きました木片がやはり足元に散らばっ ています祠だと直感しました神社の身に

チュアみたいなのを家に敷地にお祭りして いるのを見たことがないでしょうか バラバラになった木編に祠の戸口の講師の 形をしているのや壁に当たる部分だったの やらがありいずれも古くなって黒ずんでい ました夢の中の私はちょっとためらって からかこんでその木編を手でいくつか どかしましたすると本当の神社の屋根を 小さくしたような河の断片も下から出てき ましたおいさん私はこの家がどこなのかを やっと了解しました出せなかったはずです 何しろそこははっとしました後ろに人の 気配を感じて私がかがんだまま首だけで 振り向くとそこにはあの老婦人が寝巻きの ままの姿で私を見下ろしています私は驚い て知り持ちをつきその場にへたり込むまし たあもしかしてこの人はと思ったところで 私はまたはと言って目を覚ました一瞬どこ か分かりませんでしたが私はまだ車の中家 まであとたっぷり1時間はかかる国道沿の コンビニ2の駐車場です時計を見ると4時 過ぎをさしておりました真夏の頃ほどは まだ明るくなく気をつけてみるとうっすら と朝になりかけているかなというくらいの 空の色だったのを記憶していますアラーム にも気づかないくらいにぐっすりと 眠り込んでいたものらしく私は3時間以上 眠っていたのでした私はまた1つため息を ついて運転を再開しました眠すぎて危険な ため大型のトラックやスポーツタイプの車 がやたらに速度を上げて走っている国道で 変えるのはよしておくことにしました途中 の信号機でハンドルを切って細い剣道に 入ります剣道は片側一車線の細い道路で隣 の町から私の自宅がある町の駅前まで細細 と続いています明りの消えたスーパーやら 何やらの合に24時間栄養のコンビニやら 牛丼屋やらの明りがポツポツと思い出した ように見えるばかり車通りはほとんどない ので1車線ではありますが自分のペースで 運転しても誰に迷惑をかけることもあり ませんコーヒーを飲んでから少し眠った おかげか眠気は随分飛んでいました私の車 は単調な1本道を法定速度で淡々と進んで いきます自宅のある東の方へずっと車を 進めていきますと東の空の方がだんだんと 知んでくるのに気がつきましたああもう すぐ朝だなと思いましたしっかり運転して いるつもりでしたが単調な1本道他の車も まるで見えないような状況で私も行分気が 抜けていたのかもしれません突然の出来 でしたうわと言って私はハンドルを対抗 車線の方へと反射的に切りました毛皮の 切れ端のようなものに赤黒いものが べったりとついていてとど薄もも色の

プリプリしたのがついた物体が急に視界に 入りました大方飛ばしすぎた車に引かれて しまった哀れな猫か何かの死骸でした残念 ながら田舎道には珍しくもない光景です から平素であればかわいそうには思っても さして驚きもしないのですがその日はいつ までもドキドキと自分の鼓動が早まるのを 感じておりましたそれから少し行った ところ自宅まであと20分くらいのところ だったでしょうか私は強い違和感を覚え ましたどうもうまく言葉にはならないの ですが視界が歪んでいるかのようなそれが 病の極端に披露した時に起こる耳鳴りで あることにしばらく指てがつきました金と いう小さな音視界がわずかに斜めに傾く ような感覚しかしその日は四角と聴覚 ばかりでなく嗅覚にまで私は異常を感じて いましたこれまたどのように正確に表現し ていいか分からないのですがなんというか 少年漫画の雑誌を開いた時のインクみたい な匂いがツンとするとでも言えば伝わる でしょうか真っすぐに車を走らせようとし ても少しずつ斜めに進んでしまうような 感覚の元右耳はキという小さくも鋭い音に 塞がれて車内にはインクのような謎の匂い が充満しています自宅まで本当にあともう 少しというところではあったのですが とても転していられる状況ではありません ああこれはもうダメだどこかに車を 止めようと思うのですが愛に止められそう な場所が見当たらない営業時間外の広大な スーパーの駐車場には入り口にロープだの チェインだのが張ってあって侵入できませ んしロボの雑多な商店の店前に止めるのは 店主に迷惑がかかる否未名の営業時間外な のだし多めに見てくれるのではないかと今 でこそ思いますが当時はそこまで頭が働き ませんでした仕方なく次のコンビニまで車 を進めようとしました明け方のほのぐらい 薄ぼんやりとした空を見ているせい でしょうかその時なぜか無償に先ほど コンビニの駐車場で見た夢を私は思い出し ていました見覚えある古い家老婦人壊され た稲さんの祠の後夢の中では確かに 思い出したはずだったのにあれは一体どこ で見たのだったか絶対に知っているはずな のに喉のところに使えて出てきません西上 の当たりに差しかかった時です四角聴覚 嗅覚に続いて今度は触角にまで違和感が あるサの肘に何か触れている感覚があり ましたおやなんだろうと思った私は頭が グラグラする中で車の速度を少し落として 周りに車が来ないことを確かめてから目 だけで左をちらと見ました確かに女子席に 人が座っています私よりもうんと座高の

低い白髪の老人が座っているのが視界の橋 に見えてしまったのでしたそれはこちらを 覗き込むようにして座っており私の視界に 短く張り込んだ白髪とシのある額が見えて いました私が声も出せずにいるとそれは口 の当たりをもごもごさせて何か低くなって いるようでした次の瞬間それは私の左手首 のまだ傷が残るあたりを掴むと老人とは 思えない力であの時の夢と同じような力で ぐいと引っ張るのでした視界が左に傾いて いきます気がつくと私の車は歩道の遠石に 乗り上げていましたそこでは歩道と道路は 同じ高さで遠石の部分だけが高くなって おりました ガガガガガガガ1人で事故を起こしたその 事実だけが後に残されていました狭い道路 ですからそんなところにパトカーやら レッカー車やらが来ても仕方がないなぜか やけに冷静にそのように考えて車を最寄り のコンビニの橋に止めるべく車を進めまし た衝撃でハンドルが壊れているのか まっすぐに進みません力を抜くとハンドル が取られて少しずつ右へ右へと進んでいっ てしまいます若干左側に力を込めながら コンビに目指して進んでいくと今度は年の メーターがとてつもない速さで減っていく のに気がつきました燃料が漏れているのか と思いルームミラーで後報を見ますと油 らしきものが点々と私の車の走った後に 残されていますコンビニまで自力走行が できるのか道路で立ち場してしまいはし ないか気がきではありませんでしたどうに か車をコンビニの駐車場に止めますと私は すぐに警察と保険会社に電話しました電話 に応対した警察官に車体の様子を話すと 消防所にもするように言われました警察や 消防が来るのを待つ間私は霊の夢のことを 思い返していました私は思い出したのです あの家は母方の祖父母の家ですそして壊さ れていたのは祖母が毎日欠かさずお参りし ていて私も小さ自分からお稲さんと呼んで いた祠でした小学生の頃には母に連れられ てよく遊びに行ったものですが高校時代を 遠く離れた町の学校の領で暮らすように なったのを川にそれからは東京に出て大学 生活を送りその後の就職も関東でして 忙しい毎日を送るようになったため思えば もう何年もあの場所には行っていないの でした祖父母は遠に高しています家と祠に ついては思い出しましたが問題は私の左腕 を掴んだあの老婦人ですあれは祖母などで はありません一体誰だったのか数分後 コンビニの駐車場には私の心配した通り パトカーや消防者大型のレッカー車がやっ てくる騒ぎになりましたその時には日は

すっかり登っており普段なら爽やかなはず の早朝の住宅街を赤色島の明滅する ざわついた事故現場にしてしまったのでし たガムを噛んでいる大柄で中年の男性警察 官とまだ大学を出たばかりと式メガで小柄 な若い女性警察官が私に状況の説明を求め ました私はパトカーの後部座席に押し込ま れて現場に連れ戻されどの辺りで事故が 起こったか簡単な現場検証が行われました が1時間もしないうちに不注意による単独 事故と片付けられて帰宅を許されました もちろん車内に見知らぬ老婆が出て私の 左手を掴んだせいで事故になりましたなど と話すわけにもいかず私は疲れていてぼっ としていたのかもしれないといったような ことを警察官に話しましたので過労運転に 関して通り一ぺんの言を受けましたそれ 以上の音があるでもなく会社にも働きすぎ だ意気をつけろと言われただけで現在では 何事もなく過ごしています左手首の傷は痣 のように多少変色している以外には痛みも なく目立ちもしなくなってきました右脇腹 の傷もすっかり治りましたがやはり痣の ようになっていてこちらは今でもはっきり と見えます事故以来あの夢は見なくなり私 はどうやらあの一連の出来事から解放され たように思われます最近の事故に関する私 の話はこれで終わりですしかしどう関連が あるものか明確には分かりませんがその後 君の悪いことが1つだけあったのでお話し しておきます叔母が亡くなったと随分久し ぶりに連絡してきた母に聞かされました尾 は母の妹に当たる人物で子供の頃にはよく いこと共に会いましたが高校以降は ほとんど会っていませんでした昔の女性に は珍しく髪を短く切った活発な印象の綺麗 な女性でしたが母の妹ですから現在では 還暦は過ぎているはずです祖父や祖母が 亡くなった時に残された家や土地などの 遺産のことで揉めているという話は聞いて いました母曰散々好き放題して空い先日 亡くなったのだそうです君が悪いというの は亡くなった時の尾の様子を母から聞いた 時に夢に出てきた人物を思い出したから でした尾は要請した夫とに別れてから長年 に渡って叫びたりの生活を送っていたそう ですが亡くなる間際に認知症のような状態 になったのだそうですその状況でトラブル になり警察に保護された後院することに なった尾の子である従子たちも散り散りに なってまともに連絡の取れない状態で親族 として母のところに連絡が行ったようです 病室で見たおは見ても誰なのか分からない ような状態だったそうです入院技でベッド に寝かされていましたがおかげもなくなる

ほどに痩せ細り真っ白になった発はまるで 坊主頭のように短く刈り込まれて猿のよう だったと言います実際の年齢よりもはかに 年を取っているように見えたそうです警察 に保護された時には認知症の症状がよほど 進んでいたのか四つばになり犬か何かの ように唸り声をあげて手がつけられない 状態だったとも聞かされました亡くなった 尾は母を覗いて親族もほとんどいないので 葬式もあげずに仮想にしたそうですそこ まで聞いて私は1つのことが気にかかり母 に尋ねました祖父母の家のことですおば さんがまだ元気な時に家を壊してさらにし て土地は売り払ったお金は全部自分の懐に 入れたらしいと聞かされました夢に出てき たあの家も稲さんの祠ももうなくなって いるそこまで聞いて全身がそうけ立ちまし た私の考えすぎかもしれません考えすぎか もしれませんがあの夢に出てきた老婦人は 私の尾だったのではないか私の記憶して いる尾の姿とは全く違いますが年齢は大体 あっていますし母の話ともその姿は不合し ていますそうだとすると尾は祖父母の家で 何をしていのでしょうか土地を売却する ために家を壊した尾は同時にあの祠も壊し たそれによって狐に疲れていたのではない か犬か何かのようだったのもそのせいで その凶暴な状態で私の夢枕に立ったのでは ないか私が事故を起こしたそのつ先日に尾 は亡くなったのではなかったかあれが尾で あったとしてどうして何年も会っていない 私の元に急に現れたのかそれは私には 分かりませんしかし私にはもうそれ以上お の亡くなったやの家を確かめる勇気は残っ ていないというのも事実ですこのまま忘れ てしまうつもりでしたがあまりに怖い話 だったのでどなたかに聞いていただきたく お話しましたあの老婆が本当に尾であった かはともかく尾の冥福を祈りつつこんな ことは早く忘れて再び事故を起こさない ように安全運転を心がけるくらいのこと しか私にはできそうにありませ [音楽] ん もう随分昔のことになるのですが転職する 友人を尋ねて都内のアパートから千葉県に ある彼の宅に出かけて行きました僕らは まだ味そじ彼の娘さんはまだ小さくてあの 頃はまだやっと3つか4つだったでしょう 年齢の割には随分と大人しくてとてもいい 子にしていました友人は都内のブラック 企業をやめて役所に転職したとかいうこと でした住んでいるアパートはちょっと古い けれども広々としていて奥さんも子供もい ていかにも温かいご家庭という感じでまだ

独り者の僕には少し羨ましかったのを覚え ていますでもどんなに幸せそうな人にも 悩みはあるようです奥さんが娘さんを 寝かしつけに寝室に連れて行き僕と友人は 2人でリビングに残されました宮代わりに 持っていった安物のワインを2人で舐める ように飲みベビーチーズの包みをペリペリ と向きながら僕らは色々なことを話してい ましたその時のことです彼が娘さんについ てふと語り出したのはそれから書くのは その時の彼の話の内容です最近ねマナの 様子がちょっと妙なんだどうしたのさ誰も いない方をじっとと見てね怖い怖いって 言うんだよ小さい子ってたまにそういう ことあるっていうよなあの子にもそういう ことがあるんだ何が見えていたんだいそれ がねモニョがいるって言うんだよモニョ そうモニョ俺たちにもよく分からないけど とにかく何かがいるその時マナは窓の方を 見ていたから虫でもいるのかかと思って 探したそれでそれがさ虫さんじゃないって 言うんだえモニョが窓にくっついてる モニョがずっと見てるって泣きべそ書き ながら言うんだよ仕方ないからママが 抱っこして寝かしつけてさ怖すぎだろでね それだけでは終わらないんだこれがどう なったのその後別の日に部屋で遊ばせて たらマナが今度は部屋のすみっこを不思議 そうな顔で見ているんだもちろんどうした のって聞いてみたよそうしたらさモニョが 部屋の端っこにいるってこう言うんだよ いやいやいや今度はどんなの人間ワンワン って聞いてみたそうしたらな女の子髪が 長いお顔は見えないってぽつりぽつりと 言うんだよそんなことが何回かあった毎日 いるのそのもにょっていうのはいや何日か に1回くらいらしい1回部屋の炭に出て からは窓の外じゃなくて部屋の隅に立って いるところが毎回見えているんだってよ どこの部屋それまさかここかいいやあっち の部屋だよそうかそれならよかったモニと 一緒に酒盛りなんて怖すぎるからなまあ 端っこにいるだけなら実はないんだろう それがなそうでもないみたいなんだえ友人 はやめたはずのタバコの煙でも吐き出す みたいにふっと深いため息をついてからお 土産のワインが入ったグラスを飲み干し ました焼けにシーンとした部屋にごくっと 彼の喉のなる音が焼けにはっきりと響き ました聞いてくれるか俺もうどうしていい かわかんなくてさでも誰かに聞いてもらわ ないと俺ももう耐えられそうにない僕は 視線だけで黙って彼に先を促しましたつい この前なんだけどさまたまがを大泣きした んだモニョがいる怖いってなその日も最初

は部屋の隅にそいつが立っていたらしい 長い髪のせいで俯いた顔は見えないらしい んだけどなでもしばらくするといなくなっ たって言うんだよそういうのは初めてだっ たからどうしたのかと思った今度は自分の 喉が嫌な音を立てるのが自分でもよく 分かりましたでやっと落ち着いたと思っ たらまた日のついたようなとんでもない 勢いでマナが泣き出したどうしたのどうし たのって聞いてもなかなか容量を得ない やっと聞き出したのがねモニョが隣にお 座りしてるってそう言うんだモニョのお顔 がお顔がって繰り返してさ急にまが急に 黙ったんだふっくりと僕は合槌を打つこと も忘れて聞いていました呼吸をすること さえも泣顔からまは急に無表情になった そして言った嫌だやめてくれもう聞きたく ない腹の底からそう思いました私はもにょ 甲骨としたとでも言うのでしょうか友人は どういうわけか妙に朗らかな表情をしてい てそれがとてつもなく不気味でした怖く なった僕はせっかくだが明日も仕事なので そろそろ失礼する新しい職場でも頑張ると 形ばかりの挨拶をしてさっさと席を立とう としましたダウンコートを羽織った僕が 玄関で後ろを振り返ると友人が僕を見送り に席を立っていましたしかしそれだけでは ありません奥さんもマナちゃんまでもが そこに立っています3人が3人とも力なく 右手を上げて弱々しく左右に降っています 友人が時々携帯に送ってきてくれた幸せ そうに微笑3人家族の顔はそこにはあり ません主観しきった無表情な顔に口元に だけ無理やり張り付けた笑顔3人とも まるっきり同じ顔靴をつっかけて慌てて 玄関を飛び出しました慣れない土地でその 日はそれからどこどう帰ったのやらまるで 記憶にありませんそれまでは時々友人から 送られてきていたメールもそれからは嘘の ように途てしまいましたあの夜から10年 ほど経ちました僕自身も転職して今では 関東を離れています彼を始め高校時代の 友人と会うことも時を重ねるに連れて だんだんと亡くなっていきましたそして その膨大な時間と日頃の多忙さに埋もれて あの夜の無表情な一家の顔もつい最近まで すっかり忘れていました忘れることができ ていましたけれども本当につい数日前の ことですとスマホの着信音がしますあの 友人からでした久しぶりまた遊びに来ない という短いメッセージが画像と共に送られ てきていましたいつの間にか1人増えて4 人の家族写真と共に一見和やかな家族の 写真ですがまるで照明写真のように硬い 表情をしています中学生くらいになって

いるはずですから真ん中のお姉さんがまな ちゃんでしょうか左右には友人と奥さん そしてまなちゃんの後ろには小学生くらい の女の子が横を向いて映っていますただ その女の子は何か妙なのですサイズが合わ ないというか延近感がおかしい一家の写真 なのに正面も向かずに横向きで腰くらい まである長い髪のの毛に隠れて表情は ほとんど分かりませんあもしかしてこれが [音楽] もみあれは私が通勤中に車を運転していた 時のことでした締め切った車内で急に妙な 匂いがしてきたのですそれはどうもインク の匂いのようでした子供の頃に呼んでいた あの空神に印刷した漫画雑誌みたいなツン とした匂いです匂いの元は特に思い当たり ません突然右目の奥が鈍く痛み出して気分 が悪くなってきました近くのコンビニに車 を止めて少し休みました匂いのようなもの はすぐに感じられなくなっていきましたが 頭の痛みは残りましたそれでも今は職場に 向かわなくてはなりません我慢して車を 出すことにしました田舎道を飛ばしていく と路上にピンク色の塊が落ちていました 温かくなってきたせいでしょうかしばらく は見かけなかった猫の歴史体です全身を ひどくたものらしく23の塊になって 散らばっていましたすぐ近くを通って前足 らしきものが見えるまで私自身それと認識 できなかったほどです車が少し揺れました おそらく一部を踏んでしまったのでしょう それからですよくインクの匂いがするよう になったのはツンとしたあの匂いを私は 時折り感じるようになりましたどうして そんな匂いがするのか医者に相談しても 分からずじまいですそしてどういうわけか あの匂いを感じる度に私はいつも猫の死体 を路上に見かけるようになりまし た話は以上となりますコメントをして いただけると動画制作の励みになります チャンネル登録と高評価もお願いしますご 視聴いただきありがとうございました次回 の動画をお楽しみ に

新年明けましておめでとうございます!
今年も是非ハム速報をよろしくお願いいたします!🐹

それでは、どうぞ…

00:00:00 守り刀
00:05:39 東京のアパート
00:17:16 アパートで一人暮らし
00:25:40 きじまさん
00:30:13 家宝の銅鏡
00:35:39 飛び込み事故
00:45:25 貸別荘
00:59:13 サリョ
01:04:53 白い子供
01:23:58 お願い
01:29:14 疲れたサラリーマンが仕事帰りに起こした交通事故
01:50:17 あたしは、もにょ
01:56:57 予告する匂い

ご視聴いただきありがとうございます。
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コメントしていただけると、
動画制作の励みになります!

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#怖い話 #ホラー #オカルト

引用元:「奇々怪々」

疲れたサラリーマンが仕事帰りに起こした交通事故


・(投稿者:タングステンの心様)

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疲れたサラリーマンが仕事帰りに起こした交通事故


・(投稿者:タングステンの心様)

引用元:「奇々怪々」

疲れたサラリーマンが仕事帰りに起こした交通事故


・(投稿者:タングステンの心様)

12 Comments

  1. 7代祟ると良く云われるけど7代ってなんだろう?といつも思う。うちもそうなんだけどみんな早死。基本みんな30代で逝く最高齢は父親の57歳。

  2. 銅鏡の呪いってマジの話か?だとしたら祟りで死んだ事故として世界最悪のものじゃないか。500人以上も死んだあの航空機事故って未だに原因不明なんでしょ?

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