東京都議会は9月18日、第3回定例会の閉会日を迎えました。この日の議会で、自転車を利用する都民に損害賠償保険への加入を義務付ける条例改正案が可決・成立しました。

 18日の都議会で可決・成立した条例は、自転車の利用者やその保護者に損害賠償保険の加入を義務付けるもので、2020年4月に施行されることになります。東京都によりますと、現在、都民の自転車保険の加入率は53.5%にとどまっています。

 一方、都内における自転車関連の事故は2016年に1万417件だったのが、2018年には1万1771件になり、2年間で1000件以上増えていて、東京都は保険の加入率アップを目指す考えです。

 東京都の小池知事は都議会閉会後、条例の実効性を高めるために条例の普及・啓発を行う考えを示しました。

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