【能登半島地震1か月】解体か再開か 「ライダーの聖地」揺れるラーメンの老舗 30年ぶりの再開励みに【新潟・上越市】スーパーJにいがた2月8日OA

上越市名越にある死のラーメン店 ニューハルピン 創業は1963 年断面が名物で地域から愛されている人気 店 ですみんなこの下にこの辺ですからねこの 辺に落ちて割れてた感じですねこ壁すごい ですねなんかこうなんか全体的にね壁が上 から こう揺れた時にかかったのなんか壁がこう みんなはんじゃっ てる地震により棚にあった食器はほとんど 割れ壁や床にも大きな被害が出ました さらに中房の設備 も この隙間からこの地面とその間から出て くるんですよねこれ今開いてた状態ですか 今開いてまし た床下を通る水道感が 破損ラーメンの命とも言えるスープ作りに 大きな打撃 です どい建物は店舗と住宅を兼ねていて店の奥 が居住スペースになってい ます床下の部は 建物体も傾いてしまいまし たここ柱あるかここですねはい あは大丈夫かと思もう歪んでますもんね [拍手] はいあの業者さんは直すとかそういう レベルじゃないからもう解体しかないねっ て [音楽] いう営業はできていませ ん現在は麺とスープを冷凍したラーメン キットを店頭やオンラインで販売しその わずかな収益で生活してい ます今日まで2000ぐらいですか ねいや本当嬉しいですよあの今ねお店で できないので あのその分ねお家で作って食べて いただけるというのは嬉しいですねそれで 喜んでもらえれ [音楽] ば元々バイクが趣味である笠原さん ニューハルピンは有名なバイク雑誌と コラボしたことをきっかけにバイクアコ家 が多く訪れるようになりライダーの聖地と 呼ばれてきました 笠原さんのラーメンで胃袋を満たしてきた 全国のファンが被災した聖地を応援しよう と積極的にオンラインで購入してくれた ため1月は通常の2倍の注文を受け付け まし たファンの円に感謝している笠原さんです

が通販頼みには限界も感じ 通販もやってるんですけどそれより やっぱりお店にバイクで乗り付けてでそこ でやっぱ食べたいっていう肩が多いです ね店舗の再開には建物や設備の修理が必要 です がざっね500万って言ってますけどそれ くいがかか るってことですよねいつね倒れちゃうか わかんないんでだから安心するにはもう 壊すしかないって感じですねだからその 壊すのにも数もかかっちゃうん で理彩照明の調査では準販という 判定営業だけでなく生活にも大きなが出て いることからの依頼を検討してい ます地震の前からニューハルピンの経営は 逆風にさらされていまし たもう苦しいですねもうギリギリ明日店 開けれるか開けれないかっていう感じで ずっとコロナ以降やってきたんでゴになっ てから良くなるかなと思ったけど全然 変わらないしぶっだかだ し果たしてねお金をかけてで直して続けて いけるんだろうかって いうのが一番今悩んでるとこです ねそうした中でこの現実の自信が起きて しまったですそうですねもうとどめです よそれでも全国にいるファンのために ラーメン作りの手は止められないと話し ます この日お店に一組の客が訪れまし たニューハルピンはよく営業中渡に来られ た初めてなんですあ初めてえあの新聞記事 であのここがなんか大変ななって営業でき なくなっちゃっ て笠直さんはい八の方 そうですはい巻島ていますあ 先生うわあ久しぶりお本当に久しぶりです ね小学校時代の担任の先生がラーメンを 買いに来てくれましたおよそ30年ぶりの 再会 ですうわ大好きな先生であの高校生まで いろんな 先生関わります俺一番好きな先生いやおか あのだんだんはっきりと繋がってきました ああありがとうございます いの状よく頑張ってこられたんですね このいろんな 応援の話も来てるっていう話を聞いてはい ああいい繋がりを作ってこられたんだなと 思って 恩師の言葉が再建と閉店の狭で揺れ動く 笠原さんにそっと寄り添い ますご自身の考えとして自分の台で終わり にするていうようなことが書いてありまし

たけどもまそれそれはそれとして今あの 多くの人たちがねあのこの店 をま頼りにというかえ支えの辛抱にして おられる様子ですから是非このお店という 形でまたあのそういう方と繋がり合えて いけるようにねなってほしいということは 思って ますじゃお気をつけてはいありがとう ございますはいありがとうございますじゃ ごください失礼しますくいやびっくりいい 日ですね今日 は営業再開に向けてのそうですねもう励み になります ねまだ再会の見通しは立ちませんが笠原 さんは今日もファンのためにラーメンを 作り続けてい ます

能登半島地震の発生から1ヶ月。「ライダーの聖地」として知られる、上越市の老舗ラーメン店も被災し、いまだ営業再開の
見込みが立っていません。新型コロナ禍や物価高騰の影響を引きずる中、店主は再建への葛藤が続いています。

上越市直江津地区にある老舗のラーメン店、「ニューハルピン」。1963年、創業。タンメンがウリの人気店で、長年、地域から愛されてきました。

■ニューハルピン 笠原直之 店主
「丼がみんな下に落ちて割れて散乱していた。全体的に、壁が上から荷重、揺れた時にかかったのかな、壁がみんな膨らじゃって。」

地震の影響で、棚にあった食器はほとんど割れ、壁や床にも大きな被害が及びました。被害は厨房の設備にも。

■ニューハルピン 笠原直之 店主
「水道の元栓の隙間から水がドーっと出てきてしまう。」

床下を通る水道管が破損してしまい、ラーメンの命とも言えるスープづくりに大きな打撃です。
店舗と住宅を兼ねているニューハルピン。店の奥が居住スペースになっていますが、床の一部は空洞化になり、建物自体も傾いてしまいました。

■ニューハルピン 笠原直之 店主
「業者は『直すレベルではなくて解体しかないね』という判断。」

年明けから通常営業ができない状況が続く中、現在は店頭やオンラインでラーメンキットを販売し、そのわずかな収益で家計を支えています。

■ニューハルピン 笠原直之 店主
「きょう(1月29日)までに だいたい2千食くらい。本当に嬉しい。店で営業できないので お家で食べていただけるのは嬉しいし喜んでもらえれば。」

元々、バイクが趣味だという笠原さん。ニューハルピンはかつて、有名なバイク雑誌とのコラボをきっかけ「ライダーの聖地」と呼ばれています。笠原さんはこれまで、全国から集まるライダーの胃袋を満たしてきました。
こうしたファンを中心に、被災した「聖地」を応援しようと1月はオンラインの注文が殺到。震災前に比べ、2倍以上の注文があったといいますが、笠原さんは一時的な数字と見込んでいます。

■ニューハルピン 笠原直之 店主
「通販をしているが、それよりも店にバイクを乗り付けてそこで食べたいという客が多い。」

店の営業再開に向けては建物や設備の修繕が必至になりますが…

■ニューハルピン 笠原直之 店主
「全体の修繕はざっと500~600万円って言ってたけど。建物がいつ倒れてしまうか分からないので、安心するには壊すしか無い。その壊すにも数百万かかっちゃう。」

笠原さんは罹災証明の手続きを申請。調査の結果、「準半壊」と判定されました。店の営業どころか、生活に大きな支障が   出ていることから、今後は再調査の依頼も検討しています。
悩みはこれだけではありません。

■ニューハルピン 笠原直之 店主
「もう苦しかった。ギリギリ明日、店を開けられるか開けられない、という感じでずっとコロナ禍以降営業してきた。5類になったらよくなるかと思ったけど、客足は変わらないし物価高だし。果たしてお金をかけて直して続けていけるんだろうか。一番悩んでいる。」

新型コロナとラーメンの値上げが客足に影響。ひっ迫した赤字経営の日々が続いていました。
元日の能登半島地震は「トドメのようだった」といいます。

それでも笠原さんは、全国にいる常連客やファンのために、ラーメンづくりの手は止めません。

ある日、お店に1組の客が訪れました。

■男性客
「初めて。新聞の記事でお店が大変で営業できなくなったと知った。」
■男性客と 笠原直之 店主
「あの…笠原直之さん?」 「はい」「八千穂の方ですか?私、槇嶋といいます。」「あ!先生!」

笠原さんが小学生時代だった当時の担任教師がラーメンを買いに来てくれました。
約30年ぶりの再開です。

■ニューハルピン 笠原直之 店主
「高校までいろんな先生と関わってきたけど1番好きな先生!」
■男性客 小学校の元担任
「面影がだんだんハッキリと繋がってきた。ずっとよく頑張ってこられたんだね。色んな応援の話が来てると新聞で見て。良い繋がりを作って来られたんだね。」

店の解体も視野にいれていた矢先の、恩師との出会い。しばし、当時の話題に花が咲きます。

■男性客 小学校の元担任
「直之さんの代で終わりにすると言っていたが、それはそれとして多くの人がこの店を頼りに支えのシンボルになっているのでぜひ店という形でバイク仲間と繋がり合えるようになってほしい。」

■ニューハルピン 笠原直之 店主
「いやーびっくり。いい日ですね今日は。励みになった。」

ライダーの聖地、ニューハルピン。営業再開の踏ん切りがつかないままですが、できる限りファンの元へラーメンを届けます。

2023年2月8日放送時点の情報です
 
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