【怪談朗読】伝承の怖い話つめあわせ・途中広告無し総集編【女性声】

当時の僕は例えば離れているロソに意識を 集中し続けて炎を大きくしたり小さくし たりなんてのはごく当たり前のことで誰で もできることだと思ってい たそんな日常の中で友人の発表会で一発ゲ も何もできない僕がその技を恥ずかしかっ たが披露したん だ驚くことにみんなが完成をあげ たそんなことが子供心に嬉しくてロソ以外 にも何か動かせるものはないかと必死に 家中のあらゆるものに意識を集中し続けて い ただが意識を集中させることは大変神経の いることでまるで目と目の間に鉛筆でも さしたんじゃないかと思うほど激しい痛み が走ることもあっ た以前はそんなに強い霊感はなかった幽霊 と思える影がちらりと目の端に移る 程度蒸気のような日常を繰り返している うちだんだんと霊に対するというか説明し づらいのだが霊感とか持っている人の特殊 な能力が自分にも備わっていることに気が つき 始める僕がおうくと出会ったのはその頃の ことだったおくは自分で霊感があると言っ ていたクラスのみんなは信じていたが霊感 を持っているという主張だけでクラスの 人気者になっているお君を僕はそんなに 好きではなかっ たある日おうくんの家に遊びに行った家族 と挨拶をした時ふと頭に本当だったんだと いう言葉が浮かび上がっ た結論から言うとそのおくの家では遺伝子 的に霊感を持つ家族でお母さんと2人の お姉さんそしておくんは本当に霊感を持っ ていたの だ何か惹かれるものを感じ 僕とおくはすぐに打ち解けたおくの家族と も仲良くなった僕たちは学校が終わると 毎日のように遊んだ2学期も3学期 もその頃には自覚はなかったが僕の霊感は 日に日に強くなっていて本能的に軽い不 幽霊なら浄化させてあげられるほどには なっていた おくんの家族も僕に霊感が備わっている ことは知っていたし僕からもそっち系の 話題は話してい たおくんのお母さんが言うには霊感は共鳴 し合い互いを成長させていく らしいそんなことを幼心にとても関心し ながら聞いてい たある日おくが僕をおばあちゃんちに連れ て行ってくれることになって 僕はすごく興奮し た車に揺られること数時間子供たちだった

僕らは友達と遠出というだけで時間を忘れ て楽しんでい たばあちゃんの家はおうくんのお姉さん 曰くすごいところ らしい何でもおうくんの家の霊感を持って いる人はばあちゃんの家に行ったから霊感 が宿ったそうだ 当然そんな話を聞くとまだ子供の僕は興奮 するわけでくのおばあさんの家が普通の 民家だった時の落胆は半端じゃなかった 大げさだけどそこまで期待していたん だしかし落胆はすぐに興奮へと変わっ た裏に洞窟があるけど絶対近寄るなよと おくのおじいさんに念を押されたからだ ふりなんて当時の僕は分かるわけないから おくんのおじいさんもただ単に行かせたく なかったん だろうだが僕は行きたくて行きたくて 仕方なかったおうくんと河で遊んでいる時 もばあちゃんが作ってくれた柏餅を食べて いる時も早くあの洞窟に行きたいという 思いが頭の中をぐるぐるしてい た時間というものは当たり前だが過ぎる わけであっという間に夜になったじい ちゃんとばあちゃんが明日もいっぱい遊ぶ んでしょと言いながら襖の扉を閉めて1 時間は経っただろうと思う頃僕はおうくん を起こし た 何何おうくんあの洞窟行こうよ うーんおうくんは少し考えているそぶりを 見せたがそこは子供すぐによしと言って 懐中電灯2本と手袋を持ってきてくれ た洞窟へは意外と近かったと言っても興奮 から時間を忘れたのかもしれ ないそれは窟というにはあまりにあけない ものだったが大きく開いた穴中は何角形か の形をした体育間くらいの広さだっ たおくんが戦闘で僕が後に続いて中へ 入ろうとしたいや入ってい た僕は一瞬で取り残されたため一瞬理解が 追いつかなかっ たくは普へすでに入っていたの だおうくんどうしてそこにいるの僕が叫ぶ とわかんない助けて出てくればいいものを おうくは必死に叫ん だわかんないよ出して助け て僕は身動きが取れなかった今なら確かに 見える洞窟の中の存在に気づいたからだ 僕は何も分からなかったこの世にはこんな おぞましい存在がいるのかいやここは この世なの かそう思った時その存在がおくを覆った僕 は駆け出した誰か呼ばないと後ろではおく の叫び声が

聞こえる頼む頼むよ早く出し てばあちゃんの家が見えたその時耳元で かかにおくん がもうだめだと呟いたように思え たばあちゃんじいちゃんおうくんが泣き ながら叫ぶとばあちゃんとじいちゃんは すぐに駆けつけて僕から事情を双子巫女と 聞いたあたりからばあさん神崎さんに連絡 だと言ってお前はここを絶対出るなよ 優しくしかし迫力のある声でじいちゃんが 言っ たそして20分後神崎さんとおじいちゃん は見たこともない格好して出ていった上下 スエットに着物みたいなものを羽織った ような 感じばあちゃんは震えていたしきりに 大丈夫大丈夫とつぶやき ながらそれから1時間が経った頃だろうか じいちゃんと神崎さんが裕介君頼むから来 てくれと僕の名前を呼びながら戻ってきた 僕は正直拒否したかったまだ震えが止まら ない神崎さんは明らかに力を失っている 最初見た背中に現れる黄色いオーラのよう なものが今では真っ黒になっていたから だこの時点で怖くて仕なかったがおくの ことを考えると行かなくてはと思っ た洞窟の 入り口中には松が置いてあって周囲を 照らしていた真ん中におうくんがいて思わ ず駆け寄ったしかし神崎さんとじいちゃん に止められて あれを直接見てはいかんすぐに 閉じ込めよう なんなんでおうくん は3者それぞれに自分のこれからの行動を 余地するように声を絞り出し たじいちゃんはさ手を貸してくれと言うと 僕の手首から5cmぐらいのところを つかみ握った多分血を止めていたんだと 思う神崎さんはじいちゃんの手首を握った 変な姿勢だがこのまま洞窟の真ん中付近 まで移動し たじいちゃんが神崎さん本当にすまないと 意味のわからない言葉を走ったが神崎さん は無表情の まま始めるぞただそれだけ言っ た 気がつくと朝になっていて横にはおうくん が寝てい た夢だったのかなだがそんなことはなかっ た手首にできた痣じいちゃんが握ってでき た痣があった僕は飛び起きてじいちゃんの 部屋へ駆け込ん だどうなったんです かじいちゃんはただ

一言ごせ生きろ介 君後で聞いた話なんだけど長いから剰書き で まとめるまず神崎さんはその地方でも有名 な神社の神主昔から祠つまり洞窟のことを 守ってい たじいちゃんとばあちゃんというか主に じいちゃんはその祠を代々管理してき たちゃんたが駆けつけた時おくは半ば絶望 的な状態だっ た神崎さんはこれも己れの号と言っておく の身代わりになっ た祠にいた存在は神様に最も近い悪霊 らしいこれはちょっとわけがわから ないちなみに祠の悪霊は誰かを媒体として 存在していた 今まではじいちゃんの弟が媒体だったでも おくんと僕が近づいたせいで媒体はおくに 変わろうとしてい たしかしそこで神崎さんの行動によって 媒体をおくんから神崎さんに変え たちなみに媒体の時どういう状態だったか と言うと見た目は普通に立っている だけは見えないから何とも言えないけど 例えるなら今にも泣き出しそうな顔って 感じ神崎さんは亡くなったのかあの洞窟に 残っているのかは分からないじいちゃん ばあちゃんは34年前に亡くなった僕は今 でもおうくんとは付き合いが ある記憶が曖昧だがその時の出来事は こんな感じ内容がけいて矛盾があったり 作り話みたいになっているところもある けどこれは8年前に起きた 事実その出来事から僕の幽霊に対する神経 は異常なほど発達して いる今でも僕はたまに会員に 会う 小学校転学年の 頃子供の頃の記憶がはっきりしている自分 にしては おげんで一部夢と混ざっているのではない かと思いつつなるべくはっきりと覚えて いるところをお話しし ます病弱な私の姉は多少元気にはなった ものの巨characterだったため 夏休みの間は居character時の 病院施設のようなところへ親と一緒に通っ て たその期間やんちゃで遊びたい盛りの自分 は母方の実家へ預けられてい たある夏そこに祖父母の親戚という人が来 て うちに泊まりにおいでと言われて物おじし ない分の僕はあっさりついてい たその人たちは僕の両親よりちょっと年上

の4代くらいの人たちだっ た元々山奥の祖父母の家からさらに山を2 つ超えて数剣のわき屋根が立つ集落へ とつい 母の実家の辺りでは珍しくない風景だっ た途中でダムの近くを通ったので今でも 大体の場所は分かると 思うそこは子供のいない家で山肌に沿った ようなところなのにわざわざ離れがあっ たそこには僕んの祖父母よりもかなりを 取ったおばあさんがい た親戚の夫婦はその人のことをキクイさん と呼んでい た変なところに発音が入る地方なのでもし かしたらキクイさんだったのかもしれ ないキクイさんの部屋にはいろんなものが あって子供心にとても楽しかっ た一松に人形手まりコミン小さなタンス などいっぱいあっ た親戚の夫婦はおいでおいでと自分を連れ てきた割には放置気味で日中はほとんど畑 か山仕事をしてい た今思うと目が不自由なキクイさんの遊び 相手に連れて行かれたん だろうキさんは穏やかなおばあさんで いろんな面白い民話のような話を聞かせて くれ たたぬきに騙されて川の淵をお風呂だと 思って入り風を引いた男の 話近くにある有名な岩の孤児なんかと か部屋の中のものは何で遊んでも怒られ なかったので珍しいもので散々遊ん だ木場やシソみたいなものもあったと 思う中でも奇妙だったのが床の間に置かれ たたくさんの小さなタスだっ たあちこち押したり引いたり小さな棒で つついたりするとからくりが働いて 引き出しが開くようになってい た 大きさは当時の僕の頭くらいだったと 思ういい香りがして開くと袋のようなもの が入ってい たキクイさんはそれを厄介ダンスと呼んで い た中に入っていた小袋はキクイさんが上手 に作ってい た目が見えないはずなのにとても際が 良かったので不思議でずっと見てい た匂いからしてチャパとかよもぎ日経の 類いが入っていたと 思うところがその厄介ダンスで遊んだこと を親戚夫婦に言うとものすごく怒って キクイさんに 対し子供の遊ぶものではなかろうがと 怒鳴ってい

た親戚夫婦は普段キクイさんに敬語で話し ていたのでとてもびっくりし たキクイさんは中身はないから大丈夫と 言っていたけど実際には小袋が10個 ぐらい入っていたので不思議に思っ たでもそれを言えばもっとキクイさんが 怒られると思ったので言わなかっ たとてもドキドキし たその後キクイさんが厄介ダンスの昔をし てくれ た昔この辺りに東から鬼がやってきて女や 子供を取って食っていた食べられた人の魂 は厄介ダンスに逃げ込んだので魂は食われ なかっ たある日この村の妊婦が鬼に食われそうに なったけど頓知で鬼を騙して逆に鬼を食べ てしまっ た厄介な鬼を食べ自分とお腹の子を守った ということで妊婦は村中から褒められ たところが厄介ダンスに逃げ込んでいた魂 は鬼がいなくなったことが理解でき ずっと厄介ダンスにこもったまま成仏し なかっ た毎晩毎晩家族や親類の枕元に立って 泣き言を言うので村人は並行し たとここから先の落ちを聞いたと思うんだ けどなぜか覚えて ないただ鬼に食われた人の魂が入ったと 言われたので急に気持ちが悪くなってそれ 以来厄介ダンスで遊ばなかっ た祖父母は党になくなって母に聞いても その親戚のことは知らないと言って た祖父母どちらのお葬式にもその親戚夫婦 は来ていなかったと 思うきさんにについては中学生の時祖父母 に聞いてみたところあの人は拝屋さんだと 言っていたので完全な夢ではなく実在して いたと 思う数年前恋人と一緒にその辺りを ドライブしていて急に懐かしくなり覚えの ある方へと車を走らせて見たけど途中で見 た覚えのあるダムの辺りから前年の台風で 土砂崩れを起こしていて通行止めの剣の 関板が立ってい た今でも集落があるなら道がそのままと いうことはないと思うのでもう誰も住んで ないのかもしれ [音楽] ない 僕の祖父がまだ子供の頃の 話その頃の祖父は毎年夏休みになると祖父 の兄と祖父の祖父母が暮らしている田園 豊かな山の麓の村に両親と行っていたんだ と いうその年も祖父は農村へ行っていろんな

遊びを知っている当時小学校高学年の兄と 毎日毎日朝から日がくれるまで遊んでい た祖父の名前をここからは祖父の名前で ある賢二として話し ますある日田んぼ沿いの道を兄と虫取り網 を持ちながら歩いてい た幼た剣は完全に広がる見事な青青とした イたちに感動して思わ ずすっげえこれ全部がお米になるんかと声 に出してしまっ たすると兄がそうじゃこの村のみんなが1 年間食べる分じゃと言いながら賢二の 麦わら帽子に手を置い たしばらく2人でその警官を見ていると不 に兄が口を開い たなあケンジ眠りねを起こすなって知っ とる か唐突な質問に戸惑いながらもケンジは首 を左右に降っ た眠りねっていうのはなこの村に伝わる 愛言葉みたいなもんでなイが眠ったみたく 頬垂れていても病気じゃないから変に心配 はせんでいいていう意味らしいんじゃ へえと賢二は驚きと納得が混ざったような 返事を するこの犬が全部眠ることがあるのかと 思うとなんともいい言ない不思議な気分に なったそう だその夜晩飯を食い終わって賢二が縁側で 心地よい満腹間に目を閉じていた時不に兄 から声がかかっ たケンジ花火せん か振り向くと大きな袋を掲げた兄が立って いる健二はすぐうんと返事をし たこの年の子供たちは家の中では常に退屈 しているようなもので ある2人は造りをつっかけてぼちぼち暗く なってきたから気つけやという親の声をせ に外へ出ていっ た田んぼ沿いの道を花火を持ちながら歩く 赤や黄色の火花に見れながら度々着火の ため 立ち止まるそのまま一体を散歩しようかと なっていた時だっ た賢二が特別大きい花火を喜んで振り回し ていると近くの民家の窓が突然開いてその 家のじいさんが怒鳴っ たこらクソガどもそも振り回して犬が燃え てダメになりでもしたらどない するいきなり知らない大人に怒鳴られて 賢二はもちろん兄もびっくりして涙目に なって逃げ出したんだそう だ健二は今でも家に帰り着いた兄がくそ 親父今に見ときとつぶやいたのを覚えて いると

いう深夜賢二は自分を呼ぶ声で目を覚まし た目を開けると徐々に輪郭を持ち始める闇 の中兄の顔が見え たなあけち面白いこと考えたん じゃ一体何をこんな夜中に思いついたん だろう 今からあのクソ親父の田んぼに行って かかしを引っこ抜いてるんじゃケンジも 来る かケンジはあまりに驚いて必死で首を振っ て拒否し たそうかいかんかまそれでもえんじゃでも 大人たちにはばらすな よ賢二は頷い た兄は1人で行ってくるんだろう か兄が部屋を出ていく気配を感じたのを 最後にまたケンジは深い眠りへと落ちてい た 翌朝なんだか悪い夢を見た気が するケンジは目をこすりながら家族が待っ ている1階へ降り ただが誰もいない異様に静かだっ た賢二は嫌な予感を覚え たもしかしていたずらをしにいった兄が どっ捕まったんじゃないだろう [音楽] か寝巻きのまま急いでわらじを履いて外へ 駆け出し た田んぼ沿いの道を走り 続けるやがて霊の農家が近づくと異様な 人だかりが見え た嫌な予感はますます強まり人だかりを 必死でかき分け賢二は田んぼを見 たそこにはかかしがあったいやそれは かかしではない兄だっ た兄は両足を田んぼの泥の中へと突っ込ん でバランスでもとるかのようにに両手を 水平にして いる口からはよだれが垂れて目の焦点は 合って ないニ やん賢二はそういうのがやっとだっ た家族は兄を引きずるようにして家へと 連れ帰り深刻な顔で話し始め た眠りねを起こしよったな あれは気が触れてしまってる の幼い賢二には何のことだかわから ない結局健二には何もわからないままその 年は早く地元へと帰りもう毎年兄が住んで いる農村に帰ることはなくなっ た眠りねを起こすな この言葉の真の意味を賢二が知ったのは兄 の葬儀のため最後に農村へ帰った時だっ たこれが意味するのは決して稲が頬垂れて も病気ではないという意味ではなかっ

[音楽] た本当は草も眠る牛みき決して田んぼへ 行ってはならないという 村の暗黙の了解のようなものだったの だ牛時の田んぼへ行ってしまった 兄タブーを犯してしまった兄にあの夜何が 起こったのかはわから ないもしかすると化け物に襲われたのかも しれ ないとにかく人間には想像すらできない ような正体を持伝承は日本のあちこちに ひっそりと息を潜めているんだと僕のじい ちゃんはそう教えてくれ [音楽] [音楽] た半年ほど前から23日に1回の頻度で 怖い夢を 見る夢の中の自分は5歳ぐらいの年齢で今 住んでいる家ではなくその年に住んでいた 家での 話家の神棚のようなところにお面が飾って あり父親がなぜ神棚に面があるんだという 内容のの話をしてそのお面を取り払って しまうだがなぜか父親の手からお面が離れ ずパニック状態に なるそのお面をよく見ると左半分が奇妙に ねじれて いるそこであまりの恐ろしさに面が覚める という もの怖い映画などを見た後はゾンビが出て くる夢なども見ていたから自分の想像力が 生み出した新たな夢だと最初は思ってい ただが同じ内容の夢を何度も見るうち気に なり始めてそれとなく母親に話してみ たすると意外な答えが返ってき たよく覚えてる ね母親の話では5歳ぐらいの頃家族で社宅 に住んでいて引っ越してくる前からその 神棚はあった らしい神棚には不気味なお面が飾ってあり 神棚なのにこんな不気味なお面があるのは おかしいと父親は怒ってお面を取り払っ たその時お面の裏側が何かでベトとしてい たらしく一瞬手から剥がれなかった らしいその君の悪いお面はその日のうちに 燃やしてしまったとのことだっ たその話を聞いてから気になってしょうが なくなってき た愛も変わらず定期的にその内容の夢を 見るのだからなおさら だそれから色々調べた結果少しだが5歳 当時のことが分かったまず社宅っていうの は地元では結構有名な会社が空屋を 買い取り社員に社宅として提供していたと いう

こと一見やなので実際に住んでいた家に 行ってみたが家族3人で住んでいたにして は広 すぎる社宅としては合成な家だっ た今は誰も住んではおらず公民館のような ものとして使われているみたい だ中には案の定神棚は残っているようで夢 で見たものと同一のものだっ たそれとなく近くに住んでいる人に公民館 の神棚にあったであろうお面のことを聞い た神棚にお面があったという話を聞いても あまりピンとこなかったみたいだがお面と いうのはそこらの地区で昔毎年2月から3 月のどれかの日に行われるお祭りに使われ たものではないかとのことだっ たそういえば自分が小学生の頃に冬にお持 を持ち寄ってで食べるようなお祭りがあっ た気が するそれを聞くとそのお祭りは本来は踊り 役がいてお面をかぶって踊る らしい今は廃れてそんな行事はなくなった とそのおじいさんは言ってい [音楽] たそれから3ヶ月ぐらいが過ぎ た結局お祭りでお面が使われたのではない かっていうことぐらいしか分からず分かっ たところで夢は愛も変わらず 見る毎回見慣れているはずなのに恐怖は 消えずあのねじ曲がった顔半分を見た ところで叫んで起きたこともあっ た親族一道が集まる正月の時それとなく その話をしてみた ある程度知識がある古い人たちならおの ことを知ってると思ったの だだがそもそも自分たち家族3人がその 地区に引っ越してきたのでお面のことは誰 も知らなかっ た正月が過ぎて2月になろうかって時突然 知らない人から電話がかかってき たどうも親戚の中にこの地区に昔から住ん でいる人と知り合いなのがいたらしくお面 の話をしてくれていたみたい だ自分の小さい頃のことも知っているまー くんという当時の呼び方で味近い俺を呼ぶ ので奇妙な感覚だっ たそのおばあさんの話では確かにそのおは 今はやっていない昔のお祭りでわいたもだ ということだっ たなぜそのお面がお祭りで使われていたの かというと神棚に飾ってあったからだそう だお祭りでは集落の各家の長男が毎年踊り 役を 務めるその年も神山さんという家の長男が その役となり張り切っていた らしいが祭りの1ヶ月ぐらい前神山さんの

長男は高熱で倒れたその熱は引いたのだが 踊り役からは下ろされてしまっ たこの辺りの理由はおばあさん曰く多分 その病気が他の人に感染するといけない からだそう だ神山さんの家の長男は結局再び高熱が出 て亡くなった らしいそれから毎年お祭りで踊り役を 勤めることになった人がなぜか神山さんの 家の長男と同じ病状となり祭りはそのまま 無期限停止となっ たそしてある日祭りで使われていた面を 倉庫から出したところ面の顔半分が変形し てい た何かに祟られたのではという話になり面 を神棚へと飾った らしいただ飾ったのは神社でありそんな家 の神棚ではないらしいのだ がそのおばあさんは面がもし手元にあるの なら神棚に戻した方がいいと心配してくれ ただが残念なことに本当にその面は親父が 燃やしてしまったのだ戻そうにももう戻せ なかっ たとてつもない絶望感が体を襲いそれから 神山さんの長男のことがふと頭に浮かん だもしかしてその病気で顔の半分が変形し たのでは とそれから何度か鏡を見たりした人の顔は 右と左では異なるとは言うけどここ最近顔 半分が随分変形したような気もして いるある日ふと図書館にCDを借りに行っ た時強度資料の棚が目に止まったお祭りの ことが乗っているかもしれないといくつか の本を漁っていると確かに載ってい たおばあさんが話してくれたこととほぼ 合って いるだがそのお祭りが今はなぜないのかと いうことまでは書かれてはい ないページの1番最後にはお祭りに関して の情報を提供してくれた方々の名前がつっ て いるその中で一番大きく書かれていた名前 に見覚えがあったのでもしやと思いその 山田さんの家に電話をしてみ たそしておばあさんから得た情報以上の ことを知ることができ たお祭りは来年の方策を願って2月から3 月にかけて行うものでお面をかぶった 踊り子に神おろしが行わ れるなのでお面はとても神聖なもので普段 は祠に収まって いるおばあさんが神社と言っていたのは 正確には神社ではなく田んぼの隅にある祠 のことだっ た山田さんの憶測も混るが神山さんの息子

さんが熱病で亡くなった年はちょうど某 企業のTシが工場を立てた 年それに伴って田房手放す人も多くそれら 田んぼのあった場所は進行住宅地となっ た住宅となった田んぼの中に祠があった らしく面は祭りで使うので別の場所へと 移動し祠は壊された らしいそれが引き金か毎年のように踊り子 が熱病でなくなっ たそれで別のの田んぼに新たに祠を立てる とそれは収まった らしい祭りが中止になったから収まったと いう話もあるが山田さんが知る限りは新た に立てた祠は顕在だとその位置も教えて もらっ た仕事帰りにその祠のあった位置へと 立ち寄ったのだがそこは住宅街のど 真ん中つい最近田んぼだったところだっ た帰ってから親に祠があったとされる 田んぼが住宅街に変わったのはいつなのか 聞いてみ たそれがちょうど半年ほど前だっ た自分が嫌な夢にうされるようになった 時期と重なっ たただそれが分かったからと言って何も 解決しな 面もないし祭りもないし祠を立てる場所も ない相変わらず嫌な夢で目が覚めるし顔の 半分が赤く晴れ上がっている時も ある医者にも言ったが出来物だと言われた だけだっ た毎日会社から帰る時以前祠のあった進行 住宅街が目にに 入るその都度呪われればいいのにと恨みの 言葉を吐いたこともあっ た今は 宝食品来たかわからぬよそ者が家を どっしりと下ろしているあのねじ曲がった 面はその思いを踏みにった連中への恨みで はないかと思って いるそれとこれを書いている間に分かった こととして祠以外にも方策を願って立て られているっぽい石碑みたいなものも 見かけ ただからと言って 晴れは引かないままだ けど僕の田舎は四国に ある詳しくは言えないけどコチの山のその また山深い小さな集落 だ 田舎と言っても祖母の故郷であって親父の 台からずっと関西暮らしで親類演者も ほとんどが村を出ていたため長らく 疎遠僕が小さい頃1度行ったきりで足の 悪い祖母は20年は帰ってもいないし

取り立てて連絡を取り合うわけでも なしとにかく全くとと言っていいほど 関わりがなかっ た成長した僕は免許を取ってボロいデミオ で大阪の町を乗り回していたんだけどある 日どこぞの営業の番が横っ腹に突っ込んで きて会えなく廃車となってしまっ た貧乏な僕が泣く泣く車生活を断念しよう としていたところ例の田舎から連絡が来 た本当に偶然近況報告みたいな形で電話し てきた らしい電話に出たのは親父だが僕が事故で 車を失った話をした ところ車を1台ちょうど処分するところ だったなんなら無料でやるけどいらないか と言ってきたんだそう だ 勝手に話を進めて僕が帰宅した時新しい車 が来るぞと親父が言うもんだから びっっくりし た元々の所有者である大子が年を取って 狭い山道の運転は危なっかしいとの理由で 後日本当に陸で車が届けられ た よりも段違いでこっちの方が ボロいやってきたのは古い古いマーク2 だっ たそれでも車好きな僕は逆に大喜びして ホイールを入れたり程よく車高を落とし たりして自分の好きなように遊ん だ僕はこのマーク2をとても気に入って 通勤も遊びも全部これで その状態で2年が過ぎ た本題はここ から元々のマーク2の所有者だった大子が 亡くなっ た連絡は来たんだけど一応連絡をしました みたいな雰囲気で死因を話そうともしない しおつやお葬式のことを聞いても 茶感じでそのまま電話は切れたそう だ久々に帰ろうかとお話も出たんだけど 前述の通り祖母は足も悪いし両親も専門職 でなかなか都合もつか ない元より深い関わりもなかったし電話で の様子も変だったのでその場はお流れと なったんだけどちょうど僕が色々あって 退職するかしないかの時期で暇があったの でこれも何かのタイミングかと僕1人で コーチに帰る運びとなっ た早速愛紗のマーク2に乗り込んで高速を 飛ばす夜明けぐらいにはつけそうだった けど村に続く山道で深い霧に囲まれ日もさ も行かなくなってしまっ た多少の切りどではない本当のノームで前 も横も全く見え

ないライトがキラキラ反射してとても 眩しい仕方なく車を止めタバコに火をつけ て窓を少し 開けるうそとしげる森の中理合もできない 狭い道で闇と霧に巻かれているのがふっと 怖くなっ たカステを絞る何の音も聞こえ ないいつも人と車で溢れている大阪とは 違ってここは本当に静かだ車のエンジンの 音だけが響いて いる あ何か聞こえたな だ あ あなんだ何の音 だ急に不可な子供のような高い声がどこ からともなく聞こえてき たカステをさらに絞って少しだけ開いた窓 に耳をそば 立てるあんもう あ声が近づいてきて いるなおも切りは 深い急激に怖くなって窓を閉めようとした その 瞬間見つけ た体が課金コキにばったなんだ今のの声左 の耳元で聞こえた外じゃない車ん中に なんか いる あ あ子供の声はっきり聞こえる左だ車ん中だ あも あむあ もなんだ何言ってん だ前を向いたまま前方の霧から目をそらせ ない局面のワイドミラーを覗けば間違い なく声の主は見えるというか見えて しまうやばい見たく ないあ も左耳のすぐそばで聞こえて僕は気を失っ たおおい大丈夫 か外から知らないおじさんに呼びかけられ て目を覚まし た時計を見ると午前8時 半特に夜は開けてあの霧も嘘のように晴れ てい たどうやら後続者が僕の車が邪魔で通れ ないようだったあすいません大丈夫です すぐ行きます そう言ってアクセルを 踏み込む明るい車内にはもちろん何もい ない夢でも見たかな何言ってんのか さっぱり意味わかんなかった しただ根元まで燃え尽きた吸殻がフロアに 転がっているのを見ると夢とは思えなかっ

た到着した僕を大たちは心よく出迎えて くれ た電話で聞いていた雰囲気とは打って 変わってみんなよく喋って くれる王子の葬式が住んだばかりとは思え ないようなそんな明るさだっ たとりあえず先行をあげてお茶を入れて いただき会話に花を咲か せる道狭かったでしょう朝には作ってって 聞いてて全然来ないもんだから崖から落ち ちゃったかと思った わいやそれがですね変な体験しちゃいまし てと霧の中の出来事を話してみたが途中 から不安になってき たなぜならそれまでニコニコしていた大 たちの表情が目に見えて曇っていったから だそれは もりもり様 だまさかじいさんが死んで終わったはず じゃない のもりもり様なんだそれギャグ か大場が僕に言っ たあんたもうお帰り帰ったらすぐ車は処分 し なさいなんだって気に入ってる車なのに何 言ってんだそれに来たばっかりでもう帰れ た なんてさすがにどういうことかと理由を 問いただすと大葉たちは青白い顔で色々 説明してくれ た僕はもりもり様に目をつけられた らしいもりもりとは森を守ると 書くもも様はその名の通りその集落一体の 森の守り神でもも様のおかげで山の恵みに はこかかず山肌にへばりつくこの集落にも 大きな災害は起こらずに住んで いるただしその分よくたたるそうで目を つけられたら最後魂を抜かれてしまうんだ そう だ僕は未来英語もも様にとらわれ森の こやしとして消費されるそういった サイクルで不定期だけど大体230年に 1人は地元のものが被害に合う らしいと言っても無差別に生贄みたいな ことになるわけでは ないもも様は森を荒らす不幸なものを嫌う らしくそれに対して呪いを かけるその対象は獣であったり人であっ たり様々だけど とにかくいらんことしたやの前に姿を見せ 子供のような声で樹の言葉を かける姿を見たものは3年と立たず取り こされて しまう流れとしては山に対し不利益なもの をもたらす人間に目をつけ呪いという名の

魂の受け取り予約を するじわじわと魂を吸い出していき完全に 魂を手に入れた後はそれを燃料として森の 育成に力を 注ぐそういう存在なんだそう だ今回の場合王子が2年前行かれた らしいそれもあのマーク2に乗っている時 にもりもり様を名神としか思ってなかった 王子は山に不法登記している最中その姿を 見たそう だ方法の手で車を走らせ逃げたそうだが ここ最近は毎晩のようにもりもり様が夢枕 に立つと言ってある日大尾が朝越しに行く と心臓発作で亡くなってい ただが王子だけでなくおそらく車も対象に なっていてそれに乗って山を通った僕も 祟られてしまったというのが大たちの説明 と見解で あるそんな高等無形な話信じられるはずも なかったが今朝の出来事を考えると自然と 体が震え出すのが分かっ た何より大たちの顔は真剣そのものだっ た大場がどこかに電話をかけ白い服を着た 老婆が現れ た聞くところその人は村1番の年長者で 地上痛らしいがその老婆も大葉たちと大体 同じような見解だっ たどうにもならんかわいそうだが諦めと くれと言い残してさっさと帰っていっ た僕が来た時の明るい雰囲気はどこへやら すっかり重苦しい空気が漂ってい たすまないお父さんが連れて行かれたから しばらくは大丈夫やと思ってたんだ けどすまないすまないとみんなしきりに 謝っていた まあ勝手に来たのは僕だし怖いからそんな に頭を下げるのはやめて欲しかっ た王子が車を手放したのは年が云々では なく単純に怖かったん だろうそんな車をよした王子に腹が立った がもうなくなっているのでどうしようも ないとにかく急にこんな話ををまくし立て られても頭が混乱してほとほと困ったが樹 の言葉をかけられた以上どうしようもない そうなので僕は日の明るいうちに帰ること になっ た何せよそ者がもりもり様に出会った話は 聞いたことがないそうで姿を見てない今の うちに関西へ帰って車も捨ててしまえば もりもり様も手を出せないのではという 淡い期待もあっ たどうやら姿を見てないというのは幸いし ている らしい大場の車に先導されて市内まで出て そこで別れて僕は一目さんに関西へ帰っ

た2度と来ちゃだめよこのことはもう忘れ なさい大場は真顔だっ た帰った後すぐマーク2は言う通り処分し てこないだ新しい車を下ろし た信じているかと言われたら7割ぐらい 信じてない家族にも話してみたし親父は 直接あっちと電話もしたそうだがそれでも 信じてないというかいまい理解できない 様子だった 肝心の祖母はボケてきていてどうにもこう にもわかんない 様子気がかりなのば村を出る道すがら山道 で前を走る大尾の車の上に乗っかって ずっと僕を見ていた 子供あれが多分もりもり様なん だろう [音楽] これは半年後に結婚式を控えた17年前の 出来事 です私の主人は対人で当時は結婚を前提に 2年ほど同棲をしていまし [音楽] た主人の実家は町から2時間ほど離れた 農村でそろそろ結婚ということで久々に 起きすることになったの です渋滞で到着が夕方近くになり両親へ 軽く挨拶をした後 同じ村に住む祖父母や親戚の家への挨拶 周りを終えて 一息ビールに口をつけ始め ますすると近所に住む祖父がやってきて 主人を 呼びつけ何やら厳しく喋っているの ですその頃の私は少しだけ語ができました が 地方独特の方言は全く理解できていません でし た祖父が主人に言っていることもただ眺め ているだけで内容は分かりませ ん戻ってきた主人にどうしたのと尋ねると 主人は村の言い伝えを守りなさいだっって と答えてくれました 主人の説明によると夫婦でも一緒に入浴 するのは 禁止土地の神様がお怒りになるそんな類い の話でし た夜も遅くなり布団を敷いてカヤを張り喉 が乾いた時のためにペットボトルの水を1 本枕元に置いて準備完了です 村の生活は早早起きが基本で主人の両親は 2階の寝室で3時間前にはもう寝てい ます私たちは玄関を入ってすぐの今で寝る ので2人で1階の戸締まりと電気の確認を して布団へ入りまし たタの田舎は人の数が少なくて日が落ちる

と周辺は真っ暗なん ですほとんどの家は板金として中型犬を3 匹ほど飼ってい て夜中は板金たちの警戒心が強くなって 危険ですし出歩く人もいないから必要性も ないのかもしれませ ん布団の真上にある灯のスイッチを主人が 消すと 真っ暗目が慣れるのを待っても外から入る 光がないので暗闇は変化しませ んちょっと怖いなと思いますが久々の気球 で気を張った疲れからかすぐに眠って しまいまし た 夜中喉の乾きで目がが覚めて真っ暗闇の中 を手探りでボトルを探し ます主人も同時に喉が乾いたと目を覚まし 一緒にペットボトルを探し ますすると外の犬たちが何か警戒している のか一斉に吠え始めたの です犬たちは激しく動きあっているようで くーと泣いたりしてい ます騒がしい なその時何かがふわっと私たちの手元を 照らしまし たおかげでペットボトルをつめて水を 一口そして異変に気づき ますああれ え蛍光色のピンポン玉みたいなものが ふわふわと部屋を浮遊していたの です ホタル違う蚊屋をすり抜けて入ってきたん だ [音楽] よ部屋の中には同じ発行体が無数に 入り込んできてしばらくすると動きを止め まし 静かに浮いてい ます私は急に怖くなって主人にしがみつき まし た見えるのという主人の問いに私はうんと 答え ますすると主人は見ないで目を閉じてと 強く言いますが私はを少し 見てしまったの です目の前には小さな女の子が私の顔を 覗き込むように立っていまし た恐怖で声をあげそうになりましたが必死 に耐え ますそれは女の子の姿ではありますが正気 が感じられずまるで人形のように感じ 恐怖を紛らわそうと首をひねると私たちの 周りを取り囲むように人の影だけが 動き回っているの です

お父さん次の瞬間主人が大きな声をあげ まし た2階から返事が聞こえてその声を確認し て主人はは布団から立ち上がり電気の スイッチに手をかけまし たつかない2箇所ある電気が両方つか ないパニックになった主人の声を聞いて2 階から父が降りてきた瞬間パッと部屋が 明るくなって私たちは解放されたの です翌朝になると祖父がやってきて 問い詰められまし た何をした何を見 た実は2階で寝ていた両親や祖父の家 亡くなった祖母の姉の家でも同じ時刻に似 たような怪奇現象が起きたようなの ですどうやら主人が私説明した村の 言い伝えには続きがあった らしくご先祖様へ結婚のご報告を済ませ ないと未婚の男女が同じ部屋で寝てはいけ ないというの です主人はただの言い伝えだろうと気にし なかったのですがこうして異変が起きた今 となっては大変申し訳ないことをしたと 反省しまし たご先祖の魂はいつも家族を守ってくれて いたのにブレな行動を取ってしまっ た私たちはどうすればいいの だろう思い悩んでいると祖父が今から結婚 式をすると言って準備を始めまし た祖父の起点により急遽ではありますが 先祖への報告も兼ねて特別な儀式と結婚式 を行いまし たその後は私たちも先人の言葉をしっかり と聞き言い伝えを守って生活するように なり不思議なことも起きていませ [音楽] ん主人の実家の地方には様々な風習や伝え があり新人深くない私も主人も上の空で 聞いていまし たちゃんと言いつけを守らなきゃいけない よこの件で祖父から言われた言葉は今でも 耳に残ってい ます何かが原因で災いがあったから 言い伝えや風習があるのだと実感した 出来事でし [音楽] た子供の頃体験した 話あれは忘れもしない小学5年の夏休み前 のこと だ古い学校で 創立888年ってくらい俺の通う小学校は ボロボロの学校だっ た一応改築やらなんやらで生徒の手の届く ような場所はコンクリートで塗り固められ ていたんだけど天井付近や天井は木造だっ

た今思うと変な感じだっ たそれでこれまた年代ものプールがあるん だけど事件はそこで起こっ た今思えば初めに起きていたのがプールで 泳いだりなんだりしていると足をつまれる 人が何人か出たん だまあ階段の類いではよくある話だし俺が いたクラスでそういう被害にだっていう やつもお調子もばかりだっ た先生もふざけてるせいでいたずらされる んだろうと笑い飛ばしたりしてい たはっきりとした形で現れたのが俺の クラスがプールの授業の日だっ たその年入ったばかりの心マの女のA先生 が授業見学のような感じで来てい た授業は普通に行われて自由時間になった ので担任やその見学に来ていたA先生も プールに入ってみんなと遊んでい た突然A先生が溺れ た正確には足がプール横にある溝にはまっ て浮かんでこれれなくなった らしい俺は近くにいなかったのでその現場 は見てはいないが担任や近くにいた男子で なんとか足を溝から外してプールの上に 引き上げた らしいA先生は無理やり足を引っ張ったの で捻挫してしまいとにかく怪我をしたと いうことで保健室まで担任が連れて行っ た先生がいないので俺たちもプールから 上がって着替えるように言われ た俺の学校は女子高室はあったけど男子行 室がなかったので男子は教室で着替えてい たその最中A先生を引き上げたうちの1人 がうちのプール溝なんてあったかと言っ た俺も溝なんて初めて聞いたしそんなもの があるなんて知らなかっ たクラスの連中も同意見だったようで誰も 溝の存在は知らなかった らしい今考えると人の足がはまるような サイズの溝を学校が放置しておくだろう かそんな話をしながら着替え終わり女子 たちも戻ってき たA先生にいつもべったりとくっついてい た女子2人組は半泣き状態になってい た女子たちも溝の剣について同じような話 をしていたらしく男子女子でお互いの話を つなぎ合わせてみようということになっ たA先生から離れて遊んでいた俺や数人の クラスメートは溺れる状態を遠巻きに見て いるだけだったので聞く側の立場になっ た溝から引っ張りあげた男子数人は声を 揃えて確かに溝はあった 足はプールの壁と壁の間に引っかかってた と実際先生のくと足の指先を掴んで 引っ張りあげたやつも同じ証言をしてい

たしかし女子の話によると先生を助けた後 どんな溝かと確認したらそんなものは一切 なかったという ただの平面でプールの底から壁に当たっ たらそのまま真横の壁のみだったと いうプールの側面を全部調べたわけでは ないがA先生のいた場所には溝はなかった そう だそもそもプールの水深は先生が溺れる ほど深くはない女性とはいえ俺たちより背 が高かったはずのA先生が足がプールごき の溝にはまったぐらいで溺れるだろう かああでもないこうでもないと男女で揉め ているところにA先生にべったりだった 女子2人BさんC さんそのうちのBさんが半べそを書き ながら顔があった と言っ たその言葉を聞いたCさんがすごく怖い顔 しながらBちゃんと叫び遮切っ た顔とか言われても何がなんだかわから ないしちょうど男女が揉めて騒いでいる中 だったせいもあってほぼ誰も聞いてい なかったようだがCさんのBさんを復活 する声のせいで全員が静まっ た顔って 何誰かが聞いたけどBさんもCさんも2人 でぼそぼそ言い合いをするだけで返答は なかっ た2人とも元々微妙に人と接しないような 性格をしていて2人だけの世界を共有して いるような雰囲気があったのでこれ以上 聞いてもしょうがないということになり そのまま流すことにし たとりあえずA先生を心配している女子と 好奇心強めな俺と男子数人で保健室まで 見舞いに行くことになっ ただがA先生は保健室にはいなかった保険 の先生曰く足の怪我がひどくてここでは 応急手当てしかできないので病院まで搬送 してもらったと いう子供ながらに俺たちは不審に思っ たA先生は2日後学校に戻ってき たA先生が戻ってくる少し前礼や先生を 助けたクラスメートで本当に溝はあったの かという好気心を抑えきれず放課後少し プールに忍び込むことにし た中に入るとプールの水は全て抜かれてい た溝はなかっ た学校に戻ってきたA先生はおかしくなっ てい たはっきりとではないが顔も違う感じに なっていて前の印象はなかっ たそれは日日に状態が悪くなっていっ た色々と変な行動があったけど一番印象に

残っているのは給食運搬用の台をリアカー のように押しながら俺の室の前で止まりB さんとCさんに目を向けて手招きしていた 無表情出 た担任の先生が苦い顔をしながら教室を出 て行きA先生をどこかへ連れて行ってい た6年生の水泳授業の時にA先生が俺たち の授業の時のように見学にやってきた らしい前のこともあるのでA先生は他の 先生からプールに入るのは固く止められて いた らしいその日のA先生はおしく座っていた らしかったが溺れてから少しおかしくなっ たA先生にふざけて直会をかけようと6年 の男子生徒が先生溺れた場所ってあそこと 聞きながらA先生に近寄るとA先生の足に はトウモロコシを押し付けたような跡が たくさんついていたそう だちなみにA先生はその場でニコニコして いるだけで何も言わなかった らしいその話を1年違いの兄弟がいる クラスの誰かが聞きつけてうちのクラスで はまたたく間に噂になっていっ た足を小さな子供の霊に掴まれた後だとか 溝が異次元と繋がっていてそこに行った証 だと か噂が広まりまくって担任の耳にも入った のか担任は人の陰口を叩くなと怒ってい たそして数日が経ったある日の こと俺と友達数人でさあ帰ろうかと授業の 道具をランドセルに押し込んで教室を出 た廊下の奥の方で誰かがうずくまっている ように見え た出口に行くにはその廊下を突っ切って 行くしかないのでそのまま廊下を進んで いっ たそれはA先生だっ た先生はなぜか廊下に大量の教材を巻き ながらペタリと座り込んでい たあらおはようござい ますA先生は放課なのに朝の挨拶を俺たち にしてき たA先生は気分がいいのかどうかわから ないが授業はどうだとか学校は楽しいかと かいじめはないかなど色々聞いてき た割と普通に話せる様子だったので 思い切ってA先生に足のことを聞いてみる ことにし ただまさか足をいきなり見せてくれとは 言えないので靴のサイズいくつですかとか 子供なりに遠回しに聞いていっ [音楽] たなんて言ったのかは覚えてないけど最終 的に友達が足を見せ合うようにしけ たA先生は溝にはまった足の方をズボンを

少しまくり上げて見せてくれ たたくさんのでこぼこの跡があっ た確かにトウモロコシを押し付けた後に 見えなくもないでもあれは口をいーって 引っ張ってそのまま足に押しつけたような 歯形だっ た前歯や刃みたいな跡がくっきりついてい て大量の歯形を押し付けたような跡だっ たA先生がそれを見せて俺たちが認識した 瞬間を見計らったかのようにクスクスと 静かに笑い出し た怖くなった俺たちは一気に肛門まで 逃げ出し た全員こともあろに上履きのままだった それほど必死だったんだと 思うあれ歯だよ ねドクの歯のとこ押し付けたみたいな後 だったえ先生やばいっ て結局誰も戻ろうとは言わずその日はその まま上履きで帰っ たの A先生はいって普通だっ た少しおかしいままだけど昨日のことは何 も知らないといったそぶりだっ たただここから学校全体への異常が始まり 出し た図書室の本が全て逆さに並んでいたり 皇帝のど真ん中に理科室のビーカーや フラスコが大量に割れていたり朝来ると カラスや鳩が必ず学校に何話か入ってきて いることも何週間か続いた立ちの悪い いたずらってことで学校側は要務員さんに 夜の見回りとかをさせていたが結局犯人は 見つからず変ないたずらが続いてい た俺のクラスではきっとA先生が犯人だと いう話で持ち切りになってい た歯形の一見以来俺と友達が話の中心に なってい たそういった噂めえた話は人の好気を引く せいかA先生観察隊などと名乗り出す連中 もい た 忘れもしない7月22日A先生が亡くなっ た死因は変死らしいが詳しい原因はわから ない家で亡くなっていたそう だクラスの女子がA先生のこと書いてある と言って新聞の切り抜きを持ってきてい た小さな枠に小学校の教師変死という 見出しで6質業書かれてい たなぜ亡くなった日を明確に覚えているか と言うとその次の日の7月23日に水泳の 授業があってBさんCさん俺とA先生の足 を見た友人が揃いも揃ってから上がると あのA先生についていた歯形が足について いたから

だ足を引っ張られたとか溝が出てきたとか はなかっ た俺たち自身も気味が悪くてみんなで相談 して担任に話しに行っ た担任は俺たちの話を聞くなりすぐに車を 出ししてどこかの寺に連れて行っ た寺に着くと急いで本道のような場所に 連れて行かれ た住職みたいな人にこいつらかこいつらか と言われて勝を入れる棒みたいなもので俺 と友達が肩を叩かれた俺はわけも分からず とりあえずえてい たBさんとCさんの方を住職が一別して 見いられたかとぼそりと呟い たその後俺と友人BさんとCさんと分け られて別々にお経を唱えられ たお経の種類が違ったのかもしれ ないお経が終わった後住職に人の噂は人の 恨みとなる好奇心で近づくな喋るなと教え られ た妙に心に染み たBさんは残って俺と友人とCさんだけが 担任の車に乗って学校に戻され たその後職員室の奥にある大雪室の方に 連れて行かれて担任から事情を聞い たここからは先生の独り言だからただの 戯れ言だでも公害はするなという前置き だっ た子供の俺でもちょっとした緊張感が 伝わって少し怖かっ た後って知ってる人いるかな担任曰くA 先生はその月子だった らしい月子っていうのは簡単に言うと生き た守護霊みたいなもの らしい普通に生きてて人を守ったりする けどかと言って霊でもない らしい土盛りとかに近い存在らしく 要するに不幸をかる被心みたいな人なんだ そう だどこかの家計にそういうのが強く現れる ことがあるらしく奇問冷凍などとにかく 霊的なもので普通の人には手がつけられ ないような場所にそれとなく済ませるそう だ京都や奈良とかに月子はは多く済まされ ているとも聞い た担任の話に 戻る理由は不明だがプールでの会は大昔 からあって足を掴まれたりとかは本当に ある らしいそれで溺れて大変な事件になったと かも結構頻繁にあった らしい困った学校側がA先生が月子だった のを調べて学校に採用したそう だそして問題の日A先生は多分月事として 俺たち生徒の平新代わりにプールの何かに

掴まれたみたい だあの後実際には病院に搬送されたのでは なく俺たちにお経を唱えてくれた住職のの ところに行ったそう だそのプールの何かがよほど強かったのか A先生が耐えきれなかったのかは分から ないがとにかくA先生はそれに負けて しまった らしい学校としては月子によって会から 解放されると思ったようだが逆に月子の方 がだめになってしまったとのこと だ話を聞いた時俺と友人Cさんは泣い たA先生の足についた歯形を見た後の学校 で起きたいたずらは多分月後のA先生が 守りきれなくなり今まで大人しくしていた 何かが暴れたせいだと子供ながらに解釈し て 今でもそう思って いる最初のうちはA先生はヒーローみたい な存在で俺たちを守ってくれていたんだと か誰かに話そうと思った けど俺は今まで守ってくれていた人を おかしな人呼ばわりしたりいたずらの犯人 に仕立てあげていたの だそう思うと心が痛くなった誰かに話す気 はすぐに失せ た罪悪感だけが強く残った忘れもし ない担任もそれを俺たちに分かって欲しく てこの話をしたんだと 思う学校ではA先生を採用する前などは プール開きの日にお 祓い何か変なことががあるとその夜にお 祓いなど一時しのぎを繰り返していたそう だ翌日Bさんは行方不明になっ た正確には家族ごといなくなったそうだ 夜逃げかなと思っている けど見えられたかといった住職の言葉はB さんに向けての言葉だったのかかもしれ ないその後俺たちの中でこの話をしなく なったしクラスでA先生の話が出ても無視 することを徹底した今でもこの学校はある し俺が卒業するまでに溺れた人が結構いた ので多分プールの会員もまだ続いていると 思う [音楽] [音楽] 私の母が体験した 話幼い頃母はお盆に母の早祖父の実家へ 行ったソソフと祖父が世間話を始めると 退屈になった母は1人で実家を探検し始め た古い廊下を歩くとギーっと大きな音が 響く不思議なことに天井の方まで響いてぎ いいと何度もエコした らしいそのうちに宴会用にでも使うのか 大きな大黒柱のある広い畳の部屋を母は

見つけ た大喜びではしゃいで遊んでいると大黒柱 に頭から激突して盛大に尻餅をつい たすると突如ガタゴト ゴゴゴーンとものすごい音が部屋中に響い た起き上がり大黒柱を見るとなぜか衝突し た箇所が四角ににへこんでい た大黒柱の向い側には逆に木片が四角く 突出して いる何かのスイッチになっていたようだっ た天井には大穴が開いていて縄ばしごが 垂れ下がっていた へえ隠し部屋かなと母は驚き縄ばしごを 登っていった すると天井はだだっ広い倉庫になっており その奥に古るそうな座敷ロを見つけたそう だその座敷ろの中にはなぜか裸の子供が3 人いて肌の色は白く髪はおかっぱ頭だっ た侍の脇差しみたいなものをおもちゃ 代わりにしていじくり回しながら彼らは うーんとか ええとか意味不明な声を発していたそう だそのうちの1人と目があってなんだか 怖くてそのまま何もせずゆっくりと元の 部屋に降りて大黒柱の出っ張った部分を力 いっぱい押し たすると縄ばしごがゆらゆら巻き上げられ ていくと突然霊のものすごい音と一緒に 天井の穴が一瞬で塞がっ たあれは一体何だったのか母は怖くてその 日の夜は眠れなかったそう だなぜならその大黒柱の部屋が寝室だった から眠れないのは霊のうう いという子供たちの声のせいだっ た次の日の朝に300年に一度燃すとか いう特別なお盆祭りが始まったので母はお 目当ての屋台や芝居小屋に目がけて走って いっ た夜が全て閉まるまで神社に座っていた母 が実家に戻ったのはもう真夜中だっ た遊びつかれた母は風呂に入ると深く考え ず寝室に行っ た大人はまだ宴会をしていて霊の寝室は 真っ暗で誰もいなかっ たその夜母は眠っている時不思議な夢を見 たそうだ霊の大きな音がして縄ばしごが 垂れて くる天井裏から大人たちが何かを運び込ん でい た狭いしぶつけるなよし見越しさ入っ たけわろ様には溢れんなよ刺されるから なという声が聞こえたかと思う と うわあ こりゃゆきちゃんじゃねえかこりゃゆき

ちゃん勝手にくに入ったなわろ様に姿見 られたんか うおおゆきちゃんそっくりじゃ誰か入れた んか正直に家知るか仕方ねえぞゆきちゃん とお代わりしてもらうほねえべどうして 焦げなこと に という何人もの大人たちの動揺する声が 聞こえ た夢の中で母は油をかきながら眠ったふり をしてい た大人たちの言うゆきちゃんとはまさに母 の名前だっ たそのうち体を抱っこされ大人たちに座敷 ロまで運ばれているのが分かった服を 脱がされロの中に投げ入れ られるすると自分そっくりの顔した女の子 が自分を見下ろしてい た昨日はこんな子はいなかったはずなの に女の子はキスを返し大人たちのとへ走っ て いく大人たちは女の子に母の服を着せると その子を連れてそのまま天井裏から降りて いくぞっとして待ってと叫んだが ううという声しか出ないそこで夢から覚め たしかし母は目が覚めても座敷郎の中にい た他の2人の子供は母に見向きもせず竹工 ののおもちゃで遊んで いるそれから何年か経ったが母の体は全然 成長しなかっ た毎日毎日狭い廊の中で1日中お人形遊び をしているだけなのになぜか飽き ないいつも 楽しい いいかここかこ ここそんなある日天井の扉が開い た誰かが迷い込んだなかわいそうに子供 なら順番は前からいたこの2人に譲って やろう私は最後で いいそう母が思っているとヘルメットを かぶった大人たちが数人入ってきた なんだ大人 かそう思いがっかりしていると大人たちは 何やら驚いている様子で何か携帯電話を いじり始めたりバールを持ってきて鍵を こじ開けたりしてとにかく大騒ぎになっ たその日のうちに座敷郎の3人ともが外に 出られロは壊された 不思議と外に出たら言葉を発することが でき た母は自分の名前を言うとお母はお父はと 大人たちに聞い たもう大丈夫と言われたが結局母の両親の 所在は分からなかっ た今母はとある地方都市でで生活して

いる色々な手を経て母は考古学者の父と 結婚して今は私と父と父方の祖母との4人 で暮らして いるあの時同じローにいた他の2人の子供 のその後は知ら ない [音楽] 子供の頃の怖い体験をふと思い出し たある年の9月うちのばあちゃんの お姉さんが亡くなっ たこのばあちゃんのお姉さんのことは みんなオーバーと呼んでい た一家揃って泊まりでおつやとお葬式に 行ってき た実質生きている親族の中ではオーバーが 最年長だったということそれとうちの一族 ではなぜか女性の権限が強いということも あってお葬式には結構桃園の親戚も集まっ たその親戚に自分と のしちゃんという男の子がいたんだけど 親戚の中で自分が一緒に遊べるような中 だったのはこのしちゃんだけだった会える としたら実に15年ぶり くらいでもおつやにはしちゃんの親と お姉さんだけが来ていて期待してたし ちゃんの姿はなかっ たこの時ふと小学校の頃同じように親戚の お葬式があって葬式が終わってからし ちゃんと一緒に遊んで怖い目にあったのを 思い出し たうちの父方の家計は少し変わってて家督 を長男じゃなくて長女が継いでいる らしい父方の親族はオバーもみんな日本海 側の地域にいるんだけどうちはが難という こともあって地元では暮らさず大阪の方 まで出てきてそういった一族の風習とは 無縁だっ たしちゃんの家もうちと同じように地元を 離れた家みたいで神奈川に住んでい た夏休みは毎年お盆の少し前くらいから オーバーの家に集まって法事とか地元の 祭りに行ったりとかか親族で揃って過ごし てい たうちとかしちゃんの家なんかは他の親族 と違ってかなり遠方から来ることになるの でオバーの家で何泊かすることに なるオーバーの家はオーバーの本たが海に 近いから朝から夕方までしちゃんと海で 遊んでい た僕が小学校23年の オバーの家でお葬式があっ た亡くなったのはオバーの旦那さんだっ たその時もうちは泊まりがけでおつやとお 葬式に出たしちゃんのところも同じように 泊まりに来てい

た元々僕は脳天気な人間なんだけどその頃 は輪をかけて何も考えてなくて葬式云々 よりももしちゃんと遊べるってことしか頭 にいなかっ た朝出発してオーバーの家に着いてご飯を 食べてしばらくしてからお つやこの辺はなんかひたすら退屈だった ことしか覚えてない全然遊べない し泊まる時は離れが裏にあってそこで 寝泊まりするんだけどその時は他に来て 親族がほとんど止まるから離れが満室だっ たなので自分たちは本に止まっ た晩飯が終わった 時なんでこんな日になくなるかねと親戚が ぼそっと口にしたのを覚えて いる翌朝午前6時に起きたらおばとかばあ ちゃんや他の親戚の人がバしてて家の前に 小さなかなんか木で編んだそれっぽいもの をぶら下げてそれに変な紙の短冊みたいな ものを取り付けたりしていたドアや窓の あるところ全部に吊るしてて紐1本で ぶら下がっているからついつい気になって 手で叩いて遊んでいたら親父に思いっきり 頭を殴られ たそのうち雨戸とかを全部閉め始めて雨戸 のない台所とかは大きなわしみたいなもの を窓枠に画名で止めて た人が亡くなった時の風習なのかなという のが最初の感想だっ た朝も早いうちから国別式が始まって途中 はよく覚えてないけどお昼を少し過ぎた 辺りにはほとんど終わってい た白場な子供かもしれないけどこれが 終わったら遊べるということしか頭に なかった な途中で昼食を食べたんだけどみんな あまり喋らなかっ たそうして何時頃かは忘れたけど結構早い うちに他の親戚は車で帰っていって本たに はうちの家族としちゃんの家族だけが残っ た夏みたいに親戚みんなで夜まで賑やかな 食事というのを想像していたんだけどし ちゃんとちょっと喋っただけで怒られたの が記憶に残って いる家の中でしちゃんと遊んでいたら静か にせと怒られ た夕方いつも見てるテレビが見たくて テレビ見たいと言っても怒られた とにかく静かにしとけと言われ た今思えば親もオバーもばあちゃんも喋っ てなかっ たあんまりにも暇だったからしちゃんと 話して海を見に行こうということになっ た玄関で靴を履いているとばあちゃんが ケスを変えて走ってきて頭を叩かれて服を

掴んで食堂の方まで引っ張っていかれ た食堂にはしちゃんのお父さんがいてばあ ちゃんと2人で今日は絶対に家の外へ出 ちゃいかん2階にいろうと真剣な顔で言わ れ たそのままほとんど喋ることなくしちゃん とオセロで遊んでて気がついたら2階で 寝かされ たどれぐらい寝たのかわからないけど寒く て起き た2階から1階に行く時に魚の生臭い変な 匂いがし た釣り場とかよりももうちょっと変な塩臭 さみたいな 感じ時計を見に今を覗くとばあとかうちの 親が新聞を読んだりしてて誰も喋ってい なかっ たなんだか妙に気持ち悪くてトイレで用を 出した後2階へ戻ろうとしたら廊下でし ちゃんと出くわし た あんね夜外に誰か来るんだってとしちゃん が言ったおばたちが今朝何かそれらしい ことを口にしていたそうだそれをしちゃん は聞いていた らしいちょっと確かめてみたいけど2回も が閉まっていて外は見え ないなあ便所の窓を開くんちゃうか なさっきトイレに入った時小窓がすり ガラスで雨がなかったのを思い出し たトイレは家の端で海側に窓があるから 2人で見に行こうということになっ た冬のトイレは半端じゃなく寒いんだけど 窓の1つに何かがいるという思い込みから 秘密基地にこもるような奇妙な興奮と同時 に背筋に来るような寒気を覚え たほんまにおるん小声でしちゃんに 話しかけしちゃんもひそひそ声でいるって おばあが言ってた もんトイレの小は位置が高くて小学生の 自分の背では覗けない便器の給水パイプが 走っているからそこに足を乗せて窓を覗く 形になる最初は僕が外を見ることになっ た音を立てないように静かに窓をずらして 外を見 [音楽] たのきの下でかごが揺れている視界の橋 道路から家まで何か長いものが伸びていた よくわかんないけどその長いものの こちら側の先端が少しずつこっちへ向かっ てきて いる10秒ほどそれを見ていたがなんだか 無償に恐ろしくなって身震いして窓を閉じ た誰かい たよくわかんないけどなんかおった僕にも

見せて なんかこっち来てるみたいだし逃げよう よ多分僕は半なきだったと思う寒さと得体 の知れない怖さで今すぐ大声で叫んで逃げ たかっ たなあ 戻ろうトイレのドアを開けてしちゃんの手 を引っ張っ た僕も見るちょっとだけほんのちょっと だけだ からしちゃんが僕の手を振り切って戻り 給水パイプに足を乗せ た窓をずらして覗き込んだしちゃんは しばらくしても外を覗き込んだまま動か なかっ たなあもうええやろ戻ろう よたし君 これ言いかけて途中で止まったしちゃんが 外を覗き込んだまま と引きずったような声を出した何がなんだ か分からなくてオロオロしていると自分の 後ろで物音がし たお前ら何し てるしちゃんのお父さんがものすごい行走 で後ろに至ってい た言い訳どころか一言も喋れないうちに僕 はしちゃんのお父さんに襟をつまれとの外 廊下へ放り出された一呼吸置いてしちゃん も廊下へ放り出され たその後トイレのドアが叩きつけるように 閉められ た音を聞きつけたうちの親とオバーが来た 親父が僕を張り手で殴り次にオバーが 掴みかかってきたたしお前見たんかい見た んか い怒っていると思ったけどおばは泣きそう な顔してた何1つ分からないまま周りの 大人たちの見幕にどんどん怖くなっていっ た外見たけどなんか暗くてよくわかん なかったからすぐ見るのやめ て答えた僕にばあは本当か顔は見てないん かと怒鳴って泣きながら僕は頷いた そのやり取りの後ろで親父と後から来た ばあちゃんがトイレの前に大きな荷物を 置いて負 だしちゃんのお父さんがシジお前はなんか 見たかと肩をゆった僕も心配でしちゃんの 方を見 たしちゃんは笑ってい たえ えとしっくりのような声だけど顔は笑って いるような泣いているような突っ張った 表情しちゃんのお父さんは彼の名前を叫び ながら揺さぶったり呼びかけたりしたが 反応は変わらなかっ

た一瞬みんな言葉に詰まって薄暗い廊下で 見たその光景は歯の根が合わなくなるほど 恐ろしかっ たそれからちゃんは服をされて奥の仏の方 へ連れて行かれたばあはどこかへ電話を かけている今でしちゃんのお母さんと お姉さんが青い顔をしてい た電話から戻ってきたおばがシジは夜が 開けたらすぐにまるまるさんとこ連れてく でとまくし立て たまるまるさんというのはよく聞き取れ なかっ たしちゃんの親ははひたすら頷いている だけだった僕はばあちゃんと親に腕をつま れ2階へ連れて行かれたやっぱり服を 脱がされれてすぐに着替えさせられ敷いて あった布団の中へ放り込まれ た今日はこの部屋から出たらいかん でそう言い残してばあちゃんが出ていった 閉められた襖の向こうから何か お経のようなものが聞こえ たその日は親が僕に突きそって一晩過ごし た明りを消すのが怖くて布団をかぶった まま親の足にしがみついて震えていた手足 だけが異様に寒かっ た翌朝ばあちゃんが迎えに来て1階へ降り た時にはしちゃんはいなかっ たシジは熱が出たから病院へ行ったとだけ 聞かされ た部屋を出る時見たんだけど昨日玄関や窓 にぶら下げてあったかみたいなものが自分 の寝ていた部屋の前にもぶら下げてあっ た朝ご飯を食べている時ばからお前ら本当 にバカなことをしたよみたいなことを言わ れた 親は帰り自宅を済ませていたみたいでご飯 を食べてすぐ帰ることになったおばとばあ ちゃんに謝るのが挨拶みたいな形で家を出 た家に帰った日の夜僕は熱が出て次の日 学校休ん だとここまでが子供の頃の 話翌年以降自分はオーバーの家には連れて 行ってもらえなかっ た中学2年の夏に1度だけオバーの家に 行ったがその時も親戚が集まっているのに しちゃんの姿はなかっ たうん修次は塾の火気講習が休めなくてね としちゃんのお母さんが言っていたでも 今年の9月オバーの葬式の時他の親戚が シジ君やっぱ変になっちゃったみたいよと 言っていたのを聞い たあの時しちゃんが何を見たのかは分から ないし自分が何を見たのかもはっきり 分かって ない親父にあの時の話を聞いたら海を見

たらあかん日があるんやとしか言ってくれ なかっ た JA

怖い話・怪談・不思議な話などなど
様々なオカルト談をご紹介するチャンネル、マヨナカプレゼンツです。
今夜も極上のお話をお届け致します。

洞窟の怪
やっかい箪笥
眠り稲
歪んだ面
モリモリ様
村の言い伝え
憑き護
座敷牢
海を見たらあかん日

※音量のバラつき・最近の動画との話被り等
ありましたらすみません!

読み手と編集 玲緒

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マヨナカプレゼンツでは今後も様々なジャンルの「怖い話」を朗読して参りたいと思います。
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定期投稿を心掛けていますが、予告せず投稿できない時もあるかと思いますのでご了承下さい><
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どうぞよろしくお願い致します!
(*^▽^*)

玲緒(れお)

11 Comments

  1. 皆さま~いつもありがとうございます!今日はこちら今年初の雪が降っていてとても寒いです…!
    そしてちょっとの間、諸事情でコメントにお返事ができない日が続いてしまいそうです…!
    それでもコメントはすべて見ていますし、心から感謝をしております…本当にありがとうございます。
    新しい話も少しずつですが録音しております。
    皆さま風邪ひかれませんよう、温かくして怪談をお楽しみくださいませ!

  2. 動画アップありがとうございます。半時間前にいわゆるバンでアカウントを停止され新たなアカウントでYou Tubeに入りました。また改めてチャンネル登録させていただきます。またよろしくお願いします。マヨナカプレゼンツさんの健康と幸せをお祈りします。

  3. 玲緒チャンこんばんは‼️今夜も2時間に渡る動画UPアリガトウ‼️玲緒チャンのお住まいは知りませんが雪は大丈夫でしょうか❓俺の所は少し積もっています‼️滑りやすく転倒しやすいので十分に気をつけて下さいませ‼️♥️🤩♥️

  4. こんばんは❄️⛄️
    今夜は雪でかなり冷えますね!
    お身体お大事してください😊
    眠り稲と海を見たらあかん日は、
    とても好きな話しです。
    大人は、あかん!と言うだけで、事情を教えてもらえかない子供が犠牲になる😢
    やるせないですよね!(泣)

  5. やっかい箪笥
    この頃の声を聞いて「🤔高校生かな…まだ20歳前だきっと」って思ったんだと思う

    埼玉の方でも雪が積もってるらしいので、神奈川でも積もると思いますよ😮

    僕の家の方はあまり積もらないんですけど、仕事先はスキー場もあったりしてかなり降りました
    道路は圧雪状態で、4WDにしないと奥の方までは行けないです

    明日はマジで気をつけて下さい

    返信も無理せずに、アップもたまにでいいと思いますよ
    僕も最近はコメントしてないから偉そうには言えませんが…😅

  6. 玲緒さん、こんばんは♪😊
    雪ですねー☃️めちゃくちゃ寒いです😅
    風邪などひかず、頑張りましょうねぇ👍

  7. 玲緒さんこんばんは
    雪ですねーずっと降るだろうと言われながら降らなかったのに雪ですよー
    明日雪か積もってたら通勤通学大変ですね
    憑き護 なぜプールに溝が?先生足に歯型みたいな跡がついて少しおかしくなって気の毒ですね
    プールがトラウマになりそうですね

  8. 玲緒さん 物語に合わせた 感情導入 グングン引き込まれたよ❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥
    劇中の人物像が浮かんで来るようだ💞💞💞
    流石 玲緒さん お疲れ様です💞💞💞
    I LOVENEW玲緒VOICE💞💞💞

  9. 玲緒さんおはようございます😃
    玲緒さんこそ寒さで体調を崩さないようご自愛ください
    今日も雪もしくは雨が降るそうなので、外出する時はお気を付けを😣
    ご投稿ありがとうございました!

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