農業崩壊のウソ。農家数が激減していても国内生産量が減っていない理由

農業崩壊の 嘘どうもこんにちは農中委会の松本です 今日もよろしくお願いしますこの チャンネルは農業に関するお役立ち情報を お届けしてますので是非最後までご覧 ください農業は衰退しているそんな声時々 耳にします農業者人口ずっと減り続けて ますし高齢化もすごいことになってます 新しく農業を始める人も全然出てこない 少ないそんなわけで日本の農業をそろそろ 崩壊するんじゃないかとそう思ってる方 少なくないと思うんですよ衰退産業には 飛び込みたくないと躊躇している方新規 収納するのやめようかなって思ってる方も 結構いらっしゃるんじゃないかなと思うん ですけどもいやいやそうじゃないよと意外 と農業の未来って明るいんだよという そんな話を今日はしていきたいなと思い ます実際ですねすごい勢いで農業者人口 農家の数って減ってるんですよ5万件の ペースで減ってますずっと減り続けてます ここ20年で100万件ぐらい減ったん ですよ今100万件切りましたまだ止まっ てませんあと10年もしたら農化数50万 ぐらいになっちゃうんじゃないかなという そういうペースなんですよここまで聞くと やっべえなと思うかもしれないですけども ただ生産量は実は減ってないんですよ日本 国内の総生産額総算出額で見ると大体 9兆円ぐらいでずっと推移してます多少 上下はあるにしても9兆円ぐらいで推移し てるんですよこれだけ脳化数がぐーっと 減ってるにも関わらず維持できてるんです ね生産量自体はなんでこんなことが起き てるのかこれは細かくデータを見ていくと 分かるんですよでかい農家から小さい農家 まで海線山線いろんな農家いますけれども 売上別にグループ分けしていくと結構 すごい事実が見えてくるんですね農林業 セサするというま農業の大規模な統計 データあるんですけれどもこの2020 最新のものの中に農産物販売金額規模別 経営対数というまそういう時計出たあるん ですよこれ何かって言うと農家ごとに売上 の規模100万だったり500万だったり 1億だったり色々ありますけどもその規模 別に農家どれぐらいの数いるのかなって いう分類してみたっていうそういうデータ があるんですよで2020年の時点で農化 数は法人含むので数って言ったりするん ですけども1070います法人含んでその うち年間の売上が100万円未満のもう ほぼお小遣い稼ぎかまほとんど売り上げて ない農家の数は全体のうちの5%いるん ですよ半分が売上100万も行っていない

ような小さな小さな農家さんたってこと です次100万円から500万円ぐらいの 売上規模の農家さんどれぐらいいるかって いうとの2%ですこのぐらいの売上でも まだちょっと食えるレベルではないんです けどもここまでで500万円未満の農家 さんたちだけで全体の17万のうちの 80%を占めちゃうんですよじゃ続けて いきますよ500万から1000万円 売り上げる農家さんの割合全体で8%しか いません1000万円以上売り上げている 農家数まあと残りですけども12%なん ですよなので500万円以上売り上げて いる農家の数は全体の中の20%しかい ないんですねあの他の動画でもお伝えし てるんですけども農家の所得率っで20% から30%程度なんです要するに売上が 1000万円ありましたでそこから経費を 差し引いて最後残った利益が所得という風 に言うんですけどもこの所得は売上 1000万円に対して200300万円 ほどしかないこれが現状なんですよなので 売上が1000万円の農家さで全体の 12%ほどって今言いましたけども農業 だけで生活できている農家って結局の ところ全体の農化全体のうちの10% ぐらいしかいないってことなんですねここ まで聞くとなんだか悲しい話だけで終わっ てしまいそうなんですけども大事な話は ここからですあのここで動画を止めないで ください売上500万円を超える農家さん たち全体の20%しかいませんよと言い ましたけどもその少数の農家で日本の農産 物学全体の実は80%を占めてるんですよ つまり20%の農家が国内生産の80%を 担っているという話でまこれ綺麗な パレートの法則ですよね20対80の法則 っていうパレットの法則ありますけども もうバチバチに当てはまってくるんですよ 極端なことを言えば売上500万にいか ない農家さんたちが今日突然はいやめ たってやめてしまったとしても残っている 農家さん20%の農家さんたちが頑張って くれたら日本の農産物の生産の80% ぐらいは賄えちゃうっていうことなんです よいや待てよそれは極端すぎるでしょとま ま気持ちは分かりますよあの極端に言った ので売り上げ500万円を超える農家が みんな高齢者ばっかりだったらどうすんの と若い人たち全然稼げなくて5万超える 1000万超えるのかは結構もう60代 70代の頑張ってるおじいちゃんだよお ばあちゃんだよみたいな話だったらこれ やべえんじゃないのって思うかもしれない んですけどいやこれですね50歳未満の

若手農業者あ50歳でも若手になったり するんですけど若手農業者の半分は売上 1000万円を超えているみたいなデータ もあったりするので売上が大きい農家さん たちが必ずしも高齢者ばっかりとは限ら ないんですよ今ですね農業法人を含む団体 経営隊っていうのは3万件を超えたんです よ個人のがずっと減り続けていく中で法人 は増えていってるんですよ2万件3万件 って増えてってますさらに増え続ける傾向 はありますもし仮にまた乱暴の話しますよ もし仮に売上1億円規模の農業法人が3万 件あったとしたらそれだけで売上1億円か 3万件でま3兆円なんですよ9兆円のうち 3兆円を農業法人でっかい規模の農家さん たちだけで埋めていくっていうもその ぐらいの話でわざわざなこと言ってるのな んでかていうと脳化数がずっと減り続け てる激減してること自体はそんなに問題 じゃないよっていう話なんですそこだけを 切り取って農業を衰退しているやべえぞ 崩壊するぞっていうのはそれは違うという 話簡単に第一次産業は終わらないよとそう いうことですよでも俺たちは苦しいんだよ いや分かりますよ現場を見ると話はそんな 単純じゃねえんだよと数字だけで語ってん じゃねえよとま分かりますよそれは私農家 です現役農家ですしあの言ったら平地のだ というとこじゃなくて参観地域でも獣害が ひどい地域でやってますよもう周りの農家 さんたちももう田んぼもうやめよっかな みたいな感じで結構年だからもうやめよっ かなみたいな感じであのギリギリなんです よ松本君うちの田んぼも使ってくれんかね とか言われても私もギリギリというかあの 拡大するつもりなんですいませんっていう 感じで断ったりするとじゃあその田んぼは 来年には荒れてくんだろうなみたいなこと があったりするので現場を見れば苦しい 状況なのはもちろん分かりますあの稲作 なんか特にもうこんな山じゃなくても平ら のところでも推理権云々結構めんどくさい ですよね上流から下流まで全体がちゃんと インフラが構築されてないと小さな農家で あってもどんどんやめてったら農業陽水の インフラの整備維持管理してるのって俺 たちだろうと俺たちがやめたら大規模な ところだってちゃんとできねえだろうって いう話それ分かりますよが空いたからって 次にすぐ使う農家が現れるとは限らない ですし残った農家さん全てが拡大思考じゃ ないですから全て農地が有効活用されると は限らないんですよね売上が大きいからっ てその経営が健全化どうかってのもわかん ないですよ先ほどの売上が1000万あっ

ても所得が200万300万しかないって いう状況でいやこれ苦しいな機械ちょっと 次更新できねえなみたいな声もまちらほら 聞こえてきますしなかなか経営が全て健全 でいくとも限らないですよね重がひどくて まうちもそうですよ猿とかシカとか イノシシとかクマとかま全部打ち揃って ますからね取り揃えてますけどもそういう 地域で栽培するってなるとやっぱ大変なの で今意欲なくしちゃってやめたいっていう 方そういう地域によって格差は依然として ありますし法人が参入してきたとしても 地域との合地域の農家さんたちとの対立 構造が生まれちゃって結局やめていっ たっていう話も聞きますしその地域に 溶け込めなくて経営を続けられないって パターンも現場を見えばあるわけですよね 農地には持ち主がいて当たり前だけども人 対人でのやり取りになってくるので貸が スムーズにいかないことだってあって コミュニケーションの問題も結局のところ 農業でも結構難しい問題だったりするん ですよなので現場を知っている人からすれ ばお年穴って無数にあってただ単純に数字 だけを見て計算上うまくいくからじゃあ 現場も大丈夫農業は大丈夫とはかないのは それは分かってますよそれはそうですよで も現状どうなっているかこれからどんな 未来が待っているのかていうことを数字で でも統計ででも知っていたら今やるべき こと変えなきゃいけないことが見えてき ますよね農家が急激に減ってるのが どんどん空いてくる担い手が求められて いる農業はある程度規模拡大しなきゃ食え ないだから残った農家は拡大せざるを得 ないでも人手が足りないスマート農業など テクノロジーが広がってきているマン パワーじゃなくてマシンパワーに頼った 農業が進んでいくんじゃないか農業は時代 に合わせてどんどん変わっていくんじゃ ないかそういうことが見えてくるわけです よ農が減ってるぞ聞きだこう騒ぐのは簡単 ですし今苦しい農家さんの声を聞いたら 不安にもなりますよでも冷静に現状を知っ てマクロとミクロの両方の視点を持って どうしたらいいのかなどう立ち振舞いば いいのかなっていうことを考えていく 大きな流れが分かっているとこれからどこ へ向かって走っていけばいいのかが見えて く るってことですこれから農業の世界で挑戦 したいなと思っている方今の時代をピンチ と捉えるかチャンスとあるかそれはあなた 次第です今回は以上ですありましたあ チャンネル登録よろしくお願いし

[音楽] ます

農林水産省「経営体に関する統計」
https://www.maff.go.jp/j/tokei/sihyo/data/07.html
【2020年農林業センサスー農産物販売金額規模別経営体数】
https://www.maff.go.jp/j/tokei/census/afc/2020/030628.html

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★運営者プロフィール★
松本直之(まつもと・なおゆき)
松本自然農園 代表/株式会社ノーティスト 代表取締役/(一社)次代の農と食をつくる会 理事

富山県高岡市出身。新潟大学工学部卒。
システムエンジニアとして3年間勤務後、自転車で日本一周。その後、愛知県豊田市にて多品目栽培での野菜セット宅配&通販「松本自然農園」を2005年より運営開始。2023年春より野菜の収穫サブスク農園「GGfield」をスタートさせ、全国展開のために法人設立。ブログ、YouTube、書籍出版、講演などの情報発信や、自治体・生産者へのコンサルティングも行っている。

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#農業#新規就農#農家

4 Comments

  1. 問題点としては、効率限界の違いによる収益性の格差、100%減る内需、増える放棄地ってところでしょうか。放棄地の維持だけするビジネスとかそのうち出てくるかもしれませんね

  2. うーん、現役果樹農家ですが10年、15年もすれば崩壊までいかなくてもヤバイ状態になりそうですけどね~
    野菜の事はわかりませんが果樹やっている私の地域は10年もすれば放棄地だらけになりますね
    拡大したくてもどこも人手不足で雇用も出来ません
    果樹は初期費用が数千万かかるし新しい人も全く入ってきません
    木なんで機械化もなかなか難しいですね

  3. これからの、農業はチャンスです。ただ1000万以上売上の農家もかなり減ります。耕作放棄地も、増え続け5年後くらいに自給率や、生産量が下がるのではないでしょいか?この国の政府は、車を輸出して農産物を輸入する、基本的な姿勢は、何十年と変わらない。安ければいい消費者。一度飢えなければ、食料大切さがわからない。食料量の適正な価値観を、国民の皆さんが共有していただきたいと思います。

  4. 極論・曲論ですねえ。
    若手で新規が出てるというと、都市近郊の工場的な農業がちらほら出るくらい。
    既存法人の多くが引き受け規模パンク寸前の上に担い手後続がいない消える部類。

    稲作の新規法人も、無茶な規模請負で、ロクに草刈もしない、水利維持に参加もしないクソ迷惑な法人だったりと、そんな暗くないとか気楽に構えてらんないよ。

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