令和5年第4回定例会 12月6日 一般質問(4日目)②

休憩前に引き続き会議を開きます 一般質問を続行します 答弁からです 阿部市長 先ほどお話があった 第六次総合計画 のコラムの件だと思いますが 私 もまさに質問者がおっしゃった とおりだと思います 実は これまで大事にしてきた児童館 の市の職員が責任を持って運営 を行ってきた その成果が今回の 50周年で見事にあらわれている と私も思っています これまで築き上げてきた諸先輩 の皆さんが こどもまんなかと国 は言っていますが それを当たり 前のこととして 子どもの時間を 大事にしてきた その成果に共感をした多くのいろいろな 公園を使って あるいは 子どもたち を中心に活動を行っている市民 の皆さんも一緒に関わることが できた まさにそうした点では 質問者 がおっしゃった成果がこの50周年 の永山北公園でのお祭りにあらわれた のではないかなと私も思っております 市長と共感できて本当によかった なと思っています ただ そうは言っても 先ほど児童館 のほうで答弁があったように これから 児童館の老朽化が進んで大規模 改修も控えている そしてまた これから既成概念に 捉われない未来志向の児童館運営 とかあり方についても 今 本当に 具体の検討が進んでいるという のは私も聞いています

ところが これを阻んでいるのが 残念ながら公共施設の見直しと 行動プログラムの次のステップ が見えてこないということなの です なぜかというと 私は今回 資料 要求のマル2 とマル3 行動プログラム のスケジュールを出してほしい 児童館のあり方についての今後の スケジュールを出してほしいと お願いをしたのですけれども マル 2 が出ないならマル3 も出せない と言ったのですよね それは組織としては正しいですよ 全体の計画が出ないのに各論を 先に出すということは 組織のガバナンス 的にはなかなか難しいですという ふうに言われて 今回はわかりました ということで私も了解をしたの です 先ほど副市長がおっしゃいました よね 時期の目安を示すことが大事 だったら 私は 協創のことを議論 するとかそういうことの前に ずっと 先送りされているこの公共施設 問題についてどうするのか 同じ答弁を繰り返すのではなくて 少しでも 議会にも あるいは市民 にも 前に進んでいるなということ を感じさせられるように このプログラム のステップ2を早急に示していく 必要があるのではないかなと思 っているのですけれども それについて 市長は率直にどんなふうにお感じ になっているのか 伺いたいと思います

榎本行政サービス アセット担当 部長 市長ということでございますが 申しわけございません 私から答弁 をさせていただきます 今 議員さんのご質問の中で 行動 プログラムにつきましては 先送り しているのではないかとか 前に 進んでいないのではないかという ようなご質問をいただきました けれども ご案内のとおり 議員 さんと9月の議会でも答弁させていただき ましたとおり 例えば 既に学校 の跡地の活用ですとかさせていただ いておりますし 貝取保育園です とか そのほかについても進めさせて いただいているところでございます その一方 行動プログラムの中では 廃止と挙げさせていただいた施設 については それについて市民の 方から陳情をいただいて 市議会 でも趣旨採択 採択というところで それについては立ち止まりながら 施設のあり方について市民の方 と一緒に話し合いを進めさせて いただいているところでございます まさしくそれが自治基本条例で 言われているような概念に沿った 形で進めているところでございます 施設のあり方について 市民の方 とどうあるべきかということを 進めているところでございます そのため 今 議員さんがおっしゃ ったとおり 行動プログラムが進ん

でいないとか 先送りしているという ことは一切ございませんし これ までの答弁の中でも 確かに ステップ 2は10年間で一くくりでございます けれども ステップ3についても 行動プログラムの中でお示しさせて いただいて これまでの市の答弁 の中でも 今後 大型施設が続いている 中では行動プログラムの理念 精神 に基づきながら引き続きやって いくということについては 明確 にご答弁等もさせていただいている とこございますので 今 議員さん がおっしゃったような先送りしている 前に進んでいないというような 状況にはないということを答弁 させていただきます 先送りしているつもりがないのか もしれませんけれども 私たちから 見ると先送りしているのではない かなと思うと そのことが問題なの です きちんとコミュニケーションが できていないという証拠ですよ それについてどういうふうにスケジュール をやっていくのですかと 先ほど 副市長がおっしゃったように いつまで にというのがあるからそれに向け て進められるとおっしゃったではない ですか だから 私は いつまでにやるのか ということを早く示してください ということを言っているのです ぜひ 市長には きちんと進んでいる ことを感じさせることが大事だ

と思っています ずっと同じ答弁を繰り返している ということ自体が私は問題だと思 っていますけれども もう一度伺 いたいと思います 申しわけございません 私から答弁をさせていただきます 具体的なところについては ご案内 のとおり 行動プログラムは総論 ということで考え方を示させて いただいて 各論ということで それぞれの 施設についての考え方を示させて いただいているところでございます その中では 児童館につきましては 先ほど答弁がありましたとおり そのあり方について検討してき ているというところについても 行動プログラムの中で各論ということ をお示しさせていただいて 議会 の皆様にも常任委員会で情報提供 をさせていただいているところ でございます その各論につきましては 毎年度更新 をさせていただいて そのときの 進捗状況について明確にしてお伝え をさせていただいているところ でございますので 見えない形と 今おっしゃいましたけれども こちら としては 必要な情報提供 計画 のローリングという形の中でお 示しをさせていただいている中 では情報を共有化させていただ いているところでございます 今後につきましても 確かにステップ 2はここで10年ということでございます けれども その後についても まだ 皆さんのほうにご説明するような

状況でございませんけれども 総括 的なものについても考えを進め させていただいているところでございます し 今後とも その考え方について ご説明をしていかなければいけない と思っているところでございます ですので そのご説明というのは いつになったらしていただける のですかということを聞いています ステップ2については 令和5年度 というのが10年間ということでございます ので その次について ステップ 3という段階が始まりますので それを 視野に入れながら 今 内部の所管 で検討を始めているところでございます ので それについてお示しができる 段階になれば 議会に示させていただく というところで 今 具体的にいつまで というところについては 内部で 検討しているところでございます ですので 私は お示しできる段階 になったらではなくて その段階 をいつに設定しますかということ をきちんと示してほしいということ を申し上げたわけです 今回 市長が答弁しなかったということ を私はきちんと頭にとめておきたい と思います 阿部市長は 4期では長過ぎると 言われて当選したのですよ 4期は長くない 4期やるから きちんと 目に見える成果をこうした行財政

改革でも結果として残していただ かないと困ります ぜひ 4期では長過ぎる この批判 に 前にも言ったと思うのですけ れども きちんと応えられるだけの 成果をあらわしていただきたい と思うし 私はあらわしていただ けると思ったからこそ4期目の市長選挙 阿部市長のことを応援しました これからどんなふうに進んでいく のかわかりませんけれども 何が 大事かということを見失わない で市政運営に取り組んでいただき たいことを申し上げて 私の質問 を終わります 岩永ひさか議員の一般質問は終わり ました 次に 松田だいすけ議員の発言を 許します 26番松田だいすけ議員 なぜ私 手を挙げてしまったのか 先ほどの激熱な議論がありました けれども ちょっとここでクール ダウンというわけではないですが 2問ほど質問させていただきたい と思います 1 多摩市のdx推進はどこまで進め られるか これまでも 一般質問や代表質問 などでも しばしば自治体dxについて 触れてきました 特に 行かない 書かない 待たない 市役所 または役所窓口 という フレーズは 全国のdxを推進する 自治体のテーマとなっており 今

現在は さらに 回らない 迷わない というフレーズも追加され 取り組み が進んでいます 多摩市でも ロゴフォームにより 行政手続や申込み受付などを簡単 かつ効率的にデジタル化し 住民 サービス向上や作業効率の向上 に取り組み dx推進担当課を設置 しました 今年度 さいたま市が 全国自治体 dx推進度ランキング2023 にランキング 1位を獲得しましたが 評価項目 は dxの推進体制 行政サービスの 向上 高度化 情報セキュリティ 対策 デジタルデバイド対策 マイ ナンバーカード交付状況 の5つ でありますが 満点評価を得たのは dxの推進体制 情報セキュリティ 対策 デジタルデバイド対策 で マイナンバー交付状況 において は 2020年度の時点で20%弱と dx推進 に取り組み始めた当初は 他自治体 と比べても決して交付状況はよく なかったようです しかしながら 現在では 各種行政手続 のデジタル化のほか 市民向けサービス

には aiチャットボット 職員向け の業務効率化には チャットgptな どの生成aiも積極的に活用している ということです これらを踏まえ 以下 質問します カッコ1 まず 前述した評価項目 5つの評価項目なのですけれども これについて 多摩市が現状どこまで 取り組んでいるか伺います カッコ2 現状のai rpaなどの利用状況 について伺います カッコ3 生成aiについては 行政 が業務で利用する場合 特に使い方 や注意が必要でありますが 今後 必ず利用する時代が来ると考え ますが 現状と今後の利用と考え方 について伺います 2問目 乞田川の護岸改良工事について 乞田川緑化工事 いわゆる護岸改良 工事が進められ 現在ちょうど乞 田 貝取ふれあい館の沿道あたり まで進んできています 護岸の老朽化整備や傾斜も緩やか になり 安全性が確保されたと感じ ますし さらに緑化や植栽も更新 され 河川内にも新たに遊歩道の整備 が進み 多摩市の特徴である遊歩道 がさらにバージョンアップされて きたと思います この護岸改良工事について 以下 質問します

カッコ1 今後の工事の予定について 伺います カッコ2 近隣への説明について 伺います カッコ3 上之根橋の下のスロープ や遊歩道整備について伺います それでは ご答弁いただいた後に必要な 部分だけ再質問いたします よろしくお願いします 阿部市長 それでは 松田議員のご質問にお 答え申し上げます 1のカッコ1 についてお答えします 全国自治体dx推進度ランキング は 総務省が公表している地方公共団体 における行政情報化の推進状況調査 結果の令和4年度版データを株式会社 自治総合研究所が独自配点に基 づいて集計したものに マイナンバー カードの交付枚数率を加えて算出 したランキングであると認識しています 詳細な配点については把握できません が 上位にランキングされた自治体 と多摩市を総務省の実施した調査結果 に基づいて比較したところ 5つの 評価項目のうちの3項目 情報セキュリティ 対策 デジタルデバイド対策 マイ ナンバーカード交付状況 において は 上位自治体と大きな差異はない と考えています 本調査の基準日である令和4年4月1日 時点での上位自治体との違いは 自治体のdx推進体制等における dxを推進するための全体方針の 策定や 全庁的 横断的な推進体制 の構築 専任部署の設置がされていない ことなどが挙げられます

これらの項目に対する現在の取り組み 状況は 全体方針については 今 年度 仮称 dx推進計画 を策定予定 とし 全庁的な推進体制としては 昨年5月に行財政改革推進本部により 推進することと定めました また 専任部署としては 本年4月 より 情報政策課にdx推進担当課長 の設置及び情報政策担当を1ライン ふやし 整備してきたところです また 行政サービスの向上 高度化 の項目については 総務省の調査 では設問が多岐にわたっている ことに加え 本ランキングで重視 されているポイントや配点なども 明確に示されていません そのような中でも ランキング上位 の自治体と比較してみると 例えば 統合型gisの活用状況やオンライン サービスの利用促進に向けた取り組み 状況 ワンストップサービス 総合窓口 などのサービスの最適化に差が 見られます これらの当市での取り組み状況 としては 統合型gisについては 令 和6年3月に公開することを目指 し作業を進めているほか デジタル の活用や新庁舎整備も見据えた 中で 目指すべき行政サービスや 窓口のあり方を総合的に検討している ところです カッコ2 についてお答えします

本市でのai rpaの活用状況について ですが aiについては 保育所の入所 判定や新型コロナウイルスワクチン のコールセンター 生活保護ケース ワークにおけるai支援サービス などをこれまでに導入してきました また rpaにつきましては 平成31年 3月から令和元年7月までの間 実証実験 を行い 効果が確認できたため本格 導入し 住民税や児童手当 保育所 入所申請などの業務において活用 してきました 一定の効果は上げてきたところ ですが その一方で プログラミング の専門的な知識がなくても使える と言われるrpsソフトであっても 継続利用に向けては担当業務と ソフトの使用方法の両方に習熟 している必要があるなどの課題 があるとともに 現在使用している ものよりさらに使いやすく 安価 なrpaソフトやアプリケーション 簡易的なシステムなど 職員自ら が簡単に作成できるクラウドサービス なども展開されております そのため 引き続き 市民サービス の向上や業務の効率化に資する デジタルツールの導入 活用に向け て 最新技術の動向にも留意しながら 検討してまいります カッコ3 についてお答えいたします 生成aiについて注意が必要な点 としては 質問した内容もaiの学習

に使用されるため 機密情報や個人情報 を入力しないことや aiがインターネット 上から得ている情報が必ずしも 正しいものとは限らないため 結果 の検証などが必要な点 提供される 情報や画像の著作権等への配慮 などが挙げられます こうした注意点に加え プロンプト と呼ばれる指示や質問を的確に 行うことが重要となります 一方で 生成aiは 言語の翻訳 文章 の要約 プログラミング 会議資料 や画像の作成など幅広い活用ができる ものであり 業務の効率化だけで はなく クリエーティブな作業の サポートなどにも活用できるもの と考えています 有用な技術として 学習やビジネス シーンだけでなく 我々行政の領域 でも活用が拡大していくものと 認識しており 今後 先進事例を 注視しながら 庁内での利用に向けた 注意点 活用方法などを検討して いく考えです 次に 2のカッコ1 についてお答え します 東京都が実施している乞田川緑化 工事は 水と緑のネットワークの 充実や老朽化した護岸の再整備 を目的として 平成21年度より計画 的に進められています 工事予定を東京都に確認したところ 令和4年度から本年12月にかけて

平戸橋からであい橋の区間の右 岸側の工事を実施し 今年度の冬期 から来年度にかけては 同区間の 左岸 乞田 貝取ふれあい館側について 緑化工事を行っていく予定とのこと です カッコ2 についてお答えします 工事に関する近隣への説明について は 着手前に工事区間に隣接する 住宅に対し 工事期間や工事内容 等を記載した案内文書のポスティング が行われてきており 今後も同様 の対応を予定しているとのこと です カッコ3 についてお答えします 上之根田橋付近については 現在の 施工箇所よりもかなり上流にある こともあり 現時点においては 緑化 工事の予定が定まっていないと 伺っています 引き続き 地域の声を捉えながら どういった整備が今後なされて いくのかについて 東京都と情報 交換 協議を行っていきたいと考えて おります どうもありがとうございました 1番と2番と順番で番号を振った のですけれども 2番が乞田川の 護岸の改良工事は東京都の事業 なので 深く聞いて 答えられる ところと答えられないところがある と思うので 榎本部長 待機して もらって申しわけないですけれども 先ほどの質疑でいろいろ たたり

みたいな目に遭ったので5分くらい 休憩していただいて 先に2番から 予定外で申しわけないです 私は地域に特化した質問はあまり してこなかったというか もちろん 地域に特化したといっても 多摩センター とか永山とか聖蹟桜ヶ丘とか そういう くくりでは特化して聞いたことは あるのですけれども 幅の狭いところ では聞いたことがなかったのですが 今回 地元から要望等々もあり いろいろな 声がありましたのでこの質問を させていただきます 第1答弁を聞きますと 乞田川は 平成21年からやっていますので もう十数年にわたって 永山の向こう のほうからずっと遊歩道ができて たまに向こうのほうも歩くのですけ れども 川床みたいな感じでずっと 遊歩道ができていますよね 今回 乞田のふれあい館の目の前の ところまでいよいよ来たところ なのですけれども この辺で遊歩道 ができるのか その辺もちょっと 伺いたいと思います 小栁環境部長 この乞田川護岸工事の事業目的 としまして 親水性の確保がある と聞いてございます これまでの工事についても 水辺 に親しめる歩行スペースですとか 階段等が整備されてきております 今回の乞田 貝取ふれあい館の前の 部分につきましては 細かな整備 内容は変わってくるかと思います けれども 東京都では引き続き 親水性

の確保を事業の目的として 設置 に向けて設計等を進めていると 聞いてございます 乞田 貝取ふれあい館前の区間において 親水性という部分で この周りの 地元から要望が 東京都のナントウ ケイに出ていたのか市に出ていた のかわからないのですけれども 要望がいろいろ出ていたと思う のです 私も少し聞きました この要望に対して どういう要望 があったのかというところと あと これについて 東京都の事業なので 対応するのは東京都だと思うの です どういう対応をするのか それを つかんでいれば ちょっと伺いたい と思います 工事に当たりまして 地域の方々 と意見交換会を実施いただきまして 市も同席をさせていただいております 乞田 貝取ふれあい館の目の前という ところがありますので ふれあい館 の事業と一体で河川空間の活用 というところが可能になるように というご意見ですとか これまでの 整備内容にはなかった簡易的な 堰のようなものを設置していただ いて 水辺に触れる空間整備とい った要望があったと記憶してございます その堰の設置については 東京都 は 水の流れを阻害するリスクがある というところがありまして 近年 豪雨等が頻発している状況から

も 治水上 安全上 設置は難しい と判断されていると聞いてございます 実際 要望というのは 堰を造って 多分 親水性を多分 乞田 貝取ふれあい館 ですとか ああいうところの地元 の事業に使いたかったのかなという 要望だと思うのですけれども もう 工事も始まってしまって 第1答弁 を見ると 今年の年末にはもう右側 の乞田 貝取ふれあい館側のほう は終わって 翌年に向こう側でした か 違いましたか 逆か すみません そこをもう一回お願いします 工事を現在進めているところですけ れども 令和4年度からこの12月にかけて が平戸橋からふれあい橋の下流 に向かって右岸側 今年の冬から 来年度にかけてが下流に向かって 左側 ふれあい館側 多摩第三小学校 側をやるというところでございます すみません 第1答弁を読んでい たんだけれども いまいちつかめ なかったものでまた聞いてしまい ました 工事も業者さんと仕様の打合せ とかいろいろやって なかなかここから というのは難しいのかもしれない のですけれども 事業主体は東京都

なのですが 地元の人たちとか市民 の皆さんにとっては 東京都がや ろうが 国がやろうが 多摩市内 で起こっていることというのは 行政の方に 意見 要望があれば 協力していただきたいという気持ち がどうしてもあるのです 意見交換の場というのも今回なかなか 少なかった 意見交換ばかりやって いても工事は進まないのかもし れないんだけれども そういった 要望があったときに 市も間に入る のは大変かもしれないですけれども なるべく協力して吸い上げるように していただきたいなと思います あと 今回 緑化工事に伴う護岸 工事と併せて桜の木が 枯れたやつ が少し間引きされたと思うのです 乞田川の沿道の道が ご存じだと思います けれども 4メートル道路です うちの目の前なのですけれども 要は消防のポンプ車が通るのが 4メートル道路といって 大体 公道 というのは4メートル道路をなる べく通るようにしてあって 家が 建つときなどというのは 例えば セットバックしたり 4メートル を確保するようにするんだけれども この4メーター道路の桜の木があって 縁石がありますよね これは前も言ったことあるんです けれども 根上がりしてしまって 沿道の縁石が開いてしまっている

地元の人はみんな言っているん だけれども 家から出ます 左側に配送のトラックがあります 右側から収集車が来てしまって もう右も左も出られないという ことが結構あるのです 今回 この工事の中で間引きされて 縁石が真っすぐ 今日も多摩第三小学校 の前を通ってきたのですけれども 沿道のところの縁石が真っすぐ になって細くなって 新しくなった ところというのは ぎりぎりそうな っていると 何とかすれば通れた りするのです 開いてしまったかどうかで大分 違ったりもするので この後 今後の 対応でも 住民の利便性の向上です とか どうしても生活道路に車が 入ってきてしまうということがあります ので そのような状況も踏まえて 対応していってもらいたいなと思う のですけれども この辺りいかが でしょうか 先ほどいただいた点も含めて 今 回の乞田川の沿道の状況なども ございますので 地域の実情です とかご意見をいただきながら 今後 も東京都と積極的に意見交換させて いただいて 要望を伝えてまいり たいと思います このことに関しては 住民の側に 偏るというのはなかなか難しい かもしれないのですけれども 少し 市でも協力して現状を打開して いただきたいなと思っております

あと 今回 工事の予定ということ で であい橋のところまでということ でご答弁いただいたのですけれども であい橋から先に久保谷橋があって 久保谷橋から先に上之根橋がある のです その間に上之根小橋という小橋 があるのですけれども 本当にうちの 右前なのですけれども 上之根橋 があって そこから先は 多摩センター エリアは 遊歩道があってもう護岸 工事がされているのです であい橋のところまで遊歩道が あって であい橋から上之根橋まで の間を放置するということは東京都 もないと思うのですけれども ちょっと 課題なのは 見れば明らかです 乞田川の中でも川幅が一番狭いの です なので 遊歩道の整備ができるの かなと きちんとやってもらいたいのですけ れども 特に 上之根橋のほうはアンダー パスをぜひ通していただきたい というのがあるのです 今 向こう岸に行くのに中央分離 帯にフェンスがあるのですけれども またぎやすいフェンスと言ったら 言い方がおかしいのですけれども 私も地元の人から大分言われて あそこは信号機まで行かずにフェンス をまたいでしまう人がいるので 道路交通課にお願いして ここは またがないでください 危険という あれも貼ってもらったりいろいろ

対策したんだけれども いずれ 酔っ払 ってフェンスをまたいで 引っか かって 車が来ました 亡くなって しまいましたということがある のではないかという心配もある ので アンダーパスどうこうという 工事がそこまで来たら なるべく 地元の意見も聞いていただける ように東京都にぜひお願いしたい なと思うのですけれども この辺 りも先ほどの答弁と多分同じような 感じになってしまうのかなと思う のであえて聞きませんけれども ぜひこちらも協力をお願いしたい と思います 護岸工事については 以上です 続いて自治体のdxを伺いたいの ですけれども 今回の質問でさいたま市 を冒頭 事例に挙げさせていただ いたのですけれども 正直なところ ランキングが高い上位の自治体 と比べて多摩市が何ができていて 何ができていないとかというの を比較して酷評するとかそういう ことをするつもりは全くないです あくまで参考に引き合いに出した 程度と思って聞いていただきたい のですけれども 実際に さいたま市 のランキング 1位だったという のをヤフーニュースで 私 まず 一番最初に見まして ヤフーニュース にはいろいろ一般的な人のコメント が書いてあるのです それを見ると さいたま市の住民 です

ランキング1位なんだけれども 全 く実感がありません と書いてあって 自治体がいろいろこうやって努力 して取り組んでいるんだけれども あまり住民の方たちにはわかって いないのかなと思う部分もあった り 実際 私はさいたま市の住民 に何人か知っている人がいるの で聞いたのですけれども あ そう なのぐらいしか反応がなかった のですけれども 努力したところ を市民の皆さんにわかっていただく というのは prというか やっていく のは永遠の課題なのかなとも思 ってみていました ただ 今回 dx推進に当たって 私は どんどん推進していただきたい と思っております 第1答弁でいただきました 策定 予定のdx推進計画なのですけれども もう少し具体的に情報をもらえない ですか 榎本行政サービス アセット担当 部長 よろしくお願いいたします 今年度策定予定のdxの推進計画 の進捗状況について もう少し具体 的にというようなご質問だった と思います dx デジタル トランスフォーメーション という デジタル技術を活用した 業務の変革でございます 目的は そういった意味では 業務 の変革 改革であることですから

今年度見直しを行っている行革 計画とdx推進計画を一体的に策定 していこうと考えているところ でございます 現在 計画の構成等については検討 中でございますけれども dx推進計画 の大きな方向性としては 3点考えて いるところでございます 1点目は 職員が自ら行わなくても よいものは 可能な限りオンライン 化ですとか自動化を行っていく ということでございます 2点目は オンライン化 自動化により 生み出した時間で クリエーティブ な企画的な作業ですとか相談業務 など 職員本来が自ら行う必要のある 業務に注力させていただきたい というようなこと その際には当然 デジタル技術の 活用もまず考えていかなければ いけないと思っておるところでございます 最後の3点目は 業務課題の解決 手段として デジタル技術を活用 できる人材を育成していくということ でございます 市民の利便性 サービスの向上と 職員の業務の効率化 生産性を高める ための計画として 来年の2月中 には策定をしていきたいということ で それを目指して作業を進めて いるところでございます 今 3点 方向性ということでいただき ましたけれども 重要なのが作業 効率が上がって時間に余裕ができる

そこの時間を職員ではないとできない ところ 例えば 時間と心に余裕 がある状態ではないとなかなか 相談業務とか 私も時間が忙しい ときに相談を受けてもなかなか 身に入らないというようなところ もありますし しっかりと時間の 余裕をつくるということはすごく 大事なのかなと思うところと あと 課題解決の手段として 人材育成 ということで今 お話もいただいた のですけれども 結局のところ こう いったデジタル技術の育成も 職員 と職場の意識改革がまず重要なの かなと私は思っております ルーチンワークをこなすのが正 職員の仕事ではなくて 今まで臨時職員 の方にお願いしたり嘱託の方も そうですけれども 専門職という かそういう方にお願いして 正規 の職員というのは正しく面倒くさ がるという そこに業務改善の糸 口を見つけるというのが ルーチンワーク をやるのが正職員ではなくて 業務改善 というのをその中で見つけて提案 していくのが正職員の仕事だと 私は前の上司からも言われました し その人は市の元部長でしたけ れども そういった意識で人材の 育成というのを デジタルに限らず ですけれども やっていっていただき たいなと思っております

オンラインサービスというもの が まず 行かない役所 という部分 で自治体dxにおける住民サービス の一番の目玉かなと思うのですけ れども その辺り ランキングの さいたま市と比べてどうだった か そこら辺を伺いたいと思います 今回のランキングというところ どの程度の差を感じたのかという ご質問だったと思います 市長答弁にもさせていただきました とおり 今回の全国自治体dx推進 等ランキングというのは 総務省 の調査をもとに点数化されている ものでございますので どの項目 が採点の対象になっているのかわからない 部分もございますが 総務省の調査 におけるオンラインサービスに関する 項目につきましては 本市と上位 のランキングされている自治体 を比較させていただきますと 自治体 が独自に導入しているオンライン システムにおいて 例えば マイ ナンバーカードを用いた申請を 受けているということですとか 手数料等の電子納付が対応されている あるいは オンライン申請等について システム上で形式審査を行う 事務処理 の効率化を図っているかなどの 項目について 本市との差がある のではないかと思っているところ でございます あと すみません ちょっと聞き 忘れたのですけれども 24時間365日

申請可能というのが物すごく大事 かなと思っておりまして 全てオンライン で申請しても 24時間許可を出す オーケーですよと出すのは難しい と思うのですけれども オンライン で24時間365日というところの進捗 については どうでしょうか 24時間365日 市民の方にとって申請 が可能な手続というところの進展 の状況についてのご質問だった と思います 申請手続のオンライン化につきましては できるところから各分野で進め させていただいているところでございます 例えばスポーツ施設におきまして 利用料金を対象にキャッシュレス 決済ですとか ここでは粗大ごみ のオンライン決済 クレジットカード の支払いといった粗大ごみのオンライン申請 クレジットカードによるオンライン 納付なども開始させていただいて おりますので できるところから 24時間365日ですと 市民の皆さんが 大変忙しい中でも気軽に場所 時間 にとらわれずに申請ができるという ところを できるところから進め させていただいているところでございます 少しずつ進んでいるというところ なのですけれども 前も決算特別 委員会のときか何かにやり取り したときに 地方に行くと人手不足 で大変で 300種類オンライン申請 可能にしましたとかいろいろあって 必要に迫られた自治体というのは かなり せっぱ詰まってこれに取り 組んでいるところがあるので ぜ ひこれを進めていっていただき たいです

あと ワンストップサービスとさいたま市 のこの項目の中であったのですけ れども あと 総合窓口のサービス の最適化というところ 項目別なの ですけれども 待たない役所 という 部分では大分近しいところなの かなと思っております その辺りの差というのは どの程度 感じましたか ワンストップサービス 総合窓口 のサービス 待たない役所ということ で 最適化というようなご質問だった と思います 本市では 庁舎の広さ これから 庁舎の建て替えを進めていくということ で 狭隘化ということで 今できる ところはさせていただいております けれども 庁舎の広さの問題 あ とは形状の問題というような物理 的な制約もあり なかなか導入し にくいというようなところもございます が 総合窓口を導入しているかどうか 今回のランキングの中ではそういう ことですとか 住民視点の指標の 策定とその指標に基づいた住民 満足度の測定の有無などのところ については 今回のランキングという ところでは違いが見られたのかな と思っております そういった意味では 今 ご質問 あった地方と多摩市の状況について の違いがあるのかなと

今 申し上げたとおり 多摩市に おきましては 物理的な制約について 新庁舎の整備を待つということ 必要な部分もございますけれども サービスや窓口の見直しについて は やはりbprをきちんとやりながら 業務の棚卸しをきちんと行った 上で 現状を把握しながら あるべき姿 のギャップをどう埋めていくのか といった取り組みについて 市民 サービスの最適化を目指していく ことが重要と考えているところ でございます わかりました 作業効率という部分で 今回 質問 でも書かせていただいたのですけ れども rpaについて 令和元年の 補正のときに導入されたときに 行政の取り組みとして私は早い ほうなのかなと感じながら聞いて いたのですけれども 基本的にこれ は単純な作業の作業時間を物すごく 短くするというのがこのrpaの特徴 だと思うのです 例えば 30分今まで人がかけたもの を1分でできるようにする 作業時間を短縮することに関して は物すごく便利なツールだと思う のですけれども 第1答弁でいただ いた 継続利用に向けての課題と rpaについて言っていたのですけ れども 何の課題があるのか この 辺を伺いたいなと思います まさしくrpaのところについて 手順 の自動化ということで 単純作業

をなるべく自動化して 先ほど議員 さんがおっしゃったような貴重 な時間を生み出していこうという ようなところでございます 先ほど市長答弁の中でも 継続利用 に向けての課題について少し答弁 をさせていただきましたけれども rpaにつきましては 導入する業務 の全体をきちんと把握した上で ロボットによる作業が適した工程 をきちんと抽出し 作業シナリオ を作成する必要がまずございます そのため その業務の根拠や一連 の流れを把握するということが 重要でございます また rpaソフトの操作に習熟する ということも必要となってきます 市役所においては ご案内のとおり 人事異動等もございますので ある 程度の期間で業務分担が変わる というようなこともございます 担当業務を把握している職員が 必ずしもrpaソフトを使いこなせる 職員でないというようなことも 課題として考えているところでございます これを解決するためには 部門間 ですとか職員間での横展開を図る ために わかりやすく伝える人材 の育成ということも 先ほど議員 さんから人材育成というのもございました けれども そうした取り組みも進 めてきているところでございます が 重要だと考えているところでございます また そういう技術につきまして も 日進月歩で進んでいるところ がございます より安価で使いやすいソフトも 徐々に出てきている状況もございます

ので ソフトの入替えをすると また そのシナリオをつくり直す必要 も出てくるところもございます ので そういったところは避けて は通れない問題 課題と認識している ところでございます 作業の効率化に向けて 引き続き rpaを活用していくことは必要である と考えておりますので bprにより 業務フローの最適化をきちんと 図りながら rpa等のデジタル技術 を活用した業務の効率化を図って いくことが重要であると考えて いるところでございます 人事異動によってというところ なのですけれども 単純作業のシステム のシナリオのつくり直しという のもありましたけれども 人事異動 に関しては 多分どの業務でも起 こり得ることかなと思います 私も前任者から引き継いで 例えば 見積りを作るとか かなりの数を 作りましたから エクセルはすごく 使いづらい 人事異動でそこの部署に行った ときに まず何をやるか そのシステムのつくり直しから などということもあったり 確かに するのですよね けれども この自動化システムについて も ついて回る課題ではあるのですけ れども 多分 市で導入している のは rpaのクラス1というタイプ だと思うのです

定型業務の自動化を一瞬でやって もらう クラス2 クラス3という rpaプラス aiを使ったepaとcaですけれども 深く やり過ぎるとどんどん違う方向 に話がいってしまうので そこまで 深くはやらないですけれども 要 は aiを使うことによって 単純作業 の自動化が パターン いろいろな シナリオを自分でaiが改善して それについて最適な作業をして くれる 例えばこういうのを導入すると この課題は解決できるのかなと思います システム導入に 市でやるとなると お金がかかることかもしれない です ただ いずれ安価なものも出てくる かもしれないですし これが一般的 になって どの自治体も多分その うち導入するのではないかと思 っていますので その辺 アンテナ を張って ぜひ研究もしていって いただきたいと思います あと 今回 生成aiについてということ で これも書かせていただきました 市長 生成aiはご存じですか 今回 チャットボットとチャット gptについて書いたけれども それは 生成aiの一部でしかなくて 特に 今年になって話題になっている のがチャットgptなのです

これがどのぐらいすごいかという と 例えばプレゼンの資料があります よね 市長がチャットgptについてわからない 誰か教えてくれといったときに チャットgptに プレゼン資料 パワーポイント で作ってください このぐらいの ボリュームで といったら 完璧 な資料を勝手に作ってくれます あとは lineでオープンチャット というトークルームがあります よね 何のオープンチャットかと言って しまうと 株の投資関係なのですけ れども 5000人がマックスなので 5000人弱の人がオープンチャット でいろいろな情報を持ち寄って 一日 物すごい数の会話をするの ですけれども それも今年の途中 にai要約という機能が新たに導入 されまして これはアメリカのオープン aiという企業がつくったシステム なのですけれども これを一発押すと 膨大な量の会話を見て 情報を取 らなくても 見事にポイントだけ 捉えて 重要なところを箇条書き というか物すごくわかりやすく 説明してくれる それが生成ai しかもさらに言うと 例えば この ぐらいのボリュームで小説を書いて くれと言えば 小説も書いてくれる

例えば 多摩市長阿部裕行伝 という 小説を書いてください と言えば 書いてくれます 阿部市長の情報は インターネット を調べれば出てくると思うのです ウィキペディアでも出てきます し 市長が選挙に出るときのいろいろな 政策とか あとプロフィールです とか その中から拾って 多摩市長 阿部裕行伝 という小説も作って くれるぐらい 物すごく優れたチャット gpt チャットgptが出たときに みんな 思うのです 正直 そのうち人が要らなくなる のではないか テスラのイーロン マスクが 人類 にとって危険なほどのaiの登場 もそう遠くないのではないかと 言ったぐらい進んだ機能なのですけ れども 東京都庁も 東京都の自治体 も 私が調べたところ 11自治体かな 利用開始しているところもあります し あと 試用というか試行という か 実験 テストなどを行っている 自治体があるのですけれども この 辺 どうですか 何か情報をつかんでいますか 伺えればなと思います

生成aiということで 今 すごくわ かりやすく具体的な例を出して いただきました 具体的な事業者名はなかなか申し上げ られませんけれども 1年前に公開 されて ちょうど1年ぐらいたつ といった中で ニュース等を見ます と多くの利用者がいるというところで 本当に一般的になってきている のかなというところでございます そうした中では 今 東京都のこと ですとか都内の自治体のお話も いただきましたので 東京都では 生成aiの利活用のガイドライン も作成しながら進めているという ような状況については キャッチ をさせていただいております 都内の自治体でも 幾つかの自治体 でチャットgptと言われるような ものを利用開始しているですとか 試行しているというようなところ については情報をキャッチしている ところでございますが 全ての自治体 について細かく把握しているとは いきませんけれども アンテナを 高く立てて 必要な情報収集について は これからも進めていかないとい けないと思っているところでございます 第1答弁でもいただいたのですけ れども 問題が個人情報の漏えい と機密情報のところなのですよ ね ここがどうしても壁として引っか かってしまうところなのですけ れども ただ これは基本的に市民 に公開するものですとか 議場で

やり取りしていることは基本的に 公開してよいもの なので そこさえ絞っていけば 機能 として活用できるのではないかと 思うのですけれども 例えば 今 導入している自治体で 東京都は 8月から全局でチャットgptを使っている あと 東大和市はgpt全庁導入で 多摩 地域の自治体で初なのですけれども 議会答弁もチャットgptの利用を 行っているということです なので こういった用途を絞って 行う この辺の部分で利用していく ことができるのではないかと思う のですけれども この辺りどうでしょう か まさしく生成aiに入力するときに 個人情報を入力してしまったこと によって 個人情報についての問題が発生 するのではないかというリスク は言われているところでございます そうした中では 先ほどは東京都 の例ということで ガイドライン があるということを申し上げた 中では 個人情報など気密性の高い 情報は入力しないことをルール として定めているところでございます その一方 今 議員さんからございました 議場で公開している情報ですとか についてはどうなのかというところ もございますので 例えば 手前 みそでございますけれども 市の 公式ホームページを見ていただく

と 今 にゃんともロボ三郎ということ で 皆さんの質問についてお答え するようなことも整備させていただ いてございますので そういった 中では公開情報の範囲でaiに学習 させていただいて チャットボット というような形で利用するということ あるいはまた 法令ですとか通達 ですとかを学習させて業務に活用 するということであれば ai業務 の利用についても そういうリスク を回避しながら 事務効率ですとか そういう可能性についてメリット を享受することができるのではない かと思っております わかりました そのうちいろいろな自治体がやって いく中で これについては 先ん じてやるのがいいというふうには 思ってなくて 何しろ失敗のない ようにやらなければいけない部分 でもあると思うので その辺を気をつけて 研究を進めていっていただきたい なと思います 今度はマイナンバーの話に触れ たいのですけれども 今回 事例 に出した自治体と交付状況に関 しては あまり差がないという話 でした 国でもマイナンバーの普及を進 めているのだけれども いろいろな 不手際があって 不信感を持っている 国民の方が結構多かったり そう いった部分で 普及について難しい 部分もあるのかなと思っている

のですけれども ただ この先の 世の中は マイナンバーカードに 全てがひもづいたシステムが一番 現実的なのかなと思っております 役所の手続をワンストップで簡潔 に行うということに関しては マイ ナンバー そしてマイナポータル の連携というのが物すごく便利な 働いている人も 先ほどの24時間 365日の申請もそうですけれども 納付に関してももう幾つか取り 組んでいると思いますけれども そういった部分で絶対必要になって くると思います 今回 東京都の018サポートという のがありますよね これはマイナンバーで入ってやる のですけれども 公金の受け取り とかというのも基本的にマイナンバー カードでやるんだけれども 健康保険証 のくだりと受取口座のくだり これは マイナンバーを使って連携している にもかかわらず 二度手間なのではない のかという部分もあったり それは 最後のアンケートのところで書 かせていただいたのですが その 辺は国と東京都でもっとうまく 連携していっていただきたいと思う のですが 今 多摩市でマイナンバー を使った関係のことは 手続上 行 っているものは何かありますか マイナンバーカードにつきましては マイナポータルとのひもづけということ

で 今 議員さんからも 不安という ところもある一方で 信頼確保しながら これからのデジタル社会において は必要なツールということで進 めてきているところでございます 具体的なご質問にお答えすると なると 現在のところ 妊娠届の 申請というところで できるところ からさせていただいているところ でございます わかりました 今のところ そんなところなのですけ れども 今後 全ての業務がそうな っていくのかなと 近い将来かどうかわからないですけ れども それに対応できるように やっていっていただきたいなと思います aiもそうですし マイナンバーも そうですし なぜ私はこのdxをぜ ひ推進していただきたいと言う かというと 市庁舎の建て替えが この後ありますよね 参考価格ということで 百二十億 何がしという金額が出ましたけ れども この間の総括質疑でもやり 取りしました ひょっとしたら物価高騰で また 2024年問題ですとかそういった問題 でどんどん跳ね上がっていって また円安で 下手したら160億円 170 億円 180億円とかとなるのではない かと dxの推進で総合窓口とか簡素化 簡略化することによって 市庁舎

の建て替えのあり方も少しずつ 変わっていくのではないかと思う ので あえてdx推進を進めたいな と思っております そして 今回 マイナポータルの 関係でキャッシュレスの話題も 今年とまた去年 多摩市でもやり ましたけれども 近隣市は今 結構 やっているのです 日野市もやっていて 八王子市もや っていて 地域通貨というのでや ったり キャッシュレスというの も非常に重要かなと思っております キャッシュレスをどんどん進めて いけば 私は世の中の泥棒が全部 廃業すると思っています 人の家に入ってもお金がないから 人の家に空き巣に入らない 物を 盗む泥棒が出るのではないかと 言うんだけれども 貴金属を泥棒 が盗んで何をするかといったら 自分につけないですよね 大体 売って現金化する そういった部分でも キャッシュ レスというのは自治体でどんどん 進めていって 犯罪の抑止力にも なるかなと思っておりますので しっかりと多摩市も 世の中に取り 残されないように進めていって いただきたいなと思います ちょうど時間が切れたので 終わり ます 松田だいすけ議員の一般質問は 終わりました 次に 中島律子議員の発言を許します 2番中島律子議員 中島律子です

申告に基づき1問質問させていただきます インクルーシブ教育を進めるために 障がいのある子の就学相談から 考えていこう 多摩市のホームページを見ると 就学相談とは 小学校 中学校に 入学を控え 心身の障害や病気 または 日頃の様子などから入学後の学校 生活が心配なお子さんについて より適切な教育の場を選べるように お手伝いさせていただく相談です との記載があります これだけ見ると 相談に乗ってくれる なら安心だね 何の問題もないね と思われるでしょう しかし 現実には 就学相談は障がい のある子を育てる保護者にとって 憂鬱な場となっています なぜなら 障がいのある子の学校 選びは その子だけのことを考え ればよいというわけにはいかず 様々な状況を想定して進めなければ ならないからです 例えば 兄弟姉妹がいる場合 同じ 学校に通わせたいというのが一般的 ではありますが 別々の学校になる 可能性も出てきます 実際に私も経験しましたが 運動会 や合唱祭などの行事日程がかぶる と 子どもの出番に合わせて1日 に両校を自転車で行ったり来たり と大変でした 親が就労している場合には 学校 が終わった後の放課後の過ごし方 例えば 地域の学童保育なのか 放課後 等デイサービスを利用するのかな

ども考えなければなりませんし 知的に障害があって1人通学ができない 場合には 地域の学校以外を選択 するとなると毎日の送迎問題も 出てきます 地域の学校であれば送迎できても 遠方の学校に通わせることになれば 親の就労時間に間に合わなくなり 仕事を続けることができなくなる こともあります 障がいのある子が2人 3人といる ご家庭も中にはいらっしゃいます し 障がいのある子を育てながら 同時に親の介護をされている方 もいる 支援学校も魅力はあるが 片道1時間 のバス通学となると いざ災害が 起こって徒歩でお迎えに行かな ければならないとき すぐに迎え に行くことができないだろうし 天候によりスクールバスが使えない 日などもあるかもしれない 自分が体調を崩したら子どもを 休ませなければならないのかな ど 心配は尽きません さらには 通常学級に行くか特別支援学校 に行くかを決める際に よくある パターンとして 支援学校であれば 手厚い支援が受けられるが 通常 学級ではできませんよ それでもよいのですか 通常学級 では手が足りません 加配はあなたのお子さんだけに つけることはできませんよ と言 われることもあり 地域の学校に 通わせたいと思っても諦めるご 家庭も多く 住み慣れた地域の学校 に通わせたいと望んでも希望が

聞き入れられないことに胸を痛 め 心身ともに疲弊するご家族が多い ことも事実です 本来 どこの学校を選んでも安心 して教育を受けられるべきなの ではないでしょうか 今年の9月 国連から日本に対して 分離教育をやめるように勧告が 出されましたが 日本はいまだに 分離教育がよしとされ続けている のが現状なのです 文部科学省のホームページを見る と 自分の子ども 学校 市町村教育委員会 地域が進んで受け入れてくれる という姿勢が見られなければ 保護者 は心を開いて就学相談をすること ができない 学校や市町村教育委員会が保護 者の伴走者として 親身になって 相談相手となることで保護者との 信頼関係が生まれる 学校 市町村教育委員会は まずは 障がいのある子どもを地域で受け 入れるという意識を持って就学 相談 就学先決定に臨むとともに 保護者に対して 子どもの健康 学習 発達 成長という観点を大切にして 就学相談 就学先に望みを働きかける ことが必要であるとあります この 学校 市町村教育委員会 地域 が進んで受け入れてくれる という ワードがとても大切なのです 障がいのある子どもたちへの分離 教育が進んだ結果 地域の通常学級

での学びがとても狭き門になっています 就学相談においても 障がいのある 子が通常学級を希望することは わがままであるというような思い にさえなってしまう保護者の方 もたくさんいるのです 分離教育の利点がたくさんある ことは きっと誰もが理解しています しかしながら 通常学級で障がい のある子どもとない子どもが共に 学ぶということは 同じ社会に生きる 人間として互いに理解し 共に助け 合い 支え合って生きていくことを 学ぶことであり 何より ふだん から地域に障がいのある人がいる ことが より多くの人に認知され 障害に対する差別や偏見をなく していく近道なのではないでしょうか 障がいのある子が将来 社会に出て 働くとき 周囲の人に理解される には 小さい頃から共に過ごすこと の大切さも忘れてはなりません 長い目で子どもたちの将来を考えた とき 現在のような分離教育が果 たして良いのだろうかということ についても考えていくために 現在の 多摩市における就学相談の現状 と課題等について 以下質問いたします カッコ1 保護者が子どもの就学 先を最初から明確に決めている 場合でも 就学相談は必要なのでしょうか カッコ2 就学相談の結果 特別支援学校 の判定が出たが 本人及び保護者 が地域の通常学級を希望した場合 の受入れ体制はどのようになって

いますか 支援員などの配置などについて 伺います カッコ3 過去に車椅子のお子さんが 地域の学校に通われたケースは どれくらいあるのか また 多摩市の学校において 校舎 がバリアフリーとなっていない 校舎の数を伺います カッコ4 就学後に必要に応じて 学びの場の変更等ができること について 保護者への助言はされています か 年間どれぐらいの転学があります か カッコ5 障がいのある子の就学 相談に関しては 相談時期をもう少し 早めたらどうかという声も届いて います 例えば 身体に障がいをお持ちのお 子さんで 地域の小学校に就学を 考えたい場合には 早めに相談すること により校舎の改築等について 余裕 を持って学校側が検討できるから という理由からです 多摩市でもそのような対応をして いただくことは可能か伺います カッコ6 障がいのある人もない 人も 共に安心して暮らせる街にして いくためには 子どものうちから 人間の多様性を理解し 尊重し合う 力を育てることだと思います 多くの時間を過ごす学校という 場において 障がいのある子もない 子も共に学び 生活するためには どのような工夫をされています か

カッコ7 就学相談をはじめ不登校 やいじめなどの相談を受ける機会 がふえてきました 私が代弁してこうしてお話しする ことはもちろんですが 当事者の 思いを直接聞く機会を教育長にも 持っていただきたいと思います そのような場は設けているか伺 います 以上 ご答弁いただいた後 再質問 させていただきます 千葉教育長 中島議員のご質問にお答え申し上げます 1のカッコ1 についてお答えします 就学相談は 障がいのある児童 生徒 一人ひとりに応じた適切な教育 を保障することを基本理念に 児童 生徒のライフステージを見通し 障害の種類や程度 発達の状態及び 本人 保護者の教育的ニーズと必要な 教育内容 方法等を総合的に判断 して 適切な就学先を判断するために 実施しています 例えば 保護者が子どもの就学先 を最初から明確に決めている場合 でも 就学に関するご不安がある 場合や 就学後のご不安がある場合 は 相談することが可能です カッコ2 についてお答えします 就学相談の過程では 就学支援委員会 の判定結果をお伝えすることとなり ます 例えば 判定の結果として 特別支援学校 への就学が適当であることをお伝え

した際に 保護者の方より通常の 学級への就学の希望があった際 には その後の就学相談で 特別支援学校 と通常の学級それぞれの教育内容 等を説明するなどして 保護者が 就学に関する多様な情報を適切 かつ正確に把握し お子さんの就学 先について決定できるよう相談 を行っています 希望があれば 特別支援教育マネジメント チームによるフォローアップを 行い 就学後も相談を継続します また 就学相談では 医師診察記録 や検査等の資料を就学支援ファイル として一つにまとめ 保護者の同意 のもと 就学先の学校に引き継いで います そのほか 就学前期間や在籍校が 支援してきたことや配慮してきた ことをそれぞれの機関や学校 保護者 が就学先に引き継ぐ就学支援シート の利用を市教育委員会では関係 機関や保護者に勧めています 就学後の体制については 第2次 多摩市特別支援教育推進計画に 基づき 学校が組織的に一貫性のある 支援を推進できるように進めて います その際の手だての一つの例として 校内の教職員が授業のない時間 に支援を行ったり ピアティーチャー やボランティアの方のご協力を いただき 支援を行ったりすることが 挙げられます カッコ3 についてお答えします

車椅子のお子さんの就学について は 入学前に そのお子さんの学び の場が安全 安心に確保できるよう 保護者や就学前機関等と相談等 を行っていますが 件数について は把握していません 小 中学校の校舎におけるバリアフリー については 手すりつき階段や段差 スロープについては 全ての校舎 で整備済みとなっています また だれでもトイレや階段等前に 設ける点字ブロック等は 大規模 改修工事等を通じて適宜整備しています 今後も予定されている大規模改修工事 等を着実に実施し 全ての学校において バリアフリーを進めていきます カッコ4 についてお答えします カッコ2 でお答えした就学相談 を経て 就学後にマネジメントチーム によるフォローアップを実施した ケースでは 保護者の方や学校等 と連携しながら 児童 生徒の状況 を把握し 転学を含めた相談 助言 を行っています 一方 就学相談を経ない場合において は 就学後に 学びの場の変更に関 して転学相談を行っています 転学の数については 毎年約40から 50件あります カッコ5 についてお答えします

多摩市の就学相談は 就学予定の 前年度3月中旬から申込みを開始 しております それ以前に支援体制のご相談がある 場合には 教育センター 発達支援 室で実施している発達 教育初回 相談窓口において随時相談を行って おり お子様の今後のことについて の相談が可能です カッコ6 についてお答えします 共生社会の形成に向け 理解し 尊重 し合う力を育てることは大切である と考えています 従前より 各小 中学校において は 障がい者理解を含めた人権教育 を進めています また 第二次多摩市特別支援教育 推進計画に基づき 組織的かつ計画 的な指導と支援を行うために 校内 委員会での情報共有や 初任者教員 や特別支援教育コーディネーター 等を対象に実践に生かすための 教員研修を行っています そのほか 多摩市独自の取り組み として 初めて特別支援学級や特別支援 教室を担う教員を対象とした研修 等を行っています カッコ7 についてお答えします これまで就学相談を利用される 方々から直接お話を伺う機会は 設けていませんが 子どもたちを 取り巻く環境の向上を目指すために 保護者の方々からご意見を伺う 場としては 毎年秋に小学校pta連絡協議会

や中学校pta連合会との意見交換 懇談の場を設けています そのほか 不登校やいじめ等に関する 相談についても 教育委員会として 組織的 専門的に対応し 支援を 行っています ご答弁ありがとうございました それでは カッコ1 から順番に再 質問させていただきたいと思います 私の知的障害のある娘が就学相談 を受けたのが 今から約12年前ぐらい 前になるのですけれども 就学に向け てどの学校に通わせたらよいのか 本当に悩みました 娘の成長をずっと見守ってきて 思ったことは 娘は知的障害があり ながらも非常によく周りの友達 を観察していること 時間はかかる けれども 少しずつできることが ふえていくこと 娘ができないこと があると 先生が指示を出さなくても 絶妙なタイミングで近くにいる お友達がサポートしてくれること せっかく地域の幼稚園でお友達 との良い関係が築けてきたのだから このままさらにお友達との関係 を深めていけたらうれしいなということ でした 学校は勉強を学ぶだけの場所ではない はず 障がいのある子と一緒に共に学ぶ ことの大切さは誰もが頭で理解 はしているはずですが 日本では 残念ながら 小学校になると分離 教育がなぜか始まってしまいます 一昔前までは 就学相談という場所 は 支援学校 支援学級のどちら

がいいかというような相談場所 のようでした 少なくとも私が就学相談をした 頃は 障がいのある子が通常学級 へ希望を出すなどということは 本当に恐れ多くてできない状況 だったのです しかし それから時がたち 多摩市 の就学相談での対応も大きく変わ ってきているようです 今 全国には1700余りの市町村が あり 障がいのある子の就学も全国 一律というよりは個々の自治体 ごとに特色があって 自治体間の 相違や格差を生む危惧もあります が 本人と保護者の意向を尊重した 形で自治体と合意を形成する可能性 というのは以前よりぐっと広がって います 多摩市の就学相談においても 保護者 や本人の希望を尊重して 判定と 違う学びの場を選んでも合理的 配慮のもと 希望を聞き入れていただ けるようになってきていることは とても評価できる点だと思って います 対応してくださっている職員の 方たちも大変親身に相談に乗って くださると聞いておりますし 障がい のある子を育てる親として その ような変化は大変喜ばしいこと です そこで 就学相談がよりよくなる ために 一つ提案があります 今年の多摩市の就学相談を説明 する動画を拝見したところ 対象

というのがマル1 特別支援学校 マル2 知的障害特別支援学級 マル 3 自閉症 情緒特別支援学級 マル 4 難聴 言語障害通級指導学級 マル 5 特別支援教室 以上の5種類の学級 種別を希望される方とありました 通常学級を考えたい保護者への 案内がちょっと足りていないと思います ちなみに 川崎市の就学相談の動画 を見てみますと まず冒頭に 共生 社会の形成に向けたインクルー シブ教育システムの構築を掲げ 障害の有無にかかわらず できる だけ同じ場で学ぶことを追求する というふうにあり 就学案内におい ても とてもわかりやすい案内が されていました その内容というのが 項目が大きく 3つに分類されていまして マル 1 特別支援学校を検討している 方 特別支援学校か特別支援学級か 迷っている方は 就学相談の流れ aへ マル2 特別支援学級を検討している 方 特別支援学級か通常学級かを 迷っている方 幼稚園や保育園等 で個別に加配教員がつくなどの サポートを受けており 小学校生活 に心配がある方は就学相談の流れ

Bへ マル3 通常指導教室の利用を検討 している方 通常の学級を検討している 方は 就学相談の流れcへという 記載があり 障害があっても通常 学級を選択肢の一つとして考える ことができるということが明確 になっています 川崎市のような記載はなくても その選択肢は多摩市にもあります よと言われるかもしれませんが 保護者が我が子の就学について 最初に情報をゲットするであろう その動画にその旨が記載されている かどうかは 見る側にとって非常 に大きなポイントになります 最初から通常学級へ入学を希望 しているが 障害があるので支援 について具体的に相談をしたい という保護者もいるのですが 明 確な記載がないことで通常学級 を選択することを言い出しにくい と悩まれる方が少なからずいらっしゃ います 多摩市も 障害があっても地域の 通常学級も選択肢の一つとして 考えてもよいのですよということ を川崎市のように 就学相談のページ にわかりやすく明記していただき たいと考えますが ご検討いただく ことは可能かお伺いいたします 小野澤教育部長 これまで多摩市の就学相談にあり ましては 特別支援学校や特別支援学級 特別支援教室 それぞれの所在地 や学級の教育課程の特徴など 入学 前の保護者の方が実際に見学等 をする前に できるだけ把握する

ことができるように工夫して 手引 ですとか あるいは説明資料の作成 に努めてきたところでございます 通常の学級の記載が他市と比べ てちょっと少ないということでございます が 本市の就学相談を受ける児童 生徒の選択肢の一つとしてお伝え することを控えていたわけではな く さきにご説明させていただいた ように 保護者の方々の立場に立 って 特別支援学級等の説明を多く したり 就学相談の流れをフロー で説明したり 医療機関のかかり つけがない方にとっては どこの 医療機関にかかればよいのかわからない という声も踏まえまして 説明を 付記した経緯がございます 川崎市のホームページのことについて ご紹介をいただきまして 私も拝見 させていただきましたけれども 先ほどの3つの分類に ぱっと見て わかるようになっておりまして 非常にわかりやすく記載をされている なと感じております 今回のご意見も 就学相談を受ける 保護者の方の声の一つとして受け 止めまして 今後のホームページ の更新 あるいは手引の更新について も参考にさせていただきたいと 考えております ありがとうございます ぜひホームページのご検討をよろしくお願いいたします では カッコ2 に移ります 障がいのあるお子さんが地域の 通常学級を希望して就学する場合 には 前もってそのお子さんにどう いった配慮が必要になるのかを

十分に話し合い 入学前に準備を 整える必要が出てくると思うの ですが 現在の仕組みでは 例えば そのお子さんに加配などの人的 サポートが必要との判断があった としても 入学した4月6日にならない と学校側から支援員などの申請 ができないために そのお子さん への配慮が実践できるのが早くても 5月以降になるというようなお話を お聞きしましたが それはなぜその ような仕組みになっているのでしょうか せっかく通常学級での生活をスタート させても 最初の1か月に配慮が なかったために心理的に不安定 になり 転学を余儀なくされた例 もあったようです 就学相談で進学先が決定した時点 で そういった配慮をすぐに用意 する 準備するということはできない のかちょっとお伺いします 障がいのあるお子さんが通常の 学級に就学する場合における保護 者の方からの就学先の学校に対する 人的サポートの依頼についての ご質問と受け止めております 就学先の学校における人的支援 の一つとして 校長によるピアティーチャー の学級等への配置がございます ご質問にございました 障がいのある お子さんが通常の学級に就学する 場合 就学相談の過程で保護者の 方が人的支援の必要性をお伝え いただいた場合は 就学支援ファイル として 教育センターが就学先の学校 に引き継ぐことが可能でございます また 就学相談を受けていないお 子さんも一定数いらっしゃいます

ので 直接 保護者の方が人的支援 の必要性を就学先の学校にお伝え いただく場合も想定されるところ でございます こうした保護者の方々からの人的 支援に関する要望を受けまして 学校は お子さんの在籍する学級 等にピアティーチャーの配置が必要 なのか 可能なのかを含め 保護 者の方と対話を進めながら検討 していくこととなります また 学校におけるピアティーチャー の任用手続については 年度末 昨 年度ですと令和5年3月1日に各学校 に 次年度 通常の学級や特別支援学級 に配当するピアティーチャー予算 の予定額というものを提示している ところでございます 予定額としておりますのは 次年度 の予算が市議会においてまだお 認めいただいていない段階である ということ また 学級数について も変動が見込まれるということ でありますけれども 教育委員会 として 前年度末に予定額を学校 に提示するのは ご質問者おっしゃ るように 学校が障がいのあるお 子さんを受け入れるに当たって 年度当初から計画的にピアティーチャー を含めた学校体制を構築して 必要な 支援を必要な形で次年度当初から 行えるように準備を整えるため でもあります なお ピアティーチャーの任用に 当たりましては 人事的な手続が

必要なため 相応の期間を要すること になります しかしながら ご質問者からお話 のあったような 時期を逸すると 5月以降になるという仕組みである ということではございません また 現在 各学校においては ピア ティーチャーの人材の確保という のも一つ課題になっております ので 教育委員会といたしまして は 障がいのあるお子さんを含め 特別な配慮を要するお子さんが 年度当初より少しでも安心して 学校生活をスタートできるよう 人材確保に努めてまいります そうしますと いろいろご事情がある ことはわかったのですけれども 入学してから1か月間というのは 例えば 予算や人的な都合で誰も サポートする方が見つからない という場合も出てきてしまうということ でよろしいでしょうか 山本教育部参事 ピアティーチャーの配置につきましては 今 教育部長からご答弁をさせていただき ましたように 人の確保 それから あと 手続上のこともありまして やむを得ず 年度当初にそういった ピアティーチャーの配置が学校 で行えなかったというようなケース は 今後もあり得るとは考えております ただ その際であっても 学校の中 では 障がいのあるお子さんをお迎え するに当たって 学校の中での支援 体制を教員の中でしっかりと構築

をしていきながら お子さんが少し でも安心して学校生活を送れる ように配慮をしていくことにして おります ありがとうございました 特に小学校1年生というのは 障がい がないお子さんでも環境が変わ って非常にざわつく時期でもあります し 気持ち的にも不安定になる時期 でもあります その子のためだけではなくて クラス 全体がしっかりした支援が必要 になる時期ということもあって その中に障がいのある子を進級 させる親御さんにとっては 最初の 時期はすごく心配であって 最も 配慮してほしい時期でもあります ので ぜひその辺は先生たちに協力 していただいて サポートいただけ ればと思います あと 資料請求させていただきました 就学相談での審議結果と違う就学 先に決定した件数というのを拝見 させていただきました 令和4年度で小学校が7人 中学校 で13人 合計20人ということでした 一昔前であれば 判定と違う学校 への就学というのは大変難しかった のですけれども 現在は多摩市の 就学相談というのが子どもの保護 者の希望を最大限優先して進め られてきているんだなということが この数字を見てもよくわかりました そして 保護者の希望が最大限尊 重される就学相談になってきた ことにより 支援学校判定であっても 支援学級に就学できたり 逆に 支援

学級判定であっても通常学級に 就学できるようになってきたこと というのは 地域の学校に我が子 を通わせることによってインクルー シブ教育を広めていきたいと願 うご家庭にとっても 大変喜ばしい ことだと思います それと 1つ確認させていただき たいのですが 就学相談において 知的障がいのある子が自閉症 情緒 学級の支援学級を希望したり 逆 のパターンで 自閉症 情緒障害 のあるお子さんが知的障害学級 を希望されるということもある かと思います の場合にはどのような対応とな っているのでしょうか 小野澤教育部長 自閉症 情緒障害学級につきましては 知的障害のない自閉症等の児童 生徒を対象とすることが 東京都教育委員会 が作成した資料に記載をされている ところでございます したがいまして 本市においても 知的障害のある自閉症等の児童 生徒が 情緒固定の対象ではございません こちらについては 他市の情緒固定 についても同様の状況となっている ところでございます ありがとうございます 最近 地元の地域の学校に通わせ たいと思うご家庭が多い中で 多摩市 は支援学級の数が知的学級で3つ 自閉症 情緒学級で4つ 多摩市の大きさ によって1か所ずつ 決められた 数あるからそれ以上ふえることはない

という6月の一般質問でのご回答 だったのですけれども そうすると 近くの支援学級に通うとしても そこが自分の子どもの障がいに 対応する固定級ではなかったという 場合もたくさん出てくるのです ですけれども 先ほども申し上げ たような諸事情で うちは知的障害 があるけれども 近所にあるのが 自閉症 情緒学級の支援学級だった ということで いろいろな事情で どうしてもそこに通うしかないん だということも出てくると思う のです そういった場合には 決まりだから 絶対にだめだと言われてしまう と本当にもうどうしようもなく なってしまうので その辺は少し 柔軟に対応していただくことを 希望していきたいのですけれども その点についてはどうでしょう か 山本教育部参事 今 ご質問者からありましたように 市内においても全校で特別支援学級 を設置をしているものでもございません そういった中で 障がいのあるお 子さん 様々な事情で近くの学校 の特別支援学級に通えないという ような状況ももちろんあること だろうと考えております ただ 今現在 市では設置をしている 特別支援学級への進学ということ で それぞれのお子さんのことを 考えながら現在進めているところ ですし そういったご事情がある ことについては 就学相談の際に またおっしゃっていただきながら そういったことも加味をしながら

就学先について 今後 また教育委員会 でも決定をしてまいりたいと考えて いるところでございます ありがとうございます 通学の問題で 近所の支援学級に 通えない そうすると 遠くても我が子の障がい に合った固定級に入らなければ ならないとなったときに 通学のための 移動支援があれば そこも解決できるかな という考えもあるのですけれども 何十年も前から要望はあっても 市としてそういった制度が進まない ということもあって 親御さんたち は こっちもだめ あっちもだめ となってしまって苦しい状況に 置かれている方がたくさんいらっしゃ るということは ちょっと考えて いただければなと思います 次のカッコ4 に行きます 転学されている数 年間大体50件 ぐらいというのを拝見して 私は 予想以上に多いなと感じました なぜそれだけの人数が転学されている のか おわかりになる範囲でお聞かせ ください 小野澤教育部長 年間の転学の人数というところ でございますけれども 転学で一番 多いのは 通常の学級から特別支援学級 への転学ということになります 転学をする際の理由は本当に個々 様々ではございます 例えば 聴覚に過敏さがあって小 集団のほうが学びやすい ゆっくり とした学習活動の環境が合っている という理由の場合等もございます

それぞれのお子さんが授業内容 がわかり 学習活動に参加している 実感 達成感を持ちながら 充実 した時間を過ごせる場について 保護者の方 それからご本人と相談 を進めることが大切だと考えて おります ありがとうございます 通常学級でできれば どの子も一緒に 過ごすということが本当に理想 だと思うのですけれども 日本では 障がいのある子は より個別の支援 という意味で 支援学校だったり 支援学級だったりと分けられて きました 現在は発達障がいのお子さんも 多いですし そういった子のための 教室もまたできたり みんなと同じ ような行動ができないと 不登校 になったお子さんのための学校 を造ろうとなったり その子のために ということで いろいろな学びの場所 がどんどんふえていってしまって 本来一つの場所で学べたら理想 なのになというのがどんどん違う 方向へと言ったら変なのですけ れども そういうふうになっていって しまっているなというのが私の 思いなのですけれども その点について は どんな感じでお考えでしょうか 山本教育部参事 障がいのある子どもたちだけで はなくて 不登校等 様々な理由 で学校に通うことができない または 通えない子どもたちもおります

教育委員会といたしましては そういう 子どもたちが自分に適した場所 で学べるような選択肢をふやして いきたいということから 現在 こう いった不登校の子どもたちの居場所 づくり また 特別支援学級や特別支援 教室における指導 支援を行っている ところでございます ご質問者からは 一つの場で学べ ればというようなお話もございました 一つの場で学んでいくということ になりますと 学校の中でも そう いった子どもたちと一緒に学ぶ ための 障がいのある子もない子 も学ぶための様々な人的な支援 だとか また 体制を整えていく ことも ある意味必要になってくる と考えております 今後は こういった子どもたちの 学ぶ場 また 居場所というもの を教育委員会としては様々に設 けていきつつも 同じ学校で 障がい のある子もない子も学んでいける ような教育を今後進めていきたい と考えているところでございます ありがとうございます それでは カッコ5 につきましては 障害の発見と対応の時期が昔に 比べて早くなっている今日では 昔のように就学時健診で初めて 我が子の障害に気づくということは 少なくなりました 障害の実態や就学前の取り組み の成果などを伝える機会を早く

持ちたかったり 時間的にゆとり を持って話し合いを深めたいという ご家庭もいらっしゃいますので この辺は時間的に早めの時期から 個別対応をお願いできるということ でしたので 令和4年度の相談件数 を見ますと 小 中学校合わせて 255件と資料でいただきました これは5年前と比べると申込み件数 が2倍近くになっていて 教育委員会 の方たち 教育センターの方たち も就学相談のお仕事だけでも本当に 大変なんだなというのがこれを見て わかるのです ですけれども 個別対応していただ けるということで このことについて は 物すごくありがたいなと思います 引き続きよろしくお願いいたします カッコ6 に関しましては 障がい のある子とない子が共に過ごせる 環境づくりの一つとして 例えば 支援学校判定のお子さんが 本人 や保護者の希望により地域の学校 へ入学する場合には そのお子さん をサポートする環境を十分に整える 必要が出てくると思います 特別支援の具体的な方法や先生 たちのスキルアップのための研修会 などの充実が欠かせません 支援学校ではないから手厚い教育 が受けられないということでは 困ります 支援教育に関する資格がなくても 外部からの講師を招いて勉強会 をするなど方法はたくさんある ので 必ずしも資格にこだわることも

ないと思いますが ちなみに 多摩市 の小学校の教員で 特別支援学校 教員免許を持っていらっしゃる 方というのは何名くらいいるか おわかりになりますでしょうか わかる範囲でお伺いいたします 小野澤教育部長 人数と あと その割合について のご質問でございますが 毎年の 人事異動によって その人数です とか割合は変わることになります けれども 令和5年度の多摩市立 小学校の教員 これは通常の学級 特別支援学級及び特別支援教室 の全てを含みますけれども 特別支援 教学校の教員免許状を有する人数 としては37名 割合といたしまして は8.7%となります ありがとうございます 多摩市では初めて特別支援学級 や特別支援教室を担う教員を対象 とした研修等も行っていますということ で先ほどご答弁いただきました けれども 特別支援学校でなければ手厚い 支援が受けられないというイメージ を払拭するためにも そうでなくても 対応はきちんとしていただけるんだ という制度を整えていってほしい ので 引き続き こういった資格 とか研修を受けた先生がふえる といいなと思います あと 障害を学ぶための体験授業 などについて 多摩市では実際に どんな内容のものを年間どれくらい 行われているかなど わかりました らお伺いしたいです

伊藤健康福祉部長 ただいまのご質問いただきました 点でございます 体験授業ということではないの ですけれども 学校での障がい者 理解の取り組みの一環としては 本市において多摩市福祉交流会 障がい者と共にひとときの和 という ものを実施してございます こちらは昭和57年から 今年度で 72回ということで年度2回 小学校 において 障がいがある方と市内 の小学生などが交流するような 取り組みを進めているところでございます また 今年の3月には 本市に住んでいる 障がい当事者の方のご意見を反映 した 心つなぐ はんどぶっく という ものを発行いたしまして 学校における 障がい者の理解について 取り組み を進めているところでございます そういった体験授業などの後に アンケートなどを行って どんな 感想が寄せられているかなど お わかりでしょうか こうした形で 障がい者と共にひととき の和を終えて ということで いつも 報告という形でまとめさせていただ いているところでございます そうした中で 私たちができること ということで 小学生でも ヘルプ マークを見つけたらこういうことが できたりとか ヘルプカードを持って

いたらこういうことができたり とかというご紹介と ひとときの 和に参加して気づいたこと 学んだ こと ということで 児童からの 感想文ということで 様々寄せられている 意見をこのような形でまとめさせて いただいてございます ありがとうございます いろいろと体験授業とかももち ろんされていると思いますし 私 も子どもの頃 そういう授業を受け たなというのはすごく覚えている のですけれども それでもやはり 体験授業も大事なのですけれども 一番いいのは一緒に実際に過ごす ことが本当に何よりだなと思っている のです 私も娘を育ててきて まだまだ差別 や偏見というのがあるというの を肌で感じてきました 昔から障がいのある子は一定数 いて 学校を分けることによって そういった子どもたちを周りで 見なくなってしまう そういうことによって他人事みたい になってしまったり そういった ことがどうしてもあると思うの です 障がいのある人との付き合い方 がわからないという人がたくさん いるからだと思っています 小さい頃から周りに当たり前のように 障がいのある子がいて 一緒に育つ 環境があれば 障がいのある人を 怖がったりとか 困っているのを見て 見ぬふりをしたりということも 本当になくなるのではないかな と思っています どうしたらそういった方たちと コミュニケーションが取れるのか

というのも 一緒に過ごすからこそ わかっていくというか 私も娘と 過ごしてきて そういったコミュニケーション の取り方というのは 初めて本当に 身についてたなと思います ただ それも知的障がいのある娘 とか その娘と近い障がいのある お子さんのことはわかっても ほかの 障がいとか医療的ケアのあるお 子さんとか そういった方たちという のは私も一緒に過ごしてきた経験 がないので 多分 接し方はすぐ には理解できないかなと思っている のです 小さい頃にもっとそういう機会 があったらよかったなと本当に 思いました なので 多摩市も子どもたちが共に 過ごす学校の現場をそういうふう にしていくという方向性をもう少し 積極的に出していっていただき たいと思うのですけれども 最後に 教育長にその辺のことをお伺い して 終わりにしたいと思います 小野澤教育部長 教育長にというお話でございます が 私からご答弁をさせていただきます インクルーシブ教育の考え方について のご質問かなと理解をしております インクルーシブ教育については 障がいのある子もそうではない 子も 全ての子どもが共に学び合う 教育であると認識をしているところで ございまして そのための環境を 可能な限りつくっていくという ことが重要であると考えております 多摩市教育委員会といたしまして は そうしたインクルーシブ教育

の考えをもとに 国や都のインクルー シブ教育システムの構築に対する 考えを踏まえて 第二次多摩市特別支援教育 推進計画に基づいて 子どもたち 一人ひとりの教育ニーズにしっかり 応えていけるように努めている ところでございます 社会状況の変化ですとか あるいは 様々な制約がある中で 今後も多摩市 教育委員会といたしましては 試行錯誤 しながら 子どもたちにとっての よりよい教育環境の確保に努めて いきたいと考えています 中島律子議員の一般質問は終わり ました 次に 岸田めぐみ議員の発言を許 します 18番岸田めぐみ議員 通告書に基づき 1問質問させていただきます 保護者も笑顔で子育てできる多摩 へ 小学生と中学生に焦点を当て て考える   1人の子供を育てるには一つの 村がいる アフリカの子育てに関する ことわざです このことわざは 家庭の中だけで 子育ては完結せず 介護と同じように 社会で子どもを育てる必要がある と教えてくれています しかし 内閣府の2020年度少子化 社会に関する国際意識調査報告書 によると 日本について子どもを 産み育てやすい国だと思うか の 問いに 日本では 全くそう思わない 13.9%と どちらかといえばそう思

わない 47.2%を合計した そうは思 わない が61.1%と多数を占め 調査 を始めた2005年からその割合は減少 していません 国は少子化を背景に 幼児教育 保育 の無償化等の子育て支援を進めて いますが いまだに子育ての負担 は家庭にのしかかっていると感じ ている人が多くいることを数値 から読み取れます そして 本市においても 子育て について不安や悩みを感じている 人が そうでない人よりも多いことが 多摩市子ども 子育て支援事業計画 に係るニーズ調査報告書 2019年 からわかっています 虐待に代表される大人から子ども に対して行われる体や心を傷つける 言動は 大人に余白がない 幸せ でない状況で起こります しかし 保護者は多くのしなければ ならないことを抱えています 乳幼児期と比べ 小学生や中学生 になるとお世話の必要性が低く なり 保護者は身体的な負担や時間 の制限が緩和されたように感じ ます しかし 子どもだけでできること がふえ 行動範囲も広くなる分 地域 の見守りや子育て力を必要とします また 児童手当の額についても 乳幼児 期と比べて減少しますが 経済的な

負担が増し 子育て支援を必要として いる保護者が多いと感じています 今回は小学生と中学生の子育て に焦点を当て 保護者が必要な余裕 を持ちながら より楽しく子育て できる多摩市となるよう 以下質問 いたします カッコ1 内閣府の少子化社会に関する 国際意識調査によると 育児を支援 する施策として何が重要か という 問いで 教育費の支援 軽減 が69 .7%と最も高くなっています 公立小 中学校において授業料は かかりませんが 内閣府の資料 3 本の政策と実現に向けたロードマップ 政策1 子供の特性を重視した学び の時間と空間の多様化 によると 保護者は学校教育費と給食費を 合わせて 小学校で年10万円以上 中学校だと年間18万円以上負担 しているそうです 市立小学校と中学校 それぞれ学校教育 費について伺います カッコ2 1人1台のタブレットが整備 されました タブレット学習による効果を聞く 一方で 子どもたちの視力の低下 等の健康への影響も心配される など タブレットを適切に使うことが 求められています そのため 各学校や家庭で使い方 の指導やルールを決めながら使用 しています

しかし 熊本市では一部の子ども ではありますが 毎日動画を6時間 視聴できるほどのギガバイトを 使用している子もいることがわ かりました 多摩市内でも授業中にタブレット で遊んでいる 家庭でルールを決 めても管理が難しいという話を 聞きます 健康に悪影響があるような長時間 使用について把握ができるのでしょうか カッコ3 保護者の出勤等で 学校 が始まる朝の時間に子どもだけ になるご家庭もあります 放課後の子どもの居場所に関して は取り組みが進んできたと考えています が 朝の時間の子どもの居場所について 伺います カッコ4 母国語外の外国語を使い ながらの子育ては困難を伴うと 言われています 本市が行ったヤングケアラーの 実態調査からも 学校等で日本語 を取得した子どもが通訳を行い 保護者を支えている状況がある ことがわかりました 支援として通訳を行うとともに 保護者が日本語を取得できるように 環境を整えることも必要です 多摩市国際交流センターが日本語 教室を行っていますが 仕事と子育て をする保護者に対してどのような 環境が整えられているのか伺います カッコ5 学校に通えない 通わない ことについても 保護者も当事者の 子どもも 子どもと共にどうする か 一緒に悩み もがき 不安を感じ ていると聞いています

本市も学びの多様化学校を開設 しようと準備を進めていますが 不登校の子どもが全国で10年前 と比べ約3倍にふえている中 学び の多様化学校の定員はどのように 決まるのでしょうか カッコ6 学校だけで解決できない 課題もふえている中 子どもを真ん中 にして行う学校運営協議会の熟 議は 学校と地域と保護者が共に 子どもたちの成長や学びを支えて いくことにつながると考えています 学校運営協議会の運営方法について 伺います 開催回数 時間 方法 協議会委員 の構成 人数 その参加割合 議題 内容 議題の決め方 また 議事録 の公開等について どうなっている のでしょうか 以上 ご答弁いただきまして 再 質問いたします 阿部市長 それでは 岸田議員のご質問にお 答え申し上げます 1のカッコ1 からカッコ3 は教育長 がお答えします カッコ4 についてお答えします 日本語教室は市内3か所の会場で 実施しており 平日の日中に開校 しているクラスだけでなく 土曜日 や平日夜間のクラスも開校しています

また 学習者は受講する際に保育 サービスを利用することが可能 です このほか 保育等のやむを得ない 事情により教室に通うことが困難 な方に向けては オンラインでも 対応しております こうしたことから 本市としては 仕事と子育てをする保護者に向けた 学習環境は一定程度整備されている ものと捉えていますが 外国人人口 が増加傾向にある中では 日本語 教室がさらに利用しやすくなる よう 運営者である多摩市国際交流センター とともに 引き続き環境整備を進 めていく考えです カッコ5 とカッコ6 は教育長がお 答えします 千葉教育長 1のカッコ1 についてお答えします ご質問にある内閣府の調査では 学校教育費として 修学旅行費 計算 漢字ドリルや上履き 鍵盤ハーモニカ 裁縫道具といった教材費 ランドセル や名札といった通学費及び通学 用品費が例示されています 令和4年度の多摩市立学校における 保護者が負担する学校教育費について は 各学校で使用頻度や保護者の 経済的負担等を考慮し 購入及び 徴収を実施していることから 一律 ではありません また 市教育委員会が把握している 学校教育費には 国の調査で例示

されている学用品費が必ずしも 含まれておらず 内訳や調査年度 も異なるため 国の調査結果と単純 に比較することはできません 一例として 多摩市立学校から抽出 した小 中学校各1校の学校教育 費を挙げると 各学年の教材費や 移動教室旅費等の保護者負担額 の平均が 小学校では1万4182円 中学校 では5万1581円でした カッコ2 についてお答えします 今の子どもたちは 生活の中でスマートフォン やタブレット端末 テレビなど画面 に触れる機会が日常的であり 使い方 によっては視力の低下につながる ケースが懸念されます そのため 各学校では 市教育委員会 が例示したict機器の正しい使い方 などをもとに 毎年度 学習用タブレット 端末のルール を作成し 家庭にも 周知しています また 市教育委員会においても 教育委員会 だより において目の健康に関する 記事を掲載し 注意喚起を行うほか 全児童 生徒を対象に毎年度2回 家庭も含めたタブレット端末等の 使用時間や目の疲れなど ict機器 と健康に関するアンケート調査 を実施し 長時間の使用や健康への影響 について実態把握に努めています

カッコ3 についてお答えします 市教育委員会において 保護者の 出勤等により子どもが朝の早い 時間帯に学校の校庭や教室等で 過ごす取り組みは 現時点で行って おりません 朝の時間における子どもの居場所 づくりを学校として行う場合には 教員の働き方改革や子どもの安全 面の配慮等の観点から 地域や保護 者の皆様のご協力を得ることが 必要になると考えています カッコ5 についてお答えします 学びの多様化学校の開設に向け ては 現在も継続して 開設時期 と場所の検討や 市長部局をはじめ 関係機関等との調整を進めています ご質問にある学びの多様化学校 の定員については 増加傾向にある 本市の不登校児童 生徒の状況を 踏まえつつ 学校での校内別室や 教育センター適応教室 ゆうかり 多摩市フレキシスクールonlineと 並び 今後 不登校児童 生徒の学び の場や居場所の一つとなる学び の多様化学校のニーズを把握し 一人ひとりの状況に応じた支援 を実施するための教員の配置を 含め 総合的に判断 決定してまい ります カッコ6 についてお答えします 多摩市立学校での学校運営協議会 の運営に当たっては 平成31年施行

の 多摩市学校運営協議会規則 に 規定しています 協議会の委員は15名以内で 地域 住民 保護者及び学識経験者など で構成され 年3回以上の開催が必要です また 協議会の開催は委員の過半数 の出席が必要で 議事については 教育課程や学校経営計画などを 含み 出席委員の過半数で決します 議題については その内容を含め 目指す学校像や児童 生徒像を具現化 するために 解決が待たれる課題 例えば 学力 体力の向上や教員 の働き方改革等 児童 生徒や学校 地域の実態を踏まえ設定しています また 協議した内容等の活動状況 については 学校だよりなどを通 じて保護者や地域の方に対し情報提供 に努めることとしています この際暫時休憩します

〔議事日程〕
第1 一般質問
 岩永 ひさか 議員(0:01:03)
  1 自治基本条例制定 20 年目を迎えるにあたって
  2 児童館 50 周年と今後の児童館の方向性について
 松田 だいすけ 議員(0:09:57)
  1 多摩市の DX 推進はどこまで進められるか
  2 乞田川の護岸改良工事について
 中島 律子 議員(1:00:59)
  1 インクルーシブ教育を進めるために
    障がいのある子の就学相談から考えていこう
 岸田 めぐみ 議員(1:51:16)
  1 保護者も笑顔で子育てができる多摩へ
   ~小学生と中学生に焦点を当てて考える~

Leave A Reply