巻向の 檜原もいまだ 雲居ねば 小松が末ゆ 沫雪流る」 万葉集 冬の歌 柿本人麻呂歌集 万葉人の歴史サイクリング

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万葉集を詠んで各地を紹介するシリーズの第21回目 冬の歌 #1
”巻向の 檜原もいまだ 雲居ねば 小松が末ゆ 沫雪流る”
 柿本人麻呂歌集より
巻向山の辺りは檜林が多くあり、特に「三輪の檜原」と呼ばれ有名だったようです 人麻呂はこの地に愛妻が住んでおり、よく訪れていたと思われこの地の歌を数多く詠んでいます
”巻向の檜原の上の空にはまだ雲が掛かっていないのに 小松の梢から雪が飛沫のように流れてくるよ”
沫雪(あわゆき)とは淡雪ではありません 飛沫のような風の舞う細かい雪でしょう
桜井市穴師に相撲神社があります そこにこの歌の万葉歌碑があります
 
「万葉集を巡ろう」とは別に歴史探索「万葉人の歴史サイクリング」では
自転車に乗って近畿地方中心に(主に奈良県)、日本の歴史を古い順に巡ります
シリーズとして、神話の時代から神武東征~古墳時代~飛鳥時代~奈良時代へと歴史を古い順にたどり、各地の名所や隠れスポット、超レアなパワースポットも面白おかしく紹介します
番外編として各地で催されるお祭りやイベントなども楽しく紹介します
ナレーターはラムとテン2匹のネコの楽しいおしゃべりを字幕スーパーで解説します

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